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建築デザイン系の日々
「建築技術検定模擬試験」2年住環境デザインコース
この試験は、栃木県建設業協会主催で学科と実技(製図)が実施されます。
模擬試験は製図課題を行い、与えられた木造平屋建て住宅平面図から小屋伏せ図を完成させるものです。
建築デザイン科2年の福田朱音さん(石橋中出身)は、「将来は建築設計の仕事に就きたいを考えています。」「住宅設計には必要な知識なので、絶対に合格したいです。」と話しています。
クラス全員が受験します。全員合格を目指し頑張ってください。
「若年者建設業担い手育成支援事業 第2日目」2年建築技術コース
栃木県ものづくりマイスターの斎藤様を講師として招聘し、第2日目は、建築現場で使用される木工機械を使用し、「腰掛け蟻継ぎ」の加工に挑戦しました。
建築デザイン科2年の浅川真寛さん(大谷中出身)は、「マイスターの木材加工技術には感動しました。」「完成させるまでの木材加工は大変でしたが、今日の体験でものづくりへ興味が強くなりました。」と話しています。
技術コースの皆さん、2日目大変お疲れ様でした。
「若年者建設業担い手育成支援事業 第1日目」 2年建築技術コース
栃木県ものづくりマイスターの斎藤様を講師として招聘し、初日となる第1日目は、木材の性質や木造在来工法の基本技術についてのご指導を頂きました。
生徒達は、98㎜角の杉材に、木取りの寸法を墨付けし、のこぎりやノミ等を使い「鎌継ぎ」を体験することができました。
建築デザイン科2年の菊地翔平さん(喜連川中出身)は、「今日は、土台や桁等をつなぎ合わせる鎌継ぎに挑戦しました。特に、鎌首のすべり勾配をノミで加工するのが難しかったです。」「就職を希望しているので進路に役立つ良い経験をさせてもらいました。」と話しています。
第2日目も頑張ってくさい。
「建築パース実習」建築デザイン科3年(実習紹介⑬)
建築パースとは、建物の外観や室内を立体的な絵にしたものです。
一定の図法によって描いた透視図(Perspective drawing)のことで、立体的に表現することで 、図面などではわかりにくい全体のイメージを表現します。主に未完成物件の完成予想図として用いられます。
生徒達は、マルチメディア実習において、基本の1点透視図法で基礎を学び、2点透視図法で木造住宅の外観を制作します。
建築デザイン科3年の神山弥代生さん(南河内中出身)は、「最初は透視図法を理解するのが難しくて大変でした。ですが、基本が理解できると想い通りの視点から立体的図面を制作できるのでたのしいです。」と話しています。
建築に関連する勉強は幅広いものがあります。この経験を社会で役立ててもらいたいです。
「宇工祭 建築展」 建築デザイン科
私たち建築デザイン科では、3年生が模擬店を、1,2年生は学科紹介を行いました。建築実習棟1階を一般開放し、木工製品の販売やNC工作機械を活用したゴム銃の製作体験、軸組実習を応用したカフェテラスの製作披露を行いました。
生徒達は活き活きとした表情で、各人の役割を果たして、学科紹介に努め、来場してくださったお客様に学科のPR説明をし、好評を頂きました。
建築デザイン科2年の木原悠太さん(旭中出身)は、「建築デザイン科で学んでいる授業内容や実験実習器具を見て頂き学科のPRができました。」「多くのお客様から建築デザイン科は凄いね、と声を掛けて頂きとても嬉しかったです。」と話しています。
建築デザイン科の皆さんお疲れ様でした。今後も建築学習を中心に楽しい学校生活を送って下さい。
「インターンシップ」を実施 建築デザイン科2年
県内の建設会社や設計事務所などで、現場で行われる業務体験をさせて頂きました。担当してくださった企業はとても親切で、生徒達はとても良い経験をさせて頂きました。
建築デザイン科2年の星野力輝さん(陽南中出身)は、「学校で学習する建築構造を、実際の現場で監督さんや職人さんたちに直接指導してもらい大変勉強になりました。」「今後の進路に大いに役立ちました。ありがとうございました。」と話しています。
ご指導して頂いた皆様ありがとうございました。
「とちぎ住宅フェア2018」に参加
平成30年10月13日(土)~10月14日(日)に行われた、「とちぎ住宅フェア2018」に、本校の建築研究部が参加し、建築デザイン科1年生の大金知佳さん、穂積和花さんの両名が、以下の御視察の方々に対して、鹿沼組子による耐力壁への研究内容について説明しました。
