2018年3月の記事一覧

著名人による講演会

3月22日(火)に、国立情報学研究所の市瀬龍太郎先生をお招きし、「人工知能が変える社会」を演題に講演会を行いました。
  
人工知能の仕組みなどの専門的な話や、先生が人工知能に携わることになったきっかけ、人工知能の社会的影響など、人工知能ついて幅広くお話を聞くことができました。生徒のアンケートには
「人工知能について深く知ることができてよかった」、「将来について改めて考えてみようと思った」などの感想があり、将来に対して積極的に向き合うきっかけとすることができた講演会になりました。

受験報告会

3月19日(月)に、本校の卒業生を招いて受験報告会を行いました。
  
進路選択のときに何を参考にしたか、勉強法、メンタル面についての話など、実体験に基づく先輩たちの話には説得力があり、生徒はよく話を聞いていました。この話を糧に、将来を考え、今後の学習に生かしていくことを期待します。

海短研帰校報告

 3月3日より17日間にわたり、ロサンゼルス近郊で実施した本年度の海外短期研修に参加した19名の生徒が、19日(月)夕刻、無事帰校しました。17日間、普段とは全く異なる環境での生活は、多くのことを学ぶとともに、たいへんなこともいろいろとあったと思います。全員元気に帰校した姿を見て、迎えの保護者の方々もホッとされていました。これからは、この研修の成果を自分の進路選択に活かしたり周りの生徒へも伝えたりしていってほしいと思います。

     
  解散式での校長先生の挨拶      生徒代表河村さんの挨拶

          
       最後はお世話になった添乗員の土屋さんへお礼

海短研15日目

海外短期研修15日目の様子です。

最終日報告書     

 

本日はFLS登校の最終日です。朝はいつも通り8:30にファミリーに送っていただき、スーツケースを降ろしながら2週間お世話になった御礼を伝えました。思い起こせば右も左もわからず、片言の英語を話す私達を受け入れてもてなしてくれ、様々な体験をさせてくれたファミリーには感謝しかありません。別れるのは寂しいですが、これは今生の別れではなくステキな出会いの一つですので、日本に帰国してからも育んでくれたらなと思います。

 

ファミリーとのお別れが済んだ後、一路ディズニーランドパークへ向かいます。FLSからは約30分北上したアナハイムエリアにあります。ディズニーランドパークはディズニーランドと、ディズニーカリフォルニアアドベンチャーという二つのテーマパークで構成されていますが、今回は日本未上陸のアトラクションが多い、カリフォルニアアドベンチャーに入園しました。事前の天気予報では雨でしたが朝方雨は止み、到着した頃には快晴に。絶好のディズニー日和です。生徒さん達が滞在中にずっと楽しみにしていたディズニー、この日の為に節約していた生徒さんも多くいました。皆さんロサンゼルス最後の思い出にと、思いっきり楽しんでいました。

 

夜は20時に再集合し、本日泊まるホテルへ移動です。海外のホテルに友達と泊まるという事は、生徒さん達にとってもこれまた新鮮で楽しみの一つです。報告書は本日で終了となり、明日は早朝出発で日本へ帰国いたします。新しい事を沢山経験し吸収し、一回りも二回りも成長した姿を楽しみにお待ちいただければと思います。

 

                    ファミリーと最後のひと時

     
     お別れのBig Hug                      Disney California Adventure正門前

海短研14日目

海外短期研修14日目の様子です。

14日目報告書      

 

 

いよいよ本日がFLS最終日です。一緒に勉強していたインター生は、私達が本日最終日と伝えると寂しがってくれ、別れを惜しんで撮影大会になりました。クラスによっては最終日の本日もまたテストがあったようです。こうも頻繁にテストがあるのはプレッシャーですが、自分の現時点での力がきちんと理解できるのでとても良い仕組みでもあります。

 

いつも通り12時迄授業をやり、その後は卒業式となりました。今回は私達大女生だけでしたが、通常金曜日には誰かがFLSを卒業(終了)して、次のSTEPに進んでいきます。FLSのような語学学校は月曜日入学、金曜日卒業という週単位で勉強をする仕組みになっており、自分のタイミングで勉強をする事が出来ます。その間にどれくらい英語力を身に付ける事ができるかは、自分次第です。

 

一人ずつ校長のMS メイスーンに名前を呼ばれ、修了証を渡されます。FLSからは卒業記念としてオリジナルTシャツと、サングラスをプレゼントされました。2週間はあっという間でしたが、日本とは全く違う授業スタイルに戸惑い、感激し、自発的に学ぶという事を体験させてくれたFLS生活は本当に楽しく思い出もいっぱいです。皆口々に「帰りたくない~」と言っており、その充実ぶりがうかがえます。今回の滞在をきっかけに再度留学を考えている生徒さんもいると思いますが、まだまだ経験していない知らない事も沢山ありますので、新しい事を学びに世界に飛び込んで行って欲しいものです。

 

     

      先生と自撮り            FLSのロビーでインター生と

     

      FLSロビーで              卒業式が始まります

 

  一人ずつ終了証明書、オリジナルTシャツ、サングラスを校長先生からいただきました。
    

    

    

    

    

    

  

海短研13日目

海外短期研修13日目の様子です。

13日目報告書      

 

 

