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2024年7月の記事一覧
性教育講演会を行いました
7月11日(木)に性教育講演会が実施されました。
講師は昨年に引き続き、さくら市にある「さくら産院」の橋本祐子先生をお迎えしました。
約1時間行われた講話では、人間のからだと発達、セクシュアリティと性的行動、性と生殖に関する健康など、性に関連する様々な問題について分かりやすく説明していただきました。
また、橋本先生の産婦人科医としてのご経験を踏まえた、貴重なお話も聞くことができました。
講演の最後には、さくら産院の助産師の方が制作した動画が上映されました。
生まれたばかりの赤ちゃんの様子やその両親が喜ぶ姿なども紹介され、命を授かることの素晴らしさについて改めて考えさせてくれる、実に感動的な内容でした。
自他のいのちの大切さ、性感染症、性に関する適切な意思決定、責任ある行動選択などについて学ぶ、貴重な時間となりました。
生徒のみなさんが、これから幸せな人生を歩んでいくための糧にしてほしいと思います。
歯科衛生講習会を実施ました
7月10日(水)に学校歯科医である星野先生、歯科衛生士の石下先生を講師にお迎えして、歯科衛生講習会が行われました。
最初に学んだのは「噛むことの大切さ」です。
実際にガムを噛み、携帯電話のアプリを活用して、ガムの色の変化で咀嚼能力を評価するなど、ユニークな取り組みも行われました。
その後、「染め出し」を利用して、自分の歯の磨き残しをチェックした後、講師の先生の指導の下、鏡を見ながらブラッシング方法について学習しました。
講習会の中では、「8020運動」についてのお話もありました。
これは、「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。
20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足することができると言われています。
生徒の皆さんはまだ若く、歯がしっかりしているので、「歯の健康」についてあまり気にしていない人もいるかもしれません。
しかし、最初は軽度の虫歯・歯周病も、症状が進行すれば歯を失う原因になりかねません。
早期発見・早期治療はもちろん、普段から予防を意識したいところです。
今回の講習会をきっかけに、生徒たち全員が生涯にわたって元気に生活できるように、健康な歯を保つことについて意識を高めてほしいと思います。
労働講話が行われました
7月8日(月)に全学年を対象として「労働講話」が行われました。
実施目的は「『働く』とはいかなる行為なのか、その法的背景を知ることをとおして、生徒一人一人の職場における、リーガルマインドの形成を目指す」です。
開催にあたって、栃木県産業労働観光部労働政策課に依頼し、株式会社TMC経営支援センターから専門アドバイザーを派遣していただきました。
約1時間行われた講話では、近い将来に社会人として働く、あるいは在学中にアルバイトとして働く生徒たちに、労働関係法令の基礎知識をわかりやすく説明していただきました。実際に仕事をしている生徒たちにとっては、身近な問題として捉えることのできる内容でした。
近年よく話題に上がっている「ブラック企業」や「ブラック・バイト」などから自分の身を守るためには、様々な労働法の問題を理解することが必要です。今回の講話は、生徒たちが労働条件に関するトラブルを回避したり、労働問題を解決するための知識を身に付ける良い機会になったのではないでしょうか。