進路指導室より

進路指導室より

障害福祉サービス等ガイドブック(2020年度版)を御活用ください!

7月14日(火)雨のち曇り
過日、対象学年の方にお配りした「芳賀地区及び近隣地区の障害福祉サービス等ガイドブック」につきまして、こちらにデータを掲載いたします。
ぜひ御覧いただき、御活用ください。


障害福祉サービス等ガイドブック〔2020年度版〕➊.pdf

障害福祉サービス等ガイドブック〔2020年度版〕➋.pdf

障害福祉サービス等ガイドブック〔2020年度版〕➌.pdf

仙波糖化工業様が見学に来校

6月15日(月) 晴れ
本校生徒の実習受入及び雇用を検討してくださっている「仙波糖化工業株式会社」の鈴木様が、高等部の授業見学にいらっしゃいました。
校内実習に取り組む生徒たちの様子を、熱心に御覧いただきました。
仙波糖化工業株式会社鈴木様、お忙しい中の御来校、ありがとうございました。

※今後も見学は随時受け付けております。
 実習の受入を検討してくださる事業所様、お気軽に本校進路指導部までお問合せください。
 電話番号 0285-72-4915

障害者法定雇用率の引き上げについて

4月28日(火) 晴れ後曇り一時雨
★障害者の法定雇用率引き上げについて★
近く予定されている障害者の「法定雇用率」引上げの動向について以下に紹介いたします。

 

法定雇用率とは

一定数以上の労働者を雇用している企業や地方公共団体を対象に、常用労働者のうち「障害者」をどのくらいの割合で雇う必要があるかを定めた基準のことです。
令和2年4月現在、民間企業では2.2%(常用雇用者が100人の企業は、障害者を2.2人雇用しなければならない)と定められています。


この法定雇用率を2.2%から2.3%に引き上げる時期について「令和3年1月1日」とする厚生労働省案について、3月末に労働政策審議会障害者雇用分科会で検討がなされました。
分科会は、「公益代表(大学教授等)」、「労働者代表(労働組合関係)」、「使用者代表(経団連、企業経営者等)」、「障害者代表(手をつなぐ育成会等)」で構成されています。
その中で出された意見等を抜粋して紹介します。

 

公益代表 6名

 ◎厚生労働省の案を了承する・・・4

 ○厚生労働省の案を条件付きで了承・・・2

 (意見)

 ・新型コロナウィルスの影響を注視しながら判断することが必要。(2)

 ・予定どおり引き上げを行わないと、障害者雇用に対する負のメッセージとなる恐れがある。

 

労働者代表 5名

 ◎厚生労働省の案を了承する・・・5

 

使用者代表 5名

 ○厚生労働省の案を条件付きで了承・・・1

 ▼判断を見送るべき・・・4

 (意見)

 ・案を了承するが、1年延長の選択肢もあるのではないか。

 ・障害特性によってはweb面接等の手段がとりにくく、通常の採用活動を行うことが困難である。

 ・当面は現社員の雇用維持を最優先に取り組むことが極めて重要である。

 

障害者代表 4名

 ◎厚生労働省の案を了承する・・・4

 (意見)

 ・新型コロナウィルス騒動の影響で障害者が真っ先に解雇されないようにするためにも必要だ。

 ・引き上げを見送れば、障害者雇用自体が一般雇用に対する「補完的意味」にとどまってしまう。

このように、雇う側(使用者代表)のためらいがはっきりと表れる結果となりました。
世界全体を襲ったウィルスの影響が、今後世界経済に対してどこまで深刻なダメージを与えるかについては測れませんが、雇用に関しては障害者雇用も例外ではなく、より厳しい状況に置かれることは覚悟しておかなければならないのかもしれません。

就労継続支援B型利用に係るアセスメントについて

4月15日(水) 晴れ
 高等部卒業後に、「就労継続支援B型」の利用を希望する生徒については、在学中に「就労移行支援」サービスの暫定支給を受けて、「B型の利用が望ましい」という結果を出してもらう(これをアセスメントと言います)必要があります。
 これまで益子特別支援学校では、1~2学期の「産業現場等における実習」において、「就労移行支援」サービスを設置している事業所にお願いし、アセスメントを実施してきました。
 今般のコロナウィルス感染症によって、学校再開後の「産業現場等における実習」の実施がどうなるか、見通しが立たない部分も多いのですが、4月13日付けで厚生労働省から関係機関に対し、アセスメントに関する通達が出されましたので以下抜粋します。

