日誌

2020年2月の記事一覧

正解のない全員討論会 ~中学1年人権教育~


 さすがに学年全員での討論は初めてなので、最初は緊張が目立っていた生徒たちですが、次第に議論は熱を帯び、最後は、発言を求めるたくさん手が挙がっている状態でTime upとなりました。
 おそらく、自分の発言が許容され、話題にされ、次の発言を生んでいく素材として尊重されるこの空間が、そのような議論を生むのだと思います。そして人権感覚は、用意された正解のないこのような学びの中でこそ、錬磨されていくのだと感じました。

世界を見つめることは自分を見つめること~高1 総合的な探究の時間Ⅵ~


 学年発表会に選出された8人の発表は、それぞれが広い視野を持ちつつ長いスパンでものを考えていることがわかるものでした。
 世界を見つめることは自分を見つめることです。それは、SDGsの17のゴールのいずれを選択するかが一人一人の興味・関心・進路に関わる、ということだけを意味するものではありません。同じゴールを探究課題に選んだとしても、一人一人の興味・関心・進路に即して、多様な過程が存在します。大まかに分けただけでも、自然科学的アプローチ、社会科学的アプローチ、人文科学的アプローチがあります。自分がどのような過程を踏むのかを自分自身で捉えることによって、自分の適性や、関心の方向、あるいは、今の時点で足りないものなどがより鮮明に見えてくるはずです。

コンピュータトラブルにも自分たちで対応

堂々たるプレゼン

壁際には見学の先生方や後輩がぎっしり