校長室便り

2021年12月の記事一覧

【中高】2021「校長室便り」振り返り

12月29日(水)、2021年も残りわずかです。今年の最後に、この「校長室便り」の振り返りをしてみようと思いました。2021年1月1日から今日までの更新件数を数えてみたら、442件ありました。平均すると、「ほぼ毎日更新」を達成できました。結構頑張ったと思います。さらに、「R3活動の記録」が128件、「各部活動の報告」が30件程度ありました。

①「校長室便り」のコンテンツの内容
 →下のグラフのように、最も多かったのは、中高の授業見学です。「校長室便り」の4割以上を占めています。2番目に多かったのは、中高の部活動紹介です。これが3割近くを占めました。なお、中高合同で活動している部活動の場合は、中高それぞれにカウントしました。そして、3番目と4番目はほぼ同数でしたが、「身近な風景」シリーズと、生徒へのインタビュー記事でした。ここまでで9割以上になりました。



②各コンテンツの件数
→最も多かった授業見学ですが、中1から中3まで、33件から39件と、かなりバランスが取れていました。高校に比べると中学の方が倍以上ありますが、これは中学の授業内容について、生徒の保護者や附属中の受験を考えている児童やその保護者に知ってもらおうと思っていたため、結果として多くなりました。高校の授業だと、内容をうまく伝えにくい、ということもありました。しかし、中高のすべての先生の授業は、日常的に見学しています。一方、部活動の紹介では、結果的に、高校生の活躍の紹介が中学生よりも多くなりました。全体としてみると、バランスは取れていたのではないかと思います。また、生徒へのインタビューは、高校生が圧倒的に多かったですが、やはり、高校生になると、より主体的に活動している生徒が増えてくるのではないかと思います。



③「校長室便り」の目的
→「校長室便り」を更新するのには、いくつか目的があります。
一つ目は、「子供たちがどんな学校生活を送っているかを知ってもらう」ことです。生徒たちは、毎日、充実した学校生活を送っています。ただ、言葉だけでそれを伝えることは難しいので、より具体的な姿が見えるように伝えています。また、本校生の保護者だけでなく、本校を受験しようと考えている児童やその保護者にも、こんなに魅力的な学校ですよ、ということを伝えたいと思っています。

二つ目の目的は、「良いところを見つけて褒める」ことです。誰でも、良いところを褒められると、やる気になったりしますよね。ところが、だんだん大きくなってくると、褒められることが少なくなってきます。やれて当たり前、ということなのかもしれませんが、それではつまらないですよね。そこで、毎日、ほめるネタはないかなと探しています。それが、授業や部活動で頑張っている姿だったりします。凄く頑張った生徒には、インタビュー形式で、大々的に紹介しています。実際、そうやっていいところを褒めていると、自信を持っていろいろなことにチャレンジする生徒が増えてきたような気がします。実は、子どもだけでなく、大人も褒められたいんですよ。大人は子供以上にめったに褒められないですけど、褒められるとめちゃくちゃ嬉しいんですよ。授業の紹介では、それぞれの先生の良いところもクローズアップしています。自分では気が付いてなくても、客観的に見ると、こんなに素晴らしいことをやっているんですよ、ということを伝えています。良いところを伸ばす方がよっぽど楽しくないですか。皆さんも、ダメなところを直そうとするより、良いところを伸ばした方がいいと思いますよ。


④再生されたユーチューブ動画ランキング
→「校長室便り」では、ユーチューブによる動画も掲載しました(全部で45本)。この1年間で、再生数が多かった動画ランキングを紹介します。イベント単位の再生数の総数で紹介します。

 1位旭城大運動会の一連の動画 →1118再生
  ・一番人気は「(教育実習生の)小竹君アンカー」
    (222再生)でした。
  ・動画: 
小竹君アンカー
 
 2位:「佐野市の消防団について
               (中2の道徳の授業用) →474再生
  ・動画: 
佐野市の消防団

 3位クリスマスコンサート(中高吹奏楽部)
            →400再生
  ・一番人気は「Disco  Kid  X」(134再生)
  ・動画: 
Disco Kid X

 4位土屋君スピーチ(英語) →137再生
       ・記事: 
国際理解英語弁論大会
       ・動画: 
土屋君スピーチ

 5位大気圧の実験(缶がつぶれる) →117再生
  ・動画: 
大気圧の実験

(注)これ以外にも、5月に実施した「吹奏楽部の定期演奏会」の動画は、計3000再生という桁違いの再生数がありました。

「校長室便り」のつくり方
→まずは、取材(授業を見たり、生徒から話を聞いたりします)が1時間程度かかります。それをもとに頭の中で、構成やストーリーなどの見せ方を考えます。そして、そのために必要な写真をセレクトし、見やすいように加工します。トリミングをしたり、明度やコントラストをHPで見やすいように調整します。この作業をやりながら、構成やストーリーを固めていきます。写真が決まればほぼ全体像が見えてきます。これが30分から1時間程度かかります。そして、実際に文章を書き込んだり、写真を貼り付けます。この作業は、単純な紹介だと30分程度ですが、ちょっと凝ったりすると1時間から2時間はかかります。そうすると、取材からHPのアップまで、1件2~3時間かかることになります。この作業は、ほとんど家でやっていますので、ほぼ毎日、日課として2時間くらいはパソコンで作業をしています。

⑥HPのアクセス数
→本校のHPのアクセス数は、少なくとも県立高の中では群を抜いています。この1年間で、一日平均すると1290アクセスあり、累積だと47万アクセスを超えました。これは、かなり凄いことだと思います。ちなみに、毎朝7時の時点のアクセス数をHPのカウンターで読み取り、エクセルで記録しています。そのグラフがこれです。↓ 細かすぎますが、だいたいの雰囲気はわかるのではないかと思います。



*以上、「校長室便り」について、ふり返ってみました。来年もまた、更新していきたいと思いますが、できれば、皆さんの方から、売り込んできてくれると助かります。今のところ、校長から見た生徒の「良いところ」なので、気が付かないことや視点がたくさんあるんじゃないかと思っています。校長室に来てくれれば、お話を聞いて、良いところを紹介したいと思います。

*それでは、今年はここまでにしたいと思います。
皆さん、よいお年を!