2021年3月の記事一覧

令和2年度「栃特サポートセンター」活動報告

1 早期教育相談
 早期教育相談室「ぽっぽ」において、就学前のお子さんとその保護者に、継続的な教育相談を行いました。今年度は、感染症対策により実施が難しい時期もありましたが、35組のお子さんと保護者の方が来校し、延べ90回の相談を行いました。

2 地域の幼稚園・保育園・小中学校等への支援
 集団学習や学習面で心配なことがある幼児児童生徒について、地域の幼稚園・保育園・小中学校を訪問し、先生方を支援しました。今年度は22カ所、延べ42回実施し、指導支援に関する相談や個別の指導計画作成に関する支援等を実施しました。
 また、地域の先生方の専門性の向上を図るために、新任特別支援学級担任のための研修会を開催しました。

3 体験学習と就学相談
 よりよい就学や転入学のために、体験学習や個別の教育相談を実施しました。今年度は体験学習で77件の教育相談を行いました。

4 校内への支援
 新任の先生方に対する研修会を実施しました。また、早期教育相談「ぽっぽ」の廊下に、特別支援教育に関する記事の紹介をしたり、市町の支援に関する情報を掲示したりしました。

 今年度は、感染症対策により予定していた内容が変更になるなど校外への支援が難しい状況が続きました。このような状況の中で、本校が地域における特別支援教育のセンター的役割を果たすためにできることを改めて考え、支援の必要な幼児児童生徒のために、より一層機能の充実を図っていきたいと考えています。
 今後とも本校地域支援部の取り組みへの御理解、御協力をよろしくお願いいたします。