校長室便り

2021年10月の記事一覧

【高校】ボート部「女子ダブルスカル」準決勝進出!

10月30日(土)、関東高等学校選抜ボート大会1日目、女子シングルと女子ダブルスカルの予選が行われました。

朝早くの湖面には霧が立ち込めているようです。

女子シングルは予選敗退しましたが、女子ダブルスカルのAチーム(2年生の藤倉、堀越ペア)は、予選で全体2位の好タイムで通過し、Bチーム(1年生の福地、高瀬ペア)は敗者復活戦で、準決勝進出を決めました。






【高校】ラグビー部、國學院栃木から会心の2トライ!

10月30日(土)栃木県総合運動公園ラグビー場で「第101回全国高校ラグビー大会栃木県大会」の準決勝が行われました。本校は、全国レベルの強豪校「國學院栃木」と対戦し、10対90と敗れはしましたが、後半に会心の2トライを奪う大奮闘で、3位となりました。

試合は12:15ちょうどにキックオフ。本校は期間限定部員(助っ人)6名を含む15名で試合に臨みました。






<前半>
キックオフライン、アウトからの攻撃という作戦がうまく機能し、國學院栃木を苦しめました。















あと一歩でトライ、という場面が何度もありましたが、なかなか思い通りにはプレーさせてくれません。
前半は、相手に6トライ、3キックを決められ、0対36で終了しました。



後半に向けて、再度、作戦の確認が行われました。とにかく「念願の1トライ」を目指して、モチベーションを高めました。

<後半>
國學院栃木は大幅にメンバーを入れ替えてきましたが、本校は15名全員が後半戦に臨みました。



後半開始早々、立て続けにトライを奪われ、じりじりと点差を広げられますが、決して緊張が途切れることなく、懸命に食らいついていく姿勢は変わりません。じっと耐えながら、チャンスをうかがいました。

そして、とうとう、その瞬間がやってきました。後半15分、「國學院栃木からトライを奪うならこれしかない」と練習を重ねてきたサインプレーが見事に決まり、岩上航君が「会心の、起死回生のトライ」を決めました。その様子を以下の写真でご覧ください。


























続いて、後半20分。興奮冷めやらぬ中、動揺する國學院栃木の一瞬のスキを突き、3年生の田崎和寛君が、インターセプト(攻撃している相手からボールを奪って攻撃)で、一気に抜け出し、鮮やかにトライを決めました。これも、以下の連続写真で見てください。



















衝撃的な2トライ目でした。会場は大興奮に包まれました。なにしろ、あの國學院栃木から2トライを奪ったのですから。これはもう歴史的なトライです。




試合は、後半、2トライ(10点)を奪うも、相手は8トライ、7キックで、10対54でした、前後半合わせて、10対90で敗退しました。しかし、「オール佐高」で挑んだ戦いで、勝ち負け以上の大きな金字塔を打ち立てました。


<表彰式>
試合終了後、3位の表彰式が行われました。主将の小倉悠輝君が代表で表彰を受けました。会場からは、健闘を称える惜しみない拍手が送られました。







応援に来てくれた保護者への挨拶です。


小倉君の言葉
「中1から6年間、附属中と佐高でラグビーを続けてきました。その間、佐野日大高や國學院栃木高に、佐高はことごとく0点に抑えられてきているのを目にしてきました。今日の試合で、2トライ(10点)取れたのは、自分たちの頑張りはもちろんですが、先輩たちの悔しい涙を見てきたからこそだと思います。また、助っ人として力を貸してくれた仲間たちがいたからこそ、この舞台に立つことが出来ました。石井監督をはじめ、顧問や学校の先生方、保護者の皆様には感謝しています。」

<終了後>
最後に、ラグビー部の顧問から、頑張った部員たちにねぎらいの言葉がかけられました。

中学校から6年間、一緒に練習してきた柾木先生。


生徒たちを優しく見守ってくれた川俣先生。


そして最後は、石井監督から健闘を称える言葉がかけられました。

「國學院栃木から10点取った佐野高校。これはそう簡単に出来ることではない。こんな素晴らしい試合をしてくれたみんなを頼もしく、そして、誇らしく感じた。2トライは、何物にも代えがたい勲章である。全国のチームも頂点に立つ1校以外は、それが全国大会であろうと、県大会であろうと、必ず負ける。負けた時の悔しい涙は、これまで一生懸命やってきたものだけが味わうことが出来る宝物である。それが今回だったに過ぎない。素晴らしい試合をありがとう。」

5名の3年生に一人一人握手し、これまでの頑張りをねぎらっていました。
















<校長より>
*今日の試合での皆さんの頑張りは忘れることができません。佐高の歴史の中でも燦然と輝くことでしょう。こんな素晴らしい場面に立ち会うことが出来て、本当に嬉しいです。特に、目の前を駆け抜けていった2つのトライの衝撃は大きかったです。粘り強く、あきらめなければ、必ずチャンスが訪れる。そして、そのチャンスをつかみ取ることができたのは、幸運だけでなく、普段の練習で培った実力です。そうした皆さんのモチベーション、ポテンシャルの高さを感じました。石井監督の下で、ラグビーを続けることができる皆さんは、幸せだと思います。今日は、本当によく頑張りました。ご苦労様でした。

