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専門教科の様子

3年 福祉分野 校外実習に行ってきました。

 5月15日と22日の2日間、校外実習に行ってきました。

 特別養護老人ホーム 美渉では入浴介助の実習を、栃木介護福祉士専門学校ではリフターを使用しての移乗の介助の実習を行ってきました。

 いずれも学校ではできない体験で、生徒たちの関心も高く、真剣に取り組んでいました。講師の説明をメモを取りながら一生懸命に聞き、実際に友達と介護者、利用者役を交代で行い、それぞれの介助を体験してきました。

 地域の方々に教えていただきながら、生徒たちは日々、学習に取り組んでいます。

 

     入浴介助の様子  リフターでの移譲介助の様子  

 

 

 

 

食品分野 1年活動内容

~ おいしいパンや焼き菓子を皆様へ ~

 

1年生の食品分野では、以下の商品を製造しています。

【製パン】くるみパン、つぶあんパン、チョコロール(火)、ソーセージロール(木)

【製 菓】マドレーヌ、米粉の焼きドーナツ(抹茶:偶数月)、(ココア:奇数月)

 

 

 コミュニティショップで販売させていただくパンや焼き菓子を、心を込めて製造しています。また、あいさつや返事、報告・連絡・相談等のような仕事に臨む姿勢についても、学習をしています。

  1日を通しての学習ということで、授業の終わりには疲れの見える生徒もいますが、皆頑張って学習に臨んでいます。最後には、パンや焼き菓子を(おいしそうに)試食し、商品に異常がないかを確認しています。

第9回栃木県高校生介護技術コンテスト ベッドメイキング部門 優秀賞

6月7日(金)佐野松桜高校で福祉を学ぶ高校生が集まり、第9回栃木県高校生介護技術コンテストが行われました。

本校からは福祉分野の2年生3名がベッドメイキング部門に参加しました。

たくさんの審査員に囲まれて緊張した様子でしたが、日ごろの学習の成果を発揮し、優秀賞を受賞することができました。

競技参加後は、介護技術部門や福祉研究部門の見学や他校生との交流なども行い、充実した活動になりました

足元を四角折しています優秀賞 受賞

1年 流通分野(校内)「受注作業」・「パンの袋詰め」

 1年の流通分野(校内)では、外部からの受注作業や食品分野で作ったパンの袋詰めなどを行っています。それぞれ衛生面には特に注意を払い、身だしなみを整えて作業をしています。1年生は、速さや量よりも安全で正確に行うこと意識して取り組んでいます。それぞれ無事に納品できたときは自然と笑みがこぼれます。

1年 福祉校内

 5月のオリエンテーションが終わり、本格的な福祉の授業が始まっています。

安全に気を付けながら、また、相手の気持ちを考えながらの活動にも慣れてきました。

どうしたらより良い介助につながるかグループワークを交えて授業に取り組んでいます。

「杖歩行介助」

声をかけながら、階段を上ったり下りたり繰り返し練習しています。     

相手の安全を第一に考えつつ、自分の体の使い方など

友達と一緒に考え話し合いをしながら取り組んでいます。                 

 

 

 

「車椅子 段差の介助」

相手が怖い思いをしないように、体や足の使い方を工夫しながらキャスター上げの練習をしています。

ポイントを押さえ、「今のどうだった?」「上手だったよ」などやりとりをしながら何度も練習しています。

県民の日イベントに参加してきました(職業コース)

6月15日(土)に、本校2年生の流通分野販売課の有志3名と福祉分野有志4名が、

県庁で行われた県民の日イベントに参加してきました。

午前中に販売活動を行い、午後から福祉分野の手浴サービスを実施しました。

販売活動では、食品分野が製造した菓子4種類の163個と、

農業分野が栽培したベゴニア60苗を販売しました。

 

 

 

 

 

 

 

たくさんの方に知ってもらおうと、

今回販売した焼菓子が、「きょうの森」で販売していることもお知らせしたところ、

本校の「きょうの森」に興味を持ってくださったお客様もいらっしゃり、

「あのお店で、こんなお菓子が売ってるんですか?今度行ってみます!」

と、嬉しいお言葉もいただきました。

 

 

 

 

 

 

本校生や卒業生も来てくださり、和やかな雰囲気の中、

お菓子は、開始2時間で完売!

