2018年3月の記事一覧
著名人による講演会
人工知能の仕組みなどの専門的な話や、先生が人工知能に携わることになったきっかけ、人工知能の社会的影響など、人工知能ついて幅広くお話を聞くことができました。生徒のアンケートには「人工知能について深く知ることができてよかった」、「将来について改めて考えてみようと思った」などの感想があり、将来に対して積極的に向き合うきっかけとすることができた講演会になりました。
受験報告会
進路選択のときに何を参考にしたか、勉強法、メンタル面についての話など、実体験に基づく先輩たちの話には説得力があり、生徒はよく話を聞いていました。この話を糧に、将来を考え、今後の学習に生かしていくことを期待します。
海短研帰校報告
解散式での校長先生の挨拶 生徒代表河村さんの挨拶
最後はお世話になった添乗員の土屋さんへお礼
海短研15日目
最終日報告書
本日はFLS登校の最終日です。朝はいつも通り8:30にファミリーに送っていただき、スーツケースを降ろしながら2週間お世話になった御礼を伝えました。思い起こせば右も左もわからず、片言の英語を話す私達を受け入れてもてなしてくれ、様々な体験をさせてくれたファミリーには感謝しかありません。別れるのは寂しいですが、これは今生の別れではなくステキな出会いの一つですので、日本に帰国してからも育んでくれたらなと思います。
ファミリーとのお別れが済んだ後、一路ディズニーランドパークへ向かいます。FLSからは約30分北上したアナハイムエリアにあります。ディズニーランドパークはディズニーランドと、ディズニーカリフォルニアアドベンチャーという二つのテーマパークで構成されていますが、今回は日本未上陸のアトラクションが多い、カリフォルニアアドベンチャーに入園しました。事前の天気予報では雨でしたが朝方雨は止み、到着した頃には快晴に。絶好のディズニー日和です。生徒さん達が滞在中にずっと楽しみにしていたディズニー、この日の為に節約していた生徒さんも多くいました。皆さんロサンゼルス最後の思い出にと、思いっきり楽しんでいました。
夜は20時に再集合し、本日泊まるホテルへ移動です。海外のホテルに友達と泊まるという事は、生徒さん達にとってもこれまた新鮮で楽しみの一つです。報告書は本日で終了となり、明日は早朝出発で日本へ帰国いたします。新しい事を沢山経験し吸収し、一回りも二回りも成長した姿を楽しみにお待ちいただければと思います。
ファミリーと最後のひと時
お別れのBig Hug Disney California Adventure正門前
海短研14日目
14日目報告書
いよいよ本日がFLS最終日です。一緒に勉強していたインター生は、私達が本日最終日と伝えると寂しがってくれ、別れを惜しんで撮影大会になりました。クラスによっては最終日の本日もまたテストがあったようです。こうも頻繁にテストがあるのはプレッシャーですが、自分の現時点での力がきちんと理解できるのでとても良い仕組みでもあります。
いつも通り12時迄授業をやり、その後は卒業式となりました。今回は私達大女生だけでしたが、通常金曜日には誰かがFLSを卒業(終了)して、次のSTEPに進んでいきます。FLSのような語学学校は月曜日入学、金曜日卒業という週単位で勉強をする仕組みになっており、自分のタイミングで勉強をする事が出来ます。その間にどれくらい英語力を身に付ける事ができるかは、自分次第です。
一人ずつ校長のMS メイスーンに名前を呼ばれ、修了証を渡されます。FLSからは卒業記念としてオリジナルTシャツと、サングラスをプレゼントされました。2週間はあっという間でしたが、日本とは全く違う授業スタイルに戸惑い、感激し、自発的に学ぶという事を体験させてくれたFLS生活は本当に楽しく思い出もいっぱいです。皆口々に「帰りたくない~」と言っており、その充実ぶりがうかがえます。今回の滞在をきっかけに再度留学を考えている生徒さんもいると思いますが、まだまだ経験していない知らない事も沢山ありますので、新しい事を学びに世界に飛び込んで行って欲しいものです。
先生と自撮り FLSのロビーでインター生と
FLSロビーで 卒業式が始まります
一人ずつ終了証明書、オリジナルTシャツ、サングラスを校長先生からいただきました。
海短研13日目
13日目報告書
いよいよFLS生活もラスト2日です。さすがに生徒さん達にも帰国が身近になってきて、「帰りたくない」「このままここに残りたい」「もっと長くいたい」という声が聞こえてきます。それはこちらでの生活が充実しているという事ももちろん、英語に慣れてきてコミュニケーションがきちんと取れてきたので、生活するストレスが少なくなってきているからだと思います。それもこれも、毎日の送り迎えや食事のケア、話し相手になってくれているホストファミリーのおかげです。
