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生物生産科より
畜産部より
ゴールデンウィークは牧草の収穫作業、和牛の双子の出産、人工授精、受精卵移植と、盛りだくさんな連休でした。そして、5月13日よりフードオアシス オータニ 真岡荒町店で、先日の枝肉研究会チャンピオン牛の販売が開始されます。13日の10時から12時の間は、生徒が店頭に立ち、試食販売も実施いたします。また、購入された方には、限定のクリアファイルを配布いたします。是非この機会に北陵高校の和牛をご賞味ください。
果樹だより(VR体験)
生物生産科 果樹部では[ナシ・ブドウ]を中心に栽培し、授業を展開しています。
以前より、栃木県農政部と県内農業高校・農業大学校の共同で[ナシ]に関わるVR教材の作成を行ってきました。
この度、各校5台の機材を頂き、生徒と一緒に体験してみました。
摘果作業とせん定作業の2つのVR教材があり、今回は実際にナシ園で摘果をしているシーズンなので、摘果作業を体験しました。
その様子はこちらです。
生徒たちの感想
「リアルで勉強になる。」
「楽しいけど、やりすぎると気持ち悪くなる」
「みんながどんな感じなのか見てみたい」
教頭先生や我々教職員も実際に体験しましたが、VR世界をついつい忘れ、近くの机や椅子にぶつかりそうになる等、不思議な体験でしたが、楽しく農業を体験できると感じました。
生徒達もその新たな教育機器に楽しそうに取り組む姿を見ることができました。
実際にやっている画面を共有できればもっと良い授業が展開できると思いますので、今後改善していけるように関係機関と相談していきたいと思います。
VRで摘果体験。農業を教える新たな教材で、これからも楽しい授業にしていきたいと思います。
生物生産科の実習報告
2年生の総合実習の授業で、トウモロコシの間引きと、マリーゴールドの追肥(ついひ)の実習をしました。
「間引き」とは苗の密植状態から、少数に減らしてより良い苗にする作業です。農業にとっては、とても大切な行程です。
「追肥」は、種を播いたあとに肥料を足してあげる作業です。
ぽかぽかしていい天気の中、みんなで分担して作業することができました。
元気に育ってくれることを願います。
トウモロコシの間引き マリーゴールドの追肥
花ごよみ
ベゴニアの鉢上げ・ニチニチソウの置き肥、薬播きをおこないました‼
他学科の選択草花の実習にてベゴニアの鉢上げと、ニチニチソウの置き肥・薬播きをおこないました。
ベゴニアは、他の苗よりも葉っぱが大きく鉢上げする際、ピンセットでは難しいため、割りばしを使用して下から押し出して、苗を取って鉢上げしています。ピンセットよりも時間はかかりますが、傷付けることなく鉢上げすることが出来ます。
鉢上げしている様子 鉢上げしたベゴニア 鉢上げ後はしっかり潅水!
そのほかに、ニチニチソウの置き肥と薬播きをしました。
この作業は、他の草花の苗や野菜の苗でも使う作業になります。肥料・薬の置く場所も決まっているので、丁寧な作業が求められます。
置き肥は、固形の肥料を置くことでゆっくりと肥料が溶け出し長い期間をかけて栄養を送ることが出来ます。
薬播きは、スプーンを使い一定の量を置きます。そうすることで、育苗期に虫などから守ることが出来ます。
注意点は、どちらも非常に成分が強いものなので苗のすぐそばに与えると、苗が成分に負けてしまい枯れてしまうので、必ずポットの端に置きます。
生徒達も慎重に作業してます! 置き肥(肥料)約2粒置きます。 薬播き スプーン約半分を入れます。
肥料も薬もポットの端におきます! 完成! この作業をすべての苗におこないます。
花ごよみ
春苗の播種(種まき)をおこないました!
3月21日に、春苗の播種をおこないました。品種は、サルビア、ペチュニア、アゲラタムの3品種です。
花の種は非常に小さく、種を蒔く量も1品種1000粒など非常に多いため、播種機という種まき専用の機械を使用して蒔きます。
上の写真の銀のトレー(赤枠)のところに種を乗せて使用します。この機械を使用すれば、約1000粒ある種まきも10分掛からないで済んでしまいます。生徒達もこの機械を使用して、播種をおこなっています。
生徒が実習している様子です。見づらいですが、トレーの上には種が乗っています。
これほど小さい種を手で蒔くのは非常に大変です…
黄色い粒が種です。 種を蒔いた後のトレーです。
ここから約1週間程で発芽してきます。そこから大きくなるまでこのトレーで育てポットに鉢上げしていきます。
この小さな種から芽が出て成長し花が咲くのがとても楽しみです!