トピックス

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STEAM教育推進事業講演会

1月9日(木)7時間目 本校講堂において1・2年生対象に、STEAM講演会「研究は楽しい!―大学発 ベンチャー物語―」を実施しました。講師として群馬大学副学長で同大学院理工学部府環境創生部門教授および株式会社グッドアイ取締役会長の板橋英之先生をお招きしました。

水質汚染や土壌汚染といった身近な問題から、地球規模の環境問題まで幅広くお話しくださいましたが、長年にわたる研究活動で培われた専門知識に基づく深い洞察と豊富な知見に溢れ、専門的な内容でありながら、楽しく、わかりやすく、かつ興味深い講演でした。

土壌や水質を浄化する最新技術やバークなどの天然素材を用いた重金属除去技術が環境問題を解決できるだけでなく、社会の諸々の問題の解決に可能性があるというお話しを聞いて、研究には本当にたくさんの学問分野が関係していること、だからこそ全ての教科科目の学習が大切であることを再確認しました。

 板橋先生曰く、「数年前と今とでは勉強する意味が違う」

今は、新しい価値をつくることこそが重要であり、それには異なる分野を掛け合わせたことで生まれる、ひらめき・常識を超える発想こそが大切になるそうです。そのためにも、できるだけ広い分野を学び、色々なことに興味と関心を持って頭に”材料”をいれ、他者とつながる取り組みに積極的に参加し、失敗を経験するために色々なことに挑戦することが必要であることを教えていただきました。

★板橋先生からの応援メッセージ★

〇労を惜しまない とにかくやってみる

〇うまくいかない時こそチャンスと思え

〇気合と根性

(自分にできないはずはない できると思えばアイディアは生まれる)

たくさんの学びと勇気を与えていただいた講演会でした。

 

家庭クラブ「ラッピング&筆文字アート」講習会

12月23日(月)午後、フロールソンリッサ代表の宇賀神敦子先生による「ラッピング&筆文字アート」の講習会が開催されました。

はじめに、リボンが裏側にならずに、ふわっと結ぶ方法を教わりました。

そして、お菓子を袋詰めし、2本のリボンをつかってクリスマスらしいラッピングが完成しました。

次は、プレゼントに添えるメッセージカードづくりです。

筆ペンを使って、おしゃれでカワイイ文字の書き方や線の引き方を習いました。文字と文字の間隔も大切!!書道とは異なる筆の使い方に、最初は戸惑っていましたが、しだいに慣れてくるとうまく書けるようになりました。サンタクロースやトナカイ、クリスマスツリーのイラストを入れて、カードの出来上がりです。

クリスマスプレゼントにカードを貼って完成!! 

   

 手軽なお菓子も、ラッピングをしてメッセージカードを添えれば、素敵なプレゼントに変身!気持ちを伝える”一手間”を学びました。

 

JICA筑波主催「高校生国際協力実体験プログラム2024」への参加

12月14日、JICA筑波主催「高校生国際効力実体験プログラム2024」がとちぎ国際交流センターで開催され、1年生3名が参加しました。

今年度のテーマは「多文化共生」でした。まずは学校混合のグループに分かれ、宇都宮大学講師アギーレ・ヘレーラ・マリエル・ナルミ先生による導入講話、日本語指導支援員高山由貴さんによる体験談、栃木県国際交流センターとJICA筑波の職員による事業説明を聴きました。知識や経験に関する様々な問いかけがあり、討論や発表をたくさん行いながら進められるのがこのプログラムの特徴です。

多文化共生の現状や課題について理解を深めたあと、多様な人々が共生できる地域社会や学校を創るためのアクションプランを学校ごとに策定しました。現在と未来をつなぐ線上に実践可能な具体策を追加していく作業に、生徒たちは苦心していました。しかし、行動を起こすことの大切さを学んだ後だったので、積極的に取り組むことができました。年度末に提出する実践報告まで、引き続き自分たちのテーマを追究してほしいと思います。

 

 

 

 

 

令和6年度栃高栃女交歓会の開催

今年も交歓会の季節がやってきました。栃高を会場として、互いの学校の生徒が交流を行いました。アイスブレイク(ゲーム)を行った後、学校生活など様々な話題での話が交わされました。隣同士ながら普段は触れ合うことがないので、生徒にとって有意義な時間となりました。最後はサンタさんによるプレゼントも配られました!

1 目 的  他校生徒と交流を通して学びを得る。
2 日 時  令和6年12月14日(土) 13時00分~16時30分
3 会 場  栃木高校 会議室他
4 参加者  50名(栃高26栃女24)
5 内 容  開会式 → アイスブレイク(グループゲーム) → 談話会 → 閉会式
6 企 画  栃高生徒会・栃女生徒会

    

    

台湾 聖功女子高級中学の訪問受け入れ

12月13日(金)、本校は台湾臺南市の聖功女子高級中学から、27名の生徒と2名の先生方をお迎えし、1日限りではありますが特別な文化交流を実施しました。1・2年生の全クラスがそれぞれ2~3名ずつ台湾の生徒を受け入れ、本校生徒がBuddyとして一日中共に過ごしました。この交流プログラムでは、通常の授業に参加してもらいながら、異文化に触れる貴重な体験を共有しました。

welcome ceremony(歓迎式)では、校長と生徒会長の挨拶に加え、贈り物の交換が行われ、心のこもった温かい雰囲気が広がりました。その後の個別交流では、Buddy生徒同士でにお互いの文化や日常について語り合い、笑顔が絶えない楽しいひとときを過ごしました。会話が進むにつれて、すっかり打ち解けた様子が印象的でした。

  

 

 

 

その後の授業参加では、台湾の生徒たちが本校生と同じ机を並べ、4~7時間目の授業に参加しました。それぞれの学校の教育スタイルを学び合い、その違いに驚きつつも、互いに尊敬の念を抱く場面が見られました。昼休みには、聖功女子高級中学の生徒たちによるスピーチ、学校紹介や臺南市紹介のプレゼンテーション、学校紹介のビデオがストリーミング配信され、各教室で聖功女子高級中学での学校生活や台湾の文化や生活について知識を深めることができました。

    

 

 

 

一日の授業を終えた後、farewell ceremony(送別式)が行われました。そこでは、両校の生徒たちによるパフォーマンスが披露されました。聖功女子高級中学の生徒たちによる美しい歌声に続き、本校生徒が台湾の生徒たちと一緒に、体育の授業ではお馴染みの準備運動「ロミオ」を踊りました。その光景はまさに友情の象徴で、会場全体が笑顔と歓声で包まれました。

    

 

 

 

この訪問は、単なるイベントに留まらず、今後の両校を結ぶ新たな架け橋となりました。1日限りではありましたが、生徒たちが台湾の生徒たちと過ごした時間はかけがえのない時間だったように思えます。聖功女子高級中学の皆様に心から感謝を申し上げるとともに、この素晴らしい友情が末永く続くことを願っています。そして、いつかは私たちが聖功女子高級中学を訪問し、さらに交流を深められる日を心待ちにしています。