学びの活動

建築デザイン系の日々

建築デザイン科3年 建築製図による住宅設計と町並み模型

建築デザイン科3年生では、建築製図の授業で木造2階建て専用住宅の設計や模型製作に取り組んでいます。今年度は、宇工高西側の敷地を住宅地と見立てて、抽選によって割り当てられた敷地にそれぞれが諸条件のもと住宅を設計しました。住宅のプランニングや基本図面の作成、模型やプレゼンテーション図面の作成などに取り組み、1年間の成果としてそれぞれの模型が敷地に配置され、新たな町並みを模型で表現することができました。


今年度の建築デザイン科3年生と模型作品
  
生徒達は細部までこだわって作品製作に取り組みました。

建築デザイン科3年生 施設見学会

1月18日(木)に建築デザイン科3年生の施設見学会を実施しました。
東京、上野駅周辺の有名建築家の設計による建築物や歴史的建築物などを見学し、都市空間を体験することで、建築に関する知見を深めました。



国立西洋美術館(設計:ル・コルビュジェ)にて記念撮影

建築デザイン科 課題研究発表会

1月16日(火)に建築デザイン科の課題研究発表会を実施しました。
3年生で取組む課題研究は、1年間の研究を通して、建築に関する知識や技術だけでなく、主体的に研究を進めるための総合的なスキルを向上させます。
○発表の様子
  
○発表テーマ(発表順)
・養蜂箱作り ・学習環境改善の取り組み ・THE GATE
・建築模型の表現に関する研究 ・宇工祭の物品販売 ・建築設計競技への挑戦
・The 陶壁

令和3年度 建築デザイン科 課題研究発表会

3学年の専門科目のひとつである課題研究では、担当教員のもとで建築に関連する調査・研究や作品製作などに1年間を通して取り組みます。
今年度の課題研究発表会は、新型コロナウイルスの感染拡大等を考慮して、リモートによる発表を建築デザイン科の1、2年生に向けて実施しました。
○研究テーマ(発表順)
・課題解決型の建築設計提案
・システム×デザイン思考の手法を活用したイノベーション作品の提案
・SDM手法を活用した建築設計競技への取り組み
・建築に生かすIoT
・廃材を使用した養蜂箱の製作
・災害に強い建物
・ハンモックを作ってみた
 発表会場の様子
  リモートにより聴講する生徒

小砂消臭壁の完成(建築デザイン科)

 令和4年1月24日(月)、文部科学省令和元年度指定「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」で、システム×デザイン思考の手法を活用した地域課題解決の取組として行われてきた小砂消臭壁が完成しました。
 令和3年度は、栃木県那珂川町の地域資源の魅力を発信するため、コーヒー滓と小砂陶土を練り混ぜた消臭効果のある新しい土壁作りに挑戦しました。
 デザイナーとの共創では、栃木県産業技術センターの桐原様、小砂焼陶芸家の藤田様、星居社株式会社の高田様にご指導いただきました。
 今研究にご協力いただいた皆様、ご指導ありがとうございました。
 
 
 
 

2級建築施工管理技術検定 建築系就職内定生徒合格100%達成!

令和3年度 後期 2級建築施工管理技術検定(第1次検定のみ)の合格発表が行われ、本校建築デザイン科では、今年度も高い合格実績を達成することができました。本検定に合格することで、「2級建築施工管理技士補」の国家資格を有する人材として建築現場で活躍することができます。
○建築系就職内定生徒合格率:100%
○建築系進学内定生徒合格率:92.6%
○建築デザイン科全体合格率:89.5%
参考)令和3年度 後期 全国受検者合格率:48.8%
 
建築系就職内定生徒の皆さん

デザイナーとの共創⑥

 令和3年12月14日(火)、文部科学省令和元年度指定「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」のデザイナー(星居社株式会社様)との共創が実施されました。
 今年度は栃木県那珂川町の八溝産木材と小砂陶土にコーヒー豆滓や炭くず等の素材を活用した「小砂消臭壁」の研究を行っています。
 今回は、星居社株式会社の高田英明様から、小砂壁の土壁塗り左官の技のご指導を頂き、那珂川町の地域資源に着目した高校生が考えるのイノベーション作品に挑戦しました。
 那珂川町の素材をフルに活用するため小砂陶土とコーヒー豆滓を配合した土壁や小砂タイルの目地材にも工夫を凝らすなど生徒のアイデアを具現化することができました。
生徒のアイデア研究にご多忙の中、協力して頂いた星居社株式会社の高田様に感謝しております。
  
