校長室の窓から

校長室の窓から

令和7年度 ごあいさつ

 令和7年度も引き続き、国分寺特別支援学校の校長を務めます木戸朋子と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

 令和7年度の国分寺特別支援学校は、教職員25名を新たに迎え、新体制でスタートしました。校訓である「あかるく げんきに けんめいに」を基本として、児童生徒たちが自分の持てる力を伸ばし、自立と社会参加に向けて健やかに成長することができるよう、保護者の皆様、地域の皆様、関係機関の皆様と連携しながら教職員が一丸となって努めてまいりたいと思います。

 このホームページでは、日常の学習や学校行事などの様子、進路情報、地域連携情報などを積極的に発信してまいりますので、ご覧いただけると幸いです。 

 今後ともご理解とご支援をよろしくお願いいたします。

令和6年度末のごあいさつ

3月24日(月)に修業式を行い、各学年の代表の児童生徒に修了証書を渡しました。

修了証書を受け取る姿には、一年間頑張ったぞ!という自信があふれ、堂々としていました。児童生徒一人一人に直接修了証書を手渡せなかったのは残念ですが、児童生徒全員がそれぞれの持っている力を伸ばし、成長できたことに大きな拍手を送りたいと思います。

令和6年度もまもなく終わろうとしています。子供たちの成長を支えてくださった保護者等の皆様、地域の皆様、関係機関の皆様に深く感謝申し上げます。令和7年度もどうぞよろしくお願いいたします。

掲載した写真は、バレンタインデーに合わせて保健室の先生方が、『大切な人へメッセージを伝えよう』という企画をしてくれたものです。児童生徒、教職員からたくさんの「ありがとう」が集まりました。令和7年度もお互いに感謝の気持ちをもてるような学校にしていきたいと思います。

新たなステージへ

春の穏やかな陽気に包まれた3月10日(月)、PTA役員の方々や学校運営協議会委員の方々、進路関係者の方々等、多くのご来賓、保護者の皆様にご臨席いただき、令和6年度卒業式を行いました。小学部生13名、中学部生23名、高等部29名一人ひとりに卒業証書を授与し、卒業証書を受け取る児童生徒の表情には、国分寺特別支援学校で学んだという自信と誇りがあふれていました。

式辞では、小、中学部生には、これからもいろいろなことに挑戦してほしいこと、高等部生には社会に出てからも周りの人たちに感謝の気持ちと笑顔を忘れずに人とのつながりを大切にしながら歩んでほしいことを伝えました。

校舎には在校生が心を込めて作成した作品が飾られ、卒業生をお祝いしました。

これまで卒業生をご支援くださった保護者の皆様、地域の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。

卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。未来にはばたけ!翼を広げ大空へ!

もうすぐ卒業

本校の卒業式は3月10日(月)です。

高等部3年生にとっては、学校で友達と過ごす1分1秒が大切な時間となっています。

そのような中、高等部3年生が校長室に来て、みんなで作ったクッキーをプレゼントしてくれました。

添えられたメッセージカードには、学校での思い出と共に感謝の気持ちと、「校長先生、これからも頑張ってください!」とエールが書かれていました。手紙とクッキーの優しい味に感動したとても嬉しい日でした。

 

 

 

全農とちぎ様からのイチゴとトマトの寄贈

 26日(木)にJA全農とちぎ様より、県内の各特別支援学校にイチゴとトマトが寄贈されました。

 本校には、イチゴが124パック(1984粒)、トマト120個が届きました。早速昨日の給食にイチゴが登場し、児童生徒たちは甘くてジューシーなイチゴを大喜びしながら食べていました。

 そして本日はトマトが登場しました。果肉が厚く、瑞々しいトマトの味を楽しみました。

 児童生徒たちにとって、イチゴやトマトを大切に育ててくださった生産者の方々への感謝の気持ちを持つとともに、県の特産品を学ぶ貴重な機会となりました。ありがとうございました。

 

第3回学校運営協議会

 2月10日(月)に第3回学校運営協議会を開催しました。

 今回は、「本校における進路指導」の取組の報告や、「学校評価」及び「次年度の学校経営計画(案)」、「今年度の成果と課題」について意見交換を行いました。

 委員の皆様からそれぞれのお立場でのご意見やご提案をたくさんいただき、次年度に向け、多角的に学校運営を考えるための大きなステップとなりました。

 今年度、本校が特別支援学校として初めてコミュニティ・スクールとなり、宇都宮大学大学院教育学研究科の教授岡澤先生を委員長として学校運営協議会を開催してきました。委員の皆様のご尽力のお陰で、地域とつながり、地域資源を活用した教育活動の充実が一歩一歩確実に進んでいると感じています。

