校長室便り

2022年7月の記事一覧

【中2】「トリプルSプロジェクト」中間報告

7月28日(木)14:30、中学2年3組池田清子さんと小泉凛央さんが、校長室に来てくれました。二人は、自分たちが学んだSDGsについて、小学生にも自ら楽しく学んでもらえるような「ゲーム」を考えました。キーワードは「知る、主体的、サステナブル」であることから、「トリプルSプロジェクト」と名付けました。

 

二人が考えたゲームは、体育館などの広い場所で行うことを想定した「すごろく形式」のものです。とても気合が入ったプロジェクトであることを感じました。途中、時間が足りなくなったので、16時過ぎにもう一度来てもらいました。学年主任の北堀先生と担任の廣瀬先生も一緒に来てくれました。

これを実際に小学生に体験してもらうには、協力者を募ったり、実際にうまくできるか、シュミレーションを繰り返す必要があります。そこで、次回までに改善点を修正し、仲間を集め、最初のシュミレーションをしてみることにしました。

次回のプレゼン(1回目のシュミレーション)は、8月18日(木)午前中と決まりました。「なんだかおもしろそう」「一緒にやってみたい」と思った生徒は、是非二人に力を貸してください。ここまでチャレンジできる中2は、そうはいないと思います。でも、どうせやるなら、とことんやってほしいです。これならいける、というものができたら、実際に小学校で模擬授業ができるよう、お願いしてみます。頑張れ!

【高2】「ひろしまジュニア国際フォーラム」参加決定!

7月28日(木)午後、「第7回 2022年度ひろしまジュニア国際フォーラム」(オンライン開催)への参加が決定した高校2年2組青木藍花さんが報告に来てくれました。

 

今年度の「ひろしまジュニア国際フォーラム」はオンライン開催となりましたが、このフォーラムに参加するためには、いくつかの高いハードルがあります。まず、5日間のフォーラムは日本と海外の高校生によって行われるため、すべてのやり取りは英語で行われます。また、参加できる高校生は、広島県外からは5名程度しか枠がありません。第1次選考(書類審査)、第2次選考(英語での面接、事前プログラムの参加状況)によって、6名が選ばれました。倍率は5倍以上だったそうです。

(「国際平和拠点ひろしま」のHPより引用)

また、5日間の日程は以下のようになっています。

2日目からの英語でのグループディスカッションを経て、4日目は「広島宣言」を作成、最終日は発表が行われます。

新型コロナの影響で、これらはすべてオンラインで行います。

(昨年度の活動の様子、同HPより引用)

 

*青木さんへの質問です。

Q1:なぜ、このフォーラムに参加しようと思ったのですか?

→去年の「英語弁論大会」で、1954年、国連に「平和の鐘」(ピースベル)を寄贈した中川千代治さんのことをスピーチしました。その際、英語の大嶋先生のお力で、中川千代治さんの娘さんにお会いし、インタビューすることができました。これが、私にとって「平和とは何なのか」を考えるきっかけになりました。

中川千代治 ~時を超えて鳴り響く、“平和の鐘”の音

(https://sotokoto-online.jp/people/10096)

そして、今年度の課題研究では、「平和を次の世代にどのように伝えることが出来るか」について考えることにしました。そんな時、フォーラムの存在を知り、担任の川俣先生に「青木さんにぴったりじゃないの!」と背中を押され、応募しました。

 

Q2:このフォーラムでは、特にどんなことを学びたいと思いますか。

→私は今、英語ディベートをしているので、5日間、すべて英語でやりとりをする、ということに大きな魅力を感じています。また、日本は唯一の被爆国として「被害者」という視点が前提にありますが、国によって平和に対する考え方が違うと言われています。そのことを肌で感じてきたいと考えています。

 

*青木さんがこのフォーラムに参加することになったのは、大きな必然があったように感じました。フォーラムで学んだことをぜひ、本校生にも伝えて欲しいと思います。頑張ってきてください。

 

【中学】野球部「朝練」

7月28日(木)ラグビー部の朝練の様子を見ていたら、中学の野球部も朝練をしていました。朝7時半くらいから部員が集まりだし、グランド整備をしてから8時には練習が始まっていました。

休憩や水分をとりながら、練習をしていました。

練習が終わったあとのプールが楽しみだそうです。

暑い中ですが、熱中症に気をつけて頑張ってください。

【高校】卓球部「朝練」

7月28日(木)、高校の卓球部は、毎日朝6時45分から8時30分まで、朝練をしています。

 

体育館内では、送風機も回ってましたが、卓球に風は禁物なので、直接、風が当たらないように工夫していました。

まだ涼しい内に、高い集中力で練習に取り組んでいました。

*朝、早くから登校して練習し、そのあとは勉強、とメリハリのある生活を送っているようです。

素晴らしいです。

【中高】ラグビー部「朝練」

7月28日(木)朝7:30、校庭では、中高のラグビー部が合同で朝練をしていました。夏休み中は毎日、朝7時から9時まで(課外のある高校生は8時まで)練習しているそうです。

 

中高の部員とマネージャーを合わせると、30名近くいました。

石井先生、柾木先生も、生徒と一緒に練習しています。

練習途中に、挨拶までしてくれました。

中高それぞれのミーティングも行われています。

そして、再び、中高合同の練習です。

練習の合間に、水分補給や休憩を取りながら、涼しい内に効果的に練習をしていました。

8月に入ると、菅平での合宿も始まるそうです。頑張ってください。

 

【中高】旭城祭の「壁画」完成しました! by 美術部

7月27日(水)午後3時頃、旭城祭恒例の美術部の壁画が完成しました。中高の美術部、総勢38名により、短時間でクオリティの高い作品が完成しました。

 

