校長室の窓から
本日の給食より
今日の給食に「手作りふりかけ」がでました。教員からリクエストが出るくらい人気のふりかけです。ふりかけには、小松菜、じゃこ、鰹節などが入っています。児童生徒、教職員全員分のふりかけを作るのには、14キロの小松菜が必要で、それを4人の調理員さんで手切りしたそうです。そしてじっくり炒ることで、しっとりしたふりかけになります。
今日はおかずより、ふりかけご飯を真っ先に口にする子供たちが多くみられました。炒る時間が長いので腕がかなり痛くなるそうですが、いつもおいしい給食を作ってくださる調理員の皆様、本当にありがとうございます。
作品展in校長室
校長室の北側には掲示できる壁があります。そこに毎月各学部の作品が飾られ、校長室に彩りを添えてくれます。4月は訪問教育学級、5月は小学部高ブロック、そして今月は中学部の作品です。それぞれの作品が私を含め来室者を和ませ、そして初めて来校される方々との話題提供をしてくれます。今月の中学部の作品は運動会のために作った応援旗。これらを見ると自分も応援されているようで、今日も仕事をがんばろう!と気合が入ります。来月の作品も楽しみです。
避難訓練・引き渡し訓練
本日、避難訓練と引き渡し訓練を行いました。先月に地震初期対応訓練を行いましたが、校庭に避難する訓練は今回が初めてでした。竜巻、火災発生を想定した訓練で、緊急放送が何度も流れる中、児童生徒たちは先生の話をよく聞いて落ち着いて避難することができました。
引き渡し訓練では、小学部1年生、4年生、中学部1年生、高等部1年生を対象に行いました。保護者の方々が時間どおりに迎えに来ていただいたおかげで予定時間よりも10分早く終了することができました。詳しくは後ほど担当が報告いたします。御協力に感謝申し上げます。
中学部校内実習
盛り上がった運動会の余韻を楽しむのもつかの間、中学部では1週間の校内実習が始まりました。実習ではリサイクルファーム、手工芸、ベルマーク、紙工、軽作業など普段所属している作業を行います。1年生にとっては初めての校内実習になります。実習が始まって4日目、様子を見に行ってみると、生徒一人一人が自分の作業を理解して集中して取り組み、それぞれの方法でしっかりと報告している姿に感動しました。「校長先生、見てください」と出来上がった刺し子を嬉しそうに見せてくれたり、ベルマークの切り方を教えてくれたりする生徒もいました。明日が最終日です。疲れもあるかと思いますが、頑張ってほしいです。詳しくは後程担当がご報告します。
頑張った運動会
5月18日土曜日に運動会を行いました。
この日は真夏のような天気となる予報だったため、事前に熱中症対策を講じつつ、暑さ指数を頻繁に確認しながら進めました。幸いにも心地よい風が吹いてくれたため午前中の小学部と訪問教育学級、午後の中学部のすべての種目を行うことができました。子供たちはこれまでの練習の成果を十分に発揮し、ご家族の温かい声援を受けながら元気いっぱい走ったり、踊ったりしていました。ご家族の方もお子様の活躍ぶりを嬉しそうにご覧になっていました。今年は参観人数の制限を解除したため、たくさんのご家族の方、そしてご来賓の方々にお越しいただくことができ、笑顔あふれる運動会となりました。ありがとうございました。
明日は運動会
明日18日土曜日は小学部・中学部・訪問教育学級の運動会です。
今日は前日ということで、各学部で最後の練習や運動会の日程の確認などを行うなど、準備万端のようでした。
そして給食は、「ひれかつ」で「勝つ!」、たい焼きで「おめでたい」という思いがこめられた「運動会応援メニュー」でした。明日の子供たちの頑張りを後押ししてくれることでしょう。
放課後は先生方がグラウンド整備を念入りに行いました。明日は熱中症が心配されますが、子どもたちが練習の成果を十分に発揮できるよう、安全に実施したいと思います。
なんじゃもんじゃの木
新緑のまぶしいこの時期、校長室の窓から見える本校のシンボルツリー、「なんじゃもんじゃの木」が満開を迎えました。プロペラのような白い花がたくさん咲いて、まるで雪をかぶったようになっています。
「なんじゃもんじゃ」とは、木の種類にかかわらず、その地方に珍しい正体不明な立派な木を示して言うそうですが、調べると面白いエピソードがありました。
水戸黄門として親しまれている水戸光圀が、時の将軍に「あの木はなんという木か?」という問われ、答えがわからずにとっさに「なんじゃもんじゃ」と答えたからだといわれています。そのほかにも、神事等で使われていたため、名前を直接呼ぶことができなかったなど、諸説あるそうです。
この「なんじゃもんじゃの木」の和名は「ヒトツバタゴ」、モクセイ科の仲間です。花言葉は「清廉」。心が清らかで私欲がないという意味です。満開の「なんじゃもんじゃの木」を見ながら、日々そうありたいなあとしみじみ思う今日この頃です。
令和6年度 学校経営計画
昨日、PTA総会、授業参観、保護者会が行われ、多くの保護者の方にご出席いただきました。ありがとうございました。授業参観では、保護者の方に見守られ、張り切って活動する児童生徒の姿がありました。
保護者会のあいさつの中で、今年度の学校経営計画について説明しました。内容は以下のとおりです。今年度の重点目標(1)安全・安心な学校づくりの具体的取組に「児童生徒の人権や内面を尊重した指導支援の充実」を新たに設けました。児童生徒の心情に寄り添いながら、自己肯定感や自己存在感、自己有用感を育み、児童生徒にとって安心して過ごせる居心地の良い学校、楽しい学校にしたいと考えております。重点目標が達成できるよう、ご家庭や関係機関と連携しながら取り組んでまいりたいと思います。
1年生の給食がはじまりました!