 次年度も引き続き、地域と共に歩む学校づくりを推進していきたいと思います。

乙女屋様からの寄贈

株式会社乙女屋様から打楽器セット、レスキューマット、パーテーションの寄贈がありました。

これは、栃木銀行様の「とちぎんSDGs私募債(未来へのこころ)」の取組によって実現したものです。

2月7日(金)に、株式会社乙女屋代表取締役 渡辺利之様、栃木銀行間々田支店支店長 増渕泰久様、栃木銀行関係者の方々が来校され、校長室にて贈呈式が行われました。

頂いた品々を活用し、安心安全な学校づくり、児童生徒の豊かな心の育成、そしてきめ細やかな指導支援の充実を図ってまいりたいと思います。ありがとうございました。

節分

 今年の節分が2月2日日曜日だったため、学校での節分行事等は2月3日に行われました。午前中は小学部が「豆まき集会」で、児童一人一人が退治したい「自分の中にいる鬼」を発表し、ゲームをしながら鬼退治を行いました。

 給食は節分メニュー。いわしのおかか煮や福豆がでました。食堂の入り口や中高等部に給食を運ぶワゴンには食育の取組として、毎日献立の説明が掲示されていますが、この日は節分に行われる豆まきの説明がありました。全校生徒、教職員の「無病息災」を願いながら豆を頂きました。

 校長室の絵画コーナーも鬼一色となりました。みんなの鬼がそれぞれの頑張りにより退治され、きっと大きな福が来ることでしょう。

伸びゆく子どもたちの作品展開催

 伸びゆく子どもたちの作品展がイオンモール小山店、南側入り口付近で本日2月1日から3日(15:00)まで開催されています。

 本校児童生徒たちの豊かな感性と優しさにあふれた作品がたくさん展示されていますので、ぜひ御覧ください。会場にQRコードがありますので、感想をお寄せいただけると幸いです。お待ちいたしております。

本年もよろしくお願いいたします

新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

冬休みが終わり、児童生徒たちの元気な姿が校舎に戻ってきました。登校して私を見かけると駆け寄ってきて、お正月で食べたおせちの話や、遊びに出かけたことを話してくれた児童生徒もおり、とても嬉しく感じました。

始業式では、「巳年」にちなみ、いろいろなことに挑戦して大きく成長していきましょうと話をしました。また、高等部3年生にとっては最後の学生生活となるので、友達との絆をさらに深め、卒業後の進路に向かって準備を進めてほしいことも伝えました。

今年度もあと3か月となり、学習のまとめの時期となりました。個別の指導計画に基づき、お子様一人ひとりの目標が十分に達成できるよう、引き続き教職員一同一丸となって指導・支援をしてまいりたいと思います。

 

 

 

PTA冬のお楽しみ会

12月21日(土)にPTA主催「冬のお楽しみ会」が本校体育館で開催され、児童生徒、保護者の方、約100名の方が参加してくださいました。

今回は児童生徒たちの居住地で活動されているボランティア団体の方々にご協力をお願いし、小山市「オカリナ」の皆さんによるオカリナ演奏、下野市「お話ポケットの会」の皆さんによる読み聞かせと人形劇、野木町「野木ひまわり」の皆さんによるよさこいソーラン体験、上三川町「ORIGAMI 普及指導員の会」の皆さんによる折り紙体験を行いました。また、中学部生のダンスグループによるダンス発表や、高等部生のピアノ演奏などもあり、会場を盛り上げてくれました。クリスマスの素敵な雰囲気の中、ボランティアの皆様と共にとても楽しい時間を過ごすことができました。今後も地域の方々とのつながりを大切にしていきたいと思います。ボランティア団体の皆様、ありがとうございました。そしてPTAの皆様、準備や会の係分担等大変お世話になりました。

 

第2回学校運営協議会

12月18日(水)に第2回学校運営協議会を開催しました。

今回は、「本校における生活に関する指導」と「地域連携」についての取組を報告した後、「地域とともにある特別支援学校~児童生徒・保護者が安心して地域で暮らすために~」について熟議(意見交換)を行いました。熟議では委員の皆様が少人数のグループになり、「児童生徒・保護者が安心して地域で暮らすため」の課題及び対策について、本校教員のファシリテーターのもと、和気あいあいとした雰囲気の中、それぞれのお立場から意見をたくさん出していただきました。各グループの熟議では、本校教育の理解推進や居住地域での居場所づくり、卒業後の支援の充実、防災の充実等の内容が多くありました。今回の熟議でいただいたご意見を学校運営協議会で深め、今後の学校運営に生かしてまいりたいと思います。

 

地域との連携「ヘアカット講習会」

12月10日(火)に本校においてヘアカット講習会が開催されました。この講習会は、本校の保護者の方の困り事のひとつである「理容室・美容室になかなか連れていくことができず、家でも上手にヘアカットするのが難しい」という声を受け、本校の学校運営協議会副会長の前原様、下野市青少年育成市民会議の皆様のご尽力で、下野市にある「ヘアサロンくらなみ」の店主、倉浪隆行様を講師にお招きして実現したものです。

講習会には23名の保護者が参加し、倉浪様からバリカンやハサミの使い方、前髪の切り方などを教えていただきました。保護者の皆様は倉浪様の丁寧でわかりやすい説明を熱心に聞いたり、実際にマネキンを使ってハサミでカットもさせていただき、コツをつかんだりしていました。保護者の皆様からは「参加してよかった。家で早速やってみたい。」という声を多くいただきました。