・就労継続支援事業B型における就労アセスメントの取扱いについて
 就労継続支援事業B型については、特別支援学校卒業者等就労経験がない者が利用する場合、原則として就労移行支援事業所等による就労アセスメントを受けることとしているが、今般の新型コロナウィルス感染拡大防止のため、今後、就労移行支援事業所における就労アセスメントが十分に実施できない事態が想定される。(中略)
 このため、今後、年度内に、就労移行支援事業所等において就労アセスメントが十分に実施できない事態が生じた場合においては、今般の新型コロナウィルス感染症の影響に鑑み、臨時的な取扱いとして、市町村において就労面に係る課題等の把握がなされていれば、就労アセスメントと同等の情報収集等がなされたものとして取り扱って差し支えない。

 この通達によれば、市町が「就労面に係る課題等の把握」ができるのであれば、あえてアセスメントの機会を設定する必要はない、ということなので、今後真岡市を中心とした1市4町が「どのように」「何をもって」「課題等の把握」とするのかによって方向性が決まると思います。
 卒業後に「就労継続支援B型」の利用をお考えの保護者の方には、御不安も多かろうと存じますが、方向性が決まりましたらその都度お知らせいたします。

新型コロナウィルス感染症による雇用への影響は?

4月10日(金) 曇り後晴れ
新年度の開始が延期となり、進路選択に関しても例年どおりの歩みを進めることができなくなっています。
今回は、本校生徒の就職にも影響してくる景気の現状についてまとめてみました。
以下は、内閣府HPの、『景気の現状に対する判断理由等』北関東(株式会社日本経済研究所による調査)からの抜粋です。

 

1 家計動向関連

・現状では新型コロナウィルスの影響で若干上向いているが、事態が長引けば商材の供給が不安定になることで厳しくなる。(スーパー)

・街中を高齢者が出歩かなくなっており、影響が大きい。(一般小売店)

・主要顧客層の高齢者における外出自粛傾向が顕著であり、売上減の主要因となっている。(百貨店)

・店の売上を牽引しているのは食品のみ。衣料品や靴、バッグ等は需要がない。(百貨店)

・1日あたりの来客数が100~200人減少している。(コンビニ)

・売上が通常の9割減で、このままでは店が存続できない。疲弊している。(衣料品店)

・売上が8割減と壊滅的な状況。(飲食店)

・給料が手取りで10万円を切る状況。(タクシー運転手)

 

2 企業動向関連

・各自動車メーカーの操業停止の影響で、4月以降の部品受注状況は悪化する。(機械器具製造業)

・売上減少などの影響は出ているが、下請製造業にはまだ受注残があり、大きく仕事量が減っている様子は見られない。(経営コンサルタント)

・12月までと比べて売上は3割減。(金属製品製造業)

・中国製の部品が入荷せず、生産がストップしている。(電気機械器具製造業)

 

3 雇用関連

・新規求人数は、4か月連続で前年比マイナスが続いている。
3月の新規求人数は、前年同月比で3割減である。(職業安定所)

・観光、旅客業で業績不振による解雇者が発生している。(職業安定所)

・製造業でも雇用調整を行っている様子がある。(職業安定所)

・生産関係の従業員が休職している様子が見られるが、製造業には一定の求人がある。
介護職、看護職は募集傾向が目立っている。
生鮮食品等のスーパーは良いようだが、衣料品は伸び悩んでいる。(人材派遣会社)

 
景気の動向を示す「景気ウォッチャー調査(内閣府)」を見ると、新型コロナウィルス感染症の影響が出始めた2月期から、本格的にマイナス局面に突入しています。
4月8日発表の下表では、3月は前月比で軒並み大幅減となっていますが、中でも飲食関連の数値は目も当てられないほどの落ち込みを見せています。
本校でも再度休業措置をとることが決まり、特に進路選択を控えた高等部3年生保護者の皆様は、先の見えない不安に駆られていることと思います。
これまでのデータが示すとおり、社会経済全体が冷え込んでおり、今年度企業就労を目指す生徒にとっては厳しい状況が予想されます。
こればかりは自助努力でどうにかなるものでもなく、ウィルスの終息を願うしかありません。
しかし、今後このような状況が長引いたとしても、心の準備をしておけばダメージを減らすことができます。
たとえば、卒業後すぐの就労ではなく、障害福祉サービスの『就労移行支援』を利用するというように、選択肢に幅をもたせることもひとつの考え方です。
幸い4月10日現在で、これまで実習を受けていただいた企業及び福祉施設に関しては、実習の受入れをストップすると答えたところはありません。
予定どおり学校が再開されれば、6月の実習ができるよう手続きを開始します。
休校期間中は、通勤経路の再確認をする、自転車の練習をする、はさみ等の道具を使う練習をするなど、各自ができる準備に取り組むよう御家庭での御協力をお願いいたします。