お花もたくさん売れました。

 

午後から、福祉分野チームと交代しました。

たくさんのお客様に手浴サービスを体験していただきました。

最初は緊張していましたが、「気持ちよかった」というお客様の声をいただき、

明るい表情で取り組むことができました。

お客様に、手浴だけでなく、コミュニケーションも楽しんでいただくことができました。

約40名のお客様にご協力いただき、終わったときには、達成感でいっぱいになりました。

 

県民の日に、県のイベントに出店者側として参加できて、

生徒達も、楽しく充実した1日となりました。

足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました!

 

 

 

 

 

校内介護技術コンテスト開催

5月30日(木)

 

2、3年生14名が校内ベッドメイキング大会に出場しました。

大会では6分間の制限時間内に、二人組で声を掛け合いベッドメイキングしていきます。

職員室前で行われるため、教師をはじめ、来校者の方など多くの人の目がある中、生徒たちは緊張しながら練習の成果を発揮していました。

  

今回の成績をもとに2年生3名が6月7日に行われる第9回『栃木県立高校生介護技術コンテスト』に本校代表として出場します。コンテストには、県内で福祉を学ぶ各校の代表が集まります。コンテストでも実力を発揮できるように日々練習に励んでいます。

 

3年 福祉分野「認知症講話」

5月29日(水)に、株式会社照和の介護福祉士 髙橋様にお越しいただき、認知症介護についての講話をいただきました。

「認知症」は、脳の病気が原因で知的な能力が低下し、日常生活に支障をきたす状態です。私たち誰もがなる可能性がある「認知症」について分かりやすくご説明いただき、認知症の方に対してどのようにして適切に関わると良いかをお話いただきました。

 

 

「今年の入学式は何月何日何曜日だった?」「認知症とは?」

「今年新しく入った先生の名前は?」「最近一番楽しかった出来事は?」

などの質問に対して、すぐに思い出せずにみんな考えこんでいます。

覚えやすいのは”感情が伴うもの”と教えていただきました。

 

認知症予防の体操や運動も体験しました。

じゃんけんでは、右手は「勝ち」、左手は「負け」を出すことにチャレンジ。かなり頭を使った様子でした。

 

最後に、実際に認知症の方と関わるときには、相手の気持ちに寄り添って丁寧に関わってほしいことなど、大切なことをたくさん教えていただき、生徒も熱心に耳を傾け、学びの多い時間となりました。

地域交流会「あおばすてーしょん」

5月17日(金)に、地域の方にご来場いただいて、今年度最初の地域交流会「あおばすてーしょん」を開催しました。

「あおばすてーしょん」は、生徒が福祉分野で学んだことを生かしながら、レクリエーション活動を自分たちで考えて実践する機会となっています。

 ここではその様子を紹介させていただきます。

<案内>

入り口で、あおばすてーしょんのご説明をしました。分かりやすくお伝えするにはどうしたらよいかを考え、当日たくさんのお客様をお迎えしました。

<体操>

「上を向いてあるこう」と「かごめかごめ」の音楽に合わせて、二つ以上の動きを同時に行う「デュアルタスク」を取り入れた体操を行いました。腕などを大きく動かして体の機能向上や、脳トレにもなる動きで認知症予防になることも自分たちで考えました。

 

<ゲーム>

一つはコップの中に入っているビーズの数を当てる数当てゲーム。もう一つは、ボールをかごに投げ入れ、入った場所の点数を計算するゲームです。どちらも記憶したり、暗算をしたり、頭を使う活動を取り入れています。

 

折り紙のプレゼントも用意したところ、「とても素敵」と喜んでいただきました。

 

<手浴>

・お湯の中でマッサージをすることで血行が良くなり、リラックス効果が得られる「手浴」。会話も楽しんでいただき、折り紙のお土産も喜んでいただきました。

 

 

 

次回は、7月12日(金)10:00~12:00に開催を予定しています。レクリエーションの後はショップでゆっくりカフェタイムもおすすめです。「あおばすてーしょん」は無料ですので、ぜひお気軽に学校までお越しください。たくさんの方のお越しをお待ちしています。