学校生活[全日制]

学校行事や授業風景、四季の移ろいなどを紹介します

黄色のゴム状硫黄実験動画を公開しました

先月写真で紹介した黄色いゴム状硫黄。



教科書では黄色となってはいるものの、県内の高校では殆ど黒褐色で作製しているようで、本校でもこの4月までは黒褐色で作製していました。しかし、作製の過程での色の変化などは、説明文や教科書の写真だけではなかなか伝わらない部分も多いので、実験の様子を撮影し、それをYou tubeにアップしました。

教科書では黄色となっているのに、実際に実験するとなぜ黒くなってしまうのかと疑問に思った生徒もいたかと思います。基本的にはどの学校も生徒実験では一級試薬という規格の硫黄を用いるのですが、一級では純度が99%で、黄色にするにはあと0.5%足りません。この0.5%の違いがこの色の差を生みます。純度の高い硫黄を用いると、最後水に流し込んだ瞬間に黄色へと変わるので、是非その様子を動画で見てみてください!!

動画は下記のYou tubeにてご覧いただけます↓↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=EepfrZACNAw

※3分9秒あたりから流し込む瞬間を見ることができます。

夏衣で学び舎を描く

今日から6月、職員はスーパークールビズということで、一月早くノーネクタイなどの夏仕様になっていましたが、生徒は今日から衣替えとなりました。
黒の学ランから真っ白なワイシャツになり、見た目も涼しげになりました。
校舎内を歩いていると、そんな夏服になった1年生が美術の授業で絵を描いていました。校舎と中庭を描いている姿が画になっていたので、「ホームページに使わせてもらうよ」と声を掛け、撮影させてもらいました。

 

ちなみにタイトルの「夏衣」は6月の季語です。これから夏の暑さが本格的にやってくる季節、そして1学期も後半戦へと突入しますが、6月は1年で唯一祝日が無い月でもあります。暑さ、疲れに負けず体調管理に気を付けて過ごしましょう!!

玄関脇の懸垂幕

昨日は1日天気にも恵まれ、体育大会も素晴らしいものになりました。

ちょうど昨日は、夜に某トーク番組で男子校・女子校出身者芸能人によるトークが放送されており、その中で「男子校の体育祭は女子の応援が無いからモチベーションに欠ける」などということが言われていましたが、日本一熱い男子校を謳う本校にはそんなことは無縁のようでした。



校長もその様子をしっっかりと見届けていました。

さて、そんな勉強も運動にも一生懸命に取り組み文武両道を掲げる本校ですが、部活の方も頑張っています。現在空手部、バレーボール部、陸上部が関東大会出場を決めています。それをお祝いして玄関脇には現在その3つの部活の懸垂幕が掲げられています。

 

玄関前は満開のサツキとこの懸垂幕でしばらくは華やかな雰囲気になりそうです。

ちなみにバレー部は今回が初めての関東大会出場ということで、新たに垂れ幕を作ったとのことでした。大会では日頃の成果をいかんなく発揮して新たな青春の1ページを刻んできてください!!

青空の下の体育大会

5月も残すところあと2日。

本校では今日は朝から体育大会がおこなわれています。今日だけは学年関係なく、本気の熱い勝負が繰り広げられます。

今年は初の人工芝開催となったため、従来おこなわれてきた綱引きができなくなり、そのかわりに騎馬戦が新たな種目として設定されました。開会式の後、まずはじめにその騎馬戦がおこなわれました。

 

一番最初に一番熱い戦いとなりました。

続いておこなわれたのがリレー。

 

こち抜きつ抜かれつのデットヒート、さらに熱のこもった応援も加わり大きな盛り上がりをみせました。



リレーの後は各種目ごとにわかれ、優勝目指して頑張っています。

  
  

これから午後は決勝を迎え、午前以上の盛り上がりとなること必至。年に1度の行事ですので、練習の成果を出し切って、悔いの無い球技大会にしましょう。

5月の中庭に彩りを添えるヤマボウシ

5月ももうすぐ終わりですが、

中庭にはヤマボウシが花をつけています。



花といっても、白いヒラヒラした部分ではなく、その中央部にある丸い部分が花の本体になります。白い部分は総苞(そうほう)と呼ばれる部分です。葉や総苞の部分はハナミズキにも似ていますが、ヤマボウシの方が総苞の先端が尖っていて、シャープな印象を受けます。

この後、中央の花が咲き、秋には赤い果実が実ります。果実酒などにするのが定番ですが、そのまま食しても甘いとのことなので、見つけたら試しに味見してみようと思います。

今ではスーパーに行けば季節に関係なく色々な野菜や果物が手に入る時代ですが、スーパーなどには売っていないその季節にしか味わえない自然の恵みも意外と美味なものが多いんですよ。真高にはこのヤマボウシの他にも、加工次第で食用にできる植物が他にもあります。先月紹介した八重桜は花を塩漬けに、教室の前にあるトチノキの実は乾燥させ灰で灰汁抜きをして餅粉に、松の木も一部の地域では樹皮の内側を煮込んですり潰して餅にしています。その他にも定番のヨモギなど、いつか、どこかで役に立つこともあるかも(?)しれませんので、覚えておいて損はないですよ、ただし自然のものを食す場合はしっかりと種類を特定し、農薬などの心配が無く、確実に食べられると判断できるものだけにしてください。