いよいよFLS生活もラスト2日です。さすがに生徒さん達にも帰国が身近になってきて、「帰りたくない」「このままここに残りたい」「もっと長くいたい」という声が聞こえてきます。それはこちらでの生活が充実しているという事ももちろん、英語に慣れてきてコミュニケーションがきちんと取れてきたので、生活するストレスが少なくなってきているからだと思います。それもこれも、毎日の送り迎えや食事のケア、話し相手になってくれているホストファミリーのおかげです。

 

日々チェックするジャーナルにも「初めて会う人に話しかけるにはためらいの気持ちがあるが、負けずに行動したことで凄く多くのものを得ることができた。自分の成長が日々実感できて楽しい」「ファミリーとの会話も9割位わかるようになってきて、こんなに理解できたっけ?と思う」等、意識や気持ち、スキルでも変化が見られます。

 

      

        休み時間にインター生と談笑したり、連絡先を交換したり

 

午後からはロサンゼルスダウンタウンにある全米日系人博物館(JAPANESE AMERICAN NATIONALMUSEUMに行きました。FLSからは5号線⇒10号線で約1時間15分の距離です。ここはアメリカに住んでいる日系人の歴史について展示をしている施設で、本日は私達の為にボランティアガイドのTAMIさんが来てくださり、説明をしていただきながら館内を見学しました。

 

生徒さん達の表情からすると最初のうちは「第二次世界大戦って歴史でやったっけ・・・・?」という程度のピンと来てない反応でしたが、TAMIさんが「なぜ日本人はアメリカに移民として来たのか」「日系人とは」「どうして収容所に入れられる事になったのか」「アメリカの収容所とアウシュビッツとの違いについて」「アメリカの憲法違反について」etc 順を追って丁寧に分かりやすくご説明していただき、日系人が味わった不幸な歴史を初めてキチンと理解したようでした。

 

私達日本人が戦後に復興できて経済大国に成長したのも、ひとえに日本人としての誇りを忘れずに生きてきた日系人の方たちの生き方により日本人が信用され、その後、物作りにおいてのMade in Japanの信頼へと繋り、更にはその製品をアメリカも率先して購入して外貨を稼ぐことが出来たのが理由の一つという事もわかりました。今回の海外研修の中では一番学んで欲しいアメリカとの繋がりの部分でしたので、説明が終わった後の自由時間に自発的に再度見学をする人がいたのは嬉しかったです。特に将来アメリカ留学を考えている人は、日本人として深く知っておくべき歴史の一部分です。

 

博物館の斜め前には「日本村プラザ」というエリアがあります。たこ焼きやラーメン、お寿司、天ぷら、とんかつなど懐かしい日本食のレストランや、日本食材スーパー、薬局、お土産屋さんなど日本一色の場所です。生徒さんは、久しぶりにラーメンを食べたり、お寿司を食べたりと母国の味を楽しみました。帰りはいつものように大大渋滞・・・・約2時間かけてFLS迄戻りました。でも皆、夢の中ですZZZ

 

          全米日系人博物館入口前     ボランティアガイトのTAMIさんと

 

     

  強制収容所のミニチュア模型前     強制収容所の建物の模型前


            

  全米日系人博物館の前にある日本村のラーメン屋で  全米日系人博物館前にあるオブジェ

海短研12日目

海外短期研修12日目の様子です。

12日目報告書      

 

 

いよいよ授業も後3日です・・・・生徒さんの中にはその事を感じていて「残りの日々を一生懸命に、ここでしか出来ない事をやろう!」と積極的にインター生とコミュニケーションを取っている人もいますが、多くの生徒さんはやはり大女生同士で固まってしまいがちです。それでも、少しずつですがインター生に話かける生徒さんが出てきました。インター生にしてみると日本から来ている私達団体には話かけづらいと思いますので、ここはこちらから積極的に動きましょう。話すきっかけはやはりSNSの交換になりますが、こういう時にはとても便利なツールです。

 

レベル9のクラスの授業風景を撮らせていただく事が出来ました。少人数という事もあり、先生がまんべんなく生徒達に目を配り、全員で理解をしていきます。

    

   

    

    


       
 

午後からはISAの子会社GPIUSに勤務するMS Akiho Emikoさんに講義をしていただきました。Akihoさんは高校卒業後にアメリカ留学し、その後こちらで仕事を得て滞在歴14年になる方です。彼女の現在に至る迄の経歴を元に、気持ちや語学力の変化、費用について等お話しをいただきました。

 

その中でもポイントは「環境選びが重要」「話さなければ英語は上達しない」「好きな物を英語と掛け合わせる」「完璧な発音やグラマーを求めない」でした。正に大女生同士で集まって話をしていては、いつまでたっても英語は上達しないという事です。

 

質疑応答の時間には、様々な質問が出ました。「帰りたくないけど食事が合わない」「親が留学に反対している」「周りは受験しているのに留学をするというのは、どのような気持ちでしたか?」「留学する前の英語のレベルはどの程度でしたか?」「英語が通じない時はどうしてますか?」「授業が早口で次に何をやるのかわからない」etc

そのどれにも丁寧に答えていただき、生徒さん達の疑問が少しずつ解決していくのを感じました。

Akihoさん曰く、留学をした結論として「自分に成長する時間を与えられたのは良かった」と感じているとの事で、何よりもいろんな事をまずは体験をしてみるという事を勧めていました。また、誰かとコミュニケーションを取る時に自分の態度でその人が日本人に対するイメージを決めてしまう可能性があるので、日本人代表として見られるという事を意識していると話しており、それが大変印象的でした。私達はここでは外国人ですので、日本人としての自覚を持ちつつ世界へ羽ばたいていきたいと思います。