・高円宮憲仁親王妃久子殿下
・国土交通省 大臣 石井 啓一様
・国土交通省 住宅局長 石田 優様
・栃木県知事 福田 富一様
・栃木県県会議委員 五十嵐 清様
・栃木県県土整備部長 江連 隆信様
他、多くの御視察の方々が来られました。
「ものコン関東大会5位入賞」 建築研究部木造班
本校からは、県大会で優勝した神山颯斗さんと、準優勝の佐藤佑仁さんの2名が参加しました。競技は2時間30分以内に、木造住宅に使われる小屋組(屋根を支える骨組み)の一部を製作するものです。
各都県の予選を勝ち抜いて関東大会に出場した選手は30名で、神山さんはその中で見事5位入賞を果たしました。
入賞した建築デザイン科2年の神山颯斗さん(大沢中出身)は、「関東大会で入賞したことには満足しています。」「2年生なので来年は関東大会優勝を目指し、日々練習に励みたい。」と話しています。
本校生は、高い目標を持って頑張っています。
「小型車両系建設機械特別教育」 建築デザイン科2年
この資格を取得すると、建設現場で大いに役立つので多くの生徒が受講しました。
建築デザイン科2年の野口琉生さん(星ヶ丘中出身)は、「重機を実際に扱えて感動しました。」「在学中に資格を取れたことはうれしいです。今後も多くの資格に挑戦したいです。」と話しています。
生徒の皆さん、暑い中の実技講習、大変お疲れ様でした。
「1日体験学習にて説明」 建築デザイン科2年
平成30年7月31日(火)に、本校の1日体験学習が行われました。当日は2000名を超える見学者が訪れました。
中学生の見学では、各系の授業内容を見学したうえで、建築デザイン科の見学に入り、建築コンペ作品や木工作品の紹介、鉄筋配筋実習、起震装置による振動実験などの見学をして頂きました。
学科の紹介をしてくれた、建築デザイン科2年の溝口陽彦さん(大田原中出身)は、「大勢の中学生に説明するのは大変緊張しました。」「建築デザイン科は楽しい授業が多いので中学生の皆さんには、是非本科を受験して欲しいです。」と話しています。
暑い中、来校して下さった中学生の皆さん、本科の説明に頑張ってくれた在校生の皆さん大変お疲れ様でした。
「栃木県大会5連覇達成!」 建築研究部
優勝した神山さんは、「練習した成果が大会に出せて本当にうれしいです。」「優勝して関東大会に出場するので、栃木県代表の誇りをもって全力を尽くして大会に臨みます。」と話しています。
神山さん、佐藤さんの2名はこの後、平成30年8月24日(金)に足利大学で行われます関東大会に出場します。関東大会でも持てる力を精一杯発揮して活躍してもらいたいです。
目指せ日本一。
「国立西洋美術館」を見学 2年建築デザイン科
現代建築の基礎を作ったと言っても過言ではないコルビュジェの設計を目の当たりし、生徒達はそのスケール感に感銘を受けていました。また、館内の特別展「ミケランジェロ展」で本物の彫刻も見学しました。
午後は「東京芸術大学美術館」の見学を中心に、各自が上野の森公園内をフィールドワークしました。
建築デザイン科2年の前橋香織さん(宮の原中出身)は、「授業で勉強したル・コルビュジェの設計概念を深く理解する事ができて大変良かったです。」「印象派の絵画やミケランジェロの彫刻を見ることができて芸術に関する意識が高まりました。」と話しています。
今回の見学会が今後の設計の一助になればと思います。
*撮影に関しては許可を頂いております。
「建築大工審査トライアル」 建築研究部木造班
今年度の課題は、屋根の骨組みである登り梁を模した小屋組を、2時間半の競技時間で正確に造り上げるものです。
建築デザイン科2年の塩濵迅平さん(横川中出身)は、「初めての参加で緊張しました。」「部員同士練習に励み、優勝して関東大会に出場したいです。」と話しています。
この大会では、現在、建築研究部木造班が県大会4連覇を果たしています。5連覇を達成できるよう頑張って欲しいです。
「ノミ研ぎ体験」1年工業技術基礎(実習紹介⑫)
砥石の調整方法を指導し、「荒砥石」、「中砥石」、「仕上げ砥石」を使い、少しずつノミの刃先を30°に近付くよう研いでいきます。
建築デザイン科1年の岩渕寿哉さん(豊郷中出身)は、「初めてノミ研ぎを行いましたが、とても難しかったです。」「たくさん練習をして、先生のように鎬面が平らになるように頑張ります。」と話しています。
慣れてきたら自宅にある包丁も研いでみて欲しいです。
「手工具の使い方」1年工業技術基礎(実習紹介⑪)
