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2022年8月の記事一覧
【中学】科学の甲子園ジュニア栃木県大会
8月27日(土)、栃木県総合教育センターを会場として、「第10回科学の甲子園ジュニア栃木県大会」が開催されました。本校からは、1年生6名、2年生6名の計12名が出場しました。
とちテレニュース→https://nordot.app/936207434219388928?c=643662570251043937
前列が2年生6名(Aチーム)、後列が1年生6名(Bチーム)です。
今日の開会式は、9時40分からですが、8時半過ぎには会場に来ていた生徒もいたようです。(保護者の送迎による現地集合でした)
今回は、過去最多の22チームが参加しました。受付ではくじ引きがあり、それによって、競技会場でもある大講義室の座る場所が決まりました。
昨年度は、県内の数か所で「分散開催」でしたが、3年ぶりに「一斉開催」で実施されました。
開会式では、主催者からは、こんな話がありました。
「日本が誇るスーパーコンピューター(スパコン)の「 富岳ふがく 」が、計算速度を競う世界ランキングで、アメリカの最新鋭機「フロンティア」に抜かれて2位になったことが記事になっていました。しかし、「富岳」は最速を目指して設計したわけではなく、産業応用で使う計算の処理速度やビッグデータの解析能力、省エネ等を目指した結果として、計算速度も最速になったもので、実はその真の能力の60%も生かされていません。科学の甲子園ジュニアは、それぞれの分野で一人が頑張って点数をとることが目的ではなく、6人のチームワークでアイディアを出し合ったり、課題を解決したりすることが大切です。科学は一人でできるものではありません。今日は、是非、科学の楽しさや面白さを感じてください。そして、将来、科学者になってくれることを願っています。」
開会式が終わり、いよいよ競技が始まります。午前中は、この会場で「筆記競技」が行われ、午後は別会場で「実技競技」が行われます。(カメラはここまでとなりました。)
「なぜ、科学の甲子園ジュニアに参加しようと思ったのか」を近くに座っていた1年生6名に聞いたところ、それぞれ、数学が好きだから、化学が好きだから、生物が好きだから、などといった明確な答えが返ってきました。とても頼もしく感じました。
さて、どんな結果だったかは、9月以降に発表されるそうです。
今日は、一日、お疲れさまでした。
【高校】とちぎ国体「栃木県選手団」結団式
8月26日(金)午後、宇都宮市の「日環アリーナ」で、「いちご一会とちぎ国体」に出場する本県選手団の結団式が行われました。
下野新聞動画→ https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/627537
(ボート部の増田先生撮影の写真です)
本校からは、陸上競技部の若菜敬君、そして、ボート部では、戸田先生が少年女子の監督、選手は、青木瑛久君、清水雅裕君、宋佳修君、船田佳祐君、三田翔愛君、藤倉望妃さん、堀越紅羽さん、藤倉麻妃さん、福地琴美さん、高瀬綾乃さん、そして、成人女子の選手として増田萌先生が出場します。全部で13名が「とちぎ国体」に出場します。
「とちまる」くんもお揃いのユニフォームを着ています。
ボートの選手団(佐野高と佐野東高)
【高校】「ボート部」の生出演、大成功
8月22日(月)、宇都宮市の県庁の近くにある「とちテレ」のスタジオで、「とちぎ国体」の出場者を紹介する番組に、ボート部3年の藤倉望妃さん、堀越紅羽さん、そして顧問の増田萌先生の3名が出演しました。3人の息がぴったりと合い、大成功のうちに本番が終了しました。
放送は、夜9時からの「ナイトニュース9」の中の「月曜スポーツ」のコーナー(約15分間)でした。当日は8時に現地集合し、控室に案内されました。
控室では、出演者だけでなく保護者も緊張しています。
ここで、なんとインターハイの3位のメダルを忘れてきてしまったことに気付きました。重要なアイテムなので、折り紙でメダルを作ろう、という案も出てきました。担当の飯島さんにそのことをお話すると、「なくても全然かまいませんよ」と、やさしくフォローしてくださいました。
それだけでなく、お茶を出してくれたり、場を和ませてくださいました。
大まかな台本も作られていました。台本と言っても、ここでこんな質問がある、という程度で、何を話すかは本人たちに任されています。「こうなったら、やるしかない」と皆さん、本気モードに入っていきました。
8時20分にいったんスタジオに入り、リハーサルを行いました。
まずは、座る場所から確認しました。
後は、台本に従い、アナウンサーからの質問に答えています。
時々、やり直しをしたり、お互いに突っ込みながら、仕上げています。
番組は、3人へのインタビューに加え、今日の午前中に渡良瀬川で撮影した練習風景や戸田先生へのインタビューなどを組み合わせて作られていきます。
リハーサルの間は、自由に写真を撮らせていただきました。
これで、リハーサルは終了です。最後に記念撮影をして、いったん控室に戻りました。
あそこはこう答えた方がいいのでは、といったミニ反省会が行われました。
再び、スタジオ入りし、スポーツコーナーが始まるまで、息をひそめて出番を待っています。
本番中は、写真を撮ることはできませんでしたが、モニターを見ながら、どのように番組が使られるのかを見学できました。