 

内閣府 ※景気ウォッチャー調査

(DI)

201910

11

12

2020.1

(前月差)

合計

36.9

38.8

39.7

41.9

27.4

14.2

-13.2

家計動向関連

34.9

38.3

39.0

42.2

26.1

12.6

-13.5

小売関連

31.4

35.6

37.8

42.6

26.7

16.0

-10.7

飲食関連

35.1

40.9

39.1

39.8

16.0

0.7

-15.3

サービス

関連

40.6

42.2

41.1

42.3

25.3

7.4

-17.9

住宅関連

41.0

42.2

40.1

41.9

36.3

19.0

-17.3

企業動向関連

41.0

39.2

41.2

41.7

30.1

19.2

-10.9

製造業

38.9

35.2

39.1

40.1

31.0

21.7

-9.3

非製造業

42.4

42.7

42.6

43.2

29.9

17.5

-12.4

雇用関連

41.1

41.1

40.8

39.8

30.4

13.6

-16.8

※内閣府が毎月発表している、毎月月末に調査が行われ、翌月に統計値や各種分析が発表される、日本全体および地域毎の景気動向を的確・迅速に把握するための調査。
北海道、東北、北関東、南関東、甲信越、東海、北陸、近畿、中国、四国、九州、沖縄の12地域を対象とし、経済活動の動向を敏感に反映する傾向が強い業種などから2050人を選定し、調査の対象としている。
分析と解説には主にDI(diffusion index・景気動向指数。3か月前との比較)を用いて指数的に計算される。
50%が「悪化」「回復」の境目・基準値で、例えば全員が「(3か月前と比べて)回復している」と答えれば100%、全員が「悪化」と答えれば0%となる。
本文中に用いられている値は原則として、季節動向の修正が加えられた季節調整済みの値である)が用いられている。
現場の声を反映しているため、市場心理・マインドが確認しやすい統計である。

産業現場等における実習が行われています

早い生徒では1月8日(水)から、3学期の「産業現場等における実習」がスタートしました。
今回は計40の事業所で、高等部2・3年生60名が実習を行っています。
地域の事業所の御協力をいただき、生徒たちは頑張っています!
   『栃木ハイトラスト株式会社』         『社会福祉法人恵友会 あさひ』
                 
     廃棄になる食品の梱包を解いています            部品のバリ取りをしています
   
    『株式会社アキモ』
     
     キムチをパック詰めしています

実習に御協力いただきました事業所の皆様、本当にありがとうございます。

保護者対象進路研修会

1月21日()晴れ
本校体育館にて保護者対象進路研修会を開催しました。
   
講話1   講師…昨年度卒業生飯山太陽さんとお母様のゆかりさん
       太陽さんには質問に答える形で講話をしていただきました。

太陽さん:進路先のそらまめ食堂では、皿洗いや調理補助、ホールでの接客を行っています。
      接客では、在学中に行っていた喫茶サービスの経験が活かされています。
      学校での学習が、ここで役に立つとは、と思いました。

ゆかりさん:18歳で就職、と将来を決定しなくても良い。
        本人のやりたいことをしてもらいたい。
        アートをはじめをたくさんの経験をしてからの就職でも良いと思い現在の進路にした。
        発達がゆっくりだからこそ将来を考える時間もゆっくりでいいと思っていた。
本校を選択し、卒業時の進路決定、そして現在の取組などについて御講話いただきました。
    

