校長室便り

2022年3月の記事一覧

【高1】総学「課題研究」論文作成

3月17日(木)7限目、高校1年生の「総合的な学習の時間」で、この1年間の課題研究の成果である論文作成に取り組んでいました。明日が提出の締め切りとなっており、4クラスの全員が集中し、真剣に作成していました。

少なくとも、栃木県内の高校で、ここまで完成度の高い論文を書ける高校1年生はいないと断言できます。そして、この体験は、大学入試はいうまでもなく、大学生になってから、さらには、社会に出てからも役に立つことは、間違いありません。皆さんの先輩たちが証明してくれています。是非、来年度の探究活動にも自信を持って取り組んでください。




















【中2】第2学年保護者会(オンライン配信)

3月18日(金)13:30から「第2学年保護者会」がオンライン配信で実施しました。6限目は講演会があり、7限目に保護者会を実施しました。

6限目の講演会の様子

6限目の講演会は、
Sano グローカル構想とともに歩むこれからの佐野高校
 →Sano.G推進担当 教諭 大嶋浩行

メイキングルールプロジェクトについて
 →主幹教諭 中條 康雄

7限目の保護者会は、
・学校からの挨拶(教頭)
・学年団挨拶
・学習指導部より
・生徒指導部より
・学年より




保護者会終了後の15:40からは、各クラスのミーティングルームに入り、学級懇談会が行われました。Zoomでの学級懇談は初めての試みでしたが、うまくいったようです。保護者の皆様、ご協力ありがとうございました。

【中1】第1学年保護者会(オンライン配信)

3月17日(木)13:30~15:00、本日の保護者会は、まん延防止対策期間中であったため、急遽、校長室からオンライン配信で行いました。

1 学校からの挨拶(教頭)


2 学年スタッフ挨拶

学年主任の北堀先生


1組:高木先生、2組:安藤先生、3組:廣瀬先生、副担任:山田先生

3 生徒指導部より(安藤先生)


4 学習指導部 (高木先生)



偉人研究家:真山知幸(まやま・ともゆき)、教育評論家:親野智可等(おやの・ちから)共著 「天才を育てた親はどんな言葉をかけていたのか?」を参考として、親として、子どもとどのように関わったらよいのか、偉人を育てた親の言葉から学びました。

高木節がさく裂していました。素晴らしい内容でした。

5 学年より(北堀先生)



「水到渠成」(すいとうきょせい)
学問を身につけると、それに伴って徳も自然に備わるということ。または、物事は手を加えなくても、時がたてば自然と望んだとおりになるということ。
「渠」は溝や堀のことで、水が流れると、土が削られていって、水の流れだけで溝が出来上がるという意味から。(「四字熟語辞典オンライン」より引用)

6 スライド上映
「1年間を振り返って」(安藤先生作成)
「藍プロジェクト」(生徒作成)


7 さいごに(北堀先生)

こうして、初めての「オンライン保護者会」は大成功の裡に終了しました。
学年主任の北堀先生の下、担任団がそれぞれの持ち味を伸び伸びと発揮し、安定感があり、バランスのとれた学年経営をしていることが伝わったのではないかと思います。コロナ禍の中、本校独自の新たな取り組みにもどんどん挑戦しています。
生徒たちは、毎日、安心して、楽しい学校生活をおくっています。
保護者の皆様におかれましては、この1年間、学校や学年の運営方針をご理解・ご協力いただきまして、ありがとうございました。来年度も、引き続き、よろしくお願いいたします。

【高校】SGクラブ「ざぶんSDGs大賞」優秀賞受賞!

2月22日、Sanoグローカルクラブは、「ざぶんSDGs大賞優秀賞ざぶんGlocal SDGs賞をダブル受賞しました。おめでとうございます。副賞として10万円いただきました。

SGクラブのメンバー(全部で20名ほどいるそうです)

「ざぶん賞」は、今年で20周年を迎えた由緒ある「賞」です。
栃木県教育委員会の教育次長様からも受賞のお祝いの言葉をいただきました。
「ざぶん」とは?.pdf


部長の山﨑彩加さん(2-2)と副部長の岸愛梨さん(2-1)です。




今回の受賞作品のポスターの一部




*普段の活動が評価された結果の受賞です。SGクラブは、毎週木金曜日に集まって活動しています。それぞれのメンバーがやりたい研究テーマごとにチームを組んで研究をしています。

身近な風景 ~トンガ応援Tシャツ

3月14日(月)朝の職員打合せ前のショットです。トンガは日本に多くのラグビー選手を輩出していることから、本校のラグビー部監督の石井先生の肝いりで、中高の管理職(校長、両教頭、主幹教諭)も協力しました。

皆さんもご存じの通り、トンガのフンガ・トンガ フンガ・ハアパイ火山は1月15日に激しく噴火しました。この噴火によってトンガの首都ヌクアロファの沿岸地域は津波が発生しました。火山噴火と津波の影響を受けたトンガの人々の当面の人道支援ニーズに応えるために、ユニセフでも人道支援を行っています。
ユニセフのHP


