2019年12月の記事一覧

令和元年 栃特サポートセンターからのお知らせ

1 学校公開・学校見学会

 5月22日(木)に学校公開、7月2日(火)に知的障害教育部門の学校見学会、7月10日(水)に肢体不自由教育部門の学校見学会を行いました。
障害のある子どもやその保護者が、地域で切れ目なく支援が受けられるよう、家庭と教育と福祉の一層の連携が求められています。学校公開では、地域の障害児通所支援事業所等の職員が多数来校し、熱心に児童生徒の様子を見学していました。施設とは違った表情を見せる子ども達の様子を見て驚いている方も見られました。参加した多くの方より、今後も続けてほしいとの意見をいただきました。
 学校見学会では、参加者よりさまざまな質問事項が出され、本校教育への関心の高さがうかがえました。

2 栃特サポートセンター研修会

 8月9日(金)に上毛病院の星野美幸医師をお招きして、研修を行いました。
 内容 「指導支援が困難な児童生徒のより良い成長を目指して
                 ~教育と医療との連携から見えてきたもの~」
 第1部は「チームでの取り組み」として、実際の指導支援からどのように児童生徒が変容していったのか、本校職員が発表をしました。
 第2部では星野医師から、医療と他機関との連携や、治療方法、服薬についての説明をしていただきました。またいくつかの事例を、医療の観点から助言をいただきました。
 参加者アンケートでは、「教育と医療との連携が必要である」と回答した方が80%以上に上がりました。また、「教育と医療の連携について、実践したい方法が見つかった」と回答した方が70%以上でした。

3 新任特別支援学級担任のための研修会

 10月11日(金)「障害の理解」
 11月 8日(金)「行動の理解」
 12月 8日(金)「活用するための記録の意義」

 地域の小中学校における新任の特別支援学級担任に対して、講話と演習を合わせた内容を実施しました。年々参加者が増加しており参加された先生方から、今後に生かせる内容であったの意見が多数寄せられました。
 今後も障害の理解や障害の状態に応じた指導支援を行うための研修の充実が図れるよう努めてまいります。