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チャレンジショップ活動日誌
チャレンジショップ日誌⑨「テキスタイルデザイン講師について」
商品開発や布地の柄などについては、株式会社 耕工房 代表取締役社長 平岩順子様(テキスタイルデザイナー)に、継続的にご指導を頂きます。
カラーハンティングをした場所からインスピレーションを受けて、布地の柄を描きましたが、連続模様にするのが難しかったです。四方送りという連続模様の技法はレイアウトが単調になってしまったり、密集しすぎてしまったり、天地がハッキリしたデザインは布地として使いづらいことがわかりました。商品化に向けて、ご指摘を受けた部分を改良していきます。
平岩様には、足利銘仙の見本帳や、昭和30年以前の足利の繊維産業の写真と共に、足利の歴史を教えて頂きました。また、9月12日に行われた平岩様の個展では、素敵な作品を見ることができ、商品開発のヒントを沢山頂けました。
平岩様、大変お忙しい所ご指導頂きありがとうございました。
チャレンジショップ日誌⑧8月の取り組み(2)
阿佐ヶ谷美術専門学校でのシルクスクリーンによる研修に参加しました。これまでのチャレンジショップ商品ではTシャツ、エコバッグに単色で印刷をしていましたが、今年は2色印刷に挑戦しました。
乳剤を使用した製版、インクの調色、2色印刷を佐藤先生と元木先生にご指導頂きました。足工と違う手順に最初は戸惑いましたが、メモを取りながら作業に取り組みました。染料を混ぜての調色や、インクの固さ調整、印刷時に柄を重ね合わせるのが難しかったですが、とても勉強になりました。
製作中に失敗もありましたが、先生方から丁寧なアドバイスを頂き、改善点を見出せました。
元木先生に校内をご案内頂き、使いやすく整備された工房や、工夫を凝らした作品を見学させて頂きました。課題も魅力的で、ぜひやってみたいと思いました。
今回の研修で学んだことを実行委員で共有し、より良い商品製作をしていきたいです。佐藤先生、元木先生、大変お忙しい所ご指導頂きありがとうございました。
チャレンジショップ日誌⑦8月の取り組み(1)
日本弁理士会より日向弁理事務所の日向麻里様を講師としてお招きし、知的財産権出張授業を行いました。
知的財産権について、ペットボトルのパッケージやお菓子の製品表示、靴のデザインなど身近なものを例にあげてお話し頂きました。商品開発の際に関わる権利や、デザインをする上で見落としがちな点について、わかりやすく学ぶことができました。
チャレンジショップ商品の製作を通して、権利についてもっと勉強していきたいです。日向様、大変お忙しい所ご講話頂きありがとうございました。
チャレンジショップ日誌⑥「コンペティションでの審査コメント」
コンペティションでの審査コメントが届きました。審査委員の皆さま、貴重なアドバイス本当にありがとうございました。生徒たちの大きな励みとなります。
〇立案、企画、製造、販売までのプロセスが、すばらしいです。
〇コンセプトから、全てが良くできていました。
〇とても熱意を持って取り組んでいる姿に感動しました。地元愛にたくさんあふれた良い研究開発だと思
います。
〇伝統を違う形で販売できるように、更なる研究に励んでほしいです。
〇一人一人が自信を持って、プレゼンができていました。
〇足利らいし配色にするために、実際に足利市の観光名所でカラーハンティングを行ったのは面白いと思
いました。
〇商品と一緒にカラーハンティングを行った場所の写真やポスターカードをセットにして販売すると高付
加価値の商品になると思います。
〇商品化を期待しております。がんばってください。
〇インバウンドもターゲットにした販売、意匠の点を研究していてよいと思います。
チャレンジショップ日誌⑤「起業家精神育成事業コンペティション」
7月26日(火)、栃木県庁研修館にて起業家精神育成事業のコンペティションが行われました。参加校は全部で8校、そのうちの5校が採用となります。
チャレンジショップ実行委員会では、代表として企画部の3年生4名、2年生3名が協力してプレゼンテーションを行い、特にアクシデントもなく、無事終了しました。