 
  
 

デザイナーとの共創⑤ (建築デザイン科)

 令和3年12月7日(火)、文部科学省令和元年度指定「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」のデザイナー(星居社株式会社様)との共創が実施されました。
 今年度、建築デザイン科3年課題研究班は、栃木県那珂川町の八溝産木材と小砂陶土にコーヒー豆滓や炭くず等の素材を活用した「小砂消臭壁」の研究を行っています。
 今回は手仕事集団、星居社株式会社の高田様から、小砂壁の木部製作のご指導を頂き、那珂川町の地域資源に着目した高校生が考えるのイノベーション作品に挑戦しました。
 軸組部は金具など使用しない渡り顎や十字ほぞ組みの方法で製作し、土壁の塗りの下地加工などを行いました。
 生徒はプロの技を体感し、精度の高い木材加工ができました。
 ご多忙の中、生徒の研究に協力して頂いた星居社株式会社、高田英明様に感謝しており
ます。
 次回は12月14日(火)に土壁塗りの左官に挑戦します。
         

デザイナーとの共創④ (建築デザイン科)

 令和3年11月9日(火)、建築デザイン科3年課題研究班は、文部科学省令和元年度指定「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」のデザイナー(栃木県産業技術センター)との共創第2回目が実施されました。
 今年度は栃木県那珂川町の八溝産木材と小砂陶土にコーヒー豆滓や炭くずの素材を活用した「小砂消臭壁」の研究を行っています。
講師は、栃木県産業技術センターの桐原広成様、男澤嶺様で、コーヒー豆滓が臭いの元となるアンモニアなど吸収実験を行い、壁材の一部として使用できるかの指導助言を頂きました。
 コーヒー豆の抽出滓は、廃棄物の再利用(SDGs)の考えから、スターバックスコーヒー宇都宮城東店様から寄付して頂きました。
生徒のアイデア研究にご多忙の中、協力して頂いた栃木県産業技術センターの皆様に感謝しております。
  
  

デザイナーとの共創③ (建築デザイン科)

令和3年10月26日(火)、建築デザイン科3年課題研究班は、文部科学省令和元年度指定「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」のデザイナー(星居社株式会社様)との共創が実施されました。
 今年度は栃木県那珂川町の八溝産木材と小砂陶土にコーヒー豆滓や炭くずの素材を活用した「小砂消臭壁」の研究を行っています。
講師は、星居社株式会社、主宰高田英明様で、小舞を使用した土壁の製作方法や小砂陶土とコーヒー豆滓の土壁仕上げ方法などを指導いただきました。
 土壁の製作方法では、益子町にある浜田庄司記念益子参考館にて、古くから伝わる伝統技法のワークショップを見学し、土壁の修復方法を学び大変勉強になりました。
生徒のアイデア研究にご多忙の中、協力して頂いた星居社株式会社の皆様に感謝しております。
 
   
  

デザイナーとの共創② (建築デザイン科)

令和3年10月15日(金)、建築デザイン科3年課題研究班は、文部科学省令和元年度指定「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」のデザイナー(栃木県産業技術センター)との共創が実施されました。
 今年度は栃木県那珂川町の八溝産木材と小砂陶土にコーヒー豆滓や炭くずの素材を活用した「小砂消臭壁」の研究を行っています。
講師は、栃木県産業技術センターの桐原広成様、男澤嶺様で、コーヒー豆滓が臭いの元となるアンモニアなどの吸収実験を行い、壁材の一部として使用できるかの指導助言を頂きました。
 コーヒー豆の抽出滓は、廃棄物の再利用(SDGs)の考えから、スターバックスコーヒー宇都宮城東店様から寄付して頂きました。
 生徒のアイデア研究にご多忙の中、協力して頂いた栃木県産業技術センターの皆様に感謝しております。
   

