校長室の窓から

校長室の窓から

独協医科大学教材備品等贈呈式

 9月29日(月)に今市特別支援学校において、独協医科大学教材備品等贈呈式が行われました。

 独協医科大学様は10年以上にわたり、特別支援学校の教育活動に深い理解と支援、そして積極的に障害者雇用に取り組んでいらっしゃいます。

 今年も本校に軽量折式ストレッチマットを寄贈していただきました。このストレッチマットは体育館にある重いマットとは異なり、軽量で持ち運びしやすいため、行事や自立活動等の授業など、様々な場面で活用できると考えています。誠にありがとうございました。

防災・安全教育の強化に向けて

 公益財団法人日本教育公務員弘済会栃木支部様から頂いた研究指定助成金の一部で、防災テントと防災用段ボールベッドを購入しました。今年度の本校の重点目標である「安全・安心な学校づくりの推進」として防災・安全教育の強化に活用していきたいと思います。

高等部2年生校外宿泊学習引率

 9月18日(木)~19日(金)に高等部2年生の宿泊学習で宇都宮・日光方面に行ってきました。

 生徒たちは、栃木県防災館での風速30メートルの暴風や震度7の地震、煙体験、日光東照宮の豪華絢爛な建物の見学、宿泊先での友達との語らい、博物館の出前講座での昔の暮らし体験、上三川町の施設利用と折り紙体験など、様々な体験をしました。

 生徒たちはこれらの体験を主体的に取り組み、多くの学びを得るとともに、友達との絆を深め、たくさんの楽しい思い出を作ることができたようでした。生涯学習にも触れ、自分の地域の施設にも関心を示していました。詳しくは後ほど担当がお伝えします。

第2回学校運営協議会

 8月28日(木)に第2回学校運営協議会を開催しました。

 今回は委員の方々に加え、本校教員全員とPTA役員の方々を加えた「拡大熟議」を実施しました。熟議では、「地域連携」、「防災教育」、「切れ目のない支援」のテーマに分かれ、1グループ5~7名で話合いを行いました。ファシリテーター役の教員が、アイスブレイクを兼ねた自己紹介でメンバーの気持ちを和ませ、上手に進行してくれたので、立場や年齢が異なるメンバーでしたが、課題や解決策等について活発に意見交換を行っていました。

 熟議の後は、下野市安全安心課危機管理グループの方々から、「障がい者に対しての防災対策」という題で講話をいただきました。下野市の防災に対する取組を知り、児童生徒や保護者の方々が自然災害発生時等に安全に避難することができるよう、地域や行政と連携した体制構築と校内における防災教育のさらなる充実の必要性を感じました。

 今回の熟議で得られた様々な意見をまとめ、次回の学校運営協議会でさらに深めてまいりたいと思います。詳しくは「学校運営協議会だより」でご報告いたします。

小山地区雇用協会様からの寄付

 小山地区雇用協会様から寄付をいただきました。昭和41年に小山地区の地域産業の発展に寄与することを目的として設立された小山地区雇用協会様は、立ち上げ等当初の主な目的が達成され、各関係団体が連携することにより、従来の事業内容の継続が可能であることから、今年5月の定期総会において解散することが決定しました。解散にあたり、小山地区にある本校に役立ててもらいたいと連絡をいただき、会員企業様から本校に寄付をいただいた次第です。

 児童生徒たちの学習や学校の安全対策のために活用したいと思います。ありがとうございました。

2学期スタート

 44日間の夏休みが終わり、今日から2学期が始まりました。久しぶりに登校する児童生徒に、先生たちは「元気だった?」「夏休みはどうだった?」などと言葉をかけ、笑顔で児童生徒を迎え入れていました。

 始業式は暑さ対策のためリモートで行いました。私からは、修学旅行や産業現場等における実習、学校祭など、たくさんの行事がある長い2学期を、まずは健康に気を付けて元気に過ごすこと、そして友達と力を合わせ、楽しく充実した学校生活を送ってほしいことを話しました。高等部3年生にとっては、あと半年で卒業を迎えます。進路を決める実習に向かって自分の力をさらに伸ばしていくとともに、友達との絆を深め、一日一日を大切にしてほしいと願います。

 2学期も子ともたちの笑顔のために、保護者の皆様や地域、関係機関の皆様と連携を図りながら安全・安心な学校運営に努めてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

先生たちの夏休み

 夏休みに入り、3週間が経とうとしています。その間、個人懇談や進路相談会、福祉施設説明会、学校説明会、様々な研修会等が行われ、先生方は夏休みに入っても多忙な日々を過ごしています。研修会では時間をかけて実践と協議がなされ、実効性のある充実した研修となりました。また、職場体験研修として約50名の教員が企業や福祉施設、放課後等デイサービスで研修を行っています。

