校長室の窓から
玄関のひまわり
NPO法人げんきフォーラム桑さんより、貴法人が栽培しているひまわりをいただきました。この時期では珍しいひまわりですが、とても大きいので見ているだけで元気をもらえます。玄関に飾ってありますので、ご来校の際はご覧ください。
本日はおおぞら祭です。あいにくの天気ですが、どうぞお気をつけてお越しください。たくさんの方のご来校、お待ちいたしております。
PTA視察研修会
10月31日(木)にPTA視察研修会がありました。小学部から高等部まで48名の保護者の方が参加し、茨城県桜川市にある社会福祉法人「上の原学園」さんと社会福祉法人征峯会「ライフサポート ヒラソル」さんに見学に行きました。日中一時預かり先や卒業後の進路先は保護者方々の大きな心配事の一つです。保護者の皆さんは熱心に施設の説明を聞いたり施設内の見学を行ったりしました。お昼は施設の近くのイタリアンで談笑しながらパスタを食べ、楽しいランチタイムとなりました。進路情報については、引き続きHP等で様々な情報を発信するとともに、PTA活動による施設見学等を継続して行い、保護者の皆様が安心してお子様の進路先を選択できるようにしていきたいと思います。
全国産業教育フェア栃木大会(さんフェアとちぎ2024)
10月26日(土)、27日(日)の2日間にわたり、全国産業教育フェア栃木大会が開催されました。この大会は農業、工業、商業、水産、家庭、看護、情報、福祉の8つの分野で専門的な教育を行う全国の専門高校等で学ぶ生徒たちが集い、日々の学習・研鑽の成果を発表することを通して、さらなる意欲の向上と地域社会への産業教育の理解促進を目的に開催されています。
特別支援教育部からは盲学校がマッサージ体験、宇都宮青葉高等学園が高校生カフェ、富屋、宇大付属、益子、南那須、足中特、本校の知的障害教育校が作品展示を行いました。本校は主に高等部の作業製品(名刺、ポチ袋、刺し子布巾、なべしき、木製ゲーム、ラックなど)を展示しました。たくさんの方が来場され、生徒たちの丁寧なマッサージや接客に感心されていたり、個性豊かな作品や完成度の高い作業製品に驚かれたりしていました。この全国大会を通じて特別支援学校の児童生徒たちの頑張りや素晴らしさを十分に発信する機会となりました。
中学部修学旅行
10月17(木)~18(金)に中学部の修学旅行で東京・横浜方面に行ってきました。
生徒たちは、どこに行っても何をするのにも「すごーい」「楽しい」と感動し、たくさんの笑顔を見せてくれました。首都高の立体交差、高層ビル、スカイツリーの高さ、展望台からみる建物や車の小ささ、世界で一つだけのカップめん、バイキング料理の品数の多さ、ふかふかのベッド、ホテルの部屋から見える横浜の夜景、水族館の魚たち、そして乗り物などなど。
生徒たちは、常に先生の話をよく聞き、約束事を守って行動することができていたので、事故やけがもなく過ごすことができました。また、疲れ気味の友達に「大丈夫?」「頑張ろう」と声をかけたり、「たのしいね」「おいしいね」と共に気持ちを共有したりするなど、中学部を共に過ごした仲間との絆をさらに深めていました。
保護者の皆様には荷物の準備、お子様の健康管理、送迎等で大変お世話になりました。詳しくは後ほど担当がご報告いたします。
独協医科大学教材備品等贈呈式
9月30日(月)に栃木特別支援学校にて独協医科大学の教材備品等の贈呈式が行われました。
独協医科大学は独自に「障がい者雇用支援月間」を設け、その関連事業として特別支援学校に教材備品等を送る活動を続けていらっしゃいます。今年度本校には、デジタルワイヤレスアンプシステムと布製防災担架を寄贈していただきました。子供たちのより良い学びと安全な学校づくりのために活用したいと思います。ありがとうございました。
トマトパーク様からの寄贈
