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学校生活[全日制]
学校行事や授業風景、四季の移ろいなどを紹介します
脅威になりうるナガミヒナゲシ
八重桜も散り、明日からゴールデンウィーク突入、早くも気温は初夏を感じるほど暑くなる日も出てきました。植物にとっては花を咲かせ、これから種を繁栄させるには最適な時期を迎えます。
本校にも色々な植物が見られますが、プールと二棟の間には少し厄介な植物が増殖しています。それがこのナガミヒナゲシです。
都市部でも近年やたらと増殖しているので、多くの人が目にしたことがあると思います。ケシ科の花だけあって、一見ポピーのようで、雑草にしては綺麗な花を咲かせますが、生態系を脅かすおそれがある外来種です。まだ特定外来種には指定されていないようですが、各地でのこの数年の増殖ペースを見る限り、相当厄介者であることは間違いありません。

すでに本校でも勢力を拡大しつつあります。

これは花が散った直後の果実ですが、この1つの果実で約1600個の種子が入っているそうです。そして1つの株から100個ほど果実をつけるとのことなので、その繁殖力の凄さがわかるかと思います。ちなみに、この果実は成長とともに細長くなるので、ナガミヒナゲシのナガミとはそこ(長実)から来ています。
おそらく何もしないでおくと、プールの北側はこのナガミヒナゲシがねずみ算式に増えていき、大繁殖する可能性が高いと予測されます。
戦時中・戦後の食料として輸入されたもの(ソウギョ・ハクレンなど)、ペットや観賞用として広がった人為的なもの(アカミミガメなど)、船舶の航行によるもの(セアカゴケグモ・ムラサキイガイなど)、そしてそれらの要因に加え温暖化などもあり、ナガミヒナゲシに限らず外来種がどんどん勢力を拡大している昨今、このナガミヒナゲシが特定外来生物になる日も近い(?)かもしれません。
本校にも色々な植物が見られますが、プールと二棟の間には少し厄介な植物が増殖しています。それがこのナガミヒナゲシです。
都市部でも近年やたらと増殖しているので、多くの人が目にしたことがあると思います。ケシ科の花だけあって、一見ポピーのようで、雑草にしては綺麗な花を咲かせますが、生態系を脅かすおそれがある外来種です。まだ特定外来種には指定されていないようですが、各地でのこの数年の増殖ペースを見る限り、相当厄介者であることは間違いありません。
すでに本校でも勢力を拡大しつつあります。
これは花が散った直後の果実ですが、この1つの果実で約1600個の種子が入っているそうです。そして1つの株から100個ほど果実をつけるとのことなので、その繁殖力の凄さがわかるかと思います。ちなみに、この果実は成長とともに細長くなるので、ナガミヒナゲシのナガミとはそこ(長実)から来ています。
おそらく何もしないでおくと、プールの北側はこのナガミヒナゲシがねずみ算式に増えていき、大繁殖する可能性が高いと予測されます。
戦時中・戦後の食料として輸入されたもの(ソウギョ・ハクレンなど)、ペットや観賞用として広がった人為的なもの(アカミミガメなど)、船舶の航行によるもの(セアカゴケグモ・ムラサキイガイなど)、そしてそれらの要因に加え温暖化などもあり、ナガミヒナゲシに限らず外来種がどんどん勢力を拡大している昨今、このナガミヒナゲシが特定外来生物になる日も近い(?)かもしれません。
黄色のゴム状硫黄
高校化学において、この時期の定番の実験である「硫黄の同素体」実験。
斜方硫黄、単斜硫黄、ゴム状硫黄の3つの形態があり、単斜硫黄とゴム状硫黄は生徒実験で作らせている学校も多いかと思います。
その中のゴム状硫黄は、8年前までは黒褐色と表記されていましたが、8年前に黄色のゴム状硫黄の存在が発見されてからは教科書や図録も黄色に変更されました。
しかし、多くの学校では実際生徒に作らせる場合、教科書等は黄色になっていても、いまだに黒褐色で作っている所が殆どだと思います。

これが黒褐色のゴム状硫黄。
でも、教科書が黄色となっているのに、黒褐色しか作れない現状にどこか引っかかる思いがあり、どうしたら(現実的にできる予算の範囲で)黄色のゴム状硫黄ができるか色々考えながら試したところ、黄色のものができました。

