情報制御科 InfomationTechnology and Mechatronics
---- コンピュータ制御技術のスペシャリストを目指して ----
「ものづくり」をとおして、地域産業界に貢献できる人材の育成を目指します。
(1)目 標 (2)特 色 (3)教育課程
(4)資格取得 (5)進路実績 (6)生徒の活躍
(7)実習の様子( 機械工作 、電子回路 、コンピュータ制御 )
マイコンロボット製作も第3ローテーションが終わりました。
2年生で製作したアルミフレーム(車体)に、車輪とメイン基板・センサ基板(1年生の時に製作)を組付け
完成させました。
次回の実習からプログラミング演習に入ります。
手前がセンサ基板、上部はメイン基板
今年度もはじまってから2か月が経とうとしています。教室や実習室では、勉強に励んでいる姿がうかがえます。
情報制御科の実習(工業技術基礎)では、主に機械・製作・制御・電子の4分野に分かれて実習を行っています。
機械実習では主に、旋盤とガス溶接の取扱いについて学んでいます。
旋盤では、1分間に約500回転で材料を回転させ、バイトという刃物をあてて鉄を削っていきます。
また、ガス溶接では、約3000℃の炎で鋼を溶かして、溶接します。
危険ではありますが、適切に使用すれば安全に使用することができます。生徒は緊張感をもち、集中して作業に取り組んでいます。
感想は「おもしろかった」や「うまくできなくて悔しい」など、話している時は充実した表情をしていました。
まだまだ、始まったばかりですが、いろいろな技術を身に付けて卒業していってもらいたいと思います。
今回は2週目になります。
作業内容は
・車体のアルミ板加工
ボール盤による穴あけ作業や折り曲げ機を使って折り曲げ
・車輪と車軸を固定するねじ穴の加工
車輪へケガキ用塗料を塗り、基準線をケガキ、穴あけ、タップ立て
次回、組み立て作業を行い、マイコンロボットを完成させます
新2年生の情報制御実習 製作実習班はマイコンロボットの車体製作に取り組みます。
車体の材料であるアルミ板にハイトゲージを使用し、けがきをしました。
穴あけや折り曲げ加工に必要な基準線をひきます。
次週は、この基準線に穴あけ加工や折り曲げをおこない、車体を完成させます。
技術コンクールの結果は次の通りです。
入賞おめでとうございます。
第1位 青木 太洋(赤身中出身) 3部門満点
第2位 山影 一騎(佐野南中出身)1部門満点
新井 康平(葛生中出身) 〃
第3位 横塚 弓音(赤身中出身) 〃
久保島大夢(あその出身) 〃
年が明けたと思ったら1月もそろそろ終わりになります。
3年生は卒業まであと1か月ちょっと。学校行事も残すところあと少しとなりました。
毎年、3年生はこの時期に技術コンクールを実施しています。
技術コンクールとは、3年間の実習で身に付けた技術を発揮し、機械・制御・プログラミング・論理回路の分野において、決められた時間内にどれだけ問題を解けるかを競い合います。
昨日(1/25)は3年2組、本日は3年1組が実施しました。
生徒は、実習で学んだ記憶をたどり、集中して取り組んでいました。
結果が楽しみです。
機械分野 制御分野 プログラミング 論理回路
あるものを有効利用するという観点で、課題研究において電車の整備に取り組んでいます。
モータ制御回路のチェックや配線確認を済ませ動作確認しました。車体整備において車輪が不足していたため検索し『せんろ商会』さんに相談しました。
不足していた車輪を日光市足尾町にある(一社)あしおトロッコ館から無償提供していただきました。
車輪の錆を落として再利用します。
7.5インチゲージ車輪 錆を落とした車輪(作業途中) 2022 松桜祭(準備)
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生徒達が錆を落とし使用できる状態にしています。
今後、学校祭やイベント等で使用していきたいと思います。
古河足尾歴史館
https://www.furukawakk.co.jp/ashio/
(一社)あしおトロッコ館
11月8日(水)情報制御科3年生を対象に、日本工業大学から張暁友教授をお招きしまして出前授業を実施しました。講義の内容は以下の通りです。
講義内容
・磁気や磁石について
・磁気浮上について
・磁気力を利用した技術について
永久磁石(通常の身近にある磁石)と電磁石(電気を流すことで磁気が発生するもの)など磁石の種類や磁気力についての説明を受けました。そして磁気浮上(磁力によって浮かせること)によるメリットについて説明を受け、磁気浮上させることで摩擦や摩耗がなくなり、高速回転や高速移動が可能となることや、それを利用したもの(リニアモーターカー、MRIなど)の原理について説明をしていただきました。また今現在どのような装置の開発を行っているのかなどの説明を受けました。
磁石の特性を生かすための大学での研究内容や、身の回りの磁石の役割についてのお話に生徒は興味関心を持って講義に臨んでいました。
本校、情報技術科3年 矢田堀大地君が11月11日・12日に福岡県北九州市でおこなわれる、高校生ものづくりコンテスト全国大会 電子機器組立て部門に出場します。
そこで、11月2日(木)に佐野市役所にて、壮途金贈呈式がおこなわれ、本校からは4名が出席しました。
金子市長から壮途金を贈呈され、本人も身が引き締まった様子でした。
また、本人から市役所の方々に競技の内容を説明するとともに、大会への意気込みを伝えました。
大会をまじかに控えた今日(11月8日)も、黙々と練習に励んでいます。
全国大会では、これまでに培った力を出し切ってもらいたいと思います。
また、下野新聞からも取材をうけました。リンクは以下のとおりです。
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/812940
11月3日(金)にイオン佐野店にて松桜フェアが実施されました。
新型コロナウィルス禍のため、3年ぶりの開催となりましたが、多くの方に参加していただきました。
情報制御科の体験では、アルミ板に好きな文字の刻印を打ってもらい、それにカラビナをつけてキーホルダーを作りました。また、課題研究で制作したゲームの体験をしてもらいました。体を動かしながら行うゲームで、子供たちが元気に動きながら楽しんでいました。