 

       

        MS Akihoさんの講義(留学を決めたきっかけや現在に至る迄) 
         

       

          質疑応答時間        終わった後に個人的な質問にも答えていただきました

海短研11日目

海外短期研修11日目の様子です。

11日目報告書                                                                            

 

 

今朝は小雨が降っていて、肌寒いスタートとなりました。カリフォルニアと言えば常にお天気が良くてカラっとした気候のイメージですが、今月は残念ながら雨が多いようです。ただ、常に降水量が少なく給水制限をかけられる事もあるため、住んでいる方にすれば恵みの雨との事です。

 

授業にもすっかり慣れてきたので、ここ最近はファミリーに日本食を作ってあげている生徒さんが多くみられます。人気メニューはお好み焼きとお味噌汁(インスタント)のようで、これは比較的材料も手に入りやすいのと、安定した仕上がりになるのが人気の秘密かと思います。ロサンゼルスでは日本食はとても人気がありますので、どのファミリーもとても喜んでくれ、美味しい美味しいと食べてくれたようです。何より、ホームステイしている生徒さんが自分達に作ってくれたという事が嬉しいのだと思います。料理をしたり、洗濯をしたり、洗い物をしたりと普段は全部お母さんにお任せしている家事を自分でやってみて「初めてお母さんの有難みを感じた」と痛感している生徒さんもおりました。自分の事は自分で!は日本に帰国しても引き続き実践して欲しいものです。

 

     

                 FLSのロビーで

 

午後からはUniversity ofSouthern California(通称USC)の敷地に隣接したCalifornia Science Centerへ出かけました。途中フリーウェイ510⇒110号と経由し、遠くにLA Downtownを臨みながら1時間半かけて到着しました。Science Centerの一番の目玉といえば、宇宙を1992年~2011年迄合計25回も飛行したスペースシャトル「エンデバー」の実物展示です。日本人宇宙飛行士の中では、毛利衛さん、若田光一さん、土井隆雄さんが搭乗しています。事前に日本で調べて来ていた生徒さんもいましたが、今回の生徒さん達は20012002年生まれなので、エンデバーが現役で活躍していたという事はあまりピンと来ていないようでした。ただ、実際にエンデバーを見るとその巨大さに圧倒され、皆さん沢山写真を撮ってしました。何度も飛行を繰り返したため、胴体がボロボロになっておりその激務が伺えます。エンデバーの回りには宇宙飛行士の方の展示物もあり、もちろん中には日本人宇宙飛行士のパネル展示物もあります。そういった物を見て、始めてその偉大さを感じたようです。館内にはエンデバーがここCalifornia Science Centerにどうやって運ばれてきたのかというドキュメンタリービデオも流れており、一般道を閉鎖してゆっくりゆっくりと移動してきている姿はとても興味深かったです。実物のスペースシャトルを見られる場所は中々無いので、大変貴重な体験となりました。帰りはロサンゼルス名物とも言える大渋滞の中を、2時間かけてFLSに戻りました。皆さん爆睡していましたので、もしかしたら渋滞に気付いていなかったかもしれませんが・・・。

 

 

 

         CaliforniaScience Centerの前にて   スペースシャトルエンデバーの前で 

 

      

   エンデバー記念パネルと一緒に     Informationでパンフレットをもらいます

海短研10日目

海外短期研修9日目は日曜日でそれぞれホストファミリーと有意義に過ごしたようです。10日目の様子を報告します。


10日目報告書                                                                            

 

 

本日からアメリカ滞在2週目に入りました。先週の土曜日は雨の中での終日ロサンゼルス観光でしたので、週末に体調を崩してしまった生徒さんもおりました。家や学校に慣れてきた時が一番体調を崩し易いですので、残りの滞在が万全の体調で過ごせるように、各自体調管理には気を付けてほしいです。

 

日曜日は今回ファミリーと一緒に過ごせる最後の週末でした。ここはキリスト教信者が大変多く、殆どの家庭では日曜日の午前中はミサに行きます。今時の教会は昔よりもかなりPOPになっており、キリストを称えるLIVE会場のような雰囲気にしている教会も増えています。私達日本人にはあまり馴染みの無い習慣ですが、これも海外では常識。一つの経験として捉えて欲しいです。教会の後は映画を見たり、ショッピングに行ったりと生徒さん達がここでやってみたい事を、ファミリーと一緒に楽しんでいたようです。

 

午前中は授業を少し早めに切り上げて、SANTA MARGARITA CATHOLIC SCHOOLを訪問しました。ここはFSLから約30分の場所にある1987年に設立された私立のミッション系スクールで、生徒数は約1700名となります。学校内はとても整然と厳かな雰囲気で、私達はオフィスの方にご案内していただきながらキャンパスを見学して回りました。キャンパス内での写真には制限があったため、大女生のみの写真となっています。

         

   正門横のオフィス前                 案内人の方と

         

 学生食堂(屋外ですが頭上にヒーター有り)     体 育 館
 

         

   Book Store(商品はNikeが提供しています)    競 技 場

 

本日のランチはSaddleback Collegeのカフェテリアに行きました。サラダやフルーツ、タコスにポテトフライ等が並んでいて、それぞれ好きな物を仲良しと一緒に食べました。食後の運動として卓球をしていた人もいましたね。屋外で卓球をするというセンスは日本人にはありませんが、そこは何でもありのアメリカです。

