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“夏の足工”伝統校のプライドを胸に
“夏の足工”伝統校のプライドを胸に
ASHIKAGA TECHNICAL High School Baseball Club News
新チームで迎えた秋季県大会では、たくさんの応援を頂きありがとうございました。
新チーム結成後は、この大会を勝ち抜くことを目標に練習してきました。そして迎えた初戦は、佐野・足利清風との連合チームを相手に5回コールドの10対0。硬さがありながらも、シード校として初戦を突破すると、続く真岡高校戦は、延長11回の末、4対3。終盤の苦しい状況にも踏ん張り、絶対に負けないという、選手の気持ちの伝わる熱戦でした。さらに3回戦では宇都宮工業を6対3で破り、2年連続となるベスト8に進出。力のある相手にも選手は堂々と戦いを挑み、まさに足工魂を体現したような戦いでした。前チームが準々決勝で敗れた相手だっただけに雪辱できたという点でも、この勝利は格別なものでした。
しかし、迎えた準々決勝は石橋高校を相手に2対9のコールド負け。再び準々決勝の壁に阻まれ、この壁を破るには、まだ実力が足りないことを思い知らされる悔しい結果となりました。ただ、それでも立ち止まっている時間はありません。次なる目標に向けて再スタートを切るには、この結果を現地点の力と潔く認める必要があります。実際に、石橋高校は雨の中でも各自が役割を果たし、勝つに値するだけのプレーをしていました。今大会を通じて浮き彫りとなった課題を克服するのは簡単でなく、もう1つ上まで勝ち上がるには普段の生活から、もう一度見つめ直す必要性も感じています。勝つためには確固たるチーム力が必要です。この悔しさを忘れず“良いチーム”“勝てるチーム”となれるようチーム一丸となって努力していく所存です。
そして、次なる目標は市内大会での優勝となります。今回の市内大会も、県大会で本校と白鴎大足利がベスト8入りしたように意地と意地のぶつかり合う、ハイレベルな戦いが繰り広げられるのは間違いありません。メンバー争いも白紙からのスタートとなります。懸命にプレーする選手に引き続き、温かいご声援をお願いします。
また、10月は1年生大会も実施されます。本校の初戦は10日となり、この時期の大会経験は貴重な財産となるはずです。残念ながら保護者も含めた完全な無観客試合となりますが、1年生チームの活躍をご期待下さい。今後も本校野球部の活動に変わらぬご理解、ご協力をお願いします。
“夏の足工”伝統校のプライドを胸に
“夏の足工”伝統校のプライドを胸に
ASHIKAGA TECHNICAL High School Baseball Club News
今年も熱い夏が終わりました。代替大会となった夏は、宇都宮北高校を相手に練習してきた成果を発揮しての嬉しい勝利を挙げた一方、続く栃木工業戦は悔しい逆転負け。甲子園大会が中止になるなど、今までに誰も経験したことのない夏だっただけに、どう心の整理をつければ良いか分からないままでしたが、多くの方のご尽力により、新チームをスタートさせることができました。この場を借りてお礼申し上げます。
さて、その新チームですが、今年も約1ヶ月間で26試合を消化するハード・スケジュールとなりました。結果は14勝12敗と勝ち越しはしたもののメンバーも入れ替わり、まだ多くの課題を抱えている現状です。ただ、選手は本当によく頑張りました。そして何より、2年生12名と1年生16名の28名全員で、この夏を乗り切れたことを嬉しく思います。部員1人1人が身体面だけでなく、精神的にも逞しく成長してくれたことを実感した夏でした。
そして、8月1日から1泊2日での土浦遠征も無事、実施することができました。県教委からの規定に従い、可能な範囲での注意を払っての実施ではありましたが、今回は特に、新型コロナウイルス感染の心配がゼロではない中で、保護者の皆様にはご理解、ご協力を頂いたことに感謝申し上げます。ありがとうございました。今回の遠征も普段とは違う環境の中、県外の様々なタイプのチームを相手に、選手は貴重な経験を積めたはずです。