建築デザイン科2年生の「実習」について

 建築デザイン科(建築技術コース、住環境デザインコース)2年生の「実習」では、木造・材料実習の内容を学びます。一連の製作過程を通して小屋組(こやぐみ)を完成させます。また、材料実験に取り組み、作業の安全を理解し、体験的に学習します。
 
 

デザイナーとの共創①

 令和3年6月22日(火)、建築デザイン科3年課題研究班対象に、文部科学省令和元年度指定「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」のデザイナーとの共創が実施されました。
 講師はデザイナーの小砂焼陶芸家、藤田眞一「藤田製陶所」様で、5限目に小砂焼の歴史や陶土研究についてレクチャーをいただき、6、7限目は小砂陶土を活用した消臭壁の実験や小砂焼の陶板製作を行いました。
 生徒達は藤田様の陶芸に対する奥深さに感銘を受けていました。
 講師の藤田様、ご指導ありがとうございました。

  
 
 

「施工体験実習」の実施

 令和3年6月17日(木)に建築デザイン科2年生を対象に「施工体験実習」を実施しました。
 地元専門業者の多大なご協力のもと、鉄筋工事、型枠工事、鳶、左官工事、内装工事、タイル工事の6ブースに分け、その道に携わる企業技術者から、実際の現場で行われている施工技術を体験させて頂き、授業だけでは伝わりきらない、貴重な経験をすることができました。
 ご協力頂いた、企業の皆様にとても感謝しております。
                                        
  

「とちぎ林業・木材産業就業のための高校生向け事業」の実施

 建築デザイン科では、令和3年6月15日(火)に建築デザイン科2年生を対象に「とちぎ林業・木材産業就業のための高校生向け事業」を実施しました。
DVD:「森林男子、森林女子」の視聴、県職員による林業の現状と就業についての説明等を通して、林業に対する知識を深めることができました。
 この様な機会の実施にご協力頂いた、関連機関の皆様にとても感謝しております。
 

コンソーシアム生徒研究発表 (建築デザイン科)

 令和2年11月25日(水)建築デザイン科課題研究班は、令和2年度地域との協働による高等学校教育改革推進事業(プロフェッショナル型)、高等学校と地域との協働による高校生とちぎものづくりコンソーシアムにおいて、授業で取り組んでいる「デザイナーとの共創による小砂焼と木材を組み合わせたイノベーション作品の提案」を発表しました。


 生徒たちはコンソーシアム委員約20名の前で、那珂川町が抱える課題解決の一助となる発表をしっかりと行うことができました。
 今後の継続研究を楽しみにしています。
 
 

建築IoT実習 (建築デザイン科)

 令和2年11月19日(木)建築デザイン科2年生は、建築IoT(物のインターネット)実習を行いました。
 M5Stackを用いた基礎学習として、加速度センサーを活用した水準器製作のためのプログラミング実習を行いました。
 今後この実習が進むと、木造住宅軸組の変形量や内外装の腐食度合いなどが、インターネットを通してスマートフォンで管理できるIoT建材の開発に繋がります。
 
 

馬頭高校とのオンライン会議 (建築デザイン科)

 令和2年11月24日(火)、建築デザイン科課題研究班は、馬頭高校とのオンライン会議を実施しました。
 議題は、課題研究班が取り組んでいる「那珂川町地域協働研究」についてです。
 本校からは今までの「那珂川町地域協働研究」への取り組みについて、馬頭高校からは「那珂川学」への取り組みについて報告がなされ、今後の連携や協働研究について意見交換をしました。
 これからの馬頭高校との協働研究を楽しみにしています。
 
 

那珂川町表敬訪問(建築デザイン科課題研究班)

 令和2年8月3日(月)、建築デザイン科3年課題研究「異素材を組み合わせたイノベーション作品の提案」班の中山拓海さんと野澤和暉さんの2名は、菅野校長先生とともに那珂川町福島泰夫町長に課題研究の中間報告をしました。
 内容は研究に際し那珂川町から八溝杉材の提供があり、そのお礼と研究成果報告を行いました。
 研究は建築研究部との協働で行っており、那珂川町特産の小砂焼や八溝材に着目し研究を行っています。
 試作品で小砂焼と八溝杉を使ったティッシュボックスや小砂焼エコバッグの製作提案をしました。2学期からは、那珂川町の特産品が入るキャニスターの製作などに挑戦し、那珂川町の地域活性化のため研究を進めています。
  
