2016年1月の記事一覧

第44回栃木県高等学校PTA連合会研修会参加報告

1月15日㈮、「第44回栃木県高P連研修会」が開催されました。
本校からは石塚教頭先生、鈴木聖子先生と本部役員が参加致しました。
開会行事に続き、京都大学大学院准教授 木原雅子先生による
「どこでもスマホ、いつでもマスク、くすぶるやる気」と題した講演が行われました。
木原先生が集めた膨大なアンケートを基にデータが次々と発表され、今を生きる高校生が便利さと引き換えに
多種多様な問題に直面している様子を目の当たりにしました。
スマホ依存により、覚えることを忘れてしまう脳、それによる学力低下は当然の結果です。
また、日常的にマスクをする子どもたちが日本には多く存在し始めており、マスクをしない子どもより
自尊心が低いこともわかりました。
何をしたらいいのか、将来のことを考えることすら億劫になっている高校生も多く、彼らはやる気を引き出せば、
自分で考え伸びていく、それを手助けするには大人の本気の力が必要だと改めて知ることが出来ました。
木原先生は最後に栃木県の子どもたち全員が自尊心を上げ、「自分力」がアップし笑顔が溢れることを
願っていると語って下さいました。

研修会後半は宇都宮清陵高校PTAによる「進路指導とPTA」の研究協議が行われました。
白相校長先生による学校紹介の後、神山PTA会長をはじめとする役員の皆さんによる事例発表を聞きました。
球技大会での豚汁作り、グリーンカーテンの設置などでPTA会員相互の結束をはかり、進路指導事業への
共催に繋げているそうです。
PTA活動は楽しく!というコンセプトは本校PTAにも通じるものがあり、
本校は来年度の発表校となりましたので大変刺激を受けた研修会でした。

                            PTA会長 徐 東恵

 
     講演会         清陵高PTA発表