さらに、22日、23日の両日で実施された交流戦では、前評判の高かった宇都宮商業を4対2。秋季県大会のシード権を懸けた足利高校戦も7対1で勝利することができました。選手の頑張りが形になったことを嬉しく思います。また、今回の交流戦は、やるべきことができれば、ある程度は戦える手応えを掴むと同時に、課題も浮き彫りになるなど収穫の多いものでした。県大会を前に緊張感ある本気の戦いを2試合経験できたことも貴重だと思います。本番は次です。この経験を生かしながら秋季県大会では持てる力を発揮し、旋風を巻き起こせるよう一戦一戦、全力で立ち向かいたいと思います。
最後に、これからも新型コロナウイルスの感染拡大等により先が見えず、予断を許さない状況が続きます。しかし、その中でも足利工業野球部としては、高校生らしい好チームとなるため日々の練習から真剣な取り組みを続け、努力していく所存です。選手の懸命なプレーに変わらぬご支援をお願いします。
“夏の足工”伝統校のプライドを胸に
ASHIKAGA TECHNICAL High School Baseball Club News
初戦となった宇都宮北高校戦は、5回コールドの13対3。大会の緊張感ある中でも17安打の猛攻を見せ、昨秋のベスト8として相応しい戦いを見せてくれました。3年生部員全員が出場を果たし、多くの笑顔が出せたことを嬉しく思います。続く栃木工業戦は、3対4の逆転負けを喫しましたが、悪コンディションの中でも、それを理由にすることなく堂々と戦う好ゲームでした。“足工魂”を体現する姿を後輩に示してくれたという点でも足工野球部にとって大きな財産であり、3年生には感謝しています。“このチームで、もっと野球がやりたい”と思う、好チームでした。選手には胸を張って欲しいと思います。本当によく頑張りました。
また、集計してみると昨夏の新チーム結成から58試合を消化し、通算成績は27勝24敗7分けという戦績でした。ここでも新型コロナウイルスの影響があり、例年の半分以下の試合数となったことを寂しく思います。それでも振り返れば、力がないと言われ続けたチームが、その言葉に発奮し、昨秋のベスト8進出は見事でした。長い教員生活の中でも、高校生の持つ可能性の大きさを改めて教えられた気がします。高校野球に没頭できた1年ではありませんでしたが、3年生の頑張りには、頭の下がる思いです。ご苦労様でした。
3年生にはこれから、それぞれの希望する進路実現に向けて努力して欲しいと思います。グラウンドでの頑張りがあれば、何でもできるはずです。足工のユニフォームを着て3年間野球をやり遂げたことに誇りを持って下さい。そして、3年生の保護者の皆様、今までありがとうございました。おかげさまで良い環境の中、思い切り野球をすることができました。これからも足工野球部は良き伝統を引き継ぎ、努力し続けます。今後も変わらぬご支援をお願いします。
“夏の足工”伝統校のプライドを胸に
ASHIKAGA TECHNICAL High School Baseball Club News
ただ、だからといって嘆き、下を向いているだけでは何も始まりません。そのため通常授業が再開した6月1日に“甲子園がなくなっても得られるもの”。そして“夏の大会が中止となった中で、どう感謝の気持ちを示すか”などをテーマとしたミーティングを行いました。こういった状況だからこそ、なおさら最後の1日まで全力でやり切れるよう心を1つにしたいと思います。
また、今年度についても部員不足で悩むチームが多い中、16名の新入部員を迎えられたことを嬉しく思います。スタッフとしても石塚大輝先生にコーチとして加わって頂きました。若い石塚コーチは、部員にとって良き兄貴分となってくれるはずです。高校野球の本来あるべき姿。そして“人間性豊かな工業人の育成”という本校の教育目標に“向学”“愛隣”“剛健”“創造”という校訓を忘れず、令和2年度も努力していく所存です。7月には市内大会と、夏の代替試合が実現するよう準備が進められています。選手の懸命な姿に変わらぬご支援、ご協力をお願いします。
“夏の足工”伝統校のプライドを胸に
“夏の足工”伝統校のプライドを胸に
ASHIKAGA TECHNICAL High School Baseball Club News