日々チェックするジャーナルにも「初めて会う人に話しかけるにはためらいの気持ちがあるが、負けずに行動したことで凄く多くのものを得ることができた。自分の成長が日々実感できて楽しい」「ファミリーとの会話も9割位わかるようになってきて、こんなに理解できたっけ?と思う」等、意識や気持ち、スキルでも変化が見られます。
休み時間にインター生と談笑したり、連絡先を交換したり
午後からはロサンゼルスダウンタウンにある全米日系人博物館(JAPANESE AMERICAN NATIONALMUSEUM)に行きました。FLSからは5号線⇒10号線で約1時間15分の距離です。ここはアメリカに住んでいる日系人の歴史について展示をしている施設で、本日は私達の為にボランティアガイドのTAMIさんが来てくださり、説明をしていただきながら館内を見学しました。
生徒さん達の表情からすると最初のうちは「第二次世界大戦って歴史でやったっけ・・・・?」という程度のピンと来てない反応でしたが、TAMIさんが「なぜ日本人はアメリカに移民として来たのか」「日系人とは」「どうして収容所に入れられる事になったのか」「アメリカの収容所とアウシュビッツとの違いについて」「アメリカの憲法違反について」etc 順を追って丁寧に分かりやすくご説明していただき、日系人が味わった不幸な歴史を初めてキチンと理解したようでした。
私達日本人が戦後に復興できて経済大国に成長したのも、ひとえに日本人としての誇りを忘れずに生きてきた日系人の方たちの生き方により日本人が信用され、その後、物作りにおいてのMade in Japanの信頼へと繋り、更にはその製品をアメリカも率先して購入して外貨を稼ぐことが出来たのが理由の一つという事もわかりました。今回の海外研修の中では一番学んで欲しいアメリカとの繋がりの部分でしたので、説明が終わった後の自由時間に自発的に再度見学をする人がいたのは嬉しかったです。特に将来アメリカ留学を考えている人は、日本人として深く知っておくべき歴史の一部分です。
博物館の斜め前には「日本村プラザ」というエリアがあります。たこ焼きやラーメン、お寿司、天ぷら、とんかつなど懐かしい日本食のレストランや、日本食材スーパー、薬局、お土産屋さんなど日本一色の場所です。生徒さんは、久しぶりにラーメンを食べたり、お寿司を食べたりと母国の味を楽しみました。帰りはいつものように大大渋滞・・・・約2時間かけてFLS迄戻りました。でも皆、夢の中ですZZZ
全米日系人博物館入口前 ボランティアガイトのTAMIさんと
強制収容所のミニチュア模型前 強制収容所の建物の模型前
全米日系人博物館の前にある日本村のラーメン屋で 全米日系人博物館前にあるオブジェ
海短研12日目
12日目報告書
いよいよ授業も後3日です・・・・生徒さんの中にはその事を感じていて「残りの日々を一生懸命に、ここでしか出来ない事をやろう!」と積極的にインター生とコミュニケーションを取っている人もいますが、多くの生徒さんはやはり大女生同士で固まってしまいがちです。それでも、少しずつですがインター生に話かける生徒さんが出てきました。インター生にしてみると日本から来ている私達団体には話かけづらいと思いますので、ここはこちらから積極的に動きましょう。話すきっかけはやはりSNSの交換になりますが、こういう時にはとても便利なツールです。
レベル9のクラスの授業風景を撮らせていただく事が出来ました。少人数という事もあり、先生がまんべんなく生徒達に目を配り、全員で理解をしていきます。
午後からはISAの子会社GPIUSに勤務するMS Akiho Emikoさんに講義をしていただきました。Akihoさんは高校卒業後にアメリカ留学し、その後こちらで仕事を得て滞在歴14年になる方です。彼女の現在に至る迄の経歴を元に、気持ちや語学力の変化、費用について等お話しをいただきました。
その中でもポイントは「環境選びが重要」「話さなければ英語は上達しない」「好きな物を英語と掛け合わせる」「完璧な発音やグラマーを求めない」でした。正に大女生同士で集まって話をしていては、いつまでたっても英語は上達しないという事です。
質疑応答の時間には、様々な質問が出ました。「帰りたくないけど食事が合わない」「親が留学に反対している」「周りは受験しているのに留学をするというのは、どのような気持ちでしたか?」「留学する前の英語のレベルはどの程度でしたか?」「英語が通じない時はどうしてますか?」「授業が早口で次に何をやるのかわからない」etc
そのどれにも丁寧に答えていただき、生徒さん達の疑問が少しずつ解決していくのを感じました。
