学びの活動

建築デザイン系の日々

課題研究『能舞台』~温故創新~(建築デザイン科)

令和6年度の建築デザイン科課題研究(三年生)は4班に分かれ第34回全国産業教育フェア栃木大会に展示する能舞台を製作しています。

[主な研究内容]

製作班  ・・・軸組製作・鏡板製作
装飾班  ・・・内装のデザイン・製作
設計班  ・・・BIMを使用し設計
研究発表班・・・能舞台の研究・発表

 進捗状況をお知らせします。第3回はBIM班です。
BIMとは「Building Information Modeling」の略です。企画・設計・施工・維持・管理に関する情報を一元化することができます。

4月から過去にかかれた能舞台図面をもとに、BIMで図面を起こしてきました。設計は3D空間で行います。現在は、図面の完成度を上げる作業をしています。また、BIMで作成した図面をもとにVR(仮想現実)を体験できるように、接続を試みています。

 

画像1『BIMで図面作成』      画像2『VRに接続する作業』

          画像1『BIMで図面作成』                                 画像2『VRに接続する作業』

画像3『VRの動作テスト』

      画像3『VRの動作テスト』

刈払機取扱作業者安全衛生教育・林業学習(建築デザイン科)

令和6年8月19日(月)・令和6年8月20日(火)に刈払機取扱作業者安全衛生教育と林業についての学習会が行われました。2年生13名が参加しました。

 

         講習会               作業説明

 

        実習                  林業学習

下野新聞社取材を受けました!(建築デザイン科)

2級建築施工管理士(第一次検定)・2級土木施工管理士(第一次検定)・測量士補のすべてに合格した生徒6名が、下野新聞社記者から取材を受けました。令和6年7月21日(日)に記事が掲載されました

取材 新聞記事

  下野新聞社取材              掲載記事(下野新聞社2次使用許可済)

「課題研究」の学び・その2(建築デザイン科3年)

建築デザイン科 課題研究『能舞台』~温故創新~

令和6年度の建築デザイン科課題研究(三年生)は4班に分かれ、第34回全国産業教育フェア栃木大会に展示する能舞台を製作しています。

<主な研究内容>
●製作班  ・・・軸組製作・鏡板製作
●装飾班  ・・・内装のデザイン・製作
●設計班  ・・・BIMを使用し設計
●研究発表班・・・能舞台の研究・発表

 進捗状況をお知らせします。第2回は 装飾班の発表会 です。

 能舞台に組み込むパネルのデザインについて、コンセプトとデザインをA4用紙にまとめ、7月2日(火)班内発表会、7月9日(火)科内発表会を行いました。
 栃木県に関係の深い『トチノキ(県木)』や『カモシカ(県獣)』がデザインされたものや幸せを呼ぶ『オオルリや栃木県の文化や伝統が長く続くことを祈願する『唐草模様』、神のメッセージとして変化を告げる『雷』など伝統的な絵柄から着想を得たデザインのものなど優秀な作品が多数発表されました。
 発表会に参加した生徒と職員からはたいへん大きな反響がありました。

デザインの検討 デザイン案 科内発表会の様子

 「デザインの検討」      「デザイン案」          「科内発表会の様子」

唐草模様のデザイン

       「唐草模模様のデザイン」

「国家試験」合格発表(建築デザイン系)

令和6年7月10日(水)AM9時に2級建築施工管理士(第一次検定)の合格発表がありました。

【2級建築施工管理士(第一次検定)】
令和6年6月9日(日)に実施されました。毎年、建築デザイン科3年生は学習の総仕上げとして11月の後期受検をしていましたが、今年は6月の前期受検に挑みました。

【2級土木施工管理士(第一次検定)】
今までは建築デザイン科では2級土木施工管理士を受検していませんでしたが、現3年生は2年生の時に希望者が11月(後期受検)で2級土木施工管理士(第一次検定)を受検しました。令和6年6月(前期試験)には、その時の未受検者が受検しました。

【測量士補】
希望者10名が放課後の補習を受け、測量士補試験を受検しました。

●3年生(39名)の合格率と全国合格率


<試 験 名>          <受検日>    <受検者数><合格者数><合格率(%)><全国合格率(%)>
2級建築施工管理士(第一次検定) 令和6年 6月    39     36      92.3          48.2
2級土木施工管理士(第一次検定) 令和6年 6月      5      3     60.0          43.0
2級土木施工管理士(第一次検定) 令和5年11月     34     29            85.3          50.6
測量士補             令和6年 6月     10       6            60.0          32.2


国家資格の前期試験は6月に集中しているため、二つの資格試験を受検した生徒は大変でした。今回の不合格者は11月(後期日程)に行われる2級建築施工管理士後期試験を受検する予定です。

2級建築施工管理士(第一次検定)・2級土木施工管理士(第一次検定)・測量士補すべてに合格した生徒人数は、6名です。

 