  
  

「デザイナーとの共創」(建築デザイン科3年)

小砂地域協働研究⑥
 令和2年7月21日(火)、建築デザイン科3年課題研究班対象に、文部科学省令和元年度指定「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」、第2回目のデザイナーとの共創が実施されました。
 講師は藤田製陶所社長(下野手仕事会会長)藤田眞一様で、釉薬の調合方法や絵付けの方法、陶板の製作などを指導していただきました。
 課題研究班では、那珂川町の特産品となる小砂焼と八溝材の商品の開発を手がけています。現在は、ティッシュケースやエコバッグの製作に挑戦中で試行錯誤を繰り返し、デザイナーの皆様の協力を得て完成を目指しています。
  
  
  

「デザイナーとの共創」(建築デザイン科3年)

小砂地域協働研究⑤
 令和2年6月30日(火)、建築デザイン科3年課題研究班対象に、文部科学省令和元年度指定「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」のデザイナーとの共創が実施されました。
 講師は藤田製陶所社長(下野手仕事会会長)藤田眞一様で、5限目に小砂焼きの歴史や特徴についてのレクチャー、6,7限目は陶板製作やろくろの指導を頂きました。
 初めて扱う小砂の土に戸惑いながら、生徒達は楽しく学習できました。
 講師の藤田様には大変感謝致します。次回の実施は、7月下旬を予定しています。
 
 

「那珂川町コラボ焼印製作」(建築デザイン科3年)

小砂地域協働研究④
 令和2年6月23日(火)、建築デザイン科3年課題研究班は、那珂川町キャラクターの「なかちゃん」の使用許可を取り、地域協働研究に活用する焼印の製作をしました。
 キャラクターの原画をCADでトレースし、その後NCデータに変換し機械システム系のレーザー加工機で焼印の型を製作しました。
 専門業者が製作するような焼印にはなりませんが、電気コテを使用し生徒達の力で研究製作しています。今後改良する部分がありますが、那珂川町との活動で使用されることを楽しみにしています。
 
 

「木工機械操作」(建築デザイン科1年)

 工業技術基礎「木造実習」
 令和2年7月14日(火)、建築デザイン科1年生は工業技術基礎を実施しました。工業技術基礎は3班編制で実習が行われ、その内の1班が木造実習です。
 木造実習では、木材加工の基本を学びますが、この日は、パネルソーやリップソー、クロスカットソー等の大型木工機械の操作方法を学びました。
 中学校には無い機械の多さに生徒達は興味関心をもって取り組んでいました。
  
  
  

「那珂川町から八溝杉提供」(建築デザイン科3年)

小砂地域協働研究②
 令和2年6月16日(火)に、那珂川町から小砂地域協働研究に際し、那珂川町特産の八溝杉が寄付されました。
 生徒達は、小砂焼と八溝材をコラボさせ、新しいアイテムを開発しようと努力しています。
 予算が少ない中での那珂川町からの寄付は大変助かりました。
 現在、この材料を使い小砂焼ティッシュケースの試作が始まりました。どのようなデザインが出来るのか楽しみにしています。
 完成された作品は、那珂川町に寄贈する予定です。生徒の皆さん頑張って下さい。
 
 
 

「小砂地域協働研究」①(建築デザイン科3年)

 建築デザイン科では、建築研究部や課題研究を通し、昨年度に引き続き小砂(こいさご)地域協働研究を実施します。
 休校明けの6月9日(火)に、建築デザイン科3年生の課題研究班が、「異素材を組み合わせたイノベーション」と言うタイトルで研究が再開されました。
 この活動は、昨年度から実施されている、文部科学省指定「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」(プロフェッショナル型)との関連で取り組んでいます。
 今後も地域の皆様と連携を図り、小砂焼による建築資材などの提案を進めていきます。
 
 

建築デザイン系1年生 「家の骨組って?」

 建築デザイン系1年生のみなさん、「柱」や「土台」や
「梁(はり)」などの言葉を聞いたことはありますか?これらの言葉は、家の骨組に使われている部材の名前になり、それぞれに大切な役割があります。家の骨組は、人間に例えると「骨」に相当します。骨が無いと私たちは歩くこともできなくて・・・だから、とっても重要ですよね!
 下の木造住宅の骨組の模型写真を見てください。家の骨組のひとつに「筋かい」という斜めに使う部材があります。この筋かいの役割ってどんな役割があると思いますか?
 みなさん、「建築構造」の教科書を開いて、筋かいの役割を考えてみてください!
 