壁画チーフの平川柚葉さん(高2-2)と岩田彩那さん(高2-3)のコメントです。

「こんなに速く、完成度の高いものが出来るとは思ってませんでした。本当に、皆さんの協力のおかげです。ありがとうございました。」

*作り始めたのが25日(月)だったので、3日間で完成するとは驚きました。しかも、このクオリティの高さは素晴らしいです。中高美術部の技術力、集中力、チームワークなど、ポテンシャルの高さを遺憾なく発揮してくれました。さすがです。

 

今年は、体育館のステージに掲げる看板を初めて作成しました。中学生が担当しました。

中学生の部長の阿部希美さん(3-3)、そして大島暖心さん(3-3)、王一帆さん(3-2)のコメントです。

阿部さん

「すごく急だったにもかかわらず、みんなで協力できていいものが出来ました。すごく楽しかったです。」

大島さん

「みんな本当に一生懸命にやってくれて、思ったよりクオリティが高いものが出来ました。ほんとに良かったです。」

さん

「壁画と看板が同時進行だったので、時間がかかるかなと思いましたが、中学生25人が力を合わせ

たら1日で終わったのでびっくりしました。」

 

*中高美術部の皆さん、お疲れさまでした。とても素敵な壁画と看板が出来ましたね。良かったです。

 

【高校】クールアースデイ佐野 ~軽音楽部

7月18日(祝)は、佐野市のクールアースデイで、市役所周辺で様々なイベントが催されました。本校の軽音楽部は、16:40~ら17:00、市役所1Fで3曲の演奏を披露しました。メンバーは、高沢理瑚(ボーカル、3-4)さん、笹村色織さん、越田和哉君(3-2)、田中誠人君(3-3)、磯貝虎生君(3-4)の5人です。

ホワイトベリー「夏祭り」→ https://youtu.be/GVqusH041dk

当日は多くのお客さん(50~60名くらい)が来てくれました。

軽音楽部にとって、旭城祭での発表(演奏)が最後の晴れの舞台です。

ボーカルの高沢さんは、悔いの残らないように練習して、さらに完成度を高めていきたい、と抱負を語ってくれました。

*高校生活の最後の夏を燃焼させてください!

 

【中学】県中学校総合体育大会(陸上競技)

7月26日(火)、赤見運動公園陸上競技場で、中学総体の陸上競技の県大会(2日目)が行われました。昨日は猛暑の中で競技が行われましたが、今日は一転して突発的な雨の中で行われました。

一瞬、雨が止んでいたので、テントの外でポーズをとってもらいました。生徒たちは前向きで元気いっぱいでした。

朝からの雨でテントに溜まった雨水を払っていました。

大会の結果については、後日、お知らせします。

【高2】STEAM教育のピクトグラム作成

7月19日(火)放課後、高校2年生の美術部の岩田彩那さん(2-3)と平川柚葉さん(2-2)の2人は、課題研究に「STEAM教育」の視点を導入するため、STEAMを表すピクトグラム(絵文字)を制作し、持ってきてくれました。

 

課題研究は、国語や数学、理科、社会、英語といった一つの教科の中だけで完結することはありません。かならず、多くの教科の内容にまたがっています。このことを「教科横断型の学習」などと言っていますが、そのことを今、最も旬な言葉で表現したのが「STEAM教育」です。STEAMは、以下の頭文字をとっています。

S:サイエンス、T:テクノロジー、E:エンジニアリング、A:芸術、教養、M:数学的手法

自分たちの課題研究の中に、そういった「教科横断型」の学習のどの要素が含まれているかを意識して研究することは、とても重要です。

ところで、課題研究は、SDGsの何番の目標の達成を目指すかなどと、研究の目的を設定していますよね。

その目標の達成のために、どのような研究の手法を用いてアプローチするかが「STEAM教育」の視点でもあります。この手法を端的に表すピクトグラム(絵文字)を岩田さんと平川さんの2人が作ってくれました。

↓これです。いずれも、(AIなどではなく)人間が考え、行動することから、「頭脳」のモチーフが共通しています。

これは2人のアイディアの素晴らしいところだと思います。

このピクトグラムは、課題研究をパワーポイントやポスターで発表する際、研究のために、S:サイエンス、T:テクノロジー、E:エンジニアリング、A:芸術、教養、M:数学的手法、のどれが使われているかを簡潔に示すことが出来ます。こんなふうに使えます。↓

2人は、私が美術室に行った時、「誰かSTEAM教育のピクトグラムを作ってくれないかなあ」という独り言を聞き逃さず、レベルの高い作品に仕上げてくれました。ありがとうございました。

【中高】美術部「旭城祭の壁画」制作

7月25日(月)午後、美術室では中高の美術部員が「旭城祭の壁画」のための下書きをしていました。

 

今年の壁画は、旭城祭のテーマである「笑顔満祭~廻る縁、巡る夏」に合わせて、「初音ミク」が登場する構図となりました。美術部員が作成したいくつかの候補の中から、高校1年3組山口桃佳さんの原画が選ばれたそうです。

まずは、壁画となる「段ボール」を張り合わせ、段ボールに鉛筆で、数センチ間隔で縦横に線を書いていきます。ちょうど方眼紙のように、段ボール上に、規則正しく真四角に区切った「ますめ」を作ります。

原画にも同じように、縦横の線を書き込みます。原画の「ますめ」の中に描かれている線を、段ボールの大きな「ますめ」の中に、拡大して写し取ります。

拡大された原画の写しが出来たら、そこにペンキで色を塗っていきます。(ちなみに、顧問の大田原先生は、ちょうどこの時、ペンキの買い出しに行っていました。お疲れ様です。)

生徒たちは、職人さんのように、自分たちのやるべきことを黙々と進めていました。

どんな壁画が完成するか、楽しみです。