「課題研究」の学び・その1(建築デザイン科3年)

 令和6年度の建築デザイン科課題研究(3年生)は、4班に分かれ第34回全国産業教育フェア栃木大会に展示する能舞台を製作しています。栃木県総合運動公園内倉庫に使われずに保管してあった移動式能舞台に新しいデザインを加え1/2の縮尺で再現しています。

<主な研究内容>
●製作班  ・・・軸組製作・鏡板製作
●装飾班  ・・・内装のデザイン・製作
●設計班  ・・・BIMを使用し設計
●研究発表班・・・能舞台の研究・発表 

進捗状況をお知らせします。第1回は 製作班の鏡板製作 です。

栃木県総合運動公園の倉庫に保管してあった能舞台の鏡板をモデルに、松の絵をデザインし1/2の縮尺で製作を始めました。

  

    保存してあった鏡板       下絵描き作業          塗装作業

教育実習生によるホームルーム(建築デザイン科)

 令和6年6月3日(月)~令和6年6月14日(金)まで、2名の大学生が建築デザイン科にて教育実習を実施しています。1年生と2年生のクラスにおいてホームルームと専門の授業を担当してもらいました。また、研究授業では、創意工夫が凝らされた授業が展開されました。

教育実習生HR1 教育実習生HR2

    建築デザイン科2年にてのHR             建築デザイン科1年にてのHR

 

建築デザイン科3年 建築製図による住宅設計と町並み模型

建築デザイン科3年生では、建築製図の授業で木造2階建て専用住宅の設計や模型製作に取り組んでいます。今年度は、宇工高西側の敷地を住宅地と見立てて、抽選によって割り当てられた敷地にそれぞれが諸条件のもと住宅を設計しました。住宅のプランニングや基本図面の作成、模型やプレゼンテーション図面の作成などに取り組み、1年間の成果としてそれぞれの模型が敷地に配置され、新たな町並みを模型で表現することができました。


今年度の建築デザイン科3年生と模型作品
  
生徒達は細部までこだわって作品製作に取り組みました。

建築デザイン科3年生 施設見学会

1月18日(木)に建築デザイン科3年生の施設見学会を実施しました。
東京、上野駅周辺の有名建築家の設計による建築物や歴史的建築物などを見学し、都市空間を体験することで、建築に関する知見を深めました。



国立西洋美術館(設計:ル・コルビュジェ)にて記念撮影

建築デザイン科 課題研究発表会

1月16日(火)に建築デザイン科の課題研究発表会を実施しました。
3年生で取組む課題研究は、1年間の研究を通して、建築に関する知識や技術だけでなく、主体的に研究を進めるための総合的なスキルを向上させます。
○発表の様子
  
○発表テーマ(発表順)
・養蜂箱作り ・学習環境改善の取り組み ・THE GATE
・建築模型の表現に関する研究 ・宇工祭の物品販売 ・建築設計競技への挑戦
・The 陶壁

令和3年度 建築デザイン科 課題研究発表会

3学年の専門科目のひとつである課題研究では、担当教員のもとで建築に関連する調査・研究や作品製作などに1年間を通して取り組みます。
今年度の課題研究発表会は、新型コロナウイルスの感染拡大等を考慮して、リモートによる発表を建築デザイン科の1、2年生に向けて実施しました。
○研究テーマ(発表順)
・課題解決型の建築設計提案
・システム×デザイン思考の手法を活用したイノベーション作品の提案
・SDM手法を活用した建築設計競技への取り組み
・建築に生かすIoT
・廃材を使用した養蜂箱の製作
・災害に強い建物
・ハンモックを作ってみた
 発表会場の様子
  リモートにより聴講する生徒

小砂消臭壁の完成(建築デザイン科)

 令和4年1月24日(月)、文部科学省令和元年度指定「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」で、システム×デザイン思考の手法を活用した地域課題解決の取組として行われてきた小砂消臭壁が完成しました。
 令和3年度は、栃木県那珂川町の地域資源の魅力を発信するため、コーヒー滓と小砂陶土を練り混ぜた消臭効果のある新しい土壁作りに挑戦しました。
 デザイナーとの共創では、栃木県産業技術センターの桐原様、小砂焼陶芸家の藤田様、星居社株式会社の高田様にご指導いただきました。
 今研究にご協力いただいた皆様、ご指導ありがとうございました。
 
 
 
 

2級建築施工管理技術検定 建築系就職内定生徒合格100%達成!