「3級カラーコディネーター試験結果」(3年住環境デザインコース)

 令和元年12月1日(日)に、第46回カラーコディネーター試験が、宇都宮商工会議所にて実施されました。
 本校からは、建築デザイン科3年住環境デザインコースの生徒12名が受験し、12名が全員合格(合格率100%)しました。
 来年度も、全員合格が続くように頑張ります。

「危険物取扱者試験結果」(建築デザイン科1年)

 令和元年12月7日(土)に、一般財団法人消防試験センター主催、危険物取扱者試験(乙種4類)が本校会場に行われました。
 建築デザイン科1年生41名が受験し、27名が合格(合格率65.9%)しました。
 合格した皆さんは勉強の成果を出すことが出来たと思います。
 来年度は、全員が合格できるよう頑張りましょう。

「来賓玄関用腰掛ベンチ」の製作(建築デザイン科)

 建築デザイン科3年の課題研究班は、今年度の課題研究として「来賓玄関用腰掛ベンチ」の製作を行いました。
 この研究では、人間工学に基づいた寸法を割り出し、本校に来校されたお客様が腰をかけて休憩したり、靴脱ぎベンチとして使用して頂くよう考えて設計しました。
 最初にインテリアデザインとして、自分の家に合うペーパーコードスツールを製作し、編み込みの練習をしました。正確に編み込むのに時間がかかりましたが、柔らかい風合いと軽さを追求し完成しました。
 研究の成果を本校の先生方にチェックしてもらい、好評を頂きました。
 赤いペーパーコードがアクセントのベンチです。本校に来校された時には、是非ご使用下さい。
 
 
 

「若年者建設業担い手育成支援事業」について(建築デザイン科)

 令和元年11月7日(木)~11月8日(金)にかけて、本校建築デザイン科実習棟にて「令和元年度若年者建設業担い手育成支援事業」が実施されました。
 この事業は、高校生ものづくりコンテストの実技課題の製作を通して、建築大工専門の技術者から実践的な指導を受け、建築大工の知識・技術・技能を習得することを目的としています。
 建築デザイン科2年の建築技術コースの生徒22名が参加し、講師の実践的な指導のもと、全生徒が実技課題を完成させることができました。
 この事業の講師を務めて頂いた、関住建 代表 大関 聡 様 には大変感謝しております。

  

        

「第12回栃木県高校生ものづくりコンテスト木材加工部門」

 令和元年7月24日(水)に本校建築デザイン科実習棟にて「栃木県高校生ものづくりコンテスト木材加工部門」が実施されました。
 このコンテストは、ものづくりへの関心を高め、技術・技能尊重の社会的機運の醸成を図るとともに、関東大会への出場選手を決定することを目的としています。
 県内の高校生14名が参加する中、本校建築デザイン科からは、神山颯斗くん(3年)野口琉生くん(3年)中山拓海くん(2年)の3名が出場し、3名とも制限時間内に課題を完成させることができました。
 結果は神山くんが1位、野口くんが2位、中山くんが4位という大変優秀な結果を残すことができました。本校生徒を含む上位3名は8月23日に開催される関東大会への切符を手にすることができました。
 本大会では、惜しくも関東大会へ出場できなかった生徒からも、優秀な作品が多く提出され、今後の技術・技能の向上に大きな期待ができるコンテストとなりました。
 

 

 

「施工体験実習」の実施(建築デザイン科2年)

