学びの活動

建築デザイン系の日々

「ものづくり体験教室」

 建築デザイン科2年生10名は、平成30年2月24日(土)に本校建築デザイン科木造実習室で開催された、小中学生を対象とする「ものづくり体験教室(宇都宮南図書館主催)」で講師を務めました。
 木材を機械で加工する機械(木工NC機械)を用いて、短時間で正確に作ることができるように、折りたたみ椅子型のフラワースタンドの製作プログラムを作成し、部材加工を行いました。
 講師になった生徒は、参加した小中学生に対して、実演を交えて楽しいものづくり体験教室とすることができ、参加者からとても喜ばれました。
 
 

「2級・3級建築大工技能検定試験」に挑戦

 職業能力開発協会主催の建築大工技能検定試験が、平成30年1月13日(土)に、宇都宮工業高校を会場として3級の試験行われました。また、平成30年1月18日(木)には、鹿沼市職業訓練センターを会場として2級が実施され、建築デザイン科の生徒が受験しました。
 生徒達は、検定試験に備え、休日返上で練習に励み、高度な木材加工技術を習得することができました。

 

「学生向け木造住宅講習会」参加

 建築研究部1年生の3名が、平成29年12月16日(土)に鹿沼市で開催された、とちぎ木づかいプランナー主催の「学生向け木造住宅講習会」に参加しました。
 午前は、鹿沼市の新築住宅(栃木県産木材使用)と、プレカット工場のテクノウッドワークス(株)を見学し、午後は今市市の栃木県林業センターで、木材の強度試験を見学し、木の性質やとちぎの木の強さを科学的・実証的に学びました。これらの体験は、今後の建築設計に大いに役立つ講習会でした。
 
 

第5回「高校生ビジネスプラン・グランプリ」ファイナル進出

 日本政策金融公庫が主催する「高校生ビジネスプラン・グランプリ」のファイナルリストとして、平成29年12月1日に宇都宮工業高等学校建築デザイン学科課題研究班の「魅せる壁~鹿沼組子による耐力壁~」が選ばれました。全国3,247件の応募の中から、ファイナルリストとして選出された10組が、来年1月7日(日)に東京大学伊藤国際学術研究センターで開催予定の最終審査に出場しプレゼンテーションを行います。
 最終審査に向けて生徒たちはパワーポイントの作成・プレゼンテーションの練習などに余念なく取り組んでいます。SPHでの研究成果を、わかりやすく明確にプレゼンテーションし、最高賞であるグランプリを獲得できることを切に祈っています。

 

「建築大工3級部門技能検定実技試験 成績優秀者賞」受賞

 平成29年11月30日(月)に、栃木県総合文化センターサブホールにて開催された表彰式において、建築デザイン科3年山井優香さんが、建築大工3級部門成績優秀者賞を受賞しました。
 この試験は、栃木県職業能力開発協会が主催する技能検定です。今年1月に行われた建築大工3級試験では、参加者57名中、山井さん第1位の得点を獲得し、成績優秀者となりました。

 

「技能五輪建築大工への挑戦」

 建築デザイン科3年の、服部友哉さんと相馬光也さんは、平成29年11月24日(金)から27日(月)までの4日間行われた「2017全国技能五輪とちぎ大会、建築大工職種(主催:厚生労働省、全国職業能力開発協会)」に栃木県代表選手のメンバーとして参加しました。
 この2名は、今年の1月に行われた、「技能五輪建築大工職種県予選」を勝ち抜き、栃木県代表として選ばれました。
 今年度の課題は、「柱建て小屋組」で、これを寺社建築などの隅柱で多く用いられる、伝統工法の「四方転び」の技法を活用して組み立てているものです。そのためには、隅木や谷木、振れたる木、破風板の加工が必要になるため、非常に難しい技術と工夫が求められます。
 与えられている製作時間は、第1日目が7時間、第2日目が5時間、合計12時間で課題を完成させます。
 高い技術はもとより、体力と集中力が求められますが、今までの充分な練習の成果を出し切り、二人とも精度の高い作品を完成させることができました。
 
 
 

「企業技術者による授業」 建築デザイン科3年(技術コース)

 建築デザイン科3年技術コース19名は、平成29年11月9日(木)~10日(金)の2日間、「平成29年度次世代の建設業を担う人材育成事業(主催:栃木県建設業協会)」に参加しました。
 この事業では、講師にとちぎマイスターの齋藤良吉様をお招きし、木造軸国在来工法の仕口と継手加工法を学びました。鎌継ぎ、アリ継ぎなどの加工方法を丁寧にご指導していただき、木材加工の難しさと奥深さ、そしてその楽しさを体験することができました。
 生徒達は、この経験を活かし、今後の進路決定の参考にして欲しいと思います。
 
 

「技能五輪結団式」への出席

 建築デザイン科3年の相馬光也さんと服部友哉さんが平成29年10月11(火)に栃木県総合文化センターで開催された「第55回技能五輪全国大会栃木県選手結団式に出席しました。
 本県参加者170名が集まり、本県各地を会場として、11月24日(金)から27日(月)に開催される大会で実力が発揮できるよう心を一つにしました。
 結団式終了後に参加選手の懇談会が行われ、異業種の選手達と交流を深めることができました。

 
 

「インターンシップ安全教育」を実施

 建築デザイン科、環境設備科、環境土木科の2年生の123名は、10月に予定されているインターンシップに備えて、就業体験時安全衛生教育を実施しました。
 講師として建設業労働災害防止協会栃木県支部、理事兼事務局長の橋爪良行様をお招きしにご講話をいただきました。
 生徒達はとても真剣な眼差しで話に聞き入り、インターンシップの心構えや事故事例に基づく安全な作業についてご指導頂きました。
 本日の講話を活かし生徒達はインターンシップで安全な就業体験をすることが出来ると思います。講師の橋爪様に心より感謝申し上げます。
 

「アーク溶接等特別教育」を実施

 建築デザイン科1年生は、8月23日、24日、25日の3日間で、コベルコ教習所にてアーク溶接等特別教育を受講しました。
 アーク溶接とは、電気エネルギーを空気中の放電現象(アーク放電)に変え、発生する熱で金属を溶かし、その溶接、溶断等を行う方法のことです。
 初めての経験でしたが、楽しく受講し資格を得ることができました。