文字
背景
行間
2022年8月の記事一覧
【高校】卒業生の大学生活 ~海洋生命科学部
8月18日(木)午後、本校の卒業生(大学生)と高校生との座談会が開催されました。このことについては、担当の係から、別途報告があるかと思います。今回は、来てくれた卒業生の一人である柏瀬萌羽さんの大学生活の一端を紹介します。
柏瀬さんは、現在、北里大学海洋生命科学部の2年生です。附属中の時から「クラゲ」愛が強く、「クラゲ」のことをもっと深く学ぶため、「クラゲ」の専門家がいる大学を選びました。いわば、好きなことをとことんやるために、大学生になりました。今日、後輩たちに大学のことを話す姿をみて、その選択は間違っていなかったことを改めて確信しました。
今、一番のお気に入りのクラゲは、この「ギンカクラゲ」(銀貨海月)だそうです。確かに、円盤の部分が「銀貨」に見えなくもないですね。この写真は、柏瀬さんがお気に入りの「新江の島水族館」で撮ったものです。
今、ネットで話題になっている新種のクラゲ「オトヒメクラゲ」も「新江の島水族館」で8月4日から生体展示が始まっています。この「新江の島水族館」は、クラゲの飼育・展示が充実しているのが有名で、柏瀬さんは、ここで、一日中、クラゲを見ているのが至福の時だそうです。
↑「オトヒメクラゲ」(柏瀬さん撮影)
大学では、クラゲだけでなく、魚類や無脊椎動物、海藻などに関することも学んでいます。
魚類の分類実習の授業では、一人一人にホルマリン漬の標本が渡され、それをスケッチしながら、その特徴を基に、種名を特定していくそうです。ところで、柏瀬さんのスケッチはうまいですね。全体の構成とバランスも絶妙です。美的センスも抜群です。このレポートからは、集中力とやる気が伝わってきます。さすがに好きなことをやっているだけのことはありますね。(高校生の時と比べて、びっくりするほど資質や能力が高まっていました。)
↑「ナガレメイタガレイ」
↑「クロメバル」
↑「トラザメ」
こちらは、無脊椎動物の分類実習のレポートです。与えられた標本を基に、各自、図鑑を作っていきます。以下の写真は、種の特徴を記載し、完成した「My図鑑」のごく一部です。このレポートからも、同様に、やる気と自信を感じます。
こちらは、海藻の分類実習のレポートです。海藻の分類は非常に難しいので、あらかじめ種名が分かっているものが提示されるそうです。これは「ホソメコンブ」だそうです。
*今日は大学での授業などについて、楽しく話を聞かせてもらいました。
柏瀬さんは、「クラゲ」について深く学びたいということから、「クラゲ」の専門家がいる大学を選びました。しかし、自然界では、クラゲだけが単独で生息しているわけではなく、魚類や他の無脊椎動物、海藻などと同じ空間(海域)に生息しています。柏瀬さんは、クラゲについて深く知るためには、他の生物についても知る必要があることに気が付きました。こうして、知の領域が広がることで、生態系の中での「クラゲ」に対する見方は多面的になり、深まることで、さらに「クラゲ」愛も強くなっているようです。おそらく、初めは「クラゲ」愛好家だったのが、これから「クラゲ」研究者へとシンカしていくのではないでしょうか。
今後ますます、学びの領域を広げて、研究者となっていくことを楽しみにしています。
【中2】「トリプルSプロジェクト」中間報告(その2)
8月18日(木)9:30、中学2年3組の池田清子さんと小泉凛央さんが、再び、校長室に来てくれました。二人は、小学生を対象としたSDGsについて楽しく学んでもらえるような「ゲーム」を開発しています。「知る、主体的、サステナブル」をキーワードとする「トリプルSプロジェクト」として、夏休み中に改良を進めています。
前回は、7月28日に説明に来てくれましたが、その時に感じた課題を解決するため、協力者を募り、改善案を作ってきてくれました。実際に、SGDsに関するカードのサンプルを作ったり、どうしたら楽しめるか、ルールを練ってきたりしました。
今回も、学年主任の北堀先生と廣瀬先生も、アドバイスに立ち会ってくださいました。
今回のプレゼンで、新たな課題やアイディアも出てきたので、次回は、合唱コンクールが終わったあたりで、さらにブラッシュアップした「ゲーム」を再提案してくれることになりました。やりたいことを妥協しないで、とことんやりぬこうという熱意を感じました。是非、良いものを開発してください!
