校長室の窓から

校長室の窓から

なんじゃもんじゃの木

 新緑のまぶしいこの時期、校長室の窓から見える本校のシンボルツリー、「なんじゃもんじゃの木」が満開を迎えました。プロペラのような白い花がたくさん咲いて、まるで雪をかぶったようになっています。
「なんじゃもんじゃ」とは、木の種類にかかわらず、その地方に珍しい正体不明な立派な木を示して言うそうですが、調べると面白いエピソードがありました。
 水戸黄門として親しまれている水戸光圀が、時の将軍に「あの木はなんという木か?」という問われ、答えがわからずにとっさに「なんじゃもんじゃ」と答えたからだといわれています。そのほかにも、神事等で使われていたため、名前を直接呼ぶことができなかったなど、諸説あるそうです。
 この「なんじゃもんじゃの木」の和名は「ヒトツバタゴ」、モクセイ科の仲間です。花言葉は「清廉」。心が清らかで私欲がないという意味です。満開の「なんじゃもんじゃの木」を見ながら、日々そうありたいなあとしみじみ思う今日この頃です。

令和6年度 学校経営計画

 昨日、PTA総会、授業参観、保護者会が行われ、多くの保護者の方にご出席いただきました。ありがとうございました。授業参観では、保護者の方に見守られ、張り切って活動する児童生徒の姿がありました。 

 保護者会のあいさつの中で、今年度の学校経営計画について説明しました。内容は以下のとおりです。今年度の重点目標(1)安全・安心な学校づくりの具体的取組に「児童生徒の人権や内面を尊重した指導支援の充実」を新たに設けました。児童生徒の心情に寄り添いながら、自己肯定感や自己存在感、自己有用感を育み、児童生徒にとって安心して過ごせる居心地の良い学校、楽しい学校にしたいと考えております。重点目標が達成できるよう、ご家庭や関係機関と連携しながら取り組んでまいりたいと思います。

1年生の給食がはじまりました!

 今日から小学部1年生の給食が始まりました。献立はハンバーグ、スパゲッティサラダ、カレースープ、ふりかけ、お祝いゼリーです。子供たちの大好きなものばかり。「これだったらみんな喜んで食べてくれるかな、給食が好きになってくれるかなと思って、、、」栄養教諭の先生がそう話してくれました。1年生の給食初日、これはまさに「お祝い」です。本校のおいしい給食をたくさん食べて、心も体も大きく成長してほしいです。

ごあいさつ

 4月1日付けで校長として赴任しました。3度目の国分寺特別支援学校になります。豊かな自然に囲まれ、明るく元気な子供たちが在籍している国分寺特別支援学校に再び勤務できることを大変うれしく思います。
 令和6年度は小学部102名、中学部66名、高等部113名でスタートしました。新しい環境に早く慣れ、本校の校訓である「あかるく げんきに けんめいに」学校生活を送ってほしいと思います。地域や保護者の皆様と連携しながら、子供たちが安心・安全な環境の下、生き生きと学ぶことができる活気のある学校にしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
                                          

                            校長  木戸 朋子

 

校長室の窓から ~創立40周年記念式典~

今年は本校の創立40周年、大きな節目の年です。運動会、おおぞら祭は「40周年記念」の冠を掲げ、授業で制作した旗や飾りが見る者の目を楽しませてくれました。

11月22日(水)には、日頃からお世話になっている地域の方や企業、福祉施設、学校関係の皆様が御臨席くださり、本校らしい温かみのある記念式典を開催いたしました。各学部の卒業学年児童生徒以外は、教室でリモートによる式典参加にもかかわらず、体育館は人でいっぱいになり、多くの人に支えられ、40年間の歴史を重ねてきたことを再認識しました。御協力・御支援いただいたすべての皆様に感謝申し上げます。これからも地域の特別支援教育の中核となり、子どもたちの幸せな未来を築けるよう努力してまいります。引き続き本校を見守り、支えていただければ幸いです。