 今年、中学部の学級経営方針実践報告会に参加させてもらいました。担任の先生方が今年度の学校重点目標である「児童生徒の人権や内面を尊重した指導支援の充実」を実践する学級経営方針を発表し、他の先生方から助言や感想を得る形で行われました。どの学級経営方針も、クラスの生徒の実態をしっかりととらえ、先生方の創意工夫と情熱が詰まっていました。2学期以降も学部主事を中心に、児童生徒たちにとって居心地の良い安心できる学級づくりを進めてまいりたいと思います。

 8月13日(水)~15日(金)は学校閉庁日となりますので、よろしくお願いいたします。

 

第1学期終業式

 1学期が終了しました。4月、新学期を迎え緊張していた児童生徒たちも、日々の学習や行事の中でたくさんの笑顔を見せるようになりました。運動会、修学旅行などの大きな行事も無事に終了することができました。保護者の皆様、地域の皆様、関係機関の閔様、大変お世話になりました。ありがとうございました。

 18日の終業式では、1学期の行事等を振り返った後、夏休みに向けて次の5つのことを話しました。

 ①いろいろなことに挑戦しよう。

 ②健康に過ごそう。(バランスの良い食事、運動、早寝早起き)

 ③熱中症に気を付けよう。

 ④挨拶をしよう。

 ⑤自分でできることを増やそう。

 44日間の長い夏休みとなります。事故、怪我、病気等なく、楽しく元気に有意義に過ごしてほしいと思います。

 児童生徒の皆さんと2学期に元気に会えることを楽しみにしています。写真は中学部3年生が4月に種をまき、丹精込めて育てた「オクラ」です。児童生徒と同じように、1学期で大きく成長しました。

 

 

チーム国特のアイテム

 夏になると「木」の図案が入ったポロシャツを着る教員が増えてきます。これは、美術の教員が本校のシンボルツリーである「なんじゃもんじゃ」の木をモチーフにデザインしてくれたものです。よく見ると、枝が「KOKUTOKU」となっています。運動会や学校祭では、教員全員がこのポロシャツ(紺色)を着て指導支援に当たります。このポロシャツは、教員の気持ちを一つにしてくれるアイテムとなっています。

白鷗大学生のボランティア受入

 本校では、毎年ボランティアを希望している白鷗大学教育学部の学生を受け入れています。今年も6月から3年生の学生1名が毎週月曜日と金曜日の午前中に小学部に入ってくれています。児童たちは学生さんが来るとすぐに駆け寄り、一緒に楽しく遊んだり、学習したりしています。「子供たちはとてもかわいいし、楽しいです」と話す学生さん。ボランティア活動で特別支援学校の魅力を感じ、特別支援学校の教員を目指して頑張ってほしいと思います。

弘済会贈呈式

 今年度、日本教育公務員弘済会栃木支部様より研究指定を受け、7月16日に助成金の贈呈式が行われました。

 頂いた助成金を十分に活用し、児童生徒たちの安全な学校生活のために実践研究を行ってまいりたいと思います。ありがとうございました。

高等部生の活躍(とちぎアビリンピック&サッカー大会)

 7月5日(土)に第24回とちぎアビリンピックがあり、高等部生が喫茶サービス、製品パッキング、オフィスアシスタント、ビルクリーニング、木工部門に出場しました。生徒たちは緊張しながらも練習の成果を十分に発揮することができ、競技を終えた表情には達成感があふれていました。木工部門で銀賞と銅賞を獲得することができました。

 また、7月12日(土)に、第4回全国特別支援学校フットサル大会栃木予選が日環アリーナ栃木で行われ、高等部生8名が出場しました。県内6校が出場し、リーグ戦を繰り広げました。生徒たちは、相手の動きをよく見て声を掛け合い、正確にボールを繋いでシュートをしていました。2勝1敗で3位という素晴らしい成績でした。

 一人一人が自分の力を信じ、一生懸命頑張っている姿にとても感動した二つの大会でした。

PTA主催夏祭り

 7月8日、9日、15日の3日間、PTA主催の夏祭りが行われます。

 9日は25名の保護者の方が、輪投げ、ストラックアウト、あきかん積み、射的、あひるすくい、釣り、ボウリングなどのゲームを盛り上げてくださいました。児童生徒たちはそれぞれのゲームを体験し、とても楽しい夏祭りの時間を過ごすことができました。保護者の皆様、ありがとうございました。

 