建築デザイン科1年生の工業技術基礎では、2年生で行う大工技術授業の前に基本的な手工具の使い方を学びます。
手工具とは、主に木材に線や印を付ける墨掛け道具や、のこぎり、げんのう、ノミ、カンナを指し、手工具の使い方は木材加工の基本となるのでとても大切な授業です。
建築デザイン科1年の新籾海斗さん(鹿沼北中出身)は、「中学で少し作業経験がありましたが、のこぎりで木材を切るのはとても難しかったです。」「もっと練習して資格を取得したいです。」と話しています。
3年後の生徒達の成長を楽しみにしています。
「木工機械操作」1年工業技術基礎(実習紹介⑩)
木材を縦挽きするリップソーや長い柱材を横切りするクロスカットソー、木材の断面を直角に削る手押しカンナ盤など多くの木工機械を扱い授業を行います。その為、工業技術基礎では安全な操作方法を学びます。
建築デザイン科1年の釜島歩未さん(星ヶ丘中出身)は、「テレビなどで見ていた大型木工機械を自分が操作するとは思わなかった。」「緊張しながらも安全な操作方法を学んだので、上級生になったら、この機械類を使い家具作りに挑戦したいです。」と話しています。
3年生の課題研究でどんな作品を作ってもらえるのか楽しみにしています。
「就職課外授業」を展開 3年建築デザイン科
6月中に保護者を交えた三者面談が終わり、7月2日から企業からの求人票受付が開始され、就職試験を控えた生徒達の課外授業は真剣そのものです。
建築デザイン科3年の國府田文さん(豊岡中出身)は、「自分が希望する進路先に就職できるよう頑張って勉強しています。」「基礎学力をしっかり身に付け、就職試験に臨みたいです。」と話しています。
進学組は別枠での課外授業もあり、現在の3年生は、進路実現に向けて非常に意識が高い生徒が多く、自主的・自発的に取り組んでいます。
「ダストボックスの製作」 3年課題研究班
建築デザイン科3年生の授業に「課題研究」があります。この授業は、生徒一人一人が研究テーマを設定し、調査、研究、実験、製作などを1年間行い、最後に研究発表をします。
この班では、実験で使用したヒノキ材を再利用し、ルーターで加工した多角接合ビットを用いダストボックスの製作を行いました。
部材と部材の取り合いに隙間が出ないよう正確に接ぎ合わせ、成形後はカンナで表面を削り、仕上げにウレタン塗料で塗装をして完成です。
建築デザイン科3年の山本真衣良さん(国本中出身)は、「ルーターで木端面を正確に加工する作業に、緊張しましたが楽しく製作ができました。」「私は音楽部に所属しているので、部室用ダストボックスの製作もしたいです。」と、話しています。
今後は、木材の性質や組み合わせ、塗装方法の研究をして、違う製品作りにも挑戦してもらいたいです。彼らの研究成果を楽しみにしています。
「ドリンク・コースターの製作」1年工業技術基礎(実習紹介⑨)
建築実習や実験で使用した集成材の廃材を利用し、コースターの製作を行います。
10㎝角程の木材を5㎜にスライスし、その後カンナで面取りを行い、「宇工建築」の焼印を押し、その上からウレタンニスで塗装を施します。塗装技術は簡単なようで意外と難しく、生徒達はきれいな塗装で仕上げられるよう真剣な眼差しで実習に取り組みました。
建築デザイン科1年の岡本立樹さん(北高根沢中出身)は、「初めて塗装で緊張しました。」「薄塗りを何度も行う根気のいる作業でしたが、丁寧に塗装したので完成品を使うのが楽しみです。」と話しています。
全員が楽しく塗装技術を学び、マイコースターの製作ができました。
「建築製図(卒業設計)」建築デザイン科3年
建築デザイン科3年では、建築製図の授業を活用し、1年間をかけて卒業設計を行います。
卒業設計の内容は、2階建木造住宅の設計を各自が自由にコンセプトを考え、与えられた条件をクリアし、建築基準法に照らし合わせクライアントに満足して頂けるような住宅設計を行うものです。
主に1学期は、スタディープラン、エスキス、基本設計(CAD)を行い、2学期はプレゼンテーション模型の製作、3学期は、それらをまとめプレゼンシートを制作して発表会を行います。
建築デザイン科3年の鈴木涼介さん(姿川中出身)は、「建築基準法に適合するプラン作りは大変でした。」「しかし、自分のアイデアを具現化していく作業は面白いので夢中になれます。」「将来の目標は1級建築士なので、この授業で設計の基礎を学びたいです。」と話しています。
クラス全員が、卒業設計に楽しく取り組んでいます。今後の経過も報告したいと思います。