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校長室便り
2022年4月の記事一覧
【中3】「シンカゼミ」班別活動
4月23日(土)宿泊学習2日目、シンカゼミの班別活動の様子を見学しました。
4月22~23日の「シンカゼミフィールドワーク」では、中3の「シンカゼミ」の一環として、地域の課題(栃木県)を発見し、その課題を解決するためのアイディアについて考えました。
そのため、1日目には、栃木県の総合政策部総合政策課の職員から、地方創生に関するお話をお聞きしました。
それを踏まえて、生徒たちには「これからの栃木県をもっと元気にしていくために」として、企画を考えるミッションが出されました。さらに、素晴らしい企画は、栃木県知事にプレゼンして採用してもらおう、ということになりました。栃木県の総合政策課も中学生がどんなことを考えてくれるのか、とても期待しているそうです。
生徒たちは、KJ法などを駆使して、様々なアイディアを出し、班ごとに考えをまとめていました。
まだ完成はしていませんが、あっと驚くような企画がでてくるのを楽しみにしています。目指せ「知事にプレゼン!」
身近な風景 ~那須の自然②
4月23日(土)、中3の宿泊学習で、再び「なす自然の家」を訪れました。1週間前の中1の宿泊学習と比べて、明らかに季節は進んでいました。那須でも、気温は20℃を軽く越えていました。

お天気は快晴でした。
お天気は快晴でした。
1週間前は、あまり発生が進んでいなかった「ヤマアカガエル」の卵は、すでに「尾芽胚」のステージに達していました。
この段階の幼生を見つけた場合、アカガエルの幼生、というところまではわかりますが、これだけを見て、ニホンアカガエルなのかヤマアカガエルなのか、判別は難しいです。幼生を育ててみて、歯の生え方などを顕微鏡を使って調べるとわかります。
ちなみに、そこまで調べようという人は、めったにいないです。(私もやりません)
【中2】道徳の授業見学(廣瀬先生)
4月22日(金)3限目、中学2年3組の「道徳」の授業(廣瀬先生)を見学しました。
第1回は「テニス部の危機」で、「集団の一員として、よりよくあるために大切なことは何か」を学習のめあてとして話し合いました。
第1回は「テニス部の危機」で、「集団の一員として、よりよくあるために大切なことは何か」を学習のめあてとして話し合いました。
この単元は、テニス部の中に、優勝を目指して妥協を許さず練習に命を懸ける「白石君」と、テニス部にそこまで求めてなくて、みんなで楽しくやれればいいという「木戸君」達の間で起こった「テニス部の危機」をどう解決したらよいかを考える、といった内容でした。
授業では、それぞれの考え方や立場を整理し、それではどうしたらよいかを班ごとで考える、という形で進められました。
考えがまとまった班から発表していきます。
各班からは、「部員全員の意見を聞く。意見を伝え合う。人の意見を受け止める心もとう。」という意見や「白石君には退部してもらう。追放。」という極端な意見、「普段は楽しい練習、試合前には厳しい練習を行う」など、さまざまな意見が出てきました。
そうした考えを受けて、自分とは違う考えの人には出て行ってもらうという考えだと、「よりよい集団」にはならないのではないか、といった考えもだされました。
頭の中だけで考えるのと、実際にそういったことが起こった時にどうするのかは、別なのかもしれませんが、まず、みんなの考えを聞くことが、第一歩だと思います。
また、こうした問題には、最初から決まっている正解というのはありません。
しかし、問題解決のために、相手のことを思いやりながら、自由に意見を言い合うこと、言い合える雰囲気は大切だと思います。そうした中でこそ、解決への道筋が見えてくるかもしれません。
今回見学した道徳の授業では、そういうことが出来ていたので素晴らしいと思いました。今後も、様々なテーマで、活発な議論が起こり、そこから学んでくれることを期待しています。
【中2】理科の授業見学(中村先生)
4月22日(金)3・4限目、中学2年2組の「理科」の授業(中村先生)を見学しました。「どら焼きの生地が膨らむ理由を探る」というテーマで、どら焼きの生地に含まれている「炭酸水素ナトリウム」を加熱して変化を観察する実験を行いました。今年度、初めての実験ということで、緊張した面持ちて、実験が始まりました。

まずは、実験のポイントを説明しました。炭酸水素ナトリウムの入った試験管を熱するときの角度が、特に重要です。
まずは、実験のポイントを説明しました。炭酸水素ナトリウムの入った試験管を熱するときの角度が、特に重要です。
安全に関することについて、しっかりと注意点を確認していました。
各班で、誰が何を持ってくるかなどを相談しています。ここから先は、すべて生徒が自分たちで実験を進めます。
炭酸水素ナトリウムを熱すると、水滴と気体が発生しています。
発生した気体を水中置換で、試験管内に集めます。ここまでが実験の第一段階です。
発生した気体が何なのか、いろいろな方法で調べます。ここからが、実験の第二段階です。まず、火のついた線香を入れるとどうなるでしょうか?
火は消えてしまいました。
この他、石灰水を入れてみたり、塩化コバルト紙やフェノールフタレイン溶液を使ってみたりしていました。
最後の段階は、今日の実験についてレポートを作成します。どのような実験をして、どんな結果が得られたか、そこからどんな結論を導き出し、「どら焼きの生地を加熱するとなぜ膨らむのか」という問いの答えを導き出します。ここも、生徒の腕の見せ所です。
それぞれ、わかりやすい工夫したレポートを作成していました。
絵が得意な生徒もいます。
まだ作成途中でしたが、努力の跡を感じました。ただし、これが正解、というものはありません。レポートに求められている内容を他の人、あるいは後から自分が読んだ時、なるほどと納得できるものであれば合格です。このことは、将来、大学などで書く研究論文に求められているものと同じです。特に、論理的に結論を導き出すことが重要です。レポート作成は、論理的な思考力を付けるのに、とても有効だと思います。
今日の実験そのものは、どの班もしっかりできていました。後は、最終的に、どんなレポートに仕上がったのか、楽しみです。
【高1】下野新聞「読者登壇」に作品掲載
下野新聞読者登壇のカットに、高校1年3組の山口桃佳さん(美術部)の作品が、4月19日から4月25日まで掲載されています。
緊急情報
特にありません。
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