Akihoさん曰く、留学をした結論として「自分に成長する時間を与えられたのは良かった」と感じているとの事で、何よりもいろんな事をまずは体験をしてみるという事を勧めていました。また、誰かとコミュニケーションを取る時に自分の態度でその人が日本人に対するイメージを決めてしまう可能性があるので、日本人代表として見られるという事を意識していると話しており、それが大変印象的でした。私達はここでは外国人ですので、日本人としての自覚を持ちつつ世界へ羽ばたいていきたいと思います。
MS Akihoさんの講義(留学を決めたきっかけや現在に至る迄)
質疑応答時間 終わった後に個人的な質問にも答えていただきました
海短研11日目
11日目報告書
今朝は小雨が降っていて、肌寒いスタートとなりました。カリフォルニアと言えば常にお天気が良くてカラっとした気候のイメージですが、今月は残念ながら雨が多いようです。ただ、常に降水量が少なく給水制限をかけられる事もあるため、住んでいる方にすれば恵みの雨との事です。
授業にもすっかり慣れてきたので、ここ最近はファミリーに日本食を作ってあげている生徒さんが多くみられます。人気メニューはお好み焼きとお味噌汁(インスタント)のようで、これは比較的材料も手に入りやすいのと、安定した仕上がりになるのが人気の秘密かと思います。ロサンゼルスでは日本食はとても人気がありますので、どのファミリーもとても喜んでくれ、美味しい美味しいと食べてくれたようです。何より、ホームステイしている生徒さんが自分達に作ってくれたという事が嬉しいのだと思います。料理をしたり、洗濯をしたり、洗い物をしたりと普段は全部お母さんにお任せしている家事を自分でやってみて「初めてお母さんの有難みを感じた」と痛感している生徒さんもおりました。自分の事は自分で!は日本に帰国しても引き続き実践して欲しいものです。
FLSのロビーで
午後からはUniversity ofSouthern California(通称USC)の敷地に隣接したCalifornia Science Centerへ出かけました。途中フリーウェイ5号⇒10号⇒110号と経由し、遠くにLA Downtownを臨みながら1時間半かけて到着しました。Science Centerの一番の目玉といえば、宇宙を1992年~2011年迄合計25回も飛行したスペースシャトル「エンデバー」の実物展示です。日本人宇宙飛行士の中では、毛利衛さん、若田光一さん、土井隆雄さんが搭乗しています。事前に日本で調べて来ていた生徒さんもいましたが、今回の生徒さん達は2001年2002年生まれなので、エンデバーが現役で活躍していたという事はあまりピンと来ていないようでした。ただ、実際にエンデバーを見るとその巨大さに圧倒され、皆さん沢山写真を撮ってしました。何度も飛行を繰り返したため、胴体がボロボロになっておりその激務が伺えます。エンデバーの回りには宇宙飛行士の方の展示物もあり、もちろん中には日本人宇宙飛行士のパネル展示物もあります。そういった物を見て、始めてその偉大さを感じたようです。館内にはエンデバーがここCalifornia Science Centerにどうやって運ばれてきたのかというドキュメンタリービデオも流れており、一般道を閉鎖してゆっくりゆっくりと移動してきている姿はとても興味深かったです。実物のスペースシャトルを見られる場所は中々無いので、大変貴重な体験となりました。帰りはロサンゼルス名物とも言える大渋滞の中を、2時間かけてFLSに戻りました。皆さん爆睡していましたので、もしかしたら渋滞に気付いていなかったかもしれませんが・・・。
CaliforniaScience Centerの前にて スペースシャトルエンデバーの前で
エンデバー記念パネルと一緒に Informationでパンフレットをもらいます
海短研10日目
10日目報告書
本日からアメリカ滞在2週目に入りました。先週の土曜日は雨の中での終日ロサンゼルス観光でしたので、週末に体調を崩してしまった生徒さんもおりました。家や学校に慣れてきた時が一番体調を崩し易いですので、残りの滞在が万全の体調で過ごせるように、各自体調管理には気を付けてほしいです。
日曜日は今回ファミリーと一緒に過ごせる最後の週末でした。ここはキリスト教信者が大変多く、殆どの家庭では日曜日の午前中はミサに行きます。今時の教会は昔よりもかなりPOPになっており、キリストを称えるLIVE会場のような雰囲気にしている教会も増えています。私達日本人にはあまり馴染みの無い習慣ですが、これも海外では常識。一つの経験として捉えて欲しいです。教会の後は映画を見たり、ショッピングに行ったりと生徒さん達がここでやってみたい事を、ファミリーと一緒に楽しんでいたようです。
午前中は授業を少し早めに切り上げて、SANTA MARGARITA CATHOLIC SCHOOLを訪問しました。ここはFSLから約30分の場所にある1987年に設立された私立のミッション系スクールで、生徒数は約1700名となります。学校内はとても整然と厳かな雰囲気で、私達はオフィスの方にご案内していただきながらキャンパスを見学して回りました。キャンパス内での写真には制限があったため、大女生のみの写真となっています。