“春は選抜から”とはよく言われますが、今年もそういった時期になりました。しかし、今年度については、新型コロナウイルスの影響により突然の休校措置。部活動も休止とされ、春の選抜大会は史上初の中止となりました。今までに経験したことのない非常事態に誰もが先の見えない不安の中にいることと思います。ただ、朝の来ない夜はありません。待ち遠しかったシーズン開幕も、そこまで迫っているはずです。
選手には、予定した関西遠征も残念ながら中止となりましたが、野球ができることが当たり前ではないこと。好きな野球に打ち込めることが、どれだけ恵まれているかを忘れず、心身ともに逞しく成長した姿を見せてくれることを期待しています。
また、部員1人1人が「今シーズンに向けての抱負・意気込み」を書きました。ご覧頂き、足工グラウンドで懸命にプレーする選手を温かく見守り下さい。そして、今年度も記録集 第4号 「2018~2019“夏の足工”伝統校のプライドを胸に」とDVD「2018~2019 足利工業野球部の軌跡」を完成させることができました。この場を借りて、お礼申し上げます。
最後に、南部地区予選の相手が、小山西高校に決まりました。現時点では4月18日(土)9:00プレイボール。栃木市営球場を会場にしての一戦となる予定です。選手も目標が明確になり、モチベーションも高まっているはずです。今後も懸命にプレーする選手に温かいご声援をお願いします。
“夏の足工”伝統校のプライドを胸に
“夏の足工”伝統校のプライドを胸に
ASHIKAGA TECHNICAL High School Baseball Club News JAN 2020 Vol.46
令和2年も幕を開け、2年生にとってはいよいよ最後、勝負の年となりました。
新チームのスタートからここまで本当に早かった気がします。そんな中、保護者会の協力を頂き、1月3日(金)に必勝祈願。13日(月)には36㎞マラソンを無事、実施することができました。この場を借りてお礼申し上げます。
必勝祈願は最勝寺にて護摩を焚いて頂き、厳かな雰囲気の中、今年1年をケガなくプレーでき、良い結果を残せるよう祈願しました。部員一同、気持ちを新たに精進していきたいと思います。改めて、気持ちの引き締まる思いがありました。
そして、36㎞マラソンについては、今回も本当に過酷なものとなりました。36㎞という距離に加え、アップダウンの激しい、厳しいコースに、まずは“完走する”ことを目標に掲げ、選手1人1人が自分との戦いに挑みました。各自が限界に挑戦する姿を目の当たりにして、足工野球部員が頼もしく見えた1日でもありました。個人的には、一度決めたことは最後までやり切ることの大切さを感じています。部員は苦しみながらも完走したことにより、大きな達成感を実感したことでしょう。今後、壁に突き当たることがあっても、この経験を自信として乗り越えて欲しいと思います。残念ながら、このマラソンを走っただけでは、野球が上手くなるわけでも、打てるようになるわけでもありません。肝心なのは、この経験をもとに何をするかです。
選抜出場校も決まり、春もそこまで来ています。足工野球部としても秋のベスト8進出という結果は大きな自信となりました。その一方、準々決勝以上で勝負するには決定的に実力が足りないことも事実です。本気で“甲子園”を狙えるレベルに到達できるよう、選手にはなお一層、足工グラウンドでの日々の練習を大切にして、来るべき春に備えて欲しいと思います。最後に、部員1人1人が「新春の抱負」を色紙に書きました。今年の目標、決意表明となっています。ご覧頂き、選手を温かく見守り下さい。本年も変わらぬ、ご支援をお願いします。
“夏の足工”伝統校のプライドを胸に
“夏の足工”伝統校のプライドを胸に
ASHIKAGA TECHNICAL High School Baseball Club News DEC 2019 Vol.45
本校野球部も来春の飛躍を目指して、苦しいトレーニング期に入りました。もう一段階上のレベルにステップアップするための総合的な身体能力の底上げ。ケガをしない体作り。そして、課題となっている打撃の向上や守備での基本の徹底に加え、精神面の強化をこの時期に図りたいと考えています。そのためには単調で、つらい練習の繰り返しが、どうしても必要になります。何事も根気強く、継続しないことには大きな成果はありません。冬のトレーニングを通じて、部員の1人1人が身体面だけでなく、精神的にも逞しく成長してくれることを願っています。来シーズンに思い切り暴れるには、この時期の過ごし方が鍵を握ります。今は土の中に潜り、大きく根を張ることに専心したいと思います。