【中3】英語の授業見学(ALTクロイ先生)

10月29日(金)5限目、中学3年2組の「英語」の授業(ALTのクロイ先生)を見学しました。3年生の英語は2分割の少人数クラスで行っていますが、大和先生のクラスに、ALTのクロイ先生が出るのは今日が初めてでした。

今日の授業は、クロイ先生の自己紹介から始まりました。

アメリカで住んでいたところや趣味など、スライドを使って説明してくださいました。
その後、生徒からクロイ先生への「質問コーナー」となりました。




生徒からの質問で、日本では特に「北海道」に行ってみたいことや好きな日本食は「ラーメン」、大好きなディズニーキャラクターは「くまのプーさん」など、フレンドリーに答えてくれました。


また、クロイ先生が作ってくれたクイズに答えることで、新たな質問を考えます。隣の生徒同士で、こんな質問をしようと話し合っています。


生徒からの質問には丁寧に答えるとともに、勇気を出して質問してくれた生徒へは全員で拍手を送りました。質問した生徒は、頑張って質問して良かった、と思ったことでしょう。とても和やかな雰囲気で授業が進みました。


授業後、生徒にクロイ先生の第一印象を聞いてみました。
「とても優しそうです。」「丁寧で分かりやすい発音です。」「とても素敵な女性だと思います。」といった声に溢れました。

一方、クロイ先生からみた生徒の第一印象は、
「とてもまじめで礼儀正しいです。とてもシャイですが、今日はたくさん質問してくれて嬉しかったです。」といった感じでした。

お互い、これからの授業が楽しみですね。

クロイ先生は、主に中学生の授業にTTで参加していますが、昼休みなどは高校生の英語の原稿の指導などもしてくれています。



(マスクをはずしてもらって写真を撮りました)

クロイ先生が、日本にALTとして来日することになったきっかけは、アメリカのウィスコンシン州の大学生の時、青森県から来ていた留学生がいて、その子に英語の家庭教師をしているうちに、日本の文化に強く惹かれたそうです。大学でTESOLTeaching English to Speakers of Other Languages)という資格を取っていたので、ALTとして日本で英語を教えることになりました。

*とても素晴らしいALTが来てくれたと思います。生徒の皆さんも、中高生を問わず、気軽に声をかけてみてください。きっと、笑顔で応えてくれるはずです。

【中3】卒業アルバム写真撮影

10月29日(金)昼休み、中庭で、中3の卒業アルバム用の写真撮影が行われていました。


管理棟の3階から撮影しています。





ポーズをとったり、ジャンプをしたり、いろいろなカットを撮りました。
どんな写真に仕上がるのか楽しみです。(当然ながら、中3生だけが見ることができます。)

【高校】関東高校選抜ボート大会~山梨県河口湖

10月29日(金)朝6時50分、明日から「山梨県富士河口湖町 河口湖漕艇場」で開催される「令和3年度関東高等学校選抜ボート大会」に向けて、佐野駅前からバスで出発しました。

参加する生徒は、1年生4名、2年生4名、計8名です。

<2年生>
・藤倉望妃さん、藤倉麻妃さん、青木瑛久君、堀越紅羽さん
<1年生>
・福地琴美さん、高瀬綾乃さん、津久井美音さん、船田佳祐君


佐野東高のボート部と一緒に行動します。


9時くらいには、河口湖に着くそうです。

13時過ぎに写真が送られてきました。↓
今日は配艇練習が行われていますが、富士山からの吹き下ろしが強く苦戦しているそうです。



湖ですが、風の影響で、波がありますね。

明日が予選、あさってが決勝だそうです。
全国大会目指して、頑張ってください。応援しています。

【高1】高校英語弁論大会南部地区予選

10月25日(月)、「第80回栃木県高等学校英語弁論大会南部地区予選」の結果が届きました。黒田紗良さん(1-1)が優勝青木藍花さん(1-2)が5位入賞し、11月17日栃木県総合教育センターで開催される県大会への出場が決定しました。おめでとうございます。

英語弁論大会は、栃木県の北部、中部、南部の各支部で予選が行われました。今回はビデオ撮影したものを提出し、審査が行われました。

優勝した黒田さんのスピーチのタイトルは、Easy   and caring   Japanese」(やさしい日本語)でした。私たちが外国人に何かを伝えようとする場合、普通は、英語やその人の母国語でないと伝わらない、と考えがちですが、逆に、「やさしい日本語」を使う方が相手に伝えることができる、ということをアピールしました。例えば、火事が起こった時、「火災が発生しました。」というより「火事だー!」と言った方が、伝わりますよね。こうした取組に着目した黒田さんは、JICAの熊倉さんに取材し、スピーチをまとめたそうです。

一方、青木さん「For   Peace」(平和のために)というスピーチを行いました。青木さんは、1954年、ニューヨークの国連本部に梵鐘「平和の鐘」を寄贈した石川千代治さんについて書かれた本を紹介し、平和のために自分たちに何ができるか、平和って何だろう、というテーマでスピーチしました。

