卒業生からの報告

OB・OGから

笑顔になる話

次の舞台での活躍に期待
ある卒業生O君の話。

この生徒は本校在籍中、
柔軟な発想で多くの起業アイデアを出し、
各種コンテストに応募していました。
国公立大学の後期試験までやり抜きましたが、
思うような合格を得ることはできず、
結局、私立の短期大学に進学しました。
そのような選択をしたのは、
3年次に4年制大学に編入するためでした。

先日、このO君から
当時の担任の先生に連絡がありました。
某国立大学の編入試験に合格したそうです。
その連絡の中には
合格したことの他に、
短大から4大に編入する道があることを
提示してくれたことに感謝する旨の内容も書かれていました。

きっと短大でがんばって勉強したのでしょう。
その学びに向かう姿勢や粘り強さの裏側には
高校での受験勉強の経験が活きていると推察します。
新たな学びの場でも
あなたのコンピテンシーが発揮されることを祈念しております。
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卒業生から矢東生へ

感謝の気持ち、努力の楽しみ
今月、
本校OGの兼子歩乃圭さんが
教育実習に来ました。
実習終了にあたり、
後輩にメッセージを残してくれたので
紹介します。

矢東生の皆さん、こんにちは。
先日は、教育実習でお世話になりました。

2週間のどの部分を切り取っても、
全部がとても貴重で充実した時間でした。
ありがとうございました。

 

ここでは、大学4年という立場から、
皆さんにお伝えしたいことを書かせていただきたいと思います。
まず、自分の中で大きく変わったと感じることは、
視野が広がったということです。
物事を考える視野、進路を考える視野、学問における視野など、さまざまです。
高校生の頃は勉強と部活で精一杯な日々を送っていたこともあり、
行動範囲も現在に比べると狭かったです。
大学では、生活範囲が広くなるのに加え、
行動範囲も広がるきっかけがごろごろ転がっています。
大学にはいろいろな人がいて、
高校生活で出会える人よりももっと多くの人と出会える機会が
たくさんあるのが大学生活であると言えます。
流れに任せてなんとなく行動していたのが、12年生。
今は主体的に行動できていると感じます。
もちろん、1年生の時からできる人もいると思いますが、
私は目の前の学業や自分の進路を模索するのに夢中で余裕がなく、
ただひたすら「今」を生きていた気がします(笑)
と言っても、4年生となった今でも余裕はないですし、
先のことは考えずに目の前のことばかりに夢中になってしまいます。
将来のライフプランを楽しそうに真剣に語る友人の隣で、
来週の実験のことを楽しく真剣に語っているのが私です…(笑)
ただ、12年生の頃と違うのは、
客観的かつ論理的な思考ができるようになってきたことだと感じています。
まだまだ足りないところばかりですが、
この数年間でとても成長できたと思います。
これは、多くの人の生き方に触れることができたからだと思います。
全ての出会いに感謝しながら、
私も誰かに良い刺激を与えられるような人になりたいと思います。

 

そして、勉強していると、
一体なぜ、何のために勉強しているのだろうと
考えてしまうことがきっとあると思います(私はそうでした)。
高校生の頃、その答えはただぼんやりと「将来のため」でしたが、
「出会いのため」だと今は思います。
生きていく上でこの答えは変わるかもしれませんが。
大学4年の今考えるのは、いろいろな出会いを大切したいということです。
出会いと言っても、人だけではなく、
学問や名作など、本当に多くのものがあります。
この世界に存在するもの全てとも言えます。
勉強することで出会いの可能性を広げていく。
このような感覚を大切にしていきたいです。

 

現在、私は生物化学研究室に所属し、日々研究に励んでいます。
答えが分かっていないことの解明を目指す研究は、
私にとって非常に魅力的なもので、
専門的で狭いからこそ壮大な世界が広がっているように感じます。
高校生の時は、志望進路がころころ変わり、
文転したいと職員室で泣きながら先生に相談したことも何回もありました。
親や先生に心配ばかりかけていましたが、
理系を貫き、やっと熱中できる学問に出会うことができました。
臨機応変に、だけど初志貫徹に。
今考えてみると、悩んだ時間も決して無駄ではなく、
全てが繋がっていると感じます。
自分が何をしたいか分からないのは当たり前だと思います。
私もまだ模索しています。
ただ、わくわくするようなことを一生懸命頑張ってみたら、
世界が広がっていくのではないでしょうか。
矢東生は、踏ん張りどころで踏ん張る力を持っていると感じることがよくあります。
また、矢東の先生方は本当に熱心に力になってくださるので、
感謝しながら、最大限に活用することをオススメします(笑)
お互い、感謝の気持ちを忘れずに、
努力することを楽しみながら頑張っていきましょう!


