2024年12月の記事一覧
PTA冬のお楽しみ会
12月21日(土)にPTA主催「冬のお楽しみ会」が本校体育館で開催され、児童生徒、保護者の方、約100名の方が参加してくださいました。
今回は児童生徒たちの居住地で活動されているボランティア団体の方々にご協力をお願いし、小山市「オカリナ」の皆さんによるオカリナ演奏、下野市「お話ポケットの会」の皆さんによる読み聞かせと人形劇、野木町「野木ひまわり」の皆さんによるよさこいソーラン体験、上三川町「ORIGAMI 普及指導員の会」の皆さんによる折り紙体験を行いました。また、中学部生のダンスグループによるダンス発表や、高等部生のピアノ演奏などもあり、会場を盛り上げてくれました。クリスマスの素敵な雰囲気の中、ボランティアの皆様と共にとても楽しい時間を過ごすことができました。今後も地域の方々とのつながりを大切にしていきたいと思います。ボランティア団体の皆様、ありがとうございました。そしてPTAの皆様、準備や会の係分担等大変お世話になりました。
第2回学校運営協議会
12月18日(水)に第2回学校運営協議会を開催しました。
今回は、「本校における生活に関する指導」と「地域連携」についての取組を報告した後、「地域とともにある特別支援学校~児童生徒・保護者が安心して地域で暮らすために~」について熟議(意見交換)を行いました。熟議では委員の皆様が少人数のグループになり、「児童生徒・保護者が安心して地域で暮らすため」の課題及び対策について、本校教員のファシリテーターのもと、和気あいあいとした雰囲気の中、それぞれのお立場から意見をたくさん出していただきました。各グループの熟議では、本校教育の理解推進や居住地域での居場所づくり、卒業後の支援の充実、防災の充実等の内容が多くありました。今回の熟議でいただいたご意見を学校運営協議会で深め、今後の学校運営に生かしてまいりたいと思います。
地域との連携「ヘアカット講習会」
12月10日(火)に本校においてヘアカット講習会が開催されました。この講習会は、本校の保護者の方の困り事のひとつである「理容室・美容室になかなか連れていくことができず、家でも上手にヘアカットするのが難しい」という声を受け、本校の学校運営協議会副会長の前原様、下野市青少年育成市民会議の皆様のご尽力で、下野市にある「ヘアサロンくらなみ」の店主、倉浪隆行様を講師にお招きして実現したものです。
講習会には23名の保護者が参加し、倉浪様からバリカンやハサミの使い方、前髪の切り方などを教えていただきました。保護者の皆様は倉浪様の丁寧でわかりやすい説明を熱心に聞いたり、実際にマネキンを使ってハサミでカットもさせていただき、コツをつかんだりしていました。保護者の皆様からは「参加してよかった。家で早速やってみたい。」という声を多くいただきました。
今後はこのご縁を大切に、児童生徒の生活指導の充実につなげていくとともに、引き続き地域と連携し、地域の資源を活用しながら教育活動を進めてまいりたいと思います。
「すきです羽川」ふれあいイルミネーション2024点灯式
12月8日(日)に大沼公園で『「すきです羽川」ふれあいイルミネーション2024』の点灯式があり、本校高等部の音楽部が演奏しました。歌やダンス、和太鼓を披露し、みなさんにクリスマスの楽しい雰囲気を味わっていただきました。羽川地区には児童生徒たちが徒歩学習でよく行く大沼公園や、交流で大変お世話になっている羽川小学校、桑中学校、そしてマルベリー館があり、本校の児童生徒たちをいつも温かく見守ってくださっています。今後も羽川地区の皆さんとの交流を大切にしていきたいと思います。演奏の様子は担当が後ほどご報告いたします。
おおぞら作品展
今年も児童生徒たちの居住地で「おおぞら作品展」を開催しています。
開催場所、日時は
上三川町・・・ORIGAMIプラザにて12月6日(金)まで
野木町・・・野木町公民館にて12月9日(月)まで
下野市・・・石橋公民館にて12月10日(火)まで
小山市・・・小山市役所にて12月9日(月)から16日(月)まで
この作品展により、より多くの地域の方々に本校の教育活動及び児童生徒たちのことを知っていただく機会となればと思います。児童生徒たちの感性豊かな作品をぜひご覧ください。
小山ロータリークラブとの交流
小山ロータリークラブの皆様は積極的に地域貢献活動に取り組まれており、本校とは10年以上前から交流があります。これまで木製のベンチや清掃の資機材、しだれ桜等の寄贈、さらに会員の皆さんとの直接的な交流をしていただいています。これらの交流により生徒の就労のチャンスも創出していただいています。
今年は12月5日に小山グランドホテルでの異文化交流会に高等部三年生が招待されました。
交流会では、食事をしながら会員の皆様と懇談をしたり、小山ロータリークラブが支援しているイタリアや中国の留学生による母国の紹介を聞いたりしました。本校からは、生徒たちが日本の伝統文化をスライドで発表し、その後和太鼓とソーラン節を披露しました。力強い演奏と踊りに、会員の皆様から大きな拍手をいただきました。詳しくは後ほど担当がご報告いたします。
交流を通して、生徒たちの素晴らしい面をたくさん知っていただき、生徒たちの社会生活や職業生活がより豊かになっていくことを願っています。
職員研修
児童生徒が毎日楽しく元気に学校生活を送るためには、まずは教職員が元気でいることが大切です。教職員が心身ともに健康でやりがいをもって勤務できることを目指し、「風通しの良い職場づくりのためのコミュニケーション術」の研修を行いました。
同世代の教員がグループとなり、同僚から言われて「嬉しかったこと」「辛かったこと」を発表し、「考えや思いを相手が受け入れられるように伝えるためにはどうすればよいか」について話し合い(熟議)をしました。各グループの意見を共有する場では、世代ごとに受け止め方が異なることがわかり、今後のコミュニケーションをとる参考となっていました。学校は20代から60代まで幅広い教職員が勤務しています。児童生徒のより良い指導・支援のため、互いの人権を尊重しながら意見交換ができる居心地の良い職場を目指していきたいと思います。
石橋高等学校からの感謝状
栃木県立石橋高等学校とは長年学校間交流でお世話になっており、毎年高等部生が石橋高等学校で一緒にボッチャを行ったり、本校で作業学習を行ったりしています。
今年石橋高等学校は創立100周年を迎え、11月8日に創立100周年記念式典が盛大に行われました。その際に交流校として本校に感謝状が贈られました。交流及び共同学習により相互理解を深め、石橋高等学校の生徒の皆さんには将来障害のある方たちの良きサポーターとなってほしいと願っています。そして本校生徒にとってもこの関わりをとおして、主体性と豊かな人間性を育む貴重な機会と考えます。今後も積極的に学校間交流を進めてまいりたいと思います。感謝状は職員玄関に掲示しますのでぜひご覧ください。