      

                  カフェテリア 室内

 

      

               カフェテリア 外のテラス席で

      

    カフェテリア 外のテラス席        カフェテリア前にて卓球

 

午後の前半はInformation session その2という事で、アメリカ留学に関する更に具体的なプランを学びました。留学に関するプロセスや費用、ボランティアワークの必要性等、今後アメリカ留学をしようと思っている生徒さんにはより具体的な方法を教えていただき、一歩現実へ近づきました。

 

     

    左が卒業生のmimiさん             講義を終えて談笑

午後の後半は日本人スタッフのmimiさんが登場し、屋外でのスポーツアクティビティをしました。久しぶりに運動が出来るとあって生徒達は大はしゃぎ。ドッチボールやバレーボールなど、日差しの中で思いっきり遊びました。アメリカの紫外線は日本の数倍とも言われていますので、日焼け止めは必須ですが、塗っても塗ってもなんだか顔が赤くなってきます。正にこれがカリフォルニアの気候です。

 

      

           屋外でドッチボール、バレーボールをしました

海短研8日目

海外短期研修8日目の様子です。

8日目報告書                                                                            

 

 

本日は終日ロサンゼルス観光の日です。いつも通り830分に学校に集合した後は、まずはハリウッドに向かいます。Saddleback collegeからは国道5号線をひたすら北上し、その後国道101号線に乗り1時間半程の距離です。途中、ロサンゼルスのダウンタウンが左手に見えていましたが、殆どの生徒さんがぐっすり寝ていたので気づいていなかったようです。ダウンタウンはまた来週改めて行きますので、ここは起こさず通過します。

 

私達の車はHollywoodHighlandというショッピングセンターに駐車し、まずは全員で集合写真を撮りました。この階段の奥にあるのが、先日アカデミー賞(オスカー)の授賞式会場となったドルビーシアターです。その後すぐ隣にあるチャイニーズシアターに行きました。あいにくの雨模様ではありましたが、皆さんお気に入りのスターの手形を探し、一生懸命写真を撮っていました。

 

        ドルビーシアター             チャイニーズシアター ハリーポッターの手形前

 

その後は南ハリウッドにあるThe Groveという複合ショッピングセンターに行きました。チャイニーズシアターからは20分程の距離です。ここはオープン型のショッピングセンターで、ブティックやブランド店、お土産屋さんやファーマーズマーケット等、道路を挟むとWhole Foodsや、Trader Joe’sKmartRoss dressなど様々な種類のお店が立ち並ぶエリアです。お昼の時間でもあり、ここで自由ランチとなりましたので皆さんはお友達同士気に入ったところでランチを取りました。


     

          The Grove ショッピングセンター

 

 

その後は一気に国道5号線を南下して、アナハイムエリアにあるエンゼルススタジアムに向かいます。途中にロサンゼルス名物とも言える高速の大渋滞に遭いましたが、これも良い経験です。それでも売店が開いている時間には無事に到着出来ました。スタジアムの正面ゲートにはなんと「大谷翔平」という漢字の垂れ幕が下がっていてびっくり!アメリカでの期待値の高さを感じます。本日は試合が無くひっそりとしていましたが、売店には他にも日本人が沢山いて大谷グッズを購入していきました。ただ、正規品はお値段もそれなりに高く。見るだけの生徒さんもおりました。本来ならばここでトイレを済ませるつもりでしたが、本日は試合が無くトイレもクローズしていた為、急きょトイレ休憩としてアーバインにあるMITSUWA(日本食マーケット)に立ち寄りました。和菓子や焼きそば、お寿司等、日本の食材は大抵の物が手に入りますので、ロサンゼルスに住んでいる日本人御用達のお店です。懐かしい日本のお菓子を買ったり、ファミリーに作る日本食の食材を購入したりと思い思いに時間を使いました。

明日は日曜日なので、終日ファミリーと過ごします。今週は新しい事だらけの週できっと皆さん疲れていると思います。少しでもリラックスして、週明けからまた元気に登校して欲しいものです。

 

 

        エンゼルススタジアム 後ろの左端に「大谷翔平」の垂れ幕があります

海短研7日目

海外短期研修7日目の様子です。

7日目報告書                                                                            

 

 

英語クラス4日目となり、今週の授業は本日で終わりです。生徒さんはクラスのインター生とも話しをするようになり、家庭でも日本料理を作ったり一緒にテレビを見たりと、アメリカでの生活リズムが掴めてきたようです。

 

生徒が日々提出しているジャーナル(日記)には「明日からは間違いを恐れることなく、自信をもって答えたい」「何事にもポジティブに考えて、限られた時間を大切にしたい」「学校がとても楽しい♪新たな発見も多く興味も尽きることがない。できる事が増えるとうれしい」「ずっとここにいたいな」という言葉が並び、学校でも家庭でも充実した日々を送れている様子が浮かびます。中にはホストファミリーと深い話をしている生徒もおり「自分の内気な性格を直したい」と打ち明けたら「全然そんな事ないよ~」と慰められ、返って性格を褒めてくれてとても感激したという感想が書かれておりました。ホストファミリーも生徒達と一緒にいられる時間が少しでも多くなるよう工夫をしてくれており、暖かく迎え入れられております。

 