中学部や高等部の作業学習でお世話になってる株式会社トマトパーク様(下野市)から、作業学習で使用する物品(シュレッダー、デジタルはかり、ラック2台)を寄贈していただきました。
寄贈していただた物品をたくさん活用しながら、学びを深め、自分の進路実現に向けて頑張ってほしいと思います。株式会社トマトマーク様の御厚意に深く感謝申し上げます。作業での様子は後ほど担当がご報告いたします。
2学期始業式
心配された台風の影響を受けることなく、本日無事に2学期をスタートすることができました。
登校してくる児童生徒たちは、朝からパワー全開。皆それぞれの方法で「おはようございます」と笑顔で挨拶をしてくれました。始業式の後各教室を回ると、写真と共に楽しかった夏休みの思い出を発表している姿が多く見られました。
2学期は、校外宿泊学習、校外学習、修学旅行、学校祭、産業現場等における実習、校内実習などたくさんの行事や学習があります。1学期の学びをさらに深め、大きく成長してほしいと思います。2学期もどうぞよろしくお願いいたします。
そして今日はうれしいことがありました。現在下野市役所で開催している本校の作品展をご覧になった小山市在住の方が、児童生徒の頑張っている姿を知り、手作りのリースをプレゼントをしたいと来校されました。作品展から広がる地域連携の輪、大切にしていきたいと思います。ありがとうございました。頂いた4つのリースを昇降口等に飾りましたのでご来校の際はぜひご覧ください。
教員研修in夏休み
夏休みに入ると、教員研修がたくさん実施されます。不審者対応訓練に始まり、医療的ケア研修、防災研修、人権教育研修、情報教育研修、自立活動研修などなど。時には外部講師をお招きしてより専門的に学びます。進路に関する研修では、生徒が実習する福祉施設や企業等に行き、数日間作業をしてきます。今年度は41名の教員(小・中・高等部)が希望しました。生徒が実習で行う作業を実際に体験することで、今後の指導に役立てたり、保護者の皆様に進路情報を適切に提供したりできるようにします。教員一人一人の指導力向上に向け、関係機関と連携しながら取り組んでいきたいと思います。
校内では、8月1日まで「手作り教材展」を開催しています。創意工夫された教材が数多く展示されていますので、懇談等でご来校の際はぜひお立ち寄りください。(場所:管理棟1階 小学部5年4組教室)
*写真は「不審者対応訓練」の様子です。
1学期終業式
本日1学期の終業式を迎えました。
熱中症対策のため、終業式はオープンスペースと各教室をリモートでつないで行いました。私からは1学期を写真で振り返るとともに、夏休みの過ごし方について以下の内容を話しました。
〇「いろいろなことに挑戦してみましょう」・・・夏の行事への参加、自然と触れ合う体験、読書など
〇「健康に過ごしましょう」・・・バランスの良い食事、運動、早寝早起きの習慣
〇「元気に挨拶をしましょう」・・・家族、地域の人への元気な挨拶
〇「できることを増やしましょう」・・・手伝い(掃除、洗濯、調理など)、自分のこと
1学期は運動会や修学旅行(高等部)、校外宿泊学習、校外学習、校内実習、産業現場等における実習、PTA主催の夏祭りなど、たくさんの行事がありました。普段の授業や行事、地域の方々とのふれあいを通して、子供たちは意欲的に学び、大きく成長できたと思います。特に運動会では、ご来賓の方々をはじめ、多くの保護者の皆様が応援してくださったので、大いに盛り上がりました。
保護者の皆様、地域の皆様、1学期も本校の教育活動にご協力をいただきましてありがとうございました。お世話になりました。今年は44日間の長い夏休みになります。お子様たちには事故、怪我、病気に気を付けて元気に過ごしてほしいと思います。
*写真のスイカは、高等部3年1組が育てているものです。
フットサル大会準優勝!
