校長室の窓から

2025年9月の記事一覧

防災・安全教育の強化に向けて

 公益財団法人日本教育公務員弘済会栃木支部様から頂いた研究指定助成金の一部で、防災テントと防災用段ボールベッドを購入しました。今年度の本校の重点目標である「安全・安心な学校づくりの推進」として防災・安全教育の強化に活用していきたいと思います。

高等部2年生校外宿泊学習引率

 9月18日(木)~19日(金)に高等部2年生の宿泊学習で宇都宮・日光方面に行ってきました。

 生徒たちは、栃木県防災館での風速30メートルの暴風や震度7の地震、煙体験、日光東照宮の豪華絢爛な建物の見学、宿泊先での友達との語らい、博物館の出前講座での昔の暮らし体験、上三川町の施設利用と折り紙体験など、様々な体験をしました。

 生徒たちはこれらの体験を主体的に取り組み、多くの学びを得るとともに、友達との絆を深め、たくさんの楽しい思い出を作ることができたようでした。生涯学習にも触れ、自分の地域の施設にも関心を示していました。詳しくは後ほど担当がお伝えします。

第2回学校運営協議会

 8月28日(木)に第2回学校運営協議会を開催しました。

 今回は委員の方々に加え、本校教員全員とPTA役員の方々を加えた「拡大熟議」を実施しました。熟議では、「地域連携」、「防災教育」、「切れ目のない支援」のテーマに分かれ、1グループ5~7名で話合いを行いました。ファシリテーター役の教員が、アイスブレイクを兼ねた自己紹介でメンバーの気持ちを和ませ、上手に進行してくれたので、立場や年齢が異なるメンバーでしたが、課題や解決策等について活発に意見交換を行っていました。

 熟議の後は、下野市安全安心課危機管理グループの方々から、「障がい者に対しての防災対策」という題で講話をいただきました。下野市の防災に対する取組を知り、児童生徒や保護者の方々が自然災害発生時等に安全に避難することができるよう、地域や行政と連携した体制構築と校内における防災教育のさらなる充実の必要性を感じました。

 今回の熟議で得られた様々な意見をまとめ、次回の学校運営協議会でさらに深めてまいりたいと思います。詳しくは「学校運営協議会だより」でご報告いたします。

小山地区雇用協会様からの寄付

 小山地区雇用協会様から寄付をいただきました。昭和41年に小山地区の地域産業の発展に寄与することを目的として設立された小山地区雇用協会様は、立ち上げ等当初の主な目的が達成され、各関係団体が連携することにより、従来の事業内容の継続が可能であることから、今年5月の定期総会において解散することが決定しました。解散にあたり、小山地区にある本校に役立ててもらいたいと連絡をいただき、会員企業様から本校に寄付をいただいた次第です。

 児童生徒たちの学習や学校の安全対策のために活用したいと思います。ありがとうございました。

2学期スタート

 44日間の夏休みが終わり、今日から2学期が始まりました。久しぶりに登校する児童生徒に、先生たちは「元気だった?」「夏休みはどうだった?」などと言葉をかけ、笑顔で児童生徒を迎え入れていました。

 始業式は暑さ対策のためリモートで行いました。私からは、修学旅行や産業現場等における実習、学校祭など、たくさんの行事がある長い2学期を、まずは健康に気を付けて元気に過ごすこと、そして友達と力を合わせ、楽しく充実した学校生活を送ってほしいことを話しました。高等部3年生にとっては、あと半年で卒業を迎えます。進路を決める実習に向かって自分の力をさらに伸ばしていくとともに、友達との絆を深め、一日一日を大切にしてほしいと願います。

 2学期も子ともたちの笑顔のために、保護者の皆様や地域、関係機関の皆様と連携を図りながら安全・安心な学校運営に努めてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。