教職員の健康保持

 本校では、教職員の安全及び健康の保持、快適な職場環境を目指し、毎月安全衛生委員会を開催しています。

 5月の安全衛生委員会では、議題の一つとして教員のサングラス着用について話し合いを行いました。産業医の先生のご助言・ご指導を受け、眩しさや疲労軽減、目の健康を守るために、教員が必要に応じて屋外でサングラスを着用して指導できるようにしました。また、サングラスの着用に際しては、サングラスの種類や服装を含め服務規律に留意が必要という共通理解を図りました。引き続き、教職員の健康保持を進めてまいりたいと思います。ご理解のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

 

獨協医科大学学外実習の受入

本校では、毎年獨協医科大学の医学部及び看護学部生の学外実習(1日)を受け入れています。

今年も3日間にわたり、18名の学生さんが小学部や中学部で児童生徒たちと一緒に過ごしました。

最初は緊張していた学生さんたちでしたが、児童生徒たちと触れ合う中で徐々に笑顔が見られ、積極的に児童生徒たちと関わっていました。本校の児童生徒の療育には医療機関との連携が欠かせません。学生さんにはこの実習を機会に障害への理解を深め、障害ある方に寄り添い、適切な支援を考えていける医療従事者を目指してほしいと思います。

給食配膳ボランティア

 本校には食堂がありますが、児童生徒全員が入ることができないため、小学部の高学年以降は、教室までワゴンで給食を運び、教員や生徒が配膳を行っています。そのため、今年度より「給食配膳ボランティア」の募集を始めました。

 ボランティアさんに給食の配膳を手伝っていただくことで、教員が児童生徒の支援・指導に当たる時間が確保され、より安全な給食の提供ができるようになるとともに、児童生徒にとっては、様々な人とのやりとりや関わりを通して、コミュニケーションや社会性の向上につながると考えます。

 昨日、地域の方が「給食配膳ボランティア第一号」として配膳を手伝ってくださいました。お陰でスムーズに配膳が行われ、普段よりも早めに給食を食べ始めることができました。

 引き続き「給食配膳ボランティア」を募集していますので、関心のある方はぜひ本校にお問い合わせください。

「チーム国特」②

本校の給食は、児童生徒の実態に応じて刻み食や一口大食、ペースト食等も提供しています。本日の給食のおかずはアジフライでした。刻み食の給食を見ると、刻んだアジフライが魚に整形されていました。児童生徒たちに「魚」を意識しておいしく食べてほしいという調理員さんの優しい思いが込められていてとても嬉しくなりました。児童生徒たちの健やかな成長を願う調理員さんたちは、大切な「チーム国特」の一員です。いつもありがとうございます。

 

本校の良さ

先日、高等部農業班によるじゃがいもの収穫体験が小学部生を招待して行われました。

時間になると、高等部生が小学部生を昇降口まで迎えに来て、畑まで手を繋いで連れて行ってくれました。高等部生は小学部生がじゃがいもを掘り出しやすいように、土をよけてあげたり、「ここのじゃがいも掘ってごらん」と優しく話しかけてあげたりしていました。小学部生はとても大きなじゃがいもに大喜び。そしてその姿を見た高等部生も笑顔になっていました。小学部から高等部まである本校の良さが十分に生かされた優しさあふれる授業でした。今後も合同授業の取組を積極的に行ってまいりたいと思います。収穫したじゃがいもは給食に出る予定です。

 

県民の日

6月15日の栃木県民の日に合わせて、本日の給食は「県民の日献立」でした。

米、牛乳、豚肉、にら、かんぴょう、キャベツ、きゅうり、たまご、とちあいかなど、栃木県産の食材がたくさん使われました。本校では毎日、栄養教諭が「きょうのはいぜん」として行事食の意味や食材について分かりやすく提示し、児童生徒たちの食や健康への関心を高める取組を行っています。献立をとおして、栃木県や栃木県産の食材への理解を深めてほしいと思います。

 

引き渡し訓練

 6月11日(水)に竜巻及び火災を想定した避難訓練と引き渡し訓練を行いました。 児童生徒たちは放送をよく聞き、落ち着いて体育館に避難しました。初めて避難訓練に参加した小学部1年生もしっかりとヘルメットを被り、防災リュックを背負って体育館に整列することができていました。

 放課後は、小学部1年生、4年生、中学部1年生、高等部1年生を対象に引き渡し訓練を行いました。保護者の皆様が持参してきた引き渡しカードを教員が確認して児童生徒を引き渡しました。保護者の皆様のご協力のお陰で短時間で終了することができました。ありがとうございました。

 今後も様々な避難訓練を繰り返し行い、教員の素早い対応能力を高めるとともに、児童生徒たちが自分で判断し、自ら身を守る行動をとることができるよう指導・支援をしていきたいと思います。