日誌

2019年11月の記事一覧

一期一会の日々 ~中学校 修学旅行~




 中学校3年生の生徒たちは、11月12日からの3泊4日の修学旅行で、様々なものと出会い様々なことを発見しました。そのかけがえのない体験は、一人一人の心に鮮明に刻まれていると思います。
 原爆資料館から出たときの風景が貴重な存在に感じられたこと。
 船上で夕日を浴びる友達の笑顔が不思議な色に輝いていたたこと。
 甍の向こうに広がる冬空が抜けるように美しかったこと。
 深く穿たれた奈良の御仏の瞳がとてもやさしく感じられたこと。
 おせんべいを求めて寄ってくる鹿がなんだかくすぐったかったこと。
 朱塗りの柱の向こうで手を合わせる友人の祈りの真剣さにハッと胸を突かれたこと。
 参道の土産物屋はちょっと覗くだけでもワクワクしたこと。
 皆で食べるお好み焼きやお鍋、そして皆で入るお風呂がとても楽しかったこと・・・など、
いつまでも、いつまでも忘れないでください。



思考する・言語化する・共有する ~高等学校の授業から~

 
授業の最初に予習を相互確認。「プチ反転授業」(国語)。

校内球技大会さながらのテンションで!(体育)

同じ日本文について、三人の英作文を比較する。


ルーブリックで相互採点(英語)。

言語化して数学的思考を確認。

丁寧な机間指導。(数学)。

授業が終わっても個別に質問。(数学)。

作品の構造を論理的に分析・・・これも「鑑賞」の一つ。(音楽)


これが「波」だ!(物理)


遺伝子は見えるかな?


早くなった脈も自然に落ち着いてくるはず。(生物)

電池の種類で起電力がこんなに違う。(化学)

「これでいいかな?」「いや、この構造がないとその性質は生まれないだろう」(化学)

英語で主張をスピーチ。

先生のOKが出たら彫り始め!(書道・篆刻)

Play ball ! 遊ぼ! ボールで。 ~中学校校内球技大会~

   
 Play ball !
 は、「ボールと戯れる」のではなく、「ボールで仲間と戯れる」という意味なのだろうと思います。一日中、ボールで仲間と戯れる生徒たちを見ていると、
  遊びをせむとや生まれけむ
  戯れせむとや生まれけむ
  遊ぶ子どもの声聞けば
  我が身さへこそ揺るがるれ
という古歌を思い出します。
 そういえば、久しぶりにドッジボールの試合を見ました。実はこんなに迫力満点の競技であったことを、3年男子の試合などを見ていて感じました。
 半世紀近く前、かつて自分も、昼休みの校庭などで皆と思い切り遊んだことを思い出しました。

花壇も冬の装い ~整備委員会~

 
 整備委員によって、昇降口前の花壇が、パンジーに植え替えられました。彩りの少ない冬の学校を飾ってくれるでしょう。

 その植え替えが終了すると、クリスマスツリーが飾られました。整備委員からの素敵なギフトです。
  

「緋雨」に濡れて ~栃木県学校演劇祭~

 本校演劇部の中学生たちが、高校生の支援をうけつつ、うつのみやジュニア芸術祭で優秀賞を受賞し、県大会出場を果たしました。演目は、中学生の手になるオリジナル脚本「緋雨」です。
 県大会でも、安易に予定調和に終えることなく、問い続ける劇を演じきりました。