正門横のオフィス前 案内人の方と
学生食堂(屋外ですが頭上にヒーター有り) 体 育 館
Book Store(商品はNikeが提供しています) 競 技 場
本日のランチはSaddleback Collegeのカフェテリアに行きました。サラダやフルーツ、タコスにポテトフライ等が並んでいて、それぞれ好きな物を仲良しと一緒に食べました。食後の運動として卓球をしていた人もいましたね。屋外で卓球をするというセンスは日本人にはありませんが、そこは何でもありのアメリカです。
カフェテリア 室内
カフェテリア 外のテラス席で
カフェテリア 外のテラス席 カフェテリア前にて卓球
午後の前半はInformation session その2という事で、アメリカ留学に関する更に具体的なプランを学びました。留学に関するプロセスや費用、ボランティアワークの必要性等、今後アメリカ留学をしようと思っている生徒さんにはより具体的な方法を教えていただき、一歩現実へ近づきました。
左が卒業生のmimiさん 講義を終えて談笑
午後の後半は日本人スタッフのmimiさんが登場し、屋外でのスポーツアクティビティをしました。久しぶりに運動が出来るとあって生徒達は大はしゃぎ。ドッチボールやバレーボールなど、日差しの中で思いっきり遊びました。アメリカの紫外線は日本の数倍とも言われていますので、日焼け止めは必須ですが、塗っても塗ってもなんだか顔が赤くなってきます。正にこれがカリフォルニアの気候です。
屋外でドッチボール、バレーボールをしました
海短研8日目
8日目報告書
本日は終日ロサンゼルス観光の日です。いつも通り8時30分に学校に集合した後は、まずはハリウッドに向かいます。Saddleback collegeからは国道5号線をひたすら北上し、その後国道101号線に乗り1時間半程の距離です。途中、ロサンゼルスのダウンタウンが左手に見えていましたが、殆どの生徒さんがぐっすり寝ていたので気づいていなかったようです。ダウンタウンはまた来週改めて行きますので、ここは起こさず通過します。
私達の車はHollywood&Highlandというショッピングセンターに駐車し、まずは全員で集合写真を撮りました。この階段の奥にあるのが、先日アカデミー賞(オスカー)の授賞式会場となったドルビーシアターです。その後すぐ隣にあるチャイニーズシアターに行きました。あいにくの雨模様ではありましたが、皆さんお気に入りのスターの手形を探し、一生懸命写真を撮っていました。
ドルビーシアター チャイニーズシアター ハリーポッターの手形前
その後は南ハリウッドにあるThe Groveという複合ショッピングセンターに行きました。チャイニーズシアターからは20分程の距離です。ここはオープン型のショッピングセンターで、ブティックやブランド店、お土産屋さんやファーマーズマーケット等、道路を挟むとWhole Foodsや、Trader Joe’s、Kmart、Ross dressなど様々な種類のお店が立ち並ぶエリアです。お昼の時間でもあり、ここで自由ランチとなりましたので皆さんはお友達同士気に入ったところでランチを取りました。
The Grove ショッピングセンター
その後は一気に国道5号線を南下して、アナハイムエリアにあるエンゼルススタジアムに向かいます。途中にロサンゼルス名物とも言える高速の大渋滞に遭いましたが、これも良い経験です。それでも売店が開いている時間には無事に到着出来ました。スタジアムの正面ゲートにはなんと「大谷翔平」という漢字の垂れ幕が下がっていてびっくり!アメリカでの期待値の高さを感じます。本日は試合が無くひっそりとしていましたが、売店には他にも日本人が沢山いて大谷グッズを購入していきました。ただ、正規品はお値段もそれなりに高く。見るだけの生徒さんもおりました。本来ならばここでトイレを済ませるつもりでしたが、本日は試合が無くトイレもクローズしていた為、急きょトイレ休憩としてアーバインにあるMITSUWA(日本食マーケット)に立ち寄りました。和菓子や焼きそば、お寿司等、日本の食材は大抵の物が手に入りますので、ロサンゼルスに住んでいる日本人御用達のお店です。懐かしい日本のお菓子を買ったり、ファミリーに作る日本食の食材を購入したりと思い思いに時間を使いました。
明日は日曜日なので、終日ファミリーと過ごします。今週は新しい事だらけの週できっと皆さん疲れていると思います。少しでもリラックスして、週明けからまた元気に登校して欲しいものです。
エンゼルススタジアム 後ろの左端に「大谷翔平」の垂れ幕があります