ひばり分教室
 
分教室の沿革
   平成14年4月、獨協医科大学病院内に入院している小・中学生の教育的な支援のために、 院内に「訪問教育学級」が開設されました。 平成16年度には、病院に併設して 「とちぎ子ども医療センター」がオープンすることに伴い、それまでの「訪問教育」 から栃木県内で初めての「病院内分教室」になりました。そして平成16年8月、 新しく完成した子ども医療センター内に 教室を移動しました。
 「ひばり分教室」の名称は、栃木特別支援学校の校歌に歌われている「雲雀」と、 病院のある壬生町の鳥である「ヒバリ」、 そして子どもたちの活気あふれる様子から決まりました。
 
分教室の目標
*心理的ストレスを克服し、心豊かで力強い子供の育成
  (他に想いを寄せることのできる良好な人間関係と社会性の形成)
〇個々のニーズに応じた学習指導の充実
  ・個々の病状や達成度に応じた学習方法を考え、自ら学習しようとする意欲や態度を養う。
〇発達段階に応じた社会性の伸長
  ・感謝の気持ちをもち、友達と協力して明るい学級づくりをしようとする気持ちを育てる。
〇将来の社会参加と自立に向けた教育の推進
  ・正しい療養のしかたを身につけ、健康な生活への基礎を養う。

ひばり分教室 学習の様子

ひばり分教室「ALTとの学習」

2月2日、ALTのジャスミン先生とオンラインで学習しました。

自己紹介では、自分の名前や好きなことを伝えたり、「What sports do you like?」「What is your hobby?」などの質問をしたりし、ジャスミン先生と同じ趣味であることを知った児童生徒は、とても嬉しそうにしていました。

「NOT 31」ゲームでは、タブレットの画面を共有し、数字を書いたり英語で読み上げたりし、児童生徒は、自分の番で「31」が当たらないように真剣に考えていました。ゲームはとても盛り上がりました。

 

 

ひばり分教室「国際理解」

 「総合的な学習の時間」に、JICAの「教師海外研修」に参加した教員から、訪問国ラオスの話を聞きました。児童生徒たちは、自分たちと異なる習慣や価値観を知り、なぜだろうと不思議に感じたり、驚いたりしていました。

 皆、真剣な表情で授業に参加し、振り返りでは、「学校で勉強し、将来力になりたい。」などの意見が出ました。

 

ひばり分教室「病院探検」

 10月5日(木)にテレビ会議システムを利用して、株式会社獨協メディカルサービス(物流センター、コンビニエンスストア)と株式会社栄久にご協力いただき病院探検を行いました。仕事内容について説明をしていただいたり、事前学習の中で疑問に思った児童生徒たちの質問に丁寧に答えていただいたりしました。児童生徒たちは日頃見ることができない仕事の様子を見て驚く様子が見られました。今回の病院探検を通して、自分たちの生活の中に様々な仕事があることを知ることができました。ご協力いただいた皆様ありがとうございました。

 

 

ひばり分教室「ALTとの学習」

 9月22日(金)ALTのジャスミン先生とオンラインで学習を行いました。

 児童生徒たちは、少し緊張しながらも、自分の好きなものや得意なこと、家族のことなどをジャスミン先生に英語で伝えたり、「好きな音楽は何ですか?」などの質問をしたりすることができました。

 また、ビンゴゲームでは、”Can you~?”の表現を使って質問したり、答えたりしました。自分たちとジャスミン先生との共通点や、ジャスミン先生の意外な特技に驚く様子も見られました。

 

 

ひばり分教室「県民の日集会」

 6月15日(木)県民の日集会を行いました。児童生徒は、栃木県に関する様々な質問に積極的に答えたり、タブレットで出題されたクイズに解答したりする姿が見られました。今年は栃木県と宇都宮県が合併し150年の記念の年ということで、自分たちの住む栃木県について改めて考える時間になりました。

  

ひばり分教室「オンライン工場見学」(6月1日)

 カルビー清原工場と教室をzoomでつないで工場見学を行いました。
 一度は見たり食べたりしたことのある「フルグラ」や「かっぱえびせん」が栃木県で生産されていることを知り、児童生徒達は興味をもって見学することができました。普段は見ることのできない製造ラインの様子をリアルタイムで見せていただきました。機械が大きな音を立て、いくつかの工程を経て製品ができあがるまでの様子は児童生徒たちにとって驚きだったようで、画面に見入ったり、積極的に質問をしたりしていました。
 今回の工場見学を通して、普段、身近にあるものは多くの人たちによって作られているということを学ぶことができました。
 このような機会を提供してくださったカルビー株式会社清原工場の皆様に心より感謝申し上げます。

   

ひばり分教室「ALTとの学習」

 3月6日(月)に栃木女子高校とリモートでつなぎ、ALTのサンディ先生との学習を行いました。生徒は事前学習で考えた質問をしたり、一緒にゲームを行ったりしました。スポーツについての質問では、バルバドスで人気のロードテニスについて紹介してくれました。生徒たちは日本では馴染みのないスポーツに興味をもった様子でした。また、生活習慣や文化の違いを知って驚く様子が見られました。多くの英語に触れることができ、児童生徒はとても有意義な時間を過ごすことができました。

  

サンディ先生と行ったゲームの様子

ひばり分教室「クラブ活動(理科の実験)」

 9月のクラブ活動で児童生徒が理科実験を行いました。生徒は二種類の二酸化炭素を発生させることに成功しました。特に風船が膨らむと驚く様子が見られました。また、教室と病室をZoomでつなぎ、その実験の様子を見たり、届けられた風船を持つことで重さを感じたりすることができました。 

                      

クエン酸と重曹を混ぜて                        空気より二酸化炭素が
二酸化炭素が発生している様子             重いことを確認している様子

ひばり分教室「ALTとの学習」

 6月27日(月)にALTのサンディ先生との学習を行いました。栃木女子高校とリモートでつなぎ、自己紹介をしたり、サンディ先生の出身国バルバドスについての話を聞いたりしました。美しいビーチやおいしそうな食べ物に児童生徒はとても驚いていました。その後サンディ先生と一緒に行った、ゲーム「5」ではZoomの共有機能を使用して、テーマに対してまずは絵を描きました。そして描いた絵をサンディ先生と英語で発音しながら答え合わせをしました。多くの英語に触れることができ、児童生徒はとても有意義な時間を過ごすことができました。

教室の様子
   

学習の様子(ゲーム「5」)
  
          テーマ「赤い物」         テーマ「黄色い物」

ひばり分教室「カルビーオンライン工場見学」

 5月25日(水)総合的な学習の時間に、カルビー清原工場と教室をzoomでつないで工場見学を行いました。
 一度は見たり食べたりしたことのある「フルグラ」や「かっぱえびせん」を生産している工場なので、興味をもって見学をすることができました。製造工程や厳しい衛生管理など、普段見られないようなところを見学しました。生産ラインの様子をリアルタイムで見せていただき、機械が大きな音を立て、いくつかの工程を経て製品ができあがるまでの様子は児童生徒たちにとって驚きだったようで、興味津々の表情で見入っていました。
 また体験活動では、「フルグラ」の中に入っているドライフルーツを探しました。普段見ているフルーツと違う形のイチゴやリンゴなどを一生懸命探していました。
 最後の質問コーナーでは、「フルグラ」の原料についての質問などに、わかりやすく丁寧に答えていただきました。
 今回の工場見学を通して、普段、身近にあるものを多くの人たちによって作っていることを学ぶことができました。
 このような機会を提供してくださったカルビー株式会社清原工場の皆様に心より感謝申し上げます。