皆さんの一生懸命を、全力で応援しています。

  

宇都宮大学 農学部応用生命化学科 4年 兼子 歩乃圭
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矢東金曜講座

英語がんばろう
3月18日(金)放課後、
2人の卒業生を招いて
「生徒と先生のための矢東金曜講座」を開催しました。
卒業生は現在、それぞれ
宇都宮大学大学院工学研究科M2と
山形大学医学部医学科3年に在籍しております。

今月初旬に山形大学の彼から、
「母校に何かできることがあれば」とお声かけいただき、
講演を依頼することにしました。
それより以前に
宇都宮大学の彼からも同様の話を頂戴していたので、
今回2人一緒に話をしてもらおうという運びになりました。

メインテーマは
今研究している内容や
これまでに勉強してきたことです。
生徒や職員の学びになると同時に、
学生のプレゼン力の向上にも資するかと考えます。
本校生徒からの質問に回答することで、
自分の理解の整理であったり、
新たな気づきであったり、
話し手にとっても有意義な会だったと
思ってもらえたら嬉しいです。

 

講演終了後、
宇大院M2の彼から次のような言葉をいただきました。

「ふだん年上の人に話すことが多いので、
年下の高校生に話をする機会はとても貴重だった。」

「生徒はもっと軽いノリで聞くのかと思ったら、
あんなに目がギラギラしていて予想外でした。
質問もたくさん出てきてよかったです。
矢東、変わりましたね。」

「文理問わず、英語はできたほうがいい。」

もし、後輩に向けて
学んだことを話したい!という本校を卒業した学生がいましたら、
ご一報下さい。
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OBOG講演会

3年ぶりの開催
本校では例年、
3月の高校入試あけに卒業生にお願いして
1・2年生に話をしてもらっています。
昨年、一昨年はコロナの関係で
実施を見送っていましたが、
昨日、3年ぶりに開催しました。

話してもらう内容は
現在の学びの様子の報告と、
矢東高時代の学びの振り返りをふまえての学習アドバイスです。
リーダーシップ育成のために
会の運営は全部生徒にあずけます。
運営する生徒たちは
卒業生たちと事前に打ち合わせをして本番に臨みます。
運営でうまくいったこと、いかなかったこと、
いずれも経験です。
次に活かしてもらえるとうれしいです。
        
          事前打ち合わせ

    
         講演する卒業生たち
(卒業生の話から)
○勉強は、誰かにやらされるうちは勉強ではない。
○学習の様子をアプリに記録する。
○小テストでは手を抜かない。
○高校生活はあっという間に終わる。
○友達を大切に。
○人に会えないと病んでしまう。
○英単語は音読。
○もっと英語をやっておけばよかった。


今日たくさんの卒業生が
国公立大学前期試験の受験結果の報告に来ました。
その中には既卒生も含まれています。
その1人がこんなコメントを残してくれました。
「僕は1年生の時に卒業生の話を聞いて、第1志望を決めました。」
企画する私たちにとって、非常にありがたい話です
(ちなみにこの既卒生は、その第1志望に合格しました)。
講演会をオンラインでやってもよいのですが、
前回のコラムに載せたように、
対面だからこそ伝わるモノもあります。
続けていきたい行事の1つです。
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卒業生の活躍

2年連続ファイナリスト!
前回の記事で
相馬あすかさんが2021ミス日本ファイナリストに
選ばれたことを紹介しましたが、
今年もファイナリストとして
2022ミス日本に出場いたしました。
2年連続というのは
非常に稀なのではないかと拝察します。

昨年の知らせを聞いて、
相馬さんのInstagramを拝見し、
このコンテストについて
初めて知ることが多々ありました。
相馬さん、ありがとうございます。

普段の生活においても節制しているのでしょうけど、
学びの場が数多く設けられているのは驚きでした。
日本、SNS,、スキンケア、華道、話し方、等々
詳細な内容や
他にどのようなテーマが話題になったのかを知りたい方は
相馬さんのInstagramを見てください。

コロナ禍で多くの制約はありますが、
相馬さんが残りの学生生活を謳歌し、
今後更なる自分らしさを発揮されることを
祈念しております。
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