校長室便り

2022年1月の記事一覧

身近な風景 ~初詣

皆様,あけましておめでとうございます。2022年1月2日(日)、村檜神社での初詣に行きました。1日は実家のある大田原神社での初詣、2日は新採用で佐高に赴任してから30年間、栃木市岩舟町にある村檜神社(むらひじんじゃ)で初詣をしています。

村檜神社の創建は孝徳天皇の御宇大化二年(646)と伝えられ、現在の社殿は室町後期の建物国の重要文化財の指定を受けている由緒ある神社です。

夜になると、当然のことながら参拝客はいませんが、参道沿いに灯りが灯され、幻想的な雰囲気になります。昨年度も紹介しましたが、夜の村檜神社のヴァーチャル参拝にご招待します。

鳥居の周囲は明るく照らされていますが、18時を過ぎると、もう誰もいません。


鳥居をくぐると、神社の社殿に続く階段が灯りに照らされています。何かが出てきそうな雰囲気です。


階段を登っていくと、何やら「輪っか」のようなものが見えます。


これは「茅の輪くぐり」と呼ばれているもので、この輪をくぐることで、穢れや罪から心身を清め、無病息災や厄除けなどを祈願するものです。この輪をくぐるには、面倒な作法があるようですが、とりあえず、そのままくぐってみましょう。年末、この「茅の輪くぐり」が設置される神社はそう多くはないはずです。


輪をくぐると、さらに階段が続いています。


階段を登りきると、社殿の姿が見えてきます。


これが、室町時代に造られた社殿です。確かに気品があります。


昼間なら、ソーシャルディスタンスを取って参拝客が並んでいますが、夜はさすがに誰もいません。


改めて、参拝します。昼間、参拝しているので、初詣ではありませんが、いつもお世話になっているので、参拝はかかせません。


そして、帰ります。来た道と同じ道を帰っていきます。


このように、参道がライトアップされているのは、正月だけですので、毎年楽しみにしています。一人で行くにはちょっと怖いかもしれませんが、この雰囲気は厳粛な気持ちにさせてくれます。一度、体験されてはいかがでしょうか。

ということで、今年もよろしくお願いいたします