 建築デザイン科では、令和元年6月20日(木)に建築デザイン科2年生を対象に「施工体験実習」を実施しました。
 この事業は、専門工事業に従事する企業技術者から施工の指導を受け、将来の建設業の担い手となる基礎的な資質を培うことを目的に、地元専門業者の多大なご協力のもと実現することができました。
 鉄筋工事、型枠工事、足場工事、左官工事、内装工事、木工事の6ブースに分け、その道に携わる企業技術者から、実際の現場で行われている施工の指導、体験をさせて頂き、授業だけでは伝わりきらない、貴重な経験をすることができました。
 この様な機会の実施にご協力頂いた、企業の皆様にとても感謝しております。
 

 

 

「キャリア形成支援事業」について(建築デザイン科3年)

 建築デザイン科では、令和元年6月14日(金)に「キャリア形成支援事業」を実施しました。
 この事業は、生徒に優れた知識や技能など学ぶ機会をあたえ、社会の変化に対応した活力に満ちた魅力ある教育の推進を図るとともに、専門知識や技能の深化と望ましい勤労観や職業観の育成を図ることを目的としています。
 本校建築学科3年生は、宇都宮市にある日建工科専門学校にて、「SketchUp」という3次元CADを用いた建築製図実習の講義を受講してきました。このソフトは平面図に高さ情報をあたえることで3次元の図面が作製できるという、直感的な操作が魅力のCADとして、世界中で利用が進んでいるソフトになります。
 最先端のCADに触れて、生徒は普段描いている平面的な図面だけではなく、立体的な図面が直感的操作によって描ける技術にふれ、今後の学習活動の深化につながる貴重な経験をさせて頂きました。
 この様な機会から、多くの生徒が望ましい勤労観や職業観をもって社会に羽ばたいていけることを期待しています。
 

       

「大黒町屋台調査⑤」(建築研究部)

 平成31年3月24日(日)に、建築研究部5名は、「宮のにぎわい山車復活プロジェクト」との共同研究にあたり「旧大黒町花屋台」(宇都宮市西原)の第5回目の調査修復を行いました。
 第5回目の調査では、舞台高欄部分の歪みの調整と斗束の製作、腰壁の増設に伴う桟付けの修復作業を行いました。今回の修復作業は、舞台桁上端部分の大きな歪みを補正し、高欄との取り合いの調整に大変時間がかかり苦労しました。
 修復作業は、山車屋台研究家の御指導のもと、「山車復活プロジェクト」と「西原地区連合自治会」、「建築研究部」の3団体が協力し合い作業を行っています。
 今後も、数回の現地調査を予定していますので、追加調査の様子はHPで紹介致します。
   
 
 

「大黒町屋台調査④」(建築研究部)

 平成31年3月17日(日)に、建築研究部5名は、「宮のにぎわい山車復活プロジェクト」との共同研究にあたり「旧大黒町花屋台」(宇都宮市西原)の第4回目の調査修復を行いました。
 第4回目の調査では、車輪と車軸、土台受けの接合調整、唐破風屋根破損部の修復作業を行いました。
 修復作業は、山車屋台研究家の御指導のもと、「山車復活プロジェクト」と「西原地区連合自治会」、「建築研究部」の3団体が協力し合い作業を行っています。4回目となると、全員の意気も合い、順調に修復作業が進んでいます。
 今後も、数回の現地調査を予定していますので、追加調査の様子はHPで紹介致します。
 
 
 
 

「宮のにぎわい山車復活プロジェクト」表敬訪問(建築デザイン科)

 平成31年3月14日(木)に、大黒町屋台の共同研究をしている「宮のにぎわい山車復活プロジェクト」(以下山車プロ)会長藤原宏史様、事務局長田巻秀樹様、西原地区連合自治会長中山剛夫様の3名が、小林綱芳校長先生を表敬訪問しました。
 本校建築デザイン科では、今までに新石町「火焔太鼓山車」、南新町「桃太郎山車」などを山車プロと共に調査研究をさせて頂きました。
 今回の訪問では、山車プロの活動方針や5月5日「西原地区奉祝新天皇御即位花屋台復活巡行」の説明、今後の共同研究についての承認を頂きました。
 本校生は、先人の建築技法を山車屋台の修復作業を通して様々な技術・技能等を学ばさせて頂き、とても貴重な経験をさせて頂いています。
 
 
 

「卒業生との座談会」(建築デザイン科2年)