そして12月15日(日)には、学童野球との交流会が実施されました。これは野球をやる子供の減少が顕著となり、野球界全体で危機感が高まっている結果です。まだ手探りの状況ですが、とにかく一歩を踏み出し、まずは行動を起こしたことに意味があると思います。振り返ると、個人的にも野球を通じて育ててもらった気持ちがあります。100回大会を超える歴史を誇る高校野球が、今後も変わることなく続くために、野球に携わる1人として、それを次代に繋ぐ役割は欠かせないものに違いありません。高校でも野球を続けてくれる選手が1人でも増えてくれることを願っています。
また、部員1人1人が“今シーズンを振り返って”という作文を書きました。正しい自己分析と反省がなければ、大きな進歩は望めません。ご覧頂き、選手の頑張りを温かく見守り下さい。伝統校のプライドを胸に部員一同、頑張ります。
なお、1月13日(月)の過酷な36㎞マラソンに加え、26(日)には食事に関する講習会も予定しています。今後とも本校野球部の活動にご理解頂き、変わらぬご支援をお願いします。
“夏の足工”伝統校のプライドを胸に
“夏の足工”伝統校のプライドを胸に
ASHIKAGA TECHNICAL High School Baseball Club News NOV 2019 Vol.44
足利市内大会では、たくさんの応援を頂きありがとうございました。秋季県大会後は、この大会で優勝することに目標を切り替え、練習してきました。しかし、初戦となった足利大附属戦は、1対4での敗戦。攻撃力の弱さに加え、守備が乱れての失点が続くなど、実力の不足を思い知らされる結果となりました。この舞台でできないのは、力が足りないということです。チームのスローガンともなっている“伝統校のプライド”を胸に秘めながら今後も練習に取り組み、この悔しさは来春に晴らしたいと思います。
また、1年生大会についても、たくさんの応援を頂きありがとうございました。県大会への出場権を懸けた栃木工業戦は4対5という結果に終わったものの、1年生にとっては、この時期に貴重な経験となったはずです。
そして、11月23日には足利地区の中学生を対象とした強化練習会が実施されました。これは足利地区のレベルアップのため、市内の中学校と高校が連携して行っているものです。本校部員も普段とは違った立場から野球に接することで基本を再認識したり、教えることの難しさを実感する良い機会となりました。今後も切磋琢磨しながら、足利から甲子園に出場するチームが出ることを願っています。
さらに9日、10日に実施された監督会主催の練習会では、小倉宗司(2年)が県の選抜選手に選出され、16日に行われた作新学院大学戦に出場を果たしました。名誉なことであり、この経験を個人として生かすのはもちろん、チームにも還元して全体のレベルアップに繋がってくれることを期待しています。
最後に、この市内大会を以て、今シーズンの全試合日程が終了しました。新チーム結成以来、皆様のお力添えにより50試合もの試合を消化できたことに感謝申し上げます。結果は23勝20敗7分けとなりました。振り返れば、気持ちの整理もつかないままでの新チームスタート。土浦遠征をはじめ、猛暑の中、実力校との対戦が続いた練習試合。そして、大会での悔しい敗戦など実に様々なことがありました。この経験を生かし、前進していきたいと思います。これからオフ・シーズンとなりますが、この時期の過ごし方が来シーズンの飛躍の鍵を握ります。“良いチーム”そして“勝てるチーム”となれるよう、これからも地道な努力を続ける所存です。今後も変わらぬご支援をお願いします。
第118回足利市内高校野球親善試合について
が開催されました。
応援ありがとうございました。
第10回1年生大会南部地区ブロック大会結果について
戦が行われ 4-5で負けました。応援ありがとうございました。