予算も従来のものとほぼ変わりません。もしかすると従来よりもむしろ安価で作れる可能性もあり、今後試作してみる予定です。
まだ生徒実験はおこなっていませんが、これからもう少し検証をして情報を収集して上手くいくようであれば、黄色いゴム状硫黄の実験ができるかもしれません。
斜方硫黄、単斜硫黄、ゴム状硫黄の3つの形態があり、単斜硫黄とゴム状硫黄は生徒実験で作らせている学校も多いかと思います。
その中のゴム状硫黄は、8年前までは黒褐色と表記されていましたが、8年前に黄色のゴム状硫黄の存在が発見されてからは教科書や図録も黄色に変更されました。
しかし、多くの学校では実際生徒に作らせる場合、教科書等は黄色になっていても、いまだに黒褐色で作っている所が殆どだと思います。
これが黒褐色のゴム状硫黄。
でも、教科書が黄色となっているのに、黒褐色しか作れない現状にどこか引っかかる思いがあり、どうしたら(現実的にできる予算の範囲で)黄色のゴム状硫黄ができるか色々考えながら試したところ、黄色のものができました。
予算も従来のものとほぼ変わりません。もしかすると従来よりもむしろ安価で作れる可能性もあり、今後試作してみる予定です。
まだ生徒実験はおこなっていませんが、これからもう少し検証をして情報を収集して上手くいくようであれば、黄色いゴム状硫黄の実験ができるかもしれません。
マメ科のハナズオウ
正門から玄関へと向かう途中にあるハナズオウ。
3mほどの木にビッシリと花を咲かせています。

マメ科の植物らしく、花の色や形、種子の入った鞘はどことなく豆らしさがあります。
マメというと、身近なところではサヤインゲンやグリーンピースなど、つる性で、若い鞘の部分や、熟した種子を食べるものが多いですが、このハナズオウのほかにも、気付かないところで意外とマメの仲間は身近にあるようです。有名歌手の曲のタイトルにも使われているスイートピーや、今県南の観光スポットでちょうど見頃を迎えているフジなどもマメ科の植物です。
マメの木というと童話の「ジャックと豆の木」も思い出されますが、調べてみたところ、残念ながら物語に登場する豆の木は特に種類等は特定されていないようです。ちなみにその童話「ジャックと豆の木」が作られたのが1890年、本校ができる10年前になります。
そして今日は1900年の本校誕生から118年の創立記念式典がおこなわれます。それにあわせて講演会とその後PTA総会があります。ご来校される保護者の皆様、お気をつけてご来校ください。
3mほどの木にビッシリと花を咲かせています。
マメ科の植物らしく、花の色や形、種子の入った鞘はどことなく豆らしさがあります。
マメというと、身近なところではサヤインゲンやグリーンピースなど、つる性で、若い鞘の部分や、熟した種子を食べるものが多いですが、このハナズオウのほかにも、気付かないところで意外とマメの仲間は身近にあるようです。有名歌手の曲のタイトルにも使われているスイートピーや、今県南の観光スポットでちょうど見頃を迎えているフジなどもマメ科の植物です。
マメの木というと童話の「ジャックと豆の木」も思い出されますが、調べてみたところ、残念ながら物語に登場する豆の木は特に種類等は特定されていないようです。ちなみにその童話「ジャックと豆の木」が作られたのが1890年、本校ができる10年前になります。
そして今日は1900年の本校誕生から118年の創立記念式典がおこなわれます。それにあわせて講演会とその後PTA総会があります。ご来校される保護者の皆様、お気をつけてご来校ください。
教育相談研修~エピペンの使い方~
本日放課後の職員会議後、職員を対象に自己注射薬(「エピペン(登録商標)」)の使い方に関する研修がおこなわれました。
エピペンとは、食物アレルギーや蜂に刺された場合に起きる急性アレルギー反応に対して有効な医薬品で、救急車が到着するまでの間などの応急処置として使用するものです。
こちらがエピペン(見本)です。

使用者は原則として本人(未成年の場合は使用に関して説明を受けた保護者)に限られますが、現在は緊急で処方が必要とされる場合は教職員も使用できることになっています。※1
昨年度もこの時期にエピペンに関しての研修をおこないましたが、今年度も緊急時のために必要な知識ということで、研修をおこないました。

※1:医師法第17条の解釈について・・・緊急時にやむを得ない場合は、公益財団法人日本学校保健会発行のガイドラインに即して教職員が注射をすることは医師法違反にならない。
エピペンとは、食物アレルギーや蜂に刺された場合に起きる急性アレルギー反応に対して有効な医薬品で、救急車が到着するまでの間などの応急処置として使用するものです。
こちらがエピペン(見本)です。
使用者は原則として本人(未成年の場合は使用に関して説明を受けた保護者)に限られますが、現在は緊急で処方が必要とされる場合は教職員も使用できることになっています。※1
昨年度もこの時期にエピペンに関しての研修をおこないましたが、今年度も緊急時のために必要な知識ということで、研修をおこないました。
※1:医師法第17条の解釈について・・・緊急時にやむを得ない場合は、公益財団法人日本学校保健会発行のガイドラインに即して教職員が注射をすることは医師法違反にならない。