 平成31年3月13日(水)、建築デザイン科2年生を対象に「卒業生を囲む座談会」が実施されました。
 この行事は、毎年行われており、2年生の進路実現に役立てるものです。
 今回は建築デザイン科の卒業生5名をお招きし、先輩方の生の声を聞かせて頂きました。大学生活での苦労や就職先で感動したこと、高校生として何を勉強しておくべきか等、貴重な経験談をお聞きすることができました。
 協力してくださった先輩方に、深く感謝いたします。
 
 

「大黒町屋台調査③」(建築研究部)

 平成31年2月24日(日)に建築研究部は、「宮のにぎわい山車復活プロジェクトチーム」との共同研究で、第3回目となる「大黒町屋台」(宇都宮市西原)調査を行いました。
 第3回目の調査では、山車屋台の彫刻家で鹿沼市文化財保護審議委員である黒崎孝雄氏(鹿沼市)のご指導のもと、梁、桁、束などの小屋組みや、唐破風屋根の和垂木や茨垂木の修復作業などを行いました。
 専門家や西原地区の皆様方の丁寧な指導で、生徒たちは、授業では学べない匠の技を指導して頂き、大変貴重な経験をさせて頂きました。
 今後も専門家の方々や地域の皆様との連携で、完成を目指し頑張って欲しいです。
 大黒町屋台は、今後、宇都宮市西原自治会(旧宇都宮工業高校周辺)での巡行となるため、所在地を宇都宮市一条から西原をさせて頂きます。
 今後も、数回の現地調査を予定しています。追加調査の様子はHPで紹介致します。
 
 
 
 

「ものづくり体験教室」(建築研究部)

 建築研究部の生徒10名は、平成31年2月23日(土)に、本校建築デザイン科木造実習室で開催された、小中学生を対象とする「ものづくり体験教室(宇都宮南図書館主催)」の、講師を務めました。
 今年度の製作課題は、「オルゴールボックス」でした。小学生低学年の児童でも製作がしやすいように、木工NCルーターで正確に各パーツをキット化し、簡単に製作ができるように工夫しました。
 参加して下さった小中学生や保護者の皆様には、大変好評頂きました。
 準備や指導をしてくれた、建築研究部の皆さん、大変お疲れさまでした。

 
 
 

「大黒町屋台調査②」(建築研究部)

 平成31年2月11日(月)、建築研究部5名(2年神山颯斗さん、塩濱迅平さん、鈴木大智さん、野口琉生さん、1年中山拓海さん)は、「宮のにぎわい山車復活プロジェクトチーム」との共同研究で、「大黒町屋台」(宇都宮市一条)の第2回目の調査を行いました。
 第2回目の調査では、山車屋台の彫刻家で鹿沼市文化財保護審議委員である黒崎孝雄氏(鹿沼市)のご指導のもと、唐破風屋根の寸法測定及び残存状態の確認、右側土台の捻れ修正、土台ほぞ穴の調整加工などを行いました。
 生徒達は、寒風吹くとても寒い日でしたが、部材の測定や加工など一生懸命に取り組みました。
 地域の皆様との連携で、完成を目指し頑張って欲しいです。
 今後も、数回の現地調査を予定しています。追加調査の様子はHPで紹介致します。
 
 
 
 


 

「進路内定先一覧」(建築デザイン科)

 平成30年度建築デザイン科3年生41名(就職15名 ・進学26名 )の進路が内定しました。
 内定先は、以下の通りです。 

<就職> 15名
㈱アガ設計工業 ㈱暁工務店 ㈱石川工務店(宮大工) ㈱現代綜合設計 ㈱小堀建設 ㈱しばた工芸
清水建設㈱関東支店 ㈱鈴木貴博建築設計事務所 成常建設㈱ ㈱TAKリビング
 ㈱巴コーポレーション ハイビック㈱ ファナック㈱ 三井ホームエンジニアリング㈱ 渡辺建設㈱


<進学> 26名
長岡造形大学 東洋大学 日本大学 東京電機大学 日本工業大学 芝浦工業大学 金沢工業大学
関東学院大学 文星芸術大学 上武大学 多摩美術大学

獨協医科大学附属看護専門学校 青山製図専門学校 宇都宮日建工科専門学校 東京日建工科専門学校
日本美容専門学校 ホスピタリティツーリズム専門学校 東京デザイン専門学校