そして、大成功の裡に本番は終了しました。
本番では3人のコンビネーションも抜群でした。最後の締めも増田先生がバッチリ決めてくれました。さすがに本番に強い3人組でした。インターハイ3位も納得です。もう完璧で、スタッフの皆さんも大満足でした。
控室での笑顔がすべてを物語っていると思います。
この番組を見た視聴者が、ボート競技に興味を持ってくれ、自分もボート競技をやってみたい、と佐高を受検してくれる中学生が出てきてくれることを願っています。
今日は、皆さん、お疲れさまでした。とちテレの飯島さんも番組の構成、台本作成、午前中の取材、編集、私たちのフォローなど、ありがとうございました。素晴らしい体験をすることが出来ました。
「今度は違う色のメダルを持ってきます」と、とちテレを後にしました。
【高校】将棋「竜王戦」準優勝(報告)
8月22日(月)、課外終了後、18日(木)に「第35回全国高等学校将棋竜王戦」(福岡市)で準優勝した竹熊柊君が、校長室に報告に来てくれました。今の気持ちは「素直に嬉しい」ということでした。
竹熊君は、この夏、東京で開催された「総文祭」の将棋部門(団体戦)で上位入賞を狙っていましたが、「ベスト16」という結果に、悔しさを感じていたそうです。一緒に戦った2人(荒川君、渡辺君)の分まで頑張ることを誓って、「竜王戦」に臨みました。
ところで、プロ棋士には8つのタイトルがあります(竜王、名人、叡王、王位、王座、棋王、王将、棋王)。この中で、タイトル戦の優勝賞金が飛びぬけて高いのが「竜王」であり、最も格上とされています。(現在の竜王は、言わずと知れた「藤井聡太」竜王です。)
そのため、高校生のチャンピオンを決める大会は、最も格の高い「竜王戦」と名付けられています。さらに、特筆すべきは、決勝戦は、日本将棋連盟の佐藤康光会長(=日本将棋界のトップ)が、試合の立会人として同席する他、大会の審査委員長は、なんと、藤井聡太竜王です。
竹熊君は、日本将棋連盟会長の立会いの下、藤井聡太竜王による決勝戦の解説があり、個別に講評をいただくという凄い体験をしました(プロ棋士の対局と同じです)。また、表彰式では、藤井聡太竜王の直筆の「色紙」をいただいています。ちなみに、藤井聡太竜王の直筆の色紙というのは、めったにないそうです。(凄すぎますね!)
藤井聡太竜王からいただいた色紙には「雲外蒼天(うんがいそうてん)」と書かれていました。「雲外蒼天」は、辛いことや試練などを努力して乗り越えれば、明るく素晴らしい世界が待っているということを表した四字熟語です。竹熊君には、嬉しい最高の言葉ですね。(今までにもらったどんな賞状よりも、この色紙の方が嬉しい、と言ってました。)
竹熊君に、今回の対戦について聞いてみました。
Q1:今回の大会で、最もつらかったことは何ですか?
→「1日目の予選2試合が終わった段階が、一番不安でした。2日の決勝トーナメントの1回戦の対戦相手はわかっていましたが、総文祭で、荒川君が負けた相手で、自分とどっちが勝ってもおかしくない強敵でした。不安と緊張で、なかなか眠れませんでした。夜中の2時半くらいまで、いろいろ考えてしまいました。しかも、2日目の第1試合は7時開始なので、少なくとも6時には起きなければなりませんでした。」
Q2:2日目はどんな気持ちで戦いましたか?
→「2日目の自分の対戦相手は強敵が揃っていました。しかし、初戦の強敵に競り勝つと、だんだん波に乗ってきました。最大の山場は準決勝で、形勢は負けていました。しかし、一手のスキを突き、直前で逆転しました。決勝戦は、総文祭で対戦し敗れた「東大寺学園」の選手でした。彼は、本校の渡辺君と対戦しており、1勝1負だったので、勝機はある、と感じていました。「振り飛車」という戦法で対戦しましたが、普段とは違う重圧感のある雰囲気の中で、苦戦しました。結果は準優勝でしたが、死力を尽くしてやり切ったという達成感がありました。」
Q3:藤井聡太竜王とは話ができたんですか?
→「藤井聡太竜王は、テレビで見たままの方でしたが、オーラが凄かったです。一目見ただけで、底知れない迫力を感じました。試合後の講評では、ここはこうすればよかった、というアドバイスをいただいたり、切れ味のある攻めだったけど惜しかったね、というお褒めの言葉をいただいたりしました。凄い体験ができました。」
Q4:最後に、印象に残ったことはありますか?
→「全国で佐野高校の名前が知られていたのにはびっくりしました。佐高は将棋の強い全国区の学校でした。附属中の石原君も今年は全国3位でしたが、高校でも優勝を狙える実力だと思います。将棋をやりたい生徒がこれからも入学してくるかもしれませんね」
*とにかく、破格の素晴らしい体験だったことは間違いありません。大学でも、さらに高みを目指して欲しいと思いました。
【高校】ボート部、「とちテレ」生出演決定!
8月22日(月)夜9時からの「とちテレ」の「ナイトニュース9」に、本校ボート部の藤倉望妃さん、堀越紅羽さん、そして、顧問の増田萌先生の3名が、スタジオで生出演することが決定しました。とちぎ国体で注目されている選手を紹介するコーナー「月曜スポーツ」(21:15~21:30の15分間)で登場します。
生徒2名はインターハイで「女子ダブルスカル」全国3位で名を馳せましたが、とちぎ国体にも出場します。また、増田萌先生も、とちぎ国体で「成年女子シングルスカル」の選手として出場します。
皆さん、テレビの前で応援しましょう!
特にありません。