学校生活[全日制]

学校行事や授業風景、四季の移ろいなどを紹介します

マメ科のハナズオウ

正門から玄関へと向かう途中にあるハナズオウ。

3mほどの木にビッシリと花を咲かせています。



マメ科の植物らしく、花の色や形、種子の入った鞘はどことなく豆らしさがあります。

マメというと、身近なところではサヤインゲンやグリーンピースなど、つる性で、若い鞘の部分や、熟した種子を食べるものが多いですが、このハナズオウのほかにも、気付かないところで意外とマメの仲間は身近にあるようです。有名歌手の曲のタイトルにも使われているスイートピーや、今県南の観光スポットでちょうど見頃を迎えているフジなどもマメ科の植物です。

マメの木というと童話の「ジャックと豆の木」も思い出されますが、調べてみたところ、残念ながら物語に登場する豆の木は特に種類等は特定されていないようです。ちなみにその童話「ジャックと豆の木」が作られたのが1890年、本校ができる10年前になります。

そして今日は1900年の本校誕生から118年の創立記念式典がおこなわれます。それにあわせて講演会とその後PTA総会があります。ご来校される保護者の皆様、お気をつけてご来校ください。

教育相談研修~エピペンの使い方~

本日放課後の職員会議後、職員を対象に自己注射薬(「エピペン(登録商標)」)の使い方に関する研修がおこなわれました。

エピペンとは、食物アレルギーや蜂に刺された場合に起きる急性アレルギー反応に対して有効な医薬品で、救急車が到着するまでの間などの応急処置として使用するものです。

こちらがエピペン(見本)です。



使用者は原則として本人(未成年の場合は使用に関して説明を受けた保護者)に限られますが、現在は緊急で処方が必要とされる場合は教職員も使用できることになっています。※1

昨年度もこの時期にエピペンに関しての研修をおこないましたが、今年度も緊急時のために必要な知識ということで、研修をおこないました。



※1:医師法第17条の解釈について・・・緊急時にやむを得ない場合は、公益財団法人日本学校保健会発行のガイドラインに即して教職員が注射をすることは医師法違反にならない。

PTA総会のご案内

PTA総会および創立記念式典のご案内を配布しました。ご確認下さい。
出欠等の提出締切は4/21です。

1.日時 4月28日 金曜日
    創立記念式典 受付 12:15~  記念式 12:30~
    PTA総会   受付 13:30~  総会  14:15~
2.創立記念式・講演会申込み、PTA出欠調べを提出下さい。
3.PTA総会等行事
 ①PTA総会 ②学級委員選出 ③学年正副部長選出 ④学年部会

※別途配布の通り、駐車場のご用意が十分にはできておりません。
 今回は校内(一定時間内の移動不可)と96館駐車場です。
 提出書類にお車ご利用のチェック欄を設けさせて戴きました。
 相乗り等ぜひお願いいたします。
 お車で来校される場合、駐車場希望をお伝え下さい。
 ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

「シー」と鳴く「メ」→シメ

本校敷地内と周辺でよく見かける鳥というと、スズメやシジュウカラ、エナガ、ヒヨドリなどですが、たまにそれ以外の野鳥も見かけることがあります。

今日はプールの脇にシメが餌を探しに来たようです。



シジュウカラなどに比べると個体数が少ないので、普段はそれほど目にする鳥ではありませんが、市街地にも生息はしています。

シメという名前もそれほど馴染みのない名前ですが、「シー」と鳴く「メ(小鳥)」からシメという名がついたとされています。ちなみに「メ」は接尾語で、スズメやツバメの「メ」も同じ意味合いを持っています。

主食は植物の種子で、昨日載せたモミジ(カエデ)の硬い種子もこの太い嘴で割って食べてしまいます。



ちなみに今回プールの脇に飛んできたこの固体はメスの固体です。

水色の丸で囲んだ部分が黒いものがオス、灰色になるのがメスです。



来月10日から1週間愛鳥週間になりますが、たまには身近な生き物にも関心を寄せるのもいいのではないでしょうか。

※昨日注意喚起がありましたが、部室トイレ南側のケヤキにカラスが営巣しており、繁殖期のため攻撃的になっています。付近を通る際は注意して下さい。

真岡高校の、今昔。

スポーツテストの季節になりました。
1年生も学校に慣れた頃、という様子を昨年もご紹介しました。
新調なった人工芝の様子も合わせてご覧下さい。
2017年、50m走 vs 2016年 50m走
   

