校長室便り

2020年9月の記事一覧

ボート部全国大会速報!⑥佐高初の入賞です!

9月20日の夜中の12時に佐野駅にバスが到着しました。高速道路は渋滞もなく順調だったようです。佐野駅で到着を待っていた保護者の皆さんもお子さんの元気な姿を見て安堵していました。
全国8位入賞という金字塔を打ち立てた木村さんと藤倉さんから、入賞の賞状を見せてもらいました。

ところで、重大なことが判明しました。どうやら、全国8位入賞は佐高ボート部始まって以来の快挙ということです。佐高からはボートでオリンピック選手を輩出していますが、高校時代の全国入賞はなかったようです。
木村さん、藤倉さんはどえらい記録を打ち立ててくれたようです。このことを皆さんにもお伝えして、今大会の速報は終了といたします。準決勝進出が決まった19日と準決勝があった20日は、本HPのアクセス数が通常の3倍近く(3000近く)に達しました。それだけたくさんの方々の応援する気持ちが、選手たちにも伝わったのではないかと思います。応援ありがとうございました

ボート部全国大会速報!⑤祝!8位入賞

本日、準決勝及び順位決定戦が行われました。
その結果、「女子ダブルスカル」の木村・藤倉組が、見事8位入賞を果たしました。
おめでとうございます。

まず、女子クオドルプルの準決勝が、9時10分から始まりました。
後半、追い上げを見せましたが、5着敗退でした。

http://youtu.be/u7EdN8SYzWg

次に、女子ダブルスカルの準決勝が、9時50分にスタートしました。
500mでは2位通過でしたが、後半2艇にかわされ4着でゴール。5位から8位の順位決定戦へ。

http://www.youtube.com/watch?v=bGy_My-KJ7Y

女子ダブルスカルの順位決定戦は、13時10分から始まりました。
結果は4着でしたが、念願の8位入賞を果たしました。

http://www.youtube.com/watch?v=UdFeFmOY61g

13時40分頃、表彰式があり、木村さんと藤倉さんは入賞の賞状をいただきました。おめでとうございます!


木村さん
「決勝進出が夢でした。今回、準決勝まで行くことができ、悔いはありません。やり切りました。」

藤倉さん
「3年間、あきらめずにここまでやってきて良かったです。最後のレースでは、2人らしく、全力で漕ぐことができました。ここまで支えてくれた先生や先輩の方々、そして家族への感謝の気持ちを込めました。本当にありがとうございました。」



選手の皆さん、そして顧問の戸田先生、大和先生、お疲れさまでした。
今日は14時半頃、大阪を出発し、夜中の1時頃に佐野に到着する予定です。

今回は会場が大坂でしたが、宿舎と会場の往復でした。でも、それ以上に、「それぞれが大切なものを得ることが出来た充実した5日間」であったと感じました。

ボート部全国大会速報!④祝!予選突破

今日は強風も収まり、予定通り予選と敗者復活戦が行われました。


女子ダブルスカル(木村、藤倉):予選突破! ベスト12(上の写真)
http://youtu.be/DMNCjVlwCRU
女子舵手付きクオドルプル(岡部、松浦、船渡川、生熊、川田):敗者復活戦で勝ち上がり予選突破! ベスト12 
男子シングルスカル(内田):もう一歩のところで予選突破ならず。

本校の予選突破は、数年ぶりの快挙です。おめでとうございます。


女子ダブルスカル   →奥から2番目の緑のユニフォームです。
「ここまで来たら決勝を目指します! 4分を切ります。」


女子舵手付きクオドルプル →奥の緑のユニフォームです。
「まだまだやれます!」


男子シングルスカル →奥から三番目の緑のユニフォーム
「来年、また戻ってきます!」


*明日の準決勝は6艇中上位2艇が決勝に進出し、3,4位が順位決定戦に回ります。
    明日で、すべての競技が終了します。いよいよ決戦です

ボート部全国大会速報!③(記事追加しました)

今日の大阪は風が強く(風速6~7m/秒)、突風が吹くと艇が転覆してしまう危険性があることから、今日の予選は明日に延期なりました。明日は、予選と敗者復活戦を両方やることになりました。


強風の中、水路を見つめる佐高ボート部の皆さん。

*それでは、今日はいったい何をしていたのでしょうか

→宿舎は、堺ナショナルトレーニングセンターや「G大阪」の練習場(サッカーコート16面ある広さ)がある広大なスポーツ施設の一角にあります。

赤丸を付けたところが、宿舎です。


宿舎ではコロナ対策が徹底しています。朝食は通常バイキング形式ですが、今は手洗い消毒した後、さらに手袋を着けて、小分けされた料理を選んで持っていきます。料理はおいしいのですが、味気ないそうです。大浴場も閉鎖されていて、部屋のバスしか利用できないということでした。


朝食後は、周囲の走り込みやトレーニングセンターで筋トレです。


今回、佐野東高と一緒に行動していますので、練習も一緒です。佐野東高は全員男子ですので、本校の唯一の男子、内田君は佐野東高の男子と練習しています。

*さて、選手たちは、今日の競技中止をどのように受け止めているでしょうか
→戸田先生によると、最初は、早く試合をやりたい、という気持ちが強かったようですが、陸上トレーニングで体を動かしているうちに、気持ちがリフレッシュされ、うまく切り替えができたようです。

*それは良かったですね。明日の予選を前にして、いったん気持ちや体を休ませることができたのは、選手たちにとっては、いい機会だったのかもしれませんね。
明日は最高のコンディションで持てる力を存分に発揮してください。
応援しています!

中3「数理探究」出前授業

昨日(9月17日)は、佐野市葛生化石館の学芸員である「奥村よほ子」先生をお招きし、中3「数理探究」の出前授業を行いました。
特別時間割を組み、1,2限目(3年1組)、3,4限(3年3組)、6,7限(3年2組)で実施しました。

地質時代と佐野で産出される化石について学んでいます。

 

今回の出前授業は、①葛生地区の石灰岩地帯を中心とした地層の成り立ちについて学ぶ。②フズリナやウミユリ等の化石探しを通して、地学研究の基礎や楽しさを味わう。ことなどを目的としています。



 葛生で産出される化石では、フズリナやウミユリが有名ですね。これらは、かつてどんな環境で生活していたのでしょうか?

 

大昔、このあたりは海の底で、そこに棲んでいた? いいえ、全く違います。

 

葛生石灰岩は、いまから2億6千万年前の古生代のペルム紀という時代の生き物がつくりだした岩石で、当時は赤道直下の海底火山上で作られました。そこに棲んでいたサンゴやフズリナ、ウミユリが化石となっているのです。


そして、長い年月をかけて、海洋プレートの動き(プレートテクトニクス)によって、葛生まで運ばれてきました。まさに、「地球規模の壮大な物語」です。



授業の後半では、実際に、細かな石灰岩の断片から、フズリナやウミユリを探す作業を体験しました。みんな夢中になって探していました。見つけた化石の一部は各自持ち帰りました。持ってると何かいいことありそうですね。


葛生で産出される石灰岩は、校庭の前庭(職員玄関手前)にある岩石標本園で見ることができます。一度見てください!