令和3年度 後期 2級建築施工管理技術検定(第1次検定のみ)の合格発表が行われ、本校建築デザイン科では、今年度も高い合格実績を達成することができました。本検定に合格することで、「2級建築施工管理技士補」の国家資格を有する人材として建築現場で活躍することができます。
○建築系就職内定生徒合格率:100%
○建築系進学内定生徒合格率:92.6%
○建築デザイン科全体合格率:89.5%
参考)令和3年度 後期 全国受検者合格率:48.8%
 
建築系就職内定生徒の皆さん

デザイナーとの共創⑥

 令和3年12月14日(火)、文部科学省令和元年度指定「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」のデザイナー(星居社株式会社様)との共創が実施されました。
 今年度は栃木県那珂川町の八溝産木材と小砂陶土にコーヒー豆滓や炭くず等の素材を活用した「小砂消臭壁」の研究を行っています。
 今回は、星居社株式会社の高田英明様から、小砂壁の土壁塗り左官の技のご指導を頂き、那珂川町の地域資源に着目した高校生が考えるのイノベーション作品に挑戦しました。
 那珂川町の素材をフルに活用するため小砂陶土とコーヒー豆滓を配合した土壁や小砂タイルの目地材にも工夫を凝らすなど生徒のアイデアを具現化することができました。
生徒のアイデア研究にご多忙の中、協力して頂いた星居社株式会社の高田様に感謝しております。
  
 
  
 

デザイナーとの共創⑤ (建築デザイン科)

 令和3年12月7日(火)、文部科学省令和元年度指定「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」のデザイナー(星居社株式会社様)との共創が実施されました。
 今年度、建築デザイン科3年課題研究班は、栃木県那珂川町の八溝産木材と小砂陶土にコーヒー豆滓や炭くず等の素材を活用した「小砂消臭壁」の研究を行っています。
 今回は手仕事集団、星居社株式会社の高田様から、小砂壁の木部製作のご指導を頂き、那珂川町の地域資源に着目した高校生が考えるのイノベーション作品に挑戦しました。
 軸組部は金具など使用しない渡り顎や十字ほぞ組みの方法で製作し、土壁の塗りの下地加工などを行いました。
 生徒はプロの技を体感し、精度の高い木材加工ができました。
 ご多忙の中、生徒の研究に協力して頂いた星居社株式会社、高田英明様に感謝しており
ます。
 次回は12月14日(火)に土壁塗りの左官に挑戦します。
         

デザイナーとの共創④ (建築デザイン科)

 令和3年11月9日(火)、建築デザイン科3年課題研究班は、文部科学省令和元年度指定「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」のデザイナー(栃木県産業技術センター)との共創第2回目が実施されました。
 今年度は栃木県那珂川町の八溝産木材と小砂陶土にコーヒー豆滓や炭くずの素材を活用した「小砂消臭壁」の研究を行っています。
講師は、栃木県産業技術センターの桐原広成様、男澤嶺様で、コーヒー豆滓が臭いの元となるアンモニアなど吸収実験を行い、壁材の一部として使用できるかの指導助言を頂きました。
 コーヒー豆の抽出滓は、廃棄物の再利用(SDGs)の考えから、スターバックスコーヒー宇都宮城東店様から寄付して頂きました。
生徒のアイデア研究にご多忙の中、協力して頂いた栃木県産業技術センターの皆様に感謝しております。
  
  

デザイナーとの共創③ (建築デザイン科)

令和3年10月26日(火)、建築デザイン科3年課題研究班は、文部科学省令和元年度指定「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」のデザイナー(星居社株式会社様)との共創が実施されました。
 今年度は栃木県那珂川町の八溝産木材と小砂陶土にコーヒー豆滓や炭くずの素材を活用した「小砂消臭壁」の研究を行っています。
講師は、星居社株式会社、主宰高田英明様で、小舞を使用した土壁の製作方法や小砂陶土とコーヒー豆滓の土壁仕上げ方法などを指導いただきました。
 土壁の製作方法では、益子町にある浜田庄司記念益子参考館にて、古くから伝わる伝統技法のワークショップを見学し、土壁の修復方法を学び大変勉強になりました。
生徒のアイデア研究にご多忙の中、協力して頂いた星居社株式会社の皆様に感謝しております。
 
   
  

デザイナーとの共創② (建築デザイン科)

令和3年10月15日(金)、建築デザイン科3年課題研究班は、文部科学省令和元年度指定「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」のデザイナー(栃木県産業技術センター)との共創が実施されました。
 今年度は栃木県那珂川町の八溝産木材と小砂陶土にコーヒー豆滓や炭くずの素材を活用した「小砂消臭壁」の研究を行っています。
講師は、栃木県産業技術センターの桐原広成様、男澤嶺様で、コーヒー豆滓が臭いの元となるアンモニアなどの吸収実験を行い、壁材の一部として使用できるかの指導助言を頂きました。
 コーヒー豆の抽出滓は、廃棄物の再利用(SDGs)の考えから、スターバックスコーヒー宇都宮城東店様から寄付して頂きました。
 生徒のアイデア研究にご多忙の中、協力して頂いた栃木県産業技術センターの皆様に感謝しております。