 

「校内生徒研究発表会」 (建築デザイン科 課題研究班)

 平成31年2月1日(金)に、校内生徒研究発表会が本校第一体育館にて実施され、建築デザイン科からは、課題研究班が「RC構造物の構造計算の手法について」を発表しました。
 この発表会は、毎年実施されており各科の代表班が、各々の特色を持った課題研究の発表を行います。
 建築デザイン科の「RC構造物の構造計算の手法について」では、難解であるRC構造物の構造計算を、実務に照らして構造計算の基礎的内容を上手くまとめていることを、参加して下さった学校評議委員の皆様から大変評価のお声を頂きました。
 発表した生徒の皆さん、大変お疲れ様でした。
 
 
 

「地震研究 ~アート壁の強度を知る~」 (課題研究班)

 建築デザイン科課題研究紹介。
 本科の課題研究では、特色ある研究を各班実施しています。その中に、「地震研究 ~アート壁の強度を知る~」研究班があります。
 この研究は、自分たちで木造軸組を建て、制作した耐震壁(アート壁)を軸組に設置し、阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震の3つ地震を再現した揺れで、耐震壁(アート壁)の強度を確かめるものです。
 起震装置という地震の揺れを再現できる装置は、本県では、本校だけの設備です。
 生徒たちのアート壁は、デザイン性と強度に優れた作品となりました。
 
 
 
 


 

「第9回建築甲子園」奨励賞受賞(建築研究部)

 平成30年11月に開催された、日本建築士会連合会主催「第9回建築甲子園」において、建築研究部(監督:立石弥保教諭、選手:建築デザイン科3年、篠﨑奈々花さん、田村光希さん、増田優花さん)が奨励賞を受賞しました。
 今年度の課題「地域のくらし リノベーションの可能性」で、建築研究部では、「蔵ねこ ~保護猫と人との架け橋 大谷石とともに~」を作品テーマに建築設計をエントリーしました。
 若さあふれる情熱と技を発揮し、未来を拓く素晴らしい提案をしたことに、奨励賞が与えられました。
 建築研究部のみなさん、おめでとうございます。
 
 
 

「3級カラーコーディネーター試験結果」(3年住環境デザインコース)

 平成30年12月2日(日)に、第45回カラーコーディネーター試験が、宇都宮商工会議所にて実施されました。
 本校から、建築デザイン科3年住環境デザインコースの生徒13名が受験し、11名が合格(合格率84.6%)しました。
 来年度は、全員合格が達成できるよう頑張ります。

「南図書館ものづくり連携講座」(建築デザイン科)

 平成31年2月23日(土)に、南図書館とのものづくり連携講座「オルゴールボックスを作ろう」が、開催されます。
 対象は小学4年生から中学生、費用600円、定員15名(先着順)です。
 今回の講座は、小物も入るオルゴールボックスの製作です。高校生が先生となって優しく教えてくれますので、是非、ご参加下さい。

 申し込み、詳細につきましては、南図書館(電話028-653-7609)に、ご連絡下さい。

 

「大黒町屋台調査①」(建築研究部)

 平成31年1月27日(日)に、建築研究部4名(2年塩濱迅平さん、鈴木大智さん、野口琉生さん、1年中山拓海さん)が、「宮のにぎわい山車復活プロジェクトチーム」との共同研究で、「大黒町屋台」(宇都宮市一条)の調査を行いました。
 この屋台は、宇都宮市大黒町にある神明宮改築工事に伴い、処分が検討された屋台残存物の調査をするものです。「宮のにぎわい山車復活プロジェクトチーム」では、屋台の調査、修復・復元そして復活・巡行までのプロジェクトを立ち上げ、伝統文化の継承、地域の活性化の一助として活動しています。
 第1回目の調査では、建築研究部員が、残存物の部材寸法を測定しCADデータ化する作業をしました。有識者の方々のご指導で、大変有意義な研究をさせて頂きました。
 今後も、数回の現地調査を予定しています。追加調査の様子はHPで紹介致します。