日誌

自然いっぱいコーナー

オトメツバキの思い出

 本校の自然保護活動が本格化して4年目の平成9年に、当時の小学部児童と中学部生徒が、環境省(当時は環境庁でした)「こどもエコクラブ」の活動に参加しました。翌10年には中学部3年生だったAくんの発案で「自然守り隊」の名で登録となりました。この頃は、まだ高等部はありませんでした。
 その活動の一環に「こどもエコクラブエコロジカルあくしょん県コンテスト」がありました。自分たちが取り組んでいる自然保護活動を壁新聞で表現し発表するという内容でした。平成9年度は、シジュウカラやヤマガラ(カラ類)の巣箱架設で得られた今までの観察記録や当時絶滅危惧植物だったミズアオイの栽培・観察などを記事にしました。
 結果は、めでたく優秀賞となり、栃木県代表として、名古屋で開催されたこどもエコクラブ全国フェスティバルに参加しました。2名の中学生が名古屋まで足を運びました。平成10年3月28日のことです。
 そのときいただいた参加記念樹が「オトメツバキ」です。当時は高さが30センチほどでしたが、現在は大人の背丈ほどに成長しています。掲載の写真はその見事な実です。
校庭南側の「野鳥の庭」に植樹されています。
    周囲の遊具では子どもたちが元気に遊んでいます。
    オトメツバキもそっと見守っているようです。