2017年 ハンドボール投げ vs 2016年 ハンドボール投げ


2017年の体育風景は1年4・5組、2016年は旧1年2・3組の様子です。

質実剛健~モミジの赤い花~

一棟と二棟の間にある中庭にはモミジが2本植えられています。

1本は赤色の葉で芽吹くもの、もう1本は黄緑色で芽吹くものです。

その両方に花が咲きました。花はどちらも赤色です。





非常に小さい花で、よく見ないと花には見えません。モミジの場合は昆虫や鳥などによって花粉を媒介してもらうのではなく、風により花粉を飛ばして受粉する風媒花というタイプの花のため、大きさや派手さ、強い匂いなどを必要としません。他の生き物に頼らないで受粉できるという仕組みは、厳しい自然界においては効率的ですね。

本校の教育理念には、「飾り気は無いが、中身が充実していてたくましい」という意味の質実剛健がありますが、まさにこのモミジの花は質実剛健そのもの。

ちなみにモミジは生物学的にはカエデの仲間で、葉の切れ込みの深いものなどをモミジと呼んでいます。

以前テレビなどでも紹介されていたこともありましたが、西日本の一部では、灰汁抜き等の下処理をしたモミジの葉を天ぷらにして食すところもあるようですよ。モミジの葉を下処理して食べることを考えた先人の知恵、凄いですね。

創立記念日~栃木県第三中学校開校から117年~

117年前の4月16日、栃木県第三中学校が開校、そしてその4日後の20日に授業がスタートしました。そのことに由来して、今日4月20日は本校の創立記念日になっています。

栃木県第三中学校とは現在の真岡高校の開校時の名称です。

1900年(明治33年)に栃木県第三中学校、その翌年の(明治44年)に栃木県立真岡中学校に改称、そして1948年(昭和23年)の学制改革より栃木県真岡高等学校と改称した後、1951年(昭和26年)に現在の栃木県立真岡高等学校となりました。

しかし創立117年といっても、117年前がどのような時代であったかというのは想像しにくいので、今日は今から117年前の1900年当時の出来事を一部載せてみようと思います。

・義和団の乱が起こる
・第4次伊藤内閣が成立する
・ABO式血液型が発見される(当時はA型・B型・C型という呼び方だった)
・透過性の高い放射線が発見される(発見から2年後の1903年にラザフォードによりガンマ線と名付けられる)

伊藤博文やラザフォードなど、教科書に出てくる著名人が活躍してる頃から本校はあったということがわかります。

激動の20世紀を経て、歴史と伝統を積み重ね、117回目の創立記念日は緑鮮やかな人工芝を臨みながら迎えることができました。

八重桜「関山」

夏のような暑さだった昨日の陽気で、一気にグランド西にある八重桜が咲き進みました。

昨日は1割ほどしか咲いていなかった花が、今日は3部咲きほどにまでなりました。



一般的には桜といえばソメイヨシノを思い浮かべることが多いですが、花弁が多く色の濃い八重桜は豪華な雰囲気で、ソメイヨシノとは違った魅力があります。

本校にあるこの八重桜ですが、調べたところ「関山(カンザン)※1」という品種のようです。花弁が20~50枚で、一総に付く花数が3~4輪、蕾は濃桃色、雌しべが2本で葉化することがある、などが特徴で、全ての条件に該当していました。



いくつかサンプルをとってみましたが、こちらは花弁が31枚でした。



雌しべも2本。



こちらが花の中心部を拡大したものですが、雌しべは葉化していました。桜に限らず突然変異で八重化したものは繁殖能力がないものも多いですが、この関山もいわゆるサクランボはできません。

ソメイヨシノに比べると馴染みが少ないように思われますが、桜の花の塩漬けの多くはこの関山の花が使われています。

ちなみに八重桜は関山の他にも綺麗な花がたくさんあります。



これは本校以外の場所で撮影した鬱金(ウコン)という淡い黄緑色の桜です。花弁に葉緑体を持っているためこのような花色になっています。残念ながら本校には植えられていませんが、八重桜をアップしたこの機会に不思議な桜なので紹介させていただきました。

関東ではソメイヨシノは散ってしまいましたが、これから八重桜が見頃を迎えますので、是非素敵な八重桜を探してみてください。

※1:カンザン以外にセキヤマと読む場合もあるようです。

緑の募金から環境問題を考えるきっかけに

本日、各クラスで福祉委員から緑の羽が配布されました。

この時期、テレビなどでもよくアナウンサーなどが襟につけているのを見かけることも多いと思います。
緑の羽は「緑の募金」活動の一環として配布されているものですが、その歴史は古く、最初の募金活動は1950年にまで遡ります。ちなみに1950年前後、真岡高校ではどんな出来事があったかというと、前年の1949年に商業科が設置され、1951年に栃木県真岡高等学校から現在の栃木県立真岡高等学校へ改称されるという時代でした。旧制真岡中学出身のプロボクサー・ピストン堀口氏が現役を引退したのも1950年です。
募金がスタートしてから67年、緑化の推進や水資源確保のための森林整備などに当てられてきた「緑の募金」活動。この羽の配布をきっかけに、少しでも環境について考えるきっかけになってもらえたらと思います。まずは普段の生活の中で「3R(Reduce・Reuse・Recycle)」や校内でのゴミの分別などからはじめてみましょう!!

