ひばり分教室 学習の様子

科学の実験(クラブ活動)

 10月のクラブ活動では、「身近な物を使って酸とアルカリを反応させる」という実験を行いました。それは、クエン酸(酸)を溶かした水に重曹(アルカリ)を加え二酸化炭素を発生させるというものです。無色透明の二酸化炭素の発生を目で確かめるために、色水の上に油の層を張ったり、容器の口を風船で覆ったりしました。すると、油の層には色水の玉が勢いよく上がっていき、風船は瞬時に膨らみました。それを見た児童生徒は「うわぁ~。」と驚きの声を上げました。
 二酸化炭素の気泡が発生する速さや音、液体の温度の変化などを、自分の目、耳、手で確認することができました。実験を通して、普段は目に見えないものの存在に気付くことや、それを確かめる方法を学ぶことができました。


 クエン酸が溶けた色水から油の層に、ブクブクと勢いよく二酸化炭素が発生しています。吸熱反応であるため、カップの外側から色水部分に触れると温度が低下していることが分かります。


 ペットボトル内で発生した二酸化炭素が風船を勢いよく膨らませています。

病院探検(ドクターヘリの見学)

 10月7日(木)にドクターヘリの見学を行いました。まずは、新型コロナウィルス感染防止対策として、現場に見に行く代わりに、パイロットの方がドクターヘリを案内してくれた動画を見ました。医療機器やストレッチャーなどが備え付けられている内部の様子が見られ、普通のヘリコプターとの違いがよく分かりました。その後、リモート中継で、児童生徒がパイロットの方に、ドクターヘリの燃料、飛行条件、仕事のやりがいなど、それぞれが疑問に思ったことを質問しました。ドクターヘリについて深く知ることができました。







カレンダー制作

 カレンダーの制作を開始しました。

 ひばり分教室では、毎年2学期に、児童生徒全員で協力して翌年のカレンダーを作成しています。カレンダーの挿絵には、スチレン版画で作った絵を使っています。その月や季節から各自が連想するものを描き、それを鉛筆などでスチレン版木に写し版画にします。児童生徒は一つ一つの工程に丁寧に取り組みながら、完成していく過程を楽しんでいます。










夏休み中の教室開放

 夏休み中に7日間の教室開放を行いました。

 児童生徒が登校して、夏休みの宿題に取り組んだり、勉強のあと余暇活動を楽しんだりしました。夏休みの課題で難しいところを教員と一緒に行うなど、教室開放の機会を利用して学習を進める様子が見られました。

   

ALTとの学習


 6月30日(水)にALTとの学習を実施しました。栃木女子高校とひばり分教室をパソコンでつなぎ、リモートで行いました。

 一人ずつALTに自己紹介をしたり、ALTの出身国バルバドスについての話を聞いたりしました。自己紹介の内容についてALTから質問されると、どの児童生徒もすぐに答えることができました。また、バルバドスの自然や文化についての写真を見ながら話を聞きました。美しいビーチやおいしそうな食べ物に、皆が感嘆の声を上げていました。

第1学期始業式


 第1学期始業式を行いました。

 Web会議システムで教室と校長室をつなぎ、リモートで実施しました。児童生徒はそれぞれの学期の目標を発表し、校長先生からのお話を聞きました。

 皆、少し緊張しているようでしたが、立派に式に参加することができました。

音楽家との交流

 音楽家の粂川さんと原口さんに来ていただき、ひばり分教室の児童生徒や病棟患児たちと一緒に音楽鑑賞会を行いました。

 バイオリンやピアノ、ビオラという楽器を使ったさまざまな生の演奏を間近で鑑賞し、児童生徒も心豊かに時間を過ごすことができました。

授業参観・ふれあいレクリエーション活動

 授業参観では、いつもより少し緊張した様子でしたが、主体的に学習に取り組むことができました。

 ふれあいレクリエーションでは、結城美鶴先生と白鴎大の2人の学生さんをお招きし、茶道教室を行いました。

 お抹茶とお菓子を味わいながら、さまざまな作法を教えて頂きました。児童生徒は実際にお茶を点(た)てる体験も行い、保護者や教員のために美味しいお茶を点ててくれました。児童生徒は初めての茶道に興味津々で、結城先生や学生さんの説明をしっかりと聞いていました。お茶の作法や歴史について学ぶ良い機会となりました。

  

学習発表会2019

  児童生徒は本番に向けて、夏休みが終わってからカレンダー作りや練習に励んできました。当日は来賓や保護者の方々だけでなく、病棟関係者にもお越しいただいて、児童生徒の学習の発表を観ていただきました。
 
  児童生徒はかなり緊張していましたが、練習の成果を発揮して発表することができました。

  メッセージ発表では、児童生徒が感謝の想いを手紙に書いて読み上げ、主治医の先生に直接渡すことができました。

病院探検(ドクターヘリ見学)

 獨協医科大学病院のご協力により、病院探検で栃木県のドクターヘリを見学させていただきました。


 普段は教室や病室から眺めることの多いドクターヘリですが、今回は初めてドクターヘリを目の前で見ることができ、児童達は興味津々でした。児童達は操縦士や整備士の方々から聞いたことをメモにとったり、ドクターヘリの内部を見学させてもらったりしました。分からないことは意欲的に各々質問をして疑問を解決していました。

 
 働く人たちの話を聞き、仕事への関心を高め、さまざまな人たちが働いていることを知ることができた病院探検となりました。