今後はこのご縁を大切に、児童生徒の生活指導の充実につなげていくとともに、引き続き地域と連携し、地域の資源を活用しながら教育活動を進めてまいりたいと思います。

 

 

「すきです羽川」ふれあいイルミネーション2024点灯式

12月8日(日)に大沼公園で『「すきです羽川」ふれあいイルミネーション2024』の点灯式があり、本校高等部の音楽部が演奏しました。歌やダンス、和太鼓を披露し、みなさんにクリスマスの楽しい雰囲気を味わっていただきました。羽川地区には児童生徒たちが徒歩学習でよく行く大沼公園や、交流で大変お世話になっている羽川小学校、桑中学校、そしてマルベリー館があり、本校の児童生徒たちをいつも温かく見守ってくださっています。今後も羽川地区の皆さんとの交流を大切にしていきたいと思います。演奏の様子は担当が後ほどご報告いたします。

おおぞら作品展

今年も児童生徒たちの居住地で「おおぞら作品展」を開催しています。

開催場所、日時は

上三川町・・・ORIGAMIプラザにて12月6日(金)まで

野木町・・・野木町公民館にて12月9日(月)まで

下野市・・・石橋公民館にて12月10日(火)まで

小山市・・・小山市役所にて12月9日(月)から16日(月)まで

この作品展により、より多くの地域の方々に本校の教育活動及び児童生徒たちのことを知っていただく機会となればと思います。児童生徒たちの感性豊かな作品をぜひご覧ください。

小山ロータリークラブとの交流

小山ロータリークラブの皆様は積極的に地域貢献活動に取り組まれており、本校とは10年以上前から交流があります。これまで木製のベンチや清掃の資機材、しだれ桜等の寄贈、さらに会員の皆さんとの直接的な交流をしていただいています。これらの交流により生徒の就労のチャンスも創出していただいています。

今年は12月5日に小山グランドホテルでの異文化交流会に高等部三年生が招待されました。

交流会では、食事をしながら会員の皆様と懇談をしたり、小山ロータリークラブが支援しているイタリアや中国の留学生による母国の紹介を聞いたりしました。本校からは、生徒たちが日本の伝統文化をスライドで発表し、その後和太鼓とソーラン節を披露しました。力強い演奏と踊りに、会員の皆様から大きな拍手をいただきました。詳しくは後ほど担当がご報告いたします。

交流を通して、生徒たちの素晴らしい面をたくさん知っていただき、生徒たちの社会生活や職業生活がより豊かになっていくことを願っています。

 

職員研修

児童生徒が毎日楽しく元気に学校生活を送るためには、まずは教職員が元気でいることが大切です。教職員が心身ともに健康でやりがいをもって勤務できることを目指し、「風通しの良い職場づくりのためのコミュニケーション術」の研修を行いました。

同世代の教員がグループとなり、同僚から言われて「嬉しかったこと」「辛かったこと」を発表し、「考えや思いを相手が受け入れられるように伝えるためにはどうすればよいか」について話し合い(熟議)をしました。各グループの意見を共有する場では、世代ごとに受け止め方が異なることがわかり、今後のコミュニケーションをとる参考となっていました。学校は20代から60代まで幅広い教職員が勤務しています。児童生徒のより良い指導・支援のため、互いの人権を尊重しながら意見交換ができる居心地の良い職場を目指していきたいと思います。

 

 

石橋高等学校からの感謝状

栃木県立石橋高等学校とは長年学校間交流でお世話になっており、毎年高等部生が石橋高等学校で一緒にボッチャを行ったり、本校で作業学習を行ったりしています。

今年石橋高等学校は創立100周年を迎え、11月8日に創立100周年記念式典が盛大に行われました。その際に交流校として本校に感謝状が贈られました。交流及び共同学習により相互理解を深め、石橋高等学校の生徒の皆さんには将来障害のある方たちの良きサポーターとなってほしいと願っています。そして本校生徒にとってもこの関わりをとおして、主体性と豊かな人間性を育む貴重な機会と考えます。今後も積極的に学校間交流を進めてまいりたいと思います。感謝状は職員玄関に掲示しますのでぜひご覧ください。

グラウンド整備

グラウンド入り口付近に大きなくぼみがあり、雨が降ると水たまりとなって車で来校される保護者の皆様にはご不便をおかけしておりましたが、この度整備して安全に使用することができるようになりました。送迎等の際は引き続き最徐行での運転をどうぞよろしくお願いいたします。

大成功!おおぞら祭

11月2日(土)に交流学習発表会「おおぞら祭」を行いました。5年ぶりの一般公開、一斉開催となり、ご家族の方、地域の方、卒業生、関係機関の方々などたくさんの方が来校されました。あいにくの雨模様でしたが、雨を吹き飛ばすかのように、児童生徒たちは日ごろの学習の成果を元気にそして堂々と発表することができました。また、中高等部の即売会はすべての会場でお客様の列ができ、大盛況でした。今年度のスローガン「みんなで作ろう 笑顔あふれるおおぞら祭」のとおり、みんなが「笑顔」になったおおぞら祭でした。ありがとうございました。詳しくは後ほど担当がご報告いたします。