FLSでは現在大女生は4つのクラスに分かれて勉強をしています。殆どのクラスに共通するのは、とにかく「自分で考えて意見を発言する」という事に重きを置いている事です。このスタイルだと授業に参加している実感も湧きますし、何より口に出す事で記憶にも繋がります。黒板を写すだけではない授業スタイルは、生徒達には新鮮に映り、かつ勉強する楽しさも倍増させています。下記がクラス分け概要と学習スタイルです。

 

レベル5 

大田原女子高生5名とインター生3名の混合クラス、担当する先生はMsレイチェルです。テキストに沿いながら質問の答えを書き、終わったら近くの人と答え合わせをするという、共通理解を目標にしたクラスの印象です。「Will」と「Be going to」の使い分けについて学んだり、テクノロジーについての良い点/悪い点について書き出したりしていました。

 

レベル8

大田原女子高生6名とインター生6名の混合クラス、担当する先生はMr タラルです。生徒達の興味を引くような宿題が出されており(自分でお札のデザインを考えてくる、チャーリーとチョコレート工場の小説を読んで感想を書く etc)宿題に対しての気持ちの負荷が少なくなるよう工夫されている印象です。わからない単語が出てきた際には先生がすぐにインターネットで調べて、前のプロジェクターに映してくれますので生徒達の理解度も速いです。教室内の雰囲気もとても良く、非常に和気あいあいとしていて教室にいる事自体が楽しいと思わせてくれるクラスです。

 

レベル9

 大田原女子高生5名とインター生2名の混合クラス、担当する先生はMsシャルークです。テキストに沿いながらまず一人で考え、その後ペアで考え、そしてクラス全体で共有するという理解パターンです。わからない単語が出た際には極力辞書やスマホを使わず、先生が英語を使って意味を丁寧に教えてくれています。数えられる名詞/数えられない名詞についてや、名詞や形容詞の意味を英語の説明文とマッチさせて覚えたりしています。少人数なので先生との距離が近く、また台湾からのインター生がとても優しくかつ積極的に発言するので、大女生にも良い意味で影響を与えてくれています。

 

レベル11

 大田原女子高生3名とインター生10名の混合クラス、担当する先生はMsアリアナです。今回大女生がクラス分けされた中では一番高いレベルのクラスです(FLS自体にはこの上にレベル13が設けられていますが)。テキストの項目(例:「Dreams and Goals」)を参照し、項目毎に文法、新しい単語、フレーズを学習していきます。ペアワークはもちろん、クラス全体で意見交換をし、誰もが積極的に発言をするため、非常に学習難易度の高いクラスです。インター生の語学力も高い生徒が多く、大女生にもとても良い刺激となっているようです。

 

午後はSaddleback College内でのCampus Activityです。最初の2時間はFLSの教室内でリーダーシップに関するディスカッションをしました。また、アメリカの大学生活の仕組み等を説明され、今後留学をするにあたっての参考になる情報を教えていただきました。

少しブレイクを挟み、その後の2時間はFLSの卒業生で現在はSaddlebackCollege生のMimiさん(日本人)によるActivityです。言葉を当てるゲームでは、まず一つの単語を選びその単語が何かを説明やジェスチャーを交えて当てていきました。皆さん意外にも興奮し、盛り上がっていました。Mimiさんはお化粧や服装から鑑みるとすっかりアメリカ人で、彼女の前向きな心掛け(折角なので日本人とはなるべく一緒にいないようにする、アメリカにいて息をしているだけでもお金がかかっていると意識している。etc)や、こちらでの体験を聞いた生徒さんの中には「彼女の話は今後の自分の人生に大きく関わるだろう」と、影響を受けた人もおりました。

 

       ↓午後のディスカッション/ゲームの様子↓

     

     

     

海短研6日目

海外短期研修6日目の様子です。

6日目報告書                                                                            

 

 

英語クラス3日目です。朝の通学スタイルにも慣れてきて、大女生の中では始業時間に遅れて来る生徒さんはいなくなりました。FLSでは遅刻を3回すると欠席扱いとなるのですが、他外国の生徒さん達は時間に対しての感覚がとてものんびりとしており、授業が始まっているのに急ぐ様子も無くゆったりと教室に入っていきます。

教室内での授業スタイルも、途中でトイレに行ったり、スマホをいじったりと自由です。日本以外の国ではこうして個性を尊重?する学校生活を送っているので、大人になってからも自分のやりたい事をやりたいような形で自由に実現していきます。海外では自己主張がとても大切で「発言しない=何も思っていない」となってしまいます。生徒さんの中には「思った事を恥ずかしがらず、間違えを恐れずに発言したい」と日記の中で意識を新たにした方もおり、今後の行動が楽しみです。

 

     

              休み時間に他国の生徒と                 

  

午後からはUCIUniversity of California, Irvine カリフォルニア大学アーバイン校)に行きました。FLSからは国道5号線⇒国道405号線を経て約40分の所です。まずは敷地内にあるUniversity Centerで各自ランチを取りました。ここでは大人気のピザのファストフード店Blaze Pizzaに入った人が多かったです。好みの具を選んで焼いてもらうというシンプルスタイルですが、生地が薄くてカリっとしていてとっても美味でした。

 

                      Blaze Pizzaをパクり

 

 

