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渉外部よりお知らせ

令和6年度 PTA校内研修

1月17日(金)、本校の音楽室にてPTA校内研修が開催されました。

「障害のある子の親なきあと ~親あるあいだの準備~」をテーマに、親なきあと相談主宰 渡部 伸様を講師にお招きし、ご講話をいただきました。

 

数多くの講演会や相談を受ける渡部様がよく質問される「子どものためにどれほどのお金を残せばよいか」といった金銭的悩みや、様々な後見制度、そして生活の基盤となる住まいについての実際や他県での実情などについて、相談事例や障害をもったお子さんをおもちの渡部先生自身の経験を交えながらご講話をいただきました。

また、障害をもったお子さんの兄弟姉妹、いわゆる「きょうだい児」についてもお話をいただき、学齢期を過ぎた後に直面する様々な課題に対する解決の一助となるお話をいただきました。

 

ご講話をいただいた保護者から、「お金に関する課題として、信託の制度も活用できることを初めて知った」や、「障害年金を申請するために今から準備しておくことができることがあると分かった」など、新たな発見や、今からできることを知ることができ、とても勉強になったという感想を多くいただきました。

 

「まだまだ先のこと」と思いながらも漠然と抱えていた不安が少し軽くなった、そんな講演会でした。

お忙しい中ご講話いただきました渡部様、本当にありがとうございました。