身近な風景 ~風鈴参道(唐澤山神社)
天明鋳物の風鈴が、たくさんぶら下がっています。
涼しい風が吹いてきました。風鈴の音に耳を澄ましてみてください。
風鈴の音を聞くと、少しだけ涼しくなったような気がしました。
【高校】インターハイ・ボート部「佐野帰着」
8月15日(月)朝9:40、佐高・佐野東高のボート部を乗せたバスが佐野駅前に帰着しました。前日の夕方5時過ぎに、愛媛県を出発してから、16時間以上の長旅でした。お疲れさまでした。
みんな、いい笑顔を見せてくれました。
増田先生もお疲れさまでした。
バスから選手たちが次々に降りてきます。
「女子ダブルスカル」全国3位の藤倉さんと堀越さんがメダルを見せてくれました。
二人は、今回、事情により同行できなかった戸田先生に、大会の報告と感謝を述べるとともに、二人のメダルを戸田先生の首にかけました。
戸田先生の目には涙が浮かんでいました。
*今回のインターハイは、佐高ボート部、創部以来の大快挙に大きな喜びに包まれました。戸田先生のところには、本HPで「全国3位」の吉報を目にした多くの卒業生から、お祝いのメッセージが届いたそうです。改めて、おめでとうございます。
*この大記録を前にすると、他の生徒の活躍が目立たないかもしれませんが、それとこれとは別だと思います。同じく3年生で出場した「男子シングルスカル」の青木瑛久君、そして「女子シングルスカル」の藤倉麻妃さんも、敗者復活戦を勝ち抜き、順々決勝まで進出しました。これは全国大会ですから、並大抵のことではありません。人と比べることではなく、それぞれがどう戦ったかは、自分自身だけが分かることだと思います。大いに自信を持って欲しいです。少なくとも「自分自身のインターハイ」であり、学校のためではありません。また、1,2年生はいい経験が出来たと思います。来年はあなたたちが主役です。これからも応援しています。
*下野新聞(8月15日付け、8面より、HP掲載許諾申請済)
*これで「インターハイ・ボート競技大会」関連記事を終わりにします。
ボート部の皆さん、お疲れさまでした。
【高校】インターハイ・ボート競技「全国3位!」
8月14日(日)13:58にスタートの「女子ダブルスカル決勝戦」で、本校の「藤倉・堀越」組が、本校ボート部初のインターハイ第3位に輝きました。おめでとうございます!
「第3位」の賞状とメダルをいただきました。
決勝は、準決勝の各組1位の4艇で行われました。試合は、オンラインで中継されていました。
出走直後です。
ゴール直前の様子です。赤いブイのあるラインがゴールです。
見事、3位争いを制しました。
涙が止まりません。
大舞台でやり遂げた嬉しさとともに、優勝を目指していただけに、やはり悔しいという気持ちがあったそうです。
表彰式の様子です。1位から3位までが表彰台に立ちました。本当に大健闘でした。
「優勝を狙う」という重圧の中、予選、準々決勝、準決勝、決勝と4試合を勝ち抜いてこれたのは、この日にかけてきた思いの強さと、それ以上の辛い練習の日々があってこその偉業だと思います。お疲れさまでした。
<藤倉さんと堀越さんからのコメント>
「今回の大会では、自分たちの実力を最高の形で発揮することができました。今年の関東大会では、思うような結果を残すことが出来なかったため、少し焦りを感じていましたが、自分たちのやってきたことを信じて、漕ぐことが出来ました。これまでご指導いただいた顧問の戸田先生、増田先生はもちろんですが、応援してくれていた仲間たちや家族の支えが、大きな力になりました。本当にありがとうございました。インターハイの後は「とちぎ国体」があります。今まで支えてくださった多くの皆様への恩返しができるよう、精一杯頑張りたいと思います。引き続き、ボート部の応援をよろしくお願いいたします。」
*素晴らしいコメント、ありがとうございました!
【高校】インターハイ・ボート競技「決勝」進出!
8月14日(日)、インターハイ・ボート競技「準決勝」が行われました。本校の「女子ダブルスカル」準決勝は見事、4組の1位で通過し、「決勝」進出が決定しました。おめでとうございます。
試合前のウォーミングアップの様子です。
試合結果です。見事な成績でした。
参加した16艇のうち、各組の1位、4艇のみが決勝に進むことができます。
午後からの決勝に向けて、補食のバナナを食べています。
【高校】インターハイ・ボート競技「準々決勝」
8月13日(土)、インターハイ・ボート競技大会「準々決勝」が行われます。本校からは「男子シングルスカル」「女子シングルスカル」「女子ダブルスカル」が出場します。
出艇する「女子シングルスカル」の藤倉麻妃さん
<準々決勝の結果>
女子ダブルスカル
→組で2着 →順決勝進出(8月14日)
おめでとうございます。
【高校】インターハイ・ボート競技「応援動画」
「下野新聞インターハイ特集2022」で、佐野高校ボート部の応援動画がアップされていました。
https://www.shimotsuke.co.jp/feature/movemate/articles/62f0c8ae77656133fb010000
【高校】インターハイ・ボート競技「敗者復活戦」
8月12日(金)、今日は、ボート競技の「敗者復活戦」が行われました。その結果、男子シングルスカルの青木瑛久君と、女子シングルスカルの藤倉麻妃さんの「準々決勝」進出が決定しました。おめでとうございます。
お
「明日も頑張ります!」とのこと。
レース直後の青木君です。
明日は、
男子シングルスカル(青木)、女子シングルスカル(藤倉)、女子ダブルスカル(藤倉・堀越)の「準々決勝」があります。
応援してます。
【高校】インターハイ・ボート競技「予選」
8月11日(山の日)、愛媛県今治市の「玉川湖ボートコース」で行われているインターハイ・ボート競技大会の「予選」が始まりました。みんなで円陣を組み、気合を入れて出艇しました。
増田萌先生が下から撮ったそうです。それだけでも気合が伝わってきます。
女子のチームです。
男子のチームです。
試合に向けて出艇していきます。
男子シングルスカルの青木君です。
女子ダブルスカルの藤倉・堀越組です。
<予選の結果>
女子シングルスカル
→敗者復活戦へ(8月12日)
女子ダブルスカル
→組で1着 →順々決勝進出(8月13日)
男子シングルスカル
→敗者復活戦へ(8月12日)
男子舵手付きクオドルプル
→敗者復活戦へ(8月12日)
特にありません。