今回の受賞について、黒田さんは「まさか優勝できるとは。とても嬉しいです。やるからには、県大会で優勝することを目指して頑張ります。」と語ってくれました。

一方、青木さんは「昨年、ALTのクシャール先生に発音がいいとを褒められましたことがきっかけで、弁論大会に出てみようと思いました。とにかくやってみよう、というノリで出場したので、県大会に出場できることを聞いた時、本当にびっくりしました。」と語ってくれました。

県大会の11月17日に向けて、原稿をブラッシュアップして、頑張ってください。応援しています。

【高校】全国高校ラグビーフットボール大会栃木県予選

10月23日(土)県総合運動公園ラグビー場で、「令和3年度 第101回全国高等学校ラグビーフットボール大会栃木県予選」の1回戦が、10時キックオフで行われました。本校チームは、足利大学附属高校と対戦しました。

試合は、本校が9トライ、7コンバージョンゴールで、59対0で快勝しました。
本大会は3年生にとって最後の大会です。ラグビー部以外にも助っ人(テニス部、サッカー部、剣道部、科学部、ディベート部、全部で7名)の協力を得て、佐野高校単独チームとして出場しました。

*得点は以下の通りです。
前半 
    6分:トライ(本村円、3年)
    8分:ゴール(岩崎虹冴、2年)
11分:トライ(小倉悠輝、3年)
28分:トライ(春山憂來、2年)
29分:ゴール(岩崎虹冴、2年)

後半
10分:トライ(岩上航、2年)
11分:ゴール(岩崎虹冴、2年)
16分:トライ(岩上航、、2年)
20分:トライ(飯塚遥人、科学部、1年)
20分:ゴール(岩崎虹冴、2年)
23分:トライ(小倉悠輝、3年)
24分:ゴール(岩崎虹冴、2年)
25分:トライ(飯塚遥人、科学部、1年)
26分:ゴール(岩崎虹冴、2年)
28分:トライ(家富真広、3年)
29分:ゴール(岩崎虹冴、2年)










































































*ラグビー部と助っ人が、見事にワンチームとなって、戦い抜きました。
果敢にトライを重ね、ゴールキックを確実に成功させたことが、59対0という結果に繋がりました。素晴らしい試合でした。

*主将の小倉悠輝君に次の対戦(国学院栃木との準決勝)への意気込みを語ってもらいました。

「コロナの影響で9月中はタックルの練習はあまりできませんでした。10月からは助っ人に加わってもらい、全体での練習がやっとできるようになりました。十分な練習はできませんでしたが、今日の試合では、それぞれ個人の持てる力を発揮できたことが勝因だったと思います。次の試合は、国学院栃木高という強敵ですが、負けが決まっているわけではありません。勝てる可能性が0%でない限り、1点でも多く点を取り、思い切り戦います。」

【中学】「合唱コンクール」オフショット集

10月22日(金)、「合唱コンクール」が開催されました。通常、DVDなどでは目にすることのない「オフショット」を紹介します。早くから準備している裏方さんの頑張りやコンクール終了後の笑顔こそ、「合唱コンクール」を支えてきた原動力ではないでしょうか。

今年は、学年別発表会でしたので、1番バッターの1年生は文化会館で昼食を食べました。ただし、ここでも黙食でした。




一方、ステージ上では、実行委員や生徒会の生徒たちが舞台を設営しています。








その頃、ロビーでは1年生の練習が始まっていました。







次は、各学年の発表終了後の学年主任の講評と集合写真などのオフショットです。
まずは1学年です。


各クラスの実行委員の挨拶がありました。


1年1組


1年2組


1年3組


次は、2学年です。


実行委員です。


2年1組


2年2組


2年3組


最後は、3学年です。


3年1組


3年2組


3年3組


どのクラスもとびっきりの笑顔でした。見事に練習の成果を出し切りました。

そして、最後の後片付けです。




*裏方の仕事をしてくれた生徒の皆さん、ありがとうございました。こうしたことをやってくれる生徒がいてくれるから、合唱コンクールは開催できました。

【中学】明日は「合唱コンクール」です。

10月21日(木)、明日はいよいよ「合唱コンクール」当日です。今日の放課後は、最後の練習に気合が入っていました。月曜日に見て回った時に比べて、どのクラスも明らかにうまくなっていました。さすがです。
明日は練習の成果を発揮してください!

各クラスの練習風景です。

1年1組


1年2組


1年3組


2年1組


2年2組


2年3組


3年1組


3年2組


3年3組

【中学】放課後の「合唱」の練習

10月18日(月)放課後、中学生は「合唱」の練習に熱が入っています。「合唱コンクール」は今週の22日(金)。練習できる日はあと4日です。しかも、練習の終わりの時間は16:45ですので、練習時間は正味30分程度しかありません。しかし、限られた時間の中で、集中して効率よく練習していました。

2年3組


1年1組


1年2組


1年3組


2年1組


2年2組


3年1組


3年2組


3年3組