学びの活動

建築デザイン系の日々

建築デザイン科3年 建築製図による住宅設計と町並み模型

建築デザイン科3年生では、建築製図の授業で木造2階建て専用住宅の設計や模型製作に取り組んでいます。今年度は、宇工高西側の敷地を住宅地と見立てて、抽選によって割り当てられた敷地にそれぞれが諸条件のもと住宅を設計しました。住宅のプランニングや基本図面の作成、模型やプレゼンテーション図面の作成などに取り組み、1年間の成果としてそれぞれの模型が敷地に配置され、新たな町並みを模型で表現することができました。


今年度の建築デザイン科3年生と模型作品
  
生徒達は細部までこだわって作品製作に取り組みました。

建築デザイン科3年生 施設見学会

1月18日(木)に建築デザイン科3年生の施設見学会を実施しました。
東京、上野駅周辺の有名建築家の設計による建築物や歴史的建築物などを見学し、都市空間を体験することで、建築に関する知見を深めました。



国立西洋美術館(設計:ル・コルビュジェ)にて記念撮影

建築デザイン科 課題研究発表会

1月16日(火)に建築デザイン科の課題研究発表会を実施しました。
3年生で取組む課題研究は、1年間の研究を通して、建築に関する知識や技術だけでなく、主体的に研究を進めるための総合的なスキルを向上させます。
○発表の様子
  
○発表テーマ(発表順)
・養蜂箱作り ・学習環境改善の取り組み ・THE GATE
・建築模型の表現に関する研究 ・宇工祭の物品販売 ・建築設計競技への挑戦
・The 陶壁

令和3年度 建築デザイン科 課題研究発表会

3学年の専門科目のひとつである課題研究では、担当教員のもとで建築に関連する調査・研究や作品製作などに1年間を通して取り組みます。
今年度の課題研究発表会は、新型コロナウイルスの感染拡大等を考慮して、リモートによる発表を建築デザイン科の1、2年生に向けて実施しました。
○研究テーマ(発表順)
・課題解決型の建築設計提案
・システム×デザイン思考の手法を活用したイノベーション作品の提案
・SDM手法を活用した建築設計競技への取り組み
・建築に生かすIoT
・廃材を使用した養蜂箱の製作
・災害に強い建物
・ハンモックを作ってみた
 発表会場の様子
  リモートにより聴講する生徒

小砂消臭壁の完成(建築デザイン科)

 令和4年1月24日(月)、文部科学省令和元年度指定「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」で、システム×デザイン思考の手法を活用した地域課題解決の取組として行われてきた小砂消臭壁が完成しました。
 令和3年度は、栃木県那珂川町の地域資源の魅力を発信するため、コーヒー滓と小砂陶土を練り混ぜた消臭効果のある新しい土壁作りに挑戦しました。
 デザイナーとの共創では、栃木県産業技術センターの桐原様、小砂焼陶芸家の藤田様、星居社株式会社の高田様にご指導いただきました。
 今研究にご協力いただいた皆様、ご指導ありがとうございました。
 
 
 
 

2級建築施工管理技術検定 建築系就職内定生徒合格100%達成!

令和3年度 後期 2級建築施工管理技術検定(第1次検定のみ)の合格発表が行われ、本校建築デザイン科では、今年度も高い合格実績を達成することができました。本検定に合格することで、「2級建築施工管理技士補」の国家資格を有する人材として建築現場で活躍することができます。
○建築系就職内定生徒合格率:100%
○建築系進学内定生徒合格率:92.6%
○建築デザイン科全体合格率:89.5%
参考)令和3年度 後期 全国受検者合格率:48.8%
 
建築系就職内定生徒の皆さん

デザイナーとの共創⑥

 令和3年12月14日(火)、文部科学省令和元年度指定「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」のデザイナー(星居社株式会社様)との共創が実施されました。
 今年度は栃木県那珂川町の八溝産木材と小砂陶土にコーヒー豆滓や炭くず等の素材を活用した「小砂消臭壁」の研究を行っています。
 今回は、星居社株式会社の高田英明様から、小砂壁の土壁塗り左官の技のご指導を頂き、那珂川町の地域資源に着目した高校生が考えるのイノベーション作品に挑戦しました。
 那珂川町の素材をフルに活用するため小砂陶土とコーヒー豆滓を配合した土壁や小砂タイルの目地材にも工夫を凝らすなど生徒のアイデアを具現化することができました。
生徒のアイデア研究にご多忙の中、協力して頂いた星居社株式会社の高田様に感謝しております。
  