自転車の安全点検は定期的に

今日は昼休みを使って自転車安全点検がおこなわれました。



毎日通学に使う自転車ですが、ブレーキやタイヤの空気圧などは意外に気にしないという人もいるのではないでしょうか。ブレーキ性能の落ちた自転車ではいざという時に止まれませんし、空気圧が適正でない状態で走っているとパンクの原因になったりもします。

では適正な空気圧とは??

車などは運転席のドアを開けると比較的目に付きやすい場所に適正値のステッカーが貼られていますが、自転車はどうでしょう??

実は自転車の場合は基本的にタイヤに表示されています。



ゲージ付きの空気入れなどを使えば簡単に測れますので、これからは気にしてみるようにしましょう。

ちなみに、近年ネットの輸入格安自転車の欠陥による走行中の破損事故や、イヤホンで音楽を聴きながらの事故、競技用自転車(ブレーキ無し)による事故なども頻繁にメディアなどで取り上げられています。自転車だからといって安易に考えず、自分の身を守るという意味でも普段から安全管理をしっかりとし、運転の際はきちんとルール・マナーを守りましょう。

グランド南側でひっそりと咲くヤマザクラ

先週まで咲いていた桜(ソメイヨシノ)も、この土日の暖かい春風に吹かれ散ってしまいましたが、替わりににグランド南側にあるヤマザクラが咲き始めました。



ヤマザクラは花の後に葉が出るソメイヨシノと違い、開花とともに赤みがかった葉を展開します。

花数が少なく、控えめな桜ですが、間近で見ると野性味溢れる力強さが感じられます。ちなみに桜全般に当てられている花言葉は以前に紹介した「精神の美」ですが、ヤマザクラには「あなたに微笑む」という花言葉もあります。緑鮮やかな人工芝の上で体育の授業や部活で頑張っている生徒たちを、陰ながら見守っているかのような可憐な桜がこれから見頃を迎えます。

特別学習会で学習の習慣を身につけよう

入学式から今日でちょうど1週間。そろそろ高校の生活にも慣れてきた1年生。「勉強を頑張ろう」とか「部活を頑張ろう」とか思うところは個人個人あるとは思いますが、やはり高校生活にとって切っても切り離せないのが勉強。
勉強の仕方や家庭学習の習慣を身につけることを目的として、今日、明日と1年生全員を対象に特別学習会が実施されます。今日は授業が終わった後の放課後を使い、明日は朝から15時50分までおこないます。まだ勉強法がよくわからなかったり、家庭学習の習慣がついていない生徒はこれを機に高校生活に必要な学習方法と学習時間を身につけましょう。




6時間の授業を終えた後ですが、皆しっかりと話を聞き、集中して取り組んでいます。
あと5分頑張ってみよう、明日はもう30分勉強時間を増やしてみよう・・・そのちょっとした積み重ねと、それをいかに継続させるかが高校での学習には大切です。少し気は早いですが、3年後に「真高生で良かった」と思えるよう、今のうちから少しずつ予習復習などの家庭学習の習慣をつけましょう。勉強が充実すると、それに比例しておのずと部活や学校での生活も楽しくなるはずです。

4月は検診の季節

1学期がはじまり、新学期特有の慌ただしさが続く日々ですが、4~5月は色々な検診が入ってくる季節でもあります。今年最初の検診は結核検診。1年生と教職員を対象に今日の午後検診を受けました。

受付の順番を待っている1年生たち。

最近雨で肌寒い日が多かったのですが、今日は天気も良くて暖かく、半袖で待つ生徒にはちょうどいい昼下がりの日差しでした。

そしてこれは今日お世話になった診断車。中で着替えて撮影してあっという間に診断は終わってしまいますが、この診断車、サイズなどにもよりますが、実は1億円ほどするものもある凄い車らしいです。確かにレントゲンの機材だけでも数千万円。普段はあまり気にしない物事でも、調べてみると意外に驚くことがたくさんあります。

