校長室便り

2022年8月の記事一覧

【教職員】栃小教研佐野支部理科部会研修会

8月2日(火)午前、「令和4年度 第1回 栃小教研佐野支部理科部会研修会」が、本校3Fの「化学教室」で行われました。佐野市内の小学校の理科担当佐野市教育委員会関係者佐野日大中等教育学校の理科担当など、40名程度の先生方が参加しました。講師は、宇都宮大学の人見久城教授です。今日は、本校の中学2年の「数理探究」の授業を小学校の理科の先生方に体験してもらいました。

テーマは「科学とは何だろう」です。

小学校の先生方も皆、夢中になって取り組んでいます。

 

次の実験は手品から始まりました。

 

最後の実験は、見えないものを見つけます。

こうして、すべての実験が終了しました。

皆さん、目を輝かせながら、「科学とは何だろう」という問いについて、それぞれ納得のいく答えを見出していたようでした。最後は、講師の人見先生への惜しみない拍手で包まれました。

 

*本日は、小学校の理科担当の先生方、佐野市の教育委員会関係者、佐野日大中等教育学校の理科担当の先生、研修、お疲れさまでした。本校の中学2年生が受けている授業と全く同じ内容を体験していただくことで、本校の魅力の一端を伝えることが出来ました。本校のことを少しでもご理解いただけたら嬉しいです。

【高3】いちぎ一会とちぎ国体「佐野市炬火イベント」

7月30日(日)、アリーナ田沼の特設会場で、「いちご一会とちぎ国体佐野市炬火イベント」が行われました。本校の岩上航君(高3-2、ラグビー部)が炬火ランナーに選ばれ、佐野市長から委嘱されました。

 

いちご一会とちぎ国体佐野市炬火イベントを開催し、炬火名の発表および炬火の点火を行いました。国体における炬火はオリンピックの聖火にあたるものです。佐野市の炬火名は「佐野でつなぐ 夢と感動 出会いの火」に決定しました。(以上、佐野市長のツイッターより。以下の写真のいくつかは、佐野市長のツイッターからの引用です。https://twitter.com/Mayor_of_SANO/status/1553316918966513664

 

*炬火ランナーという重要な仕事を任された岩上君、本番でも、よろしくお願いします。

 

 

 

身近な風景 ~佐野の清流「菊沢川」

8月1日(月)猛暑の昼下がり、佐野市を流れる清流「菊沢川」では、冷たい流れの中で涼をとっている高校生たちに出会いました。いかにも気持ちよさそうな風景でした。受験勉強で疲れた頭と体をクールダウンしたかったそうです。

左端の古橋悠斗君(高3-4)と友人たち(HP掲載の許可はいただきました)

 

水は冷たくとても綺麗です。ハヤ、オイカワなどの小魚の姿が上からも確認できます。それを目当てにアオサギや、しらさぎなどもやってきています。

また、水面すれすれをツバメが飛んでおり、エサを探しているようです。

ここは、後世に残すべき素晴らしい自然です。

【中学】栃木県吹奏楽コンクール「金賞」受賞!

7月29日(金)、宇都宮市文化会館で「第64回 栃木県吹奏楽コンクール」の中学校の部 B部門が開催されました。本校は、出場86校の中で、念願の「金賞」を受賞しました。おめでとうございます。

曲目は、福島弘和の交響詩曲「西遊記」でした。

(左から)部長の尾花彩葉さん(中3-3)、副部長の今井里歩さん(中3-3)

 

吹奏楽コンクールは、吹奏楽部にとって最大の目標でもあります。

「金賞」受賞は、現在大学1年生が中学3年生の時に獲得して以来、5年ぶりの快挙だそうです。

2人に話を聞いてみました。

 

Q1:本番の演奏の出来はどうだったのですか?

→「コンクール曲については、去年の12月に楽譜が配布されましたが、コロナの影響で3学期は全く練習できませんでした。そのため、5月の定期演奏会が終わってから、本格的な練習が始まりました。練習時間が極端に短かったため、本番の1週間前の段階では、まだまだ完成には程遠い感じでした。そこから、1日連(9時から16時)を続け、最後はなんとか間に合いました。本番では、小林先生のご指導を意識し今までで一番の演奏ができました。やりきった、という満足感がありました。」

 

Q2:金賞を受賞した感想は?

→「結果は、19時にネットで発表になりました。中3の6人全員で「栃木県吹奏楽連盟」のHPを開きました。これまではずっと銀賞だったので、今回も銀賞かな、という気持ちでした。「金賞」という文字を見た時は、皆「えっ」という驚きで絶句しました。まさか金賞だとは思ってませんでした。でも、次の瞬間、全員の目から涙がこぼれ落ちました。みんなで泣きながら喜んでいました。」

 

Q3:「金賞」受賞の喜びを真っ先に誰に伝えたかったですか?

→「まずは、去年までの部長だった恩田小春先輩(高1)に伝えたいと思いました。しかし、電話をかける前に、同じくネットで受賞を知った恩田先輩から、電話がありました。去年、金賞が取れなかった悔しさを一番感じていた先輩に、一番に喜んでもらえたことが、すごく嬉しかったです。」

 

Q4:他には誰に喜んでもらえましたか?

→「やはり、家族です。特に、高3の姉(尾花彩華さん)は、同じく吹奏楽部の部長だったのですが、その時、果たせなかった夢を3年かけて実現できたことがすごく嬉しいです。良かったねと言ってもらえました。」

 

*本当に良かったですね。5年ぶりの「金賞」には、これまでの先輩たちの思いが詰まっているし、それがなかったら、ここまで頑張れなかったかもしれないですよね。そうした伝統さえも感じられた快挙でした。皆さん、よく頑張りました。おめでとうございます。