その後はUCICampus Tourに行きました。学部生に案内されながら、広大な敷地を歩いて回りました。あちこちに学部毎のビルがあり、ビルを移動するのも一苦労。それでも自然溢れるCampusに、皆さんアメリカでの大学生活にイメージを膨らませていました。説明してくれた方の英語は三分の一位しかわからなかったという事でしたが、それでも英語脳をフル回転させて一生懸命聞いていました。ツアーはStudent Shopにて解散となったため、店内で貴重なUCIグッズを購入したりと短いながらもUCIの雰囲気を楽しみました。

 

     

   UCI FLAG POLEの前で      UCI Campus tour

 

        UCICampus tour

           UCICampus tour

 

Campustourが終わった後、FLS迄の帰路にあるIrvine Spectrum Center(アーバインスペクトラム)に立ち寄りました。このエリアでは一番大きいショッピングセンターで、アメリカではとても有名な大型格安スーパーのTargetを始め3つのデパートや専門店、IMAXシアターや観覧車等もある複合施設です。実は日本からの到着日翌日に既にここに連れてきてもらっていた・・・という生徒も数名いましたが、敷地内がとても広いので何度来ても楽しめます。自分のお土産を買うにもお友達に購入するにももってこいの場所で、大好きなショッピングを楽しみました。

今はお友達へのお土産も全部スマホで画像が送られてきて商品を指定されるので、ある意味簡単に購入できます。とはいえ、広い店内を該当商品を探して歩くだけでも大変な作業ですので、やはりお土産探しには労力が必要です。

 

海短研5日目

海外短期研修5日目の様子です。

 
5日目報告書
                                                                            

 

 

英語クラス2日目です。FLS(語学学校)では、大田原女子高校の生徒の他に中国、韓国、スイス、ブラジル、コロンビアの学生達が英語の学習に励んでいます。こうしたインターナショナル生は長い期間留学をしている生徒が多く、FLS英語力を身に付けて大学の学部へ進学する生徒が殆どです。日本では先生の話を聞いて書き取るという受け身の授業が多いですが、海外での授業スタイルは発言をする機会が多いのが特徴です。先生に質問をされてわかった誰かが答える・・というのではなく、全員が順番に自分の意見を答えていくという形が多いため、否が応でも発言しなければなりません。もちろん、すぐには質問の内容が理解できないという事もありますが、「わからない」と回答してもそれに対してまた英語で説明されますので、脳が英語一色となります。でもこれが、英語力が身に付く大切なポイントです。

 

本日の休み時間には外にFood Bankの団体が来ていました。Food Bankとは、包装の傷みなどで品質に問題がないにもかかわらず流通出来なくなった食品を、企業から寄附を受け生活困窮者などに配給する活動の事です。日本ではまだ馴染みの薄い活動ですが、アメリカでは歴史のある活動です。本日はパン、カップケーキ、野菜、果物etcがテントの中に並べられ、生徒さんの中には事情がわからず、Staffと何気ない会話をしながらカップケーキや果物をもらっていた人もおりましたが後で事情を説明したら納得の様子。「これからはもらうのを止めておきますね・・・」と謙虚な感想。また一つ新しい事を学びました。

 

午後からはFoutain ValleyにあるYakult USA Incの工場見学に行きました。FLSからは国道5号を北上し約40分の場所です。建物に入るとまず、大きなヤクルトに出迎えられ集合写真を撮りました。工場内では英語の勉強の為あえて英語メインのツアーをお願いしました。皆さん慣れない単語もある中、説明を一生懸命聞きYakultの歴史やその効能について学びました。とはいえ、全部が英語ですと専門用語が多すぎるのでその都度日本人Staffが通訳をしてくださり、そこで初めて納得の様子。スクリーンでヤクルトの効用や歴史を見た後は工場内へ進み生産過程の見学です。1つの大きなタンクで作られるヤクルトは75万本分との事で「今回見学に来ている大女生が毎日1本飲んでも、飲み切るのに100年以上かかる」との説明をされ、一同驚愕。「100年も生きられない~」という生徒さんの一言に笑いが漏れました。あの小さい容器が自動的に作られ、Yakultで満たされた後、パッケージされて配送過程へ進むオートメーションにも感動。案内してくださったガイドさん、日本人Staffも丁寧にご説明してくださり、今まで以上にYakultが身近に感じられるようになりました。工場見学を終えて出発した後、Staffの方々が私達のバンが見えなくなる迄手を振って見送ってくださり、久しぶりに感じる日本のおもてなしに感激した一日となりました。


  

       ヤクルトの効用や歴史のスライドを見ました 英語のガイドさんの話を一生懸命聞きます     

 

        各国のヤクルトが展示されていました    

  
  入口のヤクルト前で集合写真                

 

その後は道路の渋滞が無かった為、FLSに戻る途中にあるTrader Joe'sに立ち寄りました。ここはロサンゼルスを拠点とするOrganic食品スーパーです。日本ではオリジナルエコバッグが有名で、西海岸のお土産といえば必ず上位にランクインする人気のある商品です。お店の在庫が無くなる程エコバッグを買占め、これで友達へのお土産が少し片付いたと、皆さん安堵の表情でした。

    

      

   ついついCakeを食べてしまいました   Trader Joe’s隣のCaféにて

海短研4日目

海外短期研修4日目の様子です。

4日目報告書                                                                            

 

 

 本日から、プレイスメントテストによって分けられたレベル別の授業が始まりました。本人にも個別にクラスが伝えられましたが、掲示板にも全員のクラス分けが貼られ、やはり皆さん周りの友達がどのレベルになったのか・・・という事がとても気になるようです。それが良い意味で刺激となり、更に学習意欲を高めていって欲しいです。