新入生のための部活動説明会

1年生が入学して4日目。今日はその1年生に向けて部活動説明会が開かれました。

生徒会の進行で、各部活がパフォーマンスや説明をしていきました。「気軽に入れます」という部活もあれば、一方で「やる気のある人だけ入って下さい」という厳しいメッセージの部活まで、それぞれの部活の個性が出た紹介になりました。

先陣を切って登場したジャグリング部。日頃からパフォーマンスに慣れているせいか、トップバッターとして場を盛り上げました。

弓道部は弓道衣でステージへ。やはり普段競技の際に着用するユニフォームや道着を見るとイメージしやすいですね。こういう姿を見て「ちょっとこの部活イイかも」なんて思った1年生もいたかもしれません。

こちらは写真部の紹介の様子。こちらも実際自分たちが撮影した写真を紹介していました。
上記の3つの部活の他にも真岡高校にはたくさんの部活があります。人工芝と陸上のレーンが整備されたグランドで汗を流すのも良し、芸術的センスのある者は文化部でその才能を発揮するのも良し、迷っていたりやりたいものが見つからないという人は、ひとまず見学してみるのも良し。3年間しかない高校生活ですから、是非やりたいもの、好きなものを見つけて、部活という楽しみを見いだしてみてください。体力や能力の向上だけでなく、先輩との繋がりという、部活ならではの縁もきっとそこにはありますよ。

桜の花言葉

真岡高校を知っている方には「真岡高校=欅(けやき)」のイメージが強いという方もおられるかもしれませんが、もちろん真岡高校にも桜が植えられています。本数こそ多くはありませんが、新学期のはじまるこの時期に美しい花を咲かせます。先生や生徒、地域の方が一番目にするのは正門脇に植えられているこの桜かと思います。

今年も立派に咲き誇っています。そして真岡高校で一番大きな桜が敷地の北西、弓道場の所にある桜です。

敷地の端にあり、人目につきにくい場所ですが、大きいだけあって花数は一番です。今年は開花後に雨が多く、満開直後も雨続きだったため、早くも散り始めていますが、あと数日は春風に舞う桜吹雪とともにその花を眺めることができそうです。

ちなみに桜には花言葉がいくつか存在しますが、その一つに「精神の美」という言葉があります。「明朗高潔」や「自主自律の態度」などを教育目標に掲げる真岡高校にはピッタリな花ということですね。

出会いがあれば別れもある・・・離任式

今日はこの春の異動で惜しまれながら真岡高校を離れることとなった先生方の離任式がおこなわれました。

まだまだ先生方に教わりたかった生徒たちもたくさんいたはずです。しかし残念ながらそれはもう叶いませんが、残された先生と生徒とで、今よりさらに素晴らしい真岡高校にしていきますので、異動される先生方も次の新天地で頑張っていただければと思います。

先生方の今後のご活躍を期待しています。ありがとうございました。

始業式

先週の金曜日に新たに新入生を迎え入れ、今日1学期がスタートしました。校長からは、今年度の学校全体の目標として、授業や部活動などにおいて主体的に取り組むことや、自立心を高めることなどが生徒に向けて話されました。
終わりよければ全てよしという言葉もありますが、終わりをよくするためにはスタートダッシュが重要です。今年度が充実したものになるよう、今日から授業や部活などしっかり学校生活に取り組みましょう。日本一熱い男子校真岡高校を作り上げるために!!

桜満開、期待膨らむ入学式

今年も新たに200名の新1年生が真高生として入学しました。小雨降る中、色々な期待と少しの不安で迎えたであろう入学式。講堂で迫力ある応援団旗がそんな心境の新入生を力強く出迎えます。

この後、一人一人呼名を受け、晴れて真岡高校の生徒となりました。

入学式式辞.pdf

まだ初々しい雰囲気のある新入生ですが、これから真岡高校が掲げる至誠の精神のもと立派な真高生になっていくことでしょう。

1学年のスタッフはもちろん、教職員全員で新入生のこれからの学校生活が有意義なものになるよう頑張っていきます。新入生のみなさんも1日も早く真高での学校生活に慣れ、3年後、「真高に入学して良かった」と言えるよう毎日の高校生活を送って下さい。

ちなみに、式の前に降っていた小雨は、式の後には上がり、満開の桜と一緒に記念写真を撮れるまでに回復しました。

新年度在校生登校初日

桜が咲き始めたなかを入学式準備および新クラス発表で2・3年生が登校しました。

一足早く渡辺教頭先生離任式が行われました。
足利女子高校長として異動になりました。

生徒会長からの送別の言葉

集会のあと、新クラス・担任が発表になりました。
新しいクラスで、新たな仲間たちと初めてのHRです。(2-4)

個人写真撮影も行いました。