情報制御科 News

星 お帰り!「はやぶさ2」!足利大学キャリア形成授業

 お帰り!「はやぶさ2」!
 講義
『小惑星探査機はやぶさ2によるの科学観測』

 2014年12月3日、小惑星探査機「はやぶさ2」が打ち上げられ、2020年12月6日に地球に無事帰ってきました。それに先駆けて、10/22(木)に本校では、プロジェクトに参加し活躍している、足利大学の荒井武彦先生より「小惑星探査機はやぶさ2による小惑星リュウグウの科学観測」として講義を受けました。はやぶさ2に搭載されているいろいろなセンサによって、小惑星の形や温度、地表の凹凸を調べる仕組みについて、講義を受けました。リュウグウは驚いたことに、重量比で地球より多めの水がある予想されていたり、サンプルが1g以下でも十分研究できること聞いて驚きました。3億kmの彼方から帰ってきた「はやぶさ2」のすごさを改めて感動しました。ロマンのある、面白い講義でした。

キャリア形成事業2年生

  「セグウェイ」で体験するロボット制御の基礎
 10/22(木)3時間を使い、日本工業大学 教授 佐藤 杉弥先生に、セグウェイの仕組みや物理のコリオリの力等の講義を受け、情報制御科2年生全員が、セグウェイの試乗を体験しました。不思議な感覚で、自分の行きたい方向に目線や体重を掛けるとセグウェイが動作します。とても面白い乗り物でした。物理についても学習し、体験してみるとなるほどなと実感しました。とても楽しい授業でした。

三級技能士合格!

昨年度実施の技能検定3級に8名が合格しました。
放課後の練習を熱心に取り組んでいたことが結果として形になりました。
今年度も受験予定です。合格目指して努力してほしいです。
【合格者】(1)機械加工(普通旋盤作業)
        情報制御科3年 亀田くん(当時2年生)
     (2)電子機器組立て(電子機器組立て作業)
        情報制御科2年 工藤くん(当時1年生)
        情報制御科2年 坂本くん(当時1年生)
        情報制御科2年 小林くん(当時1年生)
        情報制御科2年 後藤くん(当時1年生)
        情報制御科2年 島田くん(当時1年生)
        情報制御科2年 茂木くん(当時1年生)
     (3)電子機器組立て(シーケンス制御作業)
        情報制御科2年 茂木くん(当時1年生):1年での本校初の合格
※コロナウィルスの影響でバッチの製造が遅れ、終業式に渡すことができました。

1年次前半の実習内容紹介!

1年生が入学してから行う実習、工業技術基礎について紹介します。
工業技術基礎は1週間に一度、3時間続けて実施します。4つの分野に分かれて前半と後半で内容が変わります。今回は前半の実施内容について紹介したいと思います!

・機械実習: 旋盤を使って、ロボットの部品となる車輪を製作します。
 

・製作実習: 電子部品をはんだ付けして、ロボットの基板を製作します。
 

・制御実習: NC工作機を制御するためのプログラムを作成し、実際に動かします。
 

・電子実習: 生産システム技術の授業で学んだオームの法則の実証実験を行います。
 

情報制御科の専門科目について紹介します

情報制御科では実習だけでなく座学でも専門科目を学びます。今回はその内容について簡単に紹介します!


1年次
・情報技術基礎 : C言語のプログラム、ハードウェアや基本論理回路
・生産システム : 電気回路(直流回路、交流回路)の基本、半導体を用いた電子回路


2年次
・生産システム : 計測技術や制御機器、電気設備などの生産設備について
・機械工作   : 機械材料、鋳造や溶接などの加工方法
・電子情報技術 : 情報技術にまつわる理論、論理回路の応用について
*その他、選択授業で原動機、プログラミング技術が選べます。


3年次
・機械設計   : 機械の設計にまつわる物理、計算などの理論について
・電子機械   : 工場の機器やその構成部品、制御方法について
・電子情報技術 : コンピュータによって制御される機器や制御方法、インターフェース、
          ソフトウェア、ネットワークについて
*その他、科内選択授業で工業管理技術、総合選択授業で通信技術が選べます。


このように、情報制御科は機械、情報、電気など広い分野の知識を学び、ものづくりにいかすことができます。


実習内容の紹介

情報制御科の実習は、約10人ずつのグループに分かれ、4つのテーマをローテーションしながら学びます。それぞれ、「機械実習」「製作実習」「制御実習」「電子実習」と、工業にまつわる基本的な技術を学んでいきます。

情報制御科1年実習「工業技術基礎」や2年、3年の「情報制御実習」の特徴は、それぞれのテーマで製作した部品を組み合わせて1台のロボットができあがることです。自分の手で完成させる1台のロボット、わくわくしませんか?完成したロボットにプログラムを転送し、思った通りに動いたときの嬉しさは格別です。その他にもNC工作機の操作なども学び、ものづくりの基礎を習得できます。

1年生「工業技術基礎」で取り組む内容
○機械実習
旋盤やNC旋盤による車輪の製作、印鑑ケースの製作
○製作実習
はんだ付けによる基板製作(SkyBerrinoメインボード、センサーボード)、プログラミングの基礎
○制御実習
NC工作機の基礎学習(Gコードなど)
○電子実習
オームの法則の実験、ゲートICによる論理回路の実験


授業再開後の実習の様子

6月1日の授業再開から約2週間が経過しました。生徒たちは久しぶりの実習に若干緊張している様子です。
情報制御科の実習では、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、実習開始前の手洗いや共用機器の消毒などを実施しています。

校内技術コンクール開催

 3年生校内技術コンクール実施しました。
 1月24日(3年1組)、28日(3年2組)に、校内技術コンクールを実施しました。
 これは、3年間、情報制御科で学んだ工業技術を総復習するコンクールです。
  ①機械系(計測)
  ②制御系(シーケンス制御)
  ③マイコン系(アルディーノマイコンプログラム)
  ④電子回路系(ロジック回路)
 の4つの分野で行いました。
 【結果】1位 薄井(3-1) 
     2位 荒川(3-1)、鈴木(3-2)
     3位 森田(3-1)、武藤(3-2)
  という結果でした。よく頑張りました。
  栃木県工業部会(1位~3位)と産業振興会(1位のみ)から、後日表彰されます。 

工業関係高等学校生徒研究発表大会

    

 「福祉機器の製作と改良」~車いすのブレーキとポンプ補助装置の製作~
   
 1月17日(金)宇都宮工業高校にて、工業関係高等学校生徒研究発表大会が、開かれました。工業関係11校が参加し、研究発表が行われ、本校から、3-2の生徒6名が「福祉機器の製作と改良」という題目で発表しました。車いすの改良と手の不自由の方を助けるポンプ補助装置の製作で発表しました。生徒たちが考え、福祉施設「名水の里」の方々に御意見を頂きながら、施行錯誤末、完成させました。
 発表の結果、僅差で4位優良賞でした。しかしながら、審査員の方々から、良くできている製品化して欲しいというお褒めの言葉をいただきました。
 今後も改良していきたいと思います。 

情報制御科3-1課題研究発表会開催

 課題研究発表会(3年1組) 開催される!
 昨日に続き、17日(火)5,6時間目、3年1組の課題研究発表会が行われました。
 ①エレキギターの製作  ②野球盤の製作  ③溶接を利用したものづくり  ④腕立てカウンターとじゃんけんロボットの製作  ⑤学校紹介のCM作成  ⑥ゴム動力自動車の製作と、6つのテーマで研究しました。ものづくりの楽しさや工夫したところを発表してくれました。中でもゴム動力自動車の発表に生徒は、興味津々のようでした。