 
  
 

デザイナーとの共創⑤ (建築デザイン科)

 令和3年12月7日(火)、文部科学省令和元年度指定「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」のデザイナー(星居社株式会社様)との共創が実施されました。
 今年度、建築デザイン科3年課題研究班は、栃木県那珂川町の八溝産木材と小砂陶土にコーヒー豆滓や炭くず等の素材を活用した「小砂消臭壁」の研究を行っています。
 今回は手仕事集団、星居社株式会社の高田様から、小砂壁の木部製作のご指導を頂き、那珂川町の地域資源に着目した高校生が考えるのイノベーション作品に挑戦しました。
 軸組部は金具など使用しない渡り顎や十字ほぞ組みの方法で製作し、土壁の塗りの下地加工などを行いました。
 生徒はプロの技を体感し、精度の高い木材加工ができました。
 ご多忙の中、生徒の研究に協力して頂いた星居社株式会社、高田英明様に感謝しており
ます。
 次回は12月14日(火)に土壁塗りの左官に挑戦します。
         

デザイナーとの共創④ (建築デザイン科)

 令和3年11月9日(火)、建築デザイン科3年課題研究班は、文部科学省令和元年度指定「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」のデザイナー(栃木県産業技術センター)との共創第2回目が実施されました。
 今年度は栃木県那珂川町の八溝産木材と小砂陶土にコーヒー豆滓や炭くずの素材を活用した「小砂消臭壁」の研究を行っています。
講師は、栃木県産業技術センターの桐原広成様、男澤嶺様で、コーヒー豆滓が臭いの元となるアンモニアなど吸収実験を行い、壁材の一部として使用できるかの指導助言を頂きました。
 コーヒー豆の抽出滓は、廃棄物の再利用(SDGs)の考えから、スターバックスコーヒー宇都宮城東店様から寄付して頂きました。
生徒のアイデア研究にご多忙の中、協力して頂いた栃木県産業技術センターの皆様に感謝しております。
  
  

デザイナーとの共創③ (建築デザイン科)

令和3年10月26日(火)、建築デザイン科3年課題研究班は、文部科学省令和元年度指定「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」のデザイナー(星居社株式会社様)との共創が実施されました。
 今年度は栃木県那珂川町の八溝産木材と小砂陶土にコーヒー豆滓や炭くずの素材を活用した「小砂消臭壁」の研究を行っています。
講師は、星居社株式会社、主宰高田英明様で、小舞を使用した土壁の製作方法や小砂陶土とコーヒー豆滓の土壁仕上げ方法などを指導いただきました。
 土壁の製作方法では、益子町にある浜田庄司記念益子参考館にて、古くから伝わる伝統技法のワークショップを見学し、土壁の修復方法を学び大変勉強になりました。
生徒のアイデア研究にご多忙の中、協力して頂いた星居社株式会社の皆様に感謝しております。
 
   
  

デザイナーとの共創② (建築デザイン科)

令和3年10月15日(金)、建築デザイン科3年課題研究班は、文部科学省令和元年度指定「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」のデザイナー(栃木県産業技術センター)との共創が実施されました。
 今年度は栃木県那珂川町の八溝産木材と小砂陶土にコーヒー豆滓や炭くずの素材を活用した「小砂消臭壁」の研究を行っています。
講師は、栃木県産業技術センターの桐原広成様、男澤嶺様で、コーヒー豆滓が臭いの元となるアンモニアなどの吸収実験を行い、壁材の一部として使用できるかの指導助言を頂きました。
 コーヒー豆の抽出滓は、廃棄物の再利用(SDGs)の考えから、スターバックスコーヒー宇都宮城東店様から寄付して頂きました。
 生徒のアイデア研究にご多忙の中、協力して頂いた栃木県産業技術センターの皆様に感謝しております。
   

建築デザイン科2年生の「実習」について

 建築デザイン科(建築技術コース、住環境デザインコース)2年生の「実習」では、木造・材料実習の内容を学びます。一連の製作過程を通して小屋組(こやぐみ)を完成させます。また、材料実験に取り組み、作業の安全を理解し、体験的に学習します。
 