講話2  講師:真岡市障害児者相談支援センター 社会福祉士 疋田友子さん

      演題「親から離れた後の子どもの生活」

障害の有無に関わらず、私たちは一人では生きていけない。
家族はもちろんのこと、地域で生活していくなかで、本人を応援してくれる「応援団」を作ることが重要である。
この「応援団」には、親、兄弟、いとこ、福祉関連の支援者だけでなく地域の人も巻き込んでいく。
「支援」という特別ものだけでなく、本人が安心できる場所、受け入れてくれる雰囲気なども必要である。
そういった繋がりの多さが本人の強みになる。
卒業後の親から離れたときのことを想定し、今から取り組めることや具体的な事業等について御講話いただきました。
     

御参加いただきました保護者の皆様、どうもありがとうございました。
そして、講師の飯山太陽様、ゆかり様、疋田友子様、お忙しい中、御来校いただいての御講話誠にありがとうございました。

進路だより第4号

令和元年度 進路だより第4号 を発行いたしました。
中学部、高等部の実習や、職場見学、がんばる先輩など内容はもりだくさんです。
ぜひ、御覧ください。

進路だより④.pdf

教員の社会体験研修報告

夏季休業の期間を利用し、「教員の社会体験研修」を行いました。
今年度は6名の教員が、障害者福祉事業所、喫茶店、製造業、老人福祉施設等で1~2日間の研修をしました。
この研修は、児童生徒の産業現場等における実習先、進路先を見据え、事業所と学校が相互理解を図る上で有意義な機会となっています。
以下は、研修に参加した教員の感想です。
◎高等部教員(研修先:製造業)
・パチンコ店で使用するリモコンの製造を体験させていただいた。
・写真入りの工程表に従って組立を行うが、不良品を出さないようにするためには細部までしっかりと確認をしなければならない。
・同じ姿勢で長時間立ち仕事をするため、事前の体調管理や日頃からの体力増強が必要だと感じた。
◎中学部教員(研修先:障害者福祉事業所)
・利用者の状況や思いに合わせて丁寧に対応している様子が印象的だった。
・子どもたちと一緒に食事の準備をしたり、誕生会を開いたりしている様子は、温かくアットホームな雰囲気で素晴らしかった。

本研修を快く受け入れてくださった、障害者福祉事業所、喫茶店、製造業、老人福祉施設等の各位に感謝申し上げます。

進路だより第2号

進路だより第2号
今回は、校内や産業現場における実習他についての内容です。
各作業班の取組や具体的な実習先なども紹介しております。
ぜひ、御覧ください。

進路だより②HP用.pdf

進路だよりweb

御覧いただき、ありがとうございます。

今年度、学校ホームページにて「進路だよりweb」を掲載して参ります。施設や企業の紹介、卒業生に関する現況、障害者を取り巻く社会情勢等、不定期にアップしますので、時間があるときに御覧いただければ幸いです。(進路指導担当:沼生)

 

施設紹介

事業所名:スマイルモード株式会社『スマイル上三川』

所在地:上三川町しらさぎ1-19-4

サービス:就労継続支援A型

利用定員:20名

2019年5月現在、空きあり)

勤務時間:1日4時間

 

【主な作業】

名刺アプリ「Eight」の下請け作業

 ・・・PC上で、名刺データの誤り等をチェック、訂正し入力する。

箱折り

 ・・・透明なプラケースを成形する。

自動車部品の検品・仕分け

 ・・・色、傷、形のチェックをしながら、シートに部品を並べていく。20ぐらいまで数が数えられる力が必要。

ふすま、障子、網戸の張り替え

施設外就労

 ・・・瑞穂野工業団地での倉庫作業

 

【身につけておいてほしいこと】

元気な挨拶ができること(何よりも大切!)

数を数えられること

○仲間と協調して働けること

 

【その他】

真岡駅西口からの送迎サービスあり。

昼食は各自準備。弁当を注文することができる。


保護者対象進路研修会


1月22日(火)、本校体育館にて保護者対象進路研修会が開催されました。

本校の卒業生保護者である若林健吾様と樋山弘子様を講師としてお招きし、ご講演していただきました。

       

若林様は、卒業生である粋美さんの益子特別支援学校への進学決定から、卒業後の進路決定までの紆余曲折を話してくださいました。
本校に進学し、様々なことを経験する中で粋美さんは自信をつけることができ、高等部2年生、3年生で行われる校外での実習では一つの職種、企業に限定せずに様々な場所へ実習に向かい、どのような仕事が自分に合っているのかを模索したようです。
最終的な進路決定は本人の意思を尊重し、利用者さんに「ありがとう」と言ってもらえることがとても嬉しかった介護支援施設に決定したそうです。

