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2月7日、とちぎアントレプレナー・コンテスト最終選考会が催されました。
エントリー総数206組から選ばれた全11組中、宇都宮白楊高校から5組がファイナリスト
として出場し、新会社の事業プランを発表しました。昨年度に続き、2度目の最終選考会
進出です。(他の最終選考会進出校:宇都宮北高/鹿沼高/黒磯高/栃木農業高/
大田原高/文星芸大附属高)
各グループの事業概要は次のとおりです。(発表順)
「(株)No more交通事故」 島田風佳(服飾デザイン科)
自動車の速度違反・信号無視を防止・通報するシステムの提案。
「(株)medical art」 河田祐美(情報技術科)
おしゃれなプリント入りや有名人の励ましメッセージ付きの医療器具(三角巾・包帯・
松葉杖、他)の製作・販売の提案。
「(株)グルメコーポレーション」 小二田貴絵(農業経営科)、橋本真梨奈(流通経済科)
海外・国内の地元のままの味を会員に宅配する事業の提案。
「オハナノハナシ(株)」 長島栞菜(服飾デザイン科)
自分の好きな花を使用した特別感のある精油・フローラルウォーター製造・販売の提案。
「美研究(株)」 仲根夏姫(流通経済科)
洗髪後の乾燥に業を煮やしている女性向けの簡便なグッズ販売の提案。
白楊高からのファイナリストの多さに司会の方も、「白楊には野心を持った生徒さんがたくさん
いらっしゃるんですね。」と、しきりに感心していらっしゃいました。(野心よりも専門性・社会性を
基盤とした発想力・発信力を培った結果です。)
審査員の方々からは、鋭いところを突きつつ暖かい、言い足りなかった利点をすくい取るよう
な絶妙な質疑を頂きました。(さすがは数々の人材を育成してこられた先輩起業家諸氏!)
「いずれも現実性のある提案」と新聞に評していただいた最終選考の結果発表・表彰式は
3月7日(土)です。お楽しみに。
12月12日(金)に農業系4学科の1,2年生を対象に未来創造推進事業講演会が開催されました。
講師として、地元宇都宮市篠井出身で、現在各種メディアで活躍されている沼尾ひろ子氏を迎え、ご自分の農業へのかかわり方や想いなどを軽快な口調で生徒に語りかけていただき、とても魅力的な講演会となりました。
以下に生徒の声を載せます。
・自分が主人公であるという言葉が印象に残った。
・女性農業ファッションに興味がわいた。
・半農半Xという考え方に興味がわいた。
・聞きやすい話で楽しかった。話が上手だった。
・私も将来は会社員と農業のダブルワークをしてみたい。
本校の西を流れる奈坪川に、カワセミが見られるようになりました。
農業工学科の地道な取り組みが、適した生息環境を作り出しています。
農業工学科では、奈坪川の水質向上のためのゴミの撤去や、小魚が
食べつくされるのを食い止めるためにコイを上流に戻すなどの活動を
定期的に行っています。
その努力が実を結び、遊歩道を通る人の目を楽しませています。
〈観察のポイントは?〉
・場所は、本校西門から遊歩道を20mほど北に進んだ対岸。
・晴れた日のお昼前後によく見られます。
・姿を現すのは10月から1月くらいまで。
今日はゴイサギ・シラサギの仲間の姿も見られました。都市部の川でも
環境が整えば、意外な生き物が寄って来るものですね。
本校の名カメラマンの力作をご覧ください。
小魚めがけてダイブ!!
第11回「新聞を読んで」感想文コンクールに本校から6作品が入賞し、
うち2作品は最優秀賞に輝きました。宇都宮中央女子高校とともに
学校賞も頂きました。(3年連続の受賞です。)
このコンクール(主催・下野新聞社、下野新聞下野会/後援・栃木県
教育委員会)は、記事を元に自分の考えや思いをまとめるものです。
今年は高校生の部に1328点の応募がありました。
白楊生が様々な体験活動の場を通して専門学科での学習を深め、
自らが学んだことを表現する力を培っていることをうれしく思います。
このような貴重な発表の機会を設けていただいている主催者の皆さまに
感謝いたします。また、暑さに負けず、1200字のマス目と格闘した全校の
皆さんお疲れさまでした。来年もがんばりましょうね。
高校1年生の部
最優秀賞 「ワイン造り 障害者と」を読んで 鈴木 桃与(農業経営科)
優良賞 新聞を読んで実感したもの 河又明日香(服飾デザイン科)
入選 新聞を読んで 鈴木 由実(流通経済科)
入選 緑と人間関係 梅澤紗也香(農業経営科)
高校2年生の部
入選 子どもたちの夢と社会 小野英美里(流通経済科)
高校3年生の部
最優秀賞 新規就農者についての記事を読んで 山岸七美(食品科学科)
「農」や「食」「環境」「農村」とのかかわり、歩みと思い、体験の記録、提言をつづった
「2014年(第42回)毎日農業記録賞」(毎日新聞社主催)に、本校から3名が入賞しました。
(詳細は末尾のとおりです。)高校生部門には、全国から859件の応募がありました。
入賞作はいずれも4000字を超える力作で、地域を盛り立てていこうとする熱い意気
込みが伝わってきます。応募原稿チェックで幾度もダメ出しを受けながら、あきらめずに
食い下がり、応募にこぎつけたみなさん、おつかれさまでした!!
中央入賞・優良賞
「野生動物と共生できる地域を創り出す」 斎藤千夏(服飾デザイン科)
地区入賞
「醸して活かす~二条大麦の自給率向上につなげるために~」 星野大空(食品科学科)
「牛屋の3代目として、私ができること」 小林裕一郎(農業経営科)