一般企業と弁理士の方からの審査の結果、企画が採用されて事業を実施できることとなりました。
審査員の方々や他校生の前でのプレゼンテーションは初めてで、緊張もありましたが全員が楽しく発表でき、良い結果になったものと思います。
今後はチャレンジショップに向けての商品デザインを練っていきます。
今回からの新商品、あずま袋、巾着、ハンカチなどの布製品を作る予定なので、皆様ぜひ当日を楽しみにしていてください。以下はプレゼンテーションに参加した3年生の感想です。
金子さん
事前に校長先生、教頭先生へプレゼンテーションをしてご意見をいただき、練習を繰り返していたので、当日はさほど緊張することなく望めました。ご指導頂きありがとうございました。
菊地さん
初めてのプレゼンなので、普段の練習場所とは違い緊張はしましたが、楽しく発表することができました。練習を見て頂いた先生方や市場調査、見学等でお世話になった企業、商工会議所、足利市役所、足利市観光協会の方々には本当に感謝しています。
末吉さん
足利銘仙を着てのプレゼンや事前の準備など大変なこともたくさんありましたが、無事企画が採用となり、うれしい気持ちとほっとした気持ちでいっぱいです。これからの活動も頑張っていきたいと思います。
立石さん
高校生活で一番大変だったと思います。でも、事前調査やプレゼン資料の見せ方(配色や文字サイズ等)をたくさん学ぶことができたので、この経験を活かしてこれからもに頑張っていきたいと思います。
チャレンジショップ日誌④「起業家精神育成事業」に応募しました!
ただし、7月26日(火)に行われる「コンペティション」で勝ち残らないと事業計画が採択されません。コンペに向けて、産業デザイン科3年の金子貴大さん、菊地沙織さん、末吉加奈さん、立石瑞希さんがプレゼンの準備を進めています。
テーマは、
「先端的なデザイン技術を活用した、『繊維のまち』足利にふさわしい魅力ある商品の開発」
です。
チャレンジショップ日誌③実行委員会企画部より②
6月25日(土)あじさいで有名な吉祥寺にて、地域の色を採取する「カラーハンティング」を行いました。新商品に使用するため、その地域にある自然物や建物などの色を水彩絵の具で作り、画用紙に塗っていきます。なかなか思いどおりに調色できず、微調整の繰り返しでした。
吉祥寺ではあじさい弁天まつりを行っており、ご住職をはじめ、おまつりの準備をしていた地域の方や来場者の方とも交流ができました。みなさまからの温かいご声援を頂きありがとうございます。
今回のカラーハンティングの様子が、わたらせケーブルテレビ様に取材され、下記の時間に同テレビ局で27日~数日間放送されます。
10:00~
12:00~
18:00~
22:15~
チャレンジショップ日誌②実行委員会企画部より
産業デザイン科では、毎年足利市学生チャレンジショップに参加しています。4月にチャレンジショップ実行委員会を発足、メンバーは60名を超え、11月19,20日の出店へ向けて準備中です。
今年度は地域の方々にご協力頂き、「繊維のまち足利」を元気にする企画をしています。今回は、足利にある繊維関係企業を見学させて頂いた様子をご報告します。
5月10日(火) 新商品企画会議
足利の観光やお土産、地場産業についてグループディスカッション中。
6月10日(金) 繊維技術支援センター見学
インクジェットプリンタによって布地に直接印刷するデジタル捺染の設備を見学させて頂きました。主任研究員の井田様から繊維やデジタル捺染についてのお話を聞き、素材等についてもご相談に乗って頂きました。
6月17日(金)長竹繊維見学
長竹繊維様では、のれんやのぼり旗の捺染を行っています。カッティングシートによる製版、改版、のれんの製作工程見学と、手捺染を体験させて頂きました。薄い生地に印刷するとインクが裏側まで抜けた綺麗な両面印刷になります。ムラのない印刷やインクの調合など、親子で受け継がれる熟練の技に感動しました。
繊維技術支援センター井田様、長竹様、お忙しいところ見学をご快諾頂きありがとうございました。
チャレンジショップ日誌①「シルクスクリーン研修」実施
宇都宮メディア・アーツ専門学校の先生方、大変お世話になりました。この場を借りて御礼申し上げます。