一般財団法人日本ライオンズ主催、第3回全国特別支援学校フットサル大会 栃木県予選会が7月15日(月)に栃木県総合運動公園日環アリーナ栃木で開催され、本校高等部生8名が初めて出場しました。国分寺特別支援学校、那須特別支援学校、南那須特別支援学校、宇都宮青葉高等学園の4校が参加し、各校が熱戦を繰り広げました。
1回戦は南那須特別支援学校と対戦し、PKで決勝に勝ち進みました。決勝戦は宇都宮青葉高等学園と行いました。惜しくも敗れてしましましたが、互いに声を掛け合い、励まし合いながらプレーをしたり、ハーフタイム中に生徒たちだけでミーティングを行ったりしていたそのチーム力は最強でした。準優勝、おめでとうございます。詳しくは後ほど担当がお伝えします。
コミュニティ・スクールがスタートしました(第1回学校運営協議会)
今年度から、本校は学校運営協議会を設置したコミュニティ・スクールとしてスタートしました。県立特別支援学校では、県内初となります。
7月12日(金)に第1回学校運営協議会が開催されました。協議会の委員は、地域住民、同窓会関係者、保護者、学識経験者、労働関係者、福祉関係者、行政関係者、交流校関係者、校長など、合計15名から構成されています。
今回は、会則の制定、学校運営の基本的な方針が協議され、承認されました。また、本校の概要や地域連携の取組の説明のほか、授業参観や高等部サービス班による喫茶サービスが行われ、委員の皆様に本校の教育活動について理解を深めていただきました。委員の皆様からは、「初めて校内に入り、国分寺特別支援学校のことがよくわかった。地域の人にもっと知ってもらったほうが良い」「地域連携についてはできることからどんどん始めていきましょう」など、建設的な意見や感想がたくさん出ました。コミュニティ・スクールを活用し、地域と共にある学校づくりをめざしていきたいと思います。詳しくは「学校運営協議会」のコーナーでご報告いたします。
熱中症対策
月に入り、高温の日が続いています。
本校では熱中症対策として、常に暑さ指数を確認して職員に周知するとともに、危険な場合は屋外での活動を速やかに取りやめるなどの対応を行っています。また保健室でも児童生徒たちにとってわかりやすい熱中症予報を掲示して注意喚起を行っています。これからも熱中症対策には十分に注意し、児童生徒たちが安全に学校生活を過ごせるようにしていきたいと思います。
【速報】第23回とちぎアビリンピック大会
7月6日(土)に第23回とちぎアビリンピック大会がありました。
本校からは「喫茶サービス」「製品パッキング」「ビルクリーニング」「オフィスアシスタント」の競技に高等部生8名が出場しました。
競技前は全員が緊張の面持ちでしたが、競技中は集中して全力で取り組み、練習の成果を十分に発揮していました。競技後は全員がやりきった達成感で笑顔があふれていました。詳細は後ほど担当がご報告いたします。
結果は「喫茶サービス」で銀賞、「木工」で銀賞をいただくことができました。おめでとうございます。
本日の給食より
今日の給食に「手作りふりかけ」がでました。教員からリクエストが出るくらい人気のふりかけです。ふりかけには、小松菜、じゃこ、鰹節などが入っています。児童生徒、教職員全員分のふりかけを作るのには、14キロの小松菜が必要で、それを4人の調理員さんで手切りしたそうです。そしてじっくり炒ることで、しっとりしたふりかけになります。
今日はおかずより、ふりかけご飯を真っ先に口にする子供たちが多くみられました。炒る時間が長いので腕がかなり痛くなるそうですが、いつもおいしい給食を作ってくださる調理員の皆様、本当にありがとうございます。
作品展in校長室
校長室の北側には掲示できる壁があります。そこに毎月各学部の作品が飾られ、校長室に彩りを添えてくれます。4月は訪問教育学級、5月は小学部高ブロック、そして今月は中学部の作品です。それぞれの作品が私を含め来室者を和ませ、そして初めて来校される方々との話題提供をしてくれます。今月の中学部の作品は運動会のために作った応援旗。これらを見ると自分も応援されているようで、今日も仕事をがんばろう!と気合が入ります。来月の作品も楽しみです。