 

デザイナーとの共創①

 令和3年6月22日(火)、建築デザイン科3年課題研究班対象に、文部科学省令和元年度指定「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」のデザイナーとの共創が実施されました。
 講師はデザイナーの小砂焼陶芸家、藤田眞一「藤田製陶所」様で、5限目に小砂焼の歴史や陶土研究についてレクチャーをいただき、6、7限目は小砂陶土を活用した消臭壁の実験や小砂焼の陶板製作を行いました。
 生徒達は藤田様の陶芸に対する奥深さに感銘を受けていました。
 講師の藤田様、ご指導ありがとうございました。

  
 
 

「施工体験実習」の実施

 令和3年6月17日(木)に建築デザイン科2年生を対象に「施工体験実習」を実施しました。
 地元専門業者の多大なご協力のもと、鉄筋工事、型枠工事、鳶、左官工事、内装工事、タイル工事の6ブースに分け、その道に携わる企業技術者から、実際の現場で行われている施工技術を体験させて頂き、授業だけでは伝わりきらない、貴重な経験をすることができました。
 ご協力頂いた、企業の皆様にとても感謝しております。
                                        
  

「とちぎ林業・木材産業就業のための高校生向け事業」の実施

 建築デザイン科では、令和3年6月15日(火)に建築デザイン科2年生を対象に「とちぎ林業・木材産業就業のための高校生向け事業」を実施しました。
DVD:「森林男子、森林女子」の視聴、県職員による林業の現状と就業についての説明等を通して、林業に対する知識を深めることができました。
 この様な機会の実施にご協力頂いた、関連機関の皆様にとても感謝しております。
 

コンソーシアム生徒研究発表 (建築デザイン科)

 令和2年11月25日(水)建築デザイン科課題研究班は、令和2年度地域との協働による高等学校教育改革推進事業(プロフェッショナル型)、高等学校と地域との協働による高校生とちぎものづくりコンソーシアムにおいて、授業で取り組んでいる「デザイナーとの共創による小砂焼と木材を組み合わせたイノベーション作品の提案」を発表しました。


 生徒たちはコンソーシアム委員約20名の前で、那珂川町が抱える課題解決の一助となる発表をしっかりと行うことができました。
 今後の継続研究を楽しみにしています。
 
 

建築IoT実習 (建築デザイン科)

 令和2年11月19日(木)建築デザイン科2年生は、建築IoT(物のインターネット)実習を行いました。
 M5Stackを用いた基礎学習として、加速度センサーを活用した水準器製作のためのプログラミング実習を行いました。
 今後この実習が進むと、木造住宅軸組の変形量や内外装の腐食度合いなどが、インターネットを通してスマートフォンで管理できるIoT建材の開発に繋がります。
 
 

馬頭高校とのオンライン会議 (建築デザイン科)

 令和2年11月24日(火)、建築デザイン科課題研究班は、馬頭高校とのオンライン会議を実施しました。
 議題は、課題研究班が取り組んでいる「那珂川町地域協働研究」についてです。
 本校からは今までの「那珂川町地域協働研究」への取り組みについて、馬頭高校からは「那珂川学」への取り組みについて報告がなされ、今後の連携や協働研究について意見交換をしました。
 これからの馬頭高校との協働研究を楽しみにしています。
 
 

那珂川町表敬訪問(建築デザイン科課題研究班)

 令和2年8月3日(月)、建築デザイン科3年課題研究「異素材を組み合わせたイノベーション作品の提案」班の中山拓海さんと野澤和暉さんの2名は、菅野校長先生とともに那珂川町福島泰夫町長に課題研究の中間報告をしました。
 内容は研究に際し那珂川町から八溝杉材の提供があり、そのお礼と研究成果報告を行いました。
 研究は建築研究部との協働で行っており、那珂川町特産の小砂焼や八溝材に着目し研究を行っています。
 試作品で小砂焼と八溝杉を使ったティッシュボックスや小砂焼エコバッグの製作提案をしました。2学期からは、那珂川町の特産品が入るキャニスターの製作などに挑戦し、那珂川町の地域活性化のため研究を進めています。