 

 ここFLS(語学学校)では生徒のレベルに合った学習ができるように、全部で18段階(初級、中級、上級各6クラス)にクラス分けされていますが、今月は生徒数の関係もあり全部で5クラスが開設されています。大田原女子高校の生徒達も昨日のテストスコアを踏まえて、それぞれのクラス(初級クラス5名・中級クラス14名)に振り分けられました。初めての英語レッスンは新しいクラスメイト、日本とは違う授業スタイル等最初は戸惑いが多い様子ですたが、皆さん緊張しながらも少しずつ雰囲気に慣れてきています。

 

 午後はFLSより南下してSANCLEMENTEエリアに向かいます。まずは全員でランチを取る事にし、近くの

IN-N-OUT BURGERに行きました。ここはカリフォルニア生まれのハンバーガー屋で、地元の人のみならず海外にも多くのファンを持つ有名店です。アメリカに来て初めて自分で注文をするという生徒さんもいましたが、皆さん

意外にも堂々と物おじせずに注文が出来ていて、感心しました。中にはスムーズに小銭も使って払えたという生徒さんもおり、順応性の高さには目を見張るものがあります。

       
  IN-N-OUT BURGER
の店内      外のテラスで

 

 ランチの後はSAN CLEMENTE PIERに行きました。ここは滞在型のビーチリゾートエリアで、サーファー達には、天国と呼ばれている場所です。長さ約400mの木造桟橋を渡りきり、先端から見渡せる一面の太平洋に歓声があがりました。桟橋の手前には列車の線路もあり、タイミング良く列車が走ってくるところも見る事が出来ました。

 

      
 SAN CLEMENTE PIER
にて      先端での一コマ  後ろは太平洋です

 

 思い思いポーズで写真を撮りました

 

 その後はSAN CLEMENTE OUTLETMALLに行きました。高台にあり、太平洋を見下ろせる場所にあるこじんまりとしたショッピングモールです。ここでは約2時間半程フリータイムが取れましたので、それぞれ仲良し同士好きなペースでお買い物を楽しみました。再集合した際に戦利品について尋ねると、意外にも自分の物よりも家族へのお土産を購入していた生徒さんが多かったのが印象的でした。まず最初に家族へ思いを馳せるという事はいかに日本で家族を大切にし、仲良くしているかという事を物語っていて嬉しくなりました。

 

       

   SAN CLEMENTE OUTLET MALL  ショッピングを終えて        

 

 

 

 生徒さんの日記からは、「ホストファミリーにENGLISH NAMEを付けてもらった(日本人の名前は発音が難しい為)凄く嬉しかった!」「一緒に音楽番組を観て、本当の家族みたいに楽しんだ。アメリカ最高!」と書いてあったり、着々と打ち解けている様子が伝わってきます。ヒアリングにも慣れてきているようですので、これからも前向きにこの環境を楽しんで欲しいです。

海短研3日目

 海外短期研修2日目は、各自ホストファミリーと過ごしました。今回は、3日目の様子です。

3日目報告書                                                                            

 

 

 いよいよ本日よりFLSでの学校生活がスタートです。思い起こせば先週末、生徒さん達はアメリカ到着後いきなりホストファミリーと長い時間を過ごす事になり不安そうでしたが、本日話を聞いてみると皆さん「ショッピングセンターに連れて行ってもらった」「一緒に映画を見た」「ハンバーガーを食べに行った」「家族でゲームをして盛り上がった」など、ファミリーとの距離が縮まっていたようで一安心です。それと同時に「わかっていないのについYesと言ってしまう」等の言葉に関するコミュニケーションの問題も出ていました。それでも自分で振り返り「間違いを恐れずどんどん話していきたい」と気持ちを新たにしている生徒さんもいますので、これからの成長が楽しみです。

 

 本日から毎日8:25に学校に送り届けてもらう約束ですが、初日という事もあってか時間迄に来られなかった生徒さんも複数見受けられました。ファミリーの都合での遅刻ですので仕方がないのですが、これからは双方協力し合って時間通りに到着できるようになって欲しいものです。

 

  

      

Campustour  Cinemaprogramの撮影スタジオ  Libraryの前のWonderの文字

 

全員揃ったところでまずはCampus tourに出かけました。私達はSaddleback College敷地内のクラスルームを使用していますが、学部生が使用する共用エリアはとても広くこれぞアメリカの大学生活!という感じです。Cinema programのスタジオやLibraryCafeteriaなど、歩くとかなり距離のある広い敷地にびっくりしながら見学した後は、プレイスメントテストを受けました。この結果により明日からのクラスが決まる大切なテストです。リスニング、文法、リーディングと構成されてましたが、感想を聞くと皆さん「難しかった」「時間が足りなかった・・」と苦戦した模様。

果たしてどのようなクラス分けになったのでしょうか。

 

その後はFLSよりWelcome lunchとして大きなPizzaが振舞われました。Pizza、チョコチップクッキー、形容しがたい不思議な味のジュースという、アメリカならではの組み合わせのランチを楽しみました。

 

  

     

教室となるVIL3の建物(右)        Welcome lunchPizzaを皆で

 