今日から小学部1年生の給食が始まりました。献立はハンバーグ、スパゲッティサラダ、カレースープ、ふりかけ、お祝いゼリーです。子供たちの大好きなものばかり。「これだったらみんな喜んで食べてくれるかな、給食が好きになってくれるかなと思って、、、」栄養教諭の先生がそう話してくれました。1年生の給食初日、これはまさに「お祝い」です。本校のおいしい給食をたくさん食べて、心も体も大きく成長してほしいです。
ごあいさつ
4月1日付けで校長として赴任しました。3度目の国分寺特別支援学校になります。豊かな自然に囲まれ、明るく元気な子供たちが在籍している国分寺特別支援学校に再び勤務できることを大変うれしく思います。
令和6年度は小学部102名、中学部66名、高等部113名でスタートしました。新しい環境に早く慣れ、本校の校訓である「あかるく げんきに けんめいに」学校生活を送ってほしいと思います。地域や保護者の皆様と連携しながら、子供たちが安心・安全な環境の下、生き生きと学ぶことができる活気のある学校にしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
校長 木戸 朋子
校長室の窓から ~創立40周年記念式典~
今年は本校の創立40周年、大きな節目の年です。運動会、おおぞら祭は「40周年記念」の冠を掲げ、授業で制作した旗や飾りが見る者の目を楽しませてくれました。
11月22日(水)には、日頃からお世話になっている地域の方や企業、福祉施設、学校関係の皆様が御臨席くださり、本校らしい温かみのある記念式典を開催いたしました。各学部の卒業学年児童生徒以外は、教室でリモートによる式典参加にもかかわらず、体育館は人でいっぱいになり、多くの人に支えられ、40年間の歴史を重ねてきたことを再認識しました。御協力・御支援いただいたすべての皆様に感謝申し上げます。これからも地域の特別支援教育の中核となり、子どもたちの幸せな未来を築けるよう努力してまいります。引き続き本校を見守り、支えていただければ幸いです。
校長室の窓から ~令和5年度 第1学期の様子~
校長室の窓から
令和5年7月
令和5年度第1学期の終業式を行いました。熱中症対策としてオープンスペースと教室をリモートでつなぎましたが、窓越しに校歌が聞こえ、コロナ禍以前の日常が戻ってきたことを実感しました。
1学期は小学部・中学部・訪問教育学級の創立40周年記念運動会や高等部の体育祭、中学部校外宿泊学習や高等部修学旅行、校外学習など、保護者や地域の皆様の御協力のもと、さまざまな活動を行うことができました。また、校内実習や産業現場等における実習、調理活動、季節や生活に関する学習など、体験的な学びも充実していたと思います。
数年前までは、PTAが中心になり、地域のお囃子会や高校生ボランティアによる発表、おおぞら会(同窓会)の参加など、にぎやかな夏祭りが夏の一大イベントとして催されていました。今年は保護者の皆様に輪投げや魚釣りなど多くのゲームを御準備いただき、当日の運営もお世話になりながら、学部ごとに夏祭りが実施されました。また、プールバッグを持ち、意気揚々とスクールバスを降りてくる子どもたち。朝から教室で水泳帽をかぶって待ち遠しそうな様子が見られるなど、夏の風物詩を味わった7月でした。
今年度は創立40周年の年にあたり、「なんじゃもんじゃの木に 夢と未来をさかせよう」プロジェクトがスタートしました。児童生徒、教職員、保護者及び地域の皆様の「手」をお借りして、この地で40年目を迎えられた感謝の気持ちと、今後の発展への祈りを込めて、手形を集結してでシンボルツリーのなんじゃもんじゃを制作しています。御来校の際には、ぜひ「手」を差し出し、創立40周年を盛り上げていただけると幸いです。
校長 保坂麻紀