避難訓練・引き渡し訓練
本日、避難訓練と引き渡し訓練を行いました。先月に地震初期対応訓練を行いましたが、校庭に避難する訓練は今回が初めてでした。竜巻、火災発生を想定した訓練で、緊急放送が何度も流れる中、児童生徒たちは先生の話をよく聞いて落ち着いて避難することができました。
引き渡し訓練では、小学部1年生、4年生、中学部1年生、高等部1年生を対象に行いました。保護者の方々が時間どおりに迎えに来ていただいたおかげで予定時間よりも10分早く終了することができました。詳しくは後ほど担当が報告いたします。御協力に感謝申し上げます。
中学部校内実習
盛り上がった運動会の余韻を楽しむのもつかの間、中学部では1週間の校内実習が始まりました。実習ではリサイクルファーム、手工芸、ベルマーク、紙工、軽作業など普段所属している作業を行います。1年生にとっては初めての校内実習になります。実習が始まって4日目、様子を見に行ってみると、生徒一人一人が自分の作業を理解して集中して取り組み、それぞれの方法でしっかりと報告している姿に感動しました。「校長先生、見てください」と出来上がった刺し子を嬉しそうに見せてくれたり、ベルマークの切り方を教えてくれたりする生徒もいました。明日が最終日です。疲れもあるかと思いますが、頑張ってほしいです。詳しくは後程担当がご報告します。
頑張った運動会
5月18日土曜日に運動会を行いました。
この日は真夏のような天気となる予報だったため、事前に熱中症対策を講じつつ、暑さ指数を頻繁に確認しながら進めました。幸いにも心地よい風が吹いてくれたため午前中の小学部と訪問教育学級、午後の中学部のすべての種目を行うことができました。子供たちはこれまでの練習の成果を十分に発揮し、ご家族の温かい声援を受けながら元気いっぱい走ったり、踊ったりしていました。ご家族の方もお子様の活躍ぶりを嬉しそうにご覧になっていました。今年は参観人数の制限を解除したため、たくさんのご家族の方、そしてご来賓の方々にお越しいただくことができ、笑顔あふれる運動会となりました。ありがとうございました。
明日は運動会
明日18日土曜日は小学部・中学部・訪問教育学級の運動会です。
今日は前日ということで、各学部で最後の練習や運動会の日程の確認などを行うなど、準備万端のようでした。
そして給食は、「ひれかつ」で「勝つ!」、たい焼きで「おめでたい」という思いがこめられた「運動会応援メニュー」でした。明日の子供たちの頑張りを後押ししてくれることでしょう。
放課後は先生方がグラウンド整備を念入りに行いました。明日は熱中症が心配されますが、子どもたちが練習の成果を十分に発揮できるよう、安全に実施したいと思います。
なんじゃもんじゃの木
新緑のまぶしいこの時期、校長室の窓から見える本校のシンボルツリー、「なんじゃもんじゃの木」が満開を迎えました。プロペラのような白い花がたくさん咲いて、まるで雪をかぶったようになっています。
「なんじゃもんじゃ」とは、木の種類にかかわらず、その地方に珍しい正体不明な立派な木を示して言うそうですが、調べると面白いエピソードがありました。
水戸黄門として親しまれている水戸光圀が、時の将軍に「あの木はなんという木か?」という問われ、答えがわからずにとっさに「なんじゃもんじゃ」と答えたからだといわれています。そのほかにも、神事等で使われていたため、名前を直接呼ぶことができなかったなど、諸説あるそうです。
この「なんじゃもんじゃの木」の和名は「ヒトツバタゴ」、モクセイ科の仲間です。花言葉は「清廉」。心が清らかで私欲がないという意味です。満開の「なんじゃもんじゃの木」を見ながら、日々そうありたいなあとしみじみ思う今日この頃です。