 午後は近郊エリアツアーという事で、まずはLaguna Beachへ向かいました。FLSからは西へ約40分程の太平洋に面した上品なビーチです。大田原女子高校の生徒さんは海が身近に無い生活をしているためか、目の前に海が見えた時の皆さんの喜びようはとても可愛らしかったです。1時間半強ほどゆっくりビーチ界隈で楽しんだ後は、更に南下してDana pointという静かなヨットハーバーに行きました。ここはアメリカというよりはヨーロッパの趣があるこじんまりとした居心地の良い場所です。本日はお天気にも恵まれ、平日という事で人影も少なく、生徒さん達は砂浜でバレーボールをしたり、思い思いの写真を撮ったりとのんびりと過ごしました。明日からはレベル別英語レッスンです。色々な国の生徒と一緒に楽しんで授業を受けて欲しいものです。

   

  

LagunaBeachにて          Laguna Beachでアイスクリームを片手に

 

   

  

Danapointの遠景        Dana pointの浜辺でFLSamanda

海外短期研修1日目

 本日より、海外短期研修の様子を逐次、報告していきます。現地に同行している添乗員からのレポートです。

1日目報告書                                                                            

 

 本日よりアメリカ合衆国 ロサンゼルス近郊での海外短期研修が始まりました。快晴の中まずは学校での出発式です。校長先生からの挨拶、生徒代表清水萌衣さんの意気込みに満ちた挨拶に一同身を引き締めて、成田空港へ向けて出発しました。

  

 

清水萌衣さんの挨拶        お見送りの風景。お友達も来てくれました

 

 高速道路も順調で、予定よりも1時間弱早く空港に到着しました。ここで改めて荷造りが必要な人は荷造りをし直し、その後シンガポール航空のチェックインに向かいます。現在は殆どの航空会社が機械での個人チェックインとなっていますので、生徒さんも画面の指示に従いながら自分でやってみます。慣れない手続きに思い通りに行かなかった人もいましたが、無事に全員手続きが出来ました。「自分の事は自分でやる!」これも今回の研修で学びたい大切な事の一つです。

成田空港 出発ロビーにて

 

 その後は保安検査、出国審査を経て免税店やお土産店を見ながら全員で搭乗ゲートへ向かいます。本日はとても手続きがスムーズに進み、搭乗ゲートを確認した後は1時間半程フリータイムが取れました。普段あまり来ることもない成田空港で、皆さん思い思いのフリータイムを過ごしました。

 

 私達の乗るシンガポール航空12便はほぼ定刻通りに離陸をし、約9時間のフライトを経てロサンゼルス空港に到着いたしました。機内では上手に眠れなかった生徒さんもいたようですが、降機した時には皆とても元気でした。ここでもまた新しい経験をします。まずは機械(キオスクと呼ばれます)での自動入国審査、その後係の指示に従い有人入国審査の列へ。モニターでターンテーブルの番号を確認し、自分のスーツケースを引き上げます。入国審査では全員が同じ動きにならないという事はわかってはいましたが、やはり「自分だけキオスクから何か違うメッセージが出た・・・」や「自分だけあっちの列へ行けと言われた」等、集団行動に慣れている生徒さんにしてみたら友達と違うという事が心細くもありました。それでも事前に案内をしていた「とにかく係には逆らわずに」という入国審査でのルールを守り、全員無事にロサンゼルス空港での入国手続きを終えました。

 

 スーツケースを持って空港の出迎え口に進むと、FLSという看板を持った人々が笑顔で待っていました。これから私達がお世話になる現地語学学校のスタッフです。

 

ロサンゼルス空港でFLSスタッフと

 

 空港からバン2台に分乗し、月曜日から英語を学ぶ拠点となるSaddleback Collegeに向かいます。週末という事もあり道路が空いていたので1時間強の行程でしたが、生徒さんは時差ボケと疲れからかバンの中では眠りに落ちていました。予定通り14時にSaddleback Collegeに到着すると、既にいくつかのHost Familyがお迎えに来ていました。あっという間に全員自分のFamilyと対面をはたし、笑顔でそれぞれの家路につきました。本日の午後、明日終日はいきなりFamilyと過ごす時間となります。週明けからの通学方法や家でのルール等、全て自発的に自分から発信して、これからの学校生活がスムーズに進むためのコミュニケーション期間になればと思います。

35日には学校でプレイスメントテストがあり、それを元にクラス分けがされます。十分に睡眠を取り、元気に

登校してきてほしいと思います。

 

  

Saddleback College にて各Familyとご対面

 

卒業式


3月1日()

第七十回卒業式が挙行されました。

                 

 

担任による呼名          卒業証書授与

 

校長式辞では、これからの変化の激しい時代の中で、本校での学びを胸に活躍していって欲しいとのお話がありました。

 


来賓の方々からも心のこもったご祝辞を頂いた卒業生の表情は、今日の日を迎えることができた誇らしさと、未来へ進んでいく期待とで輝いて見えました。

 

 

先輩方をお手本に、これから大田原女子高生として精進していきたいと述べた送辞、

今日のこの日を迎えられるまで、支えてくださった保護者の方々への感謝を述べた答辞は、
どちらも在校生、卒業生全員の思いが感じられるすばらしいものでした。

             

 

送辞                 答辞

 

朝の雨模様から一転、式が終わる頃には雲の切れ間から青空がのぞき、明るい日差しが差し込んできた本日の天気は、
卒業という別れに淋しさを覚えながらも卒業生たちのこれからの明るい未来を期待する、式の参加者の思いそのものでした。

 

今回の卒業生228名を加え、卒業生の累計は24,709人になりました。