       

樋山様は、本校卒業生である拓夢さん、達也さんの在学中や卒後の様子だけではなく、障害者年金の申請について実際に申請した様式をご持参していただき、ご説明をしていただきました。
書式には生まれてから現在までの様子を記載するだけでなく、病院で書いていただく診断書の添付や市役所での申請等のご苦労をお話くださいました。


       

また、お二方に共通した話題として「余暇の過ごし方」がありました。
仕事や施設への通所から帰宅後、そしてその後より良い人生にしていくために必要な
余暇の過ごし方について、何か趣味や楽しみがあると良いとありました。

お忙しいなか御来校、またご講演いただいた三名の方に感謝申し上げます。

職員進路研修会

皆様、本年もよろしくお願い申し上げます。

1月10日、栃木障害者職業センターから、職業カウンセラーの髙田様をお招きして職員向けの研修会を実施しました。「働くための積み重ね」というテーマで、将来の職業生活につなげていくために、我々大人が障害をもつ子どもたちとどのように関わっていくべきかについて、御講話いただきました。その中で挙げられたポイントについて、簡単に紹介します。

・来るべき金融革命、情報革命に向けて社会が大きく変わろうとしている。そのような 中でも変わらずに大切なのは「かわいがられる人間」であること。
・職場で課題になることは、
 (1)生活リズムの乱れ(早寝早起き朝ご飯)
 (2)清潔感・身だしなみ
 (3)余暇の過ごし方(深刻になりがちなSNSトラブルも含め)
・障害特性に合った職種があり、それはデータに表れている。


企業向け学校公開を実施しました

 11月14日、真岡公共職業安定所との共催で、「企業向け学校公開」を実施しました。
 今年度は昨年度を大きく上回る、26社34名の方が参加してくださり、社会の障害者就労に対する意識の高まりを感じることができました。
 当日は、生徒たちの作業学習を見学した後、「株式会社ホンダテクノフォート」で企業在籍型ジョブコーチとしてご活躍なさっている、長嶋俊明氏による講演会が行われました。障害者と日々職務の中で関わる上での効果的な支援の方法や、障害者雇用の捉え方等について、ご自身の経験を踏まえて詳しく説明していただきました。

            

第2学期産業現場等における実習

 9月末から11月中旬にかけて、高等部2年生29名、3年生30名が産業現場等における実習を行いました。
 2年生は初めての実習ということもあって、それぞれに緊張しながら取り組んできたようです。反省会において実習先から出された成果と課題を整理して、3学期の実習につなげていきましょう。
 3年生は、さすが先輩というところを見せてくれました。実習後早々に内定をいただけた企業や、利用の内諾をいただけた福祉施設も多く、生徒たちの頑張りが評価され、とても嬉しく思います。今後は卒業後の生活を見据え、残りの学校生活を有意義なものにしていきましょう。

進路研修会


 7月31日(火)に本校職員と近隣の関係機関の方を対象に「子どもたちの未来」と題して進路研修会を行いました。
 今回は、有限会社メイユウ経営研究所 取締役副社長 鈴木智様
     ウィングラフィティ株式会社 代表取締役社長 島田利枝様
のお二人を講師にお迎えしました。
 
 前半は、お二人の今までの経験談や立ち上げの経緯などについてお話をいただきました。
 また、「聴す」と書いてなんと読むでしょう?
この質問には誰も正解が分からず、分かったときには「あぁ。」と多くの方が感銘を受けた様子でした。
 後半は、講師のお二人と一緒に円をつくってフューチャーセッションを行いました。語り合える感じの研修がとても良かったとの声がありました。
  
 参加者からお二人には
  ・経営コンサルタントを行っている中で、今までで印象に残っている方や出逢いについて
  ・夢を引き出すためには?
  ・精神的な病を抱えている人との関わり方や気を付けていること
  ・なぜ、障がい者を相手とした仕事を志したのか?
などの質問がありました。
                                                                                                                                                                                                               
                                                                   
      

 先ほどの「聴す」は、「ゆるす」と読むそうです。 相手の話をしっかりと聴くこと。
 「意識していきたい。」という感想がたくさんありました。

 限られた時間の中、とても貴重なお話をいただきました。
お忙しい中、講話をいただいた鈴木様、島田様に深く感謝を申し上げます。