石井先生に、このTシャツによる支援は、どこに寄付されるのかを聞いたところ、
Tシャツを作成したメーカーが、Tシャツ1枚の価格1870円の内、1000円を「特定非営利活動法人 日本トンガ友好協会」に寄付したそうです。
この団体は、元ラグビー日本代表シナリ・ラトゥさんが代表を務めている団体で、関東協会はじめ、多くのチームがこの団体とリンクして募金活動をしているそうです。今月のラグビーマガジンでも紹介されています。シナリ・ラトゥさんは、石井先生が大学で現役だった頃、大東文化大学に在籍し、石井先生とも戦った仲間だそうです。

【高校】アメリカ留学した先輩のお話

3月15日(火)放課後、本校生の先輩でアメリカの高校に留学した「奥 海七(おく みな)」さんが来校し、アメリカの高校生活などについて、お話をしてくれました。

奥海七さんは、佐高で1年間過ごした後、父親の転勤に伴い、アメリカのシカゴ近郊のパラタイン村にある「ウィリアム・フレムド ハイスクール」の高校2年生に編入しました。アメリカの高校卒業後は、日本の大学に進学することを希望しており、このほど、東京海洋大学の帰国子女枠で、合格しました。「魚の養殖」などをするのが夢だそうです。



上の写真中のスライドは、高校の友達の家の庭だそうです。

どんな場所に住んでいたのか、アメリカの高校での授業や生活などについて、とても楽しく、ためになるお話をたくさん聞かせてくれました。

アメリカの高校では、自動車免許を取らないと卒業できないなど、日本では想像もつかないようなことが目白押しでした。また、アメリカの高校は義務教育なので、高校には難関大学を目指す生徒から、卒業だけできればいいという生徒までいるそうです。興味や進路に応じて、好きな授業をとることができ、授業によっては、受講するメンバーが全く違うそうです。

中学1年生から高校2年生まで、留学等に興味のある生徒が十数名、聞きに来てくれました。高校2年生で、将来留学を希望している生徒は、「いつか留学したいと思っていたので、生の意見がとても参考になりました。自分が何をしたいのか、ビジョンが明確になりました。」と答えてくれました。とても有意義な講話だったようです。

【中学】ビブリオバトル表彰式

3月15日(火)放課後、昨日行われた「ビブリオバトル決勝戦」の表彰式が校長室で行われました。決勝まで勝ち進んだ3名が「Best  Biblio Battler」として、生徒会から表彰されました。

向かって左から、1年1組の西部心渚さん、2年2組の佐手隆成君、3年3組の渡辺隆太君です。


投票により「校内最優秀賞」を受賞したのは、佐手君でした。
おめでとうございます。


3年3組の渡辺君は「学年最優秀賞」を受賞しました。


1年1組の西部さんも「学年最優秀賞」を受賞しました。

表彰終了後、生徒会長の恩田小春さんから「お祝いの言葉」がありました。


ビブリオバトルの発案者である「ビブリオ紗季」こと山口紗季さんからも「お祝いの言葉」がありました。

Best  Biblio Battler の3名からは、それぞれ大好きな本の紹介が出来て良かった。これをきっかけに、本を読んでもらえると嬉しい、といった感想を聞かせてくれました。3人とも素晴らしいプレゼンでした。また、周到な準備をして企画運営し、大成功させた生徒会の皆さんもよくやってくれました。とても有意義な大会でした。

【中2】CTPの授業見学(富永先生、粂谷先生)

3月14日(月)3限目、中学2年3組の「CTP」の授業(富永先生、粂谷先生)を見学しました。今回は「Traveling abroad is better than domestic travel as a graduation trip (修学旅行は海外旅行の方が国内旅行より良い)」という論題で、英語でのディベートに挑戦していました。

授業では、まず、それぞれのメリットとデメリットを班ごとに日本語でまとめています。次に、それらのメリットやデメリットに対する反駁を考えます。




それが出来たら、メリット・デメリットを英語で表現してみます。
このように、まずは日本語で、ディベートの戦略を考え、それを英語化していきます。
中学のCTPの授業では、様々な取り組みや活動を通して、批判的思考力や論理的思考力を身に付け、それを英語でも表現できることを目標に取り組んでいます。英語でのディベート活動は、これまでに学んだCTPのいわば応用編ともいえる内容です。













*生徒たちは、英語を使うことで自分たちの表現の幅が広がっていくことを感じていました。英語を使うことを嫌がらず、楽しみながらやっている様子が垣間見れました。

*いきなりディベートを始めるのではなく、論題のベースとなる考えを整理することで伝える内容がよりクリアになっており、まさにCrithical thinking 批判的思考力をフル活用していました。よく考えられた素晴らしい取組だと思います。