日誌

2019年7月の記事一覧

きらびやかな舞台 ~宇東高吹奏楽部 県コンクール~

  7月29日、宇都宮市文化会館で、県吹奏楽コンクール(高校の部)が開催されました。宇東高吹奏楽部は、この演奏会のB部門(30人以下編成)に、バレエ音楽「コッペリア」をもって臨みました。
 生徒たちが目の前の舞台上で演奏するその名曲は、どこかで耳にしたことのある調べです。目を閉じれば、舞台の上でバレエの舞踏がきらびやかに繰り広げられているように思えました。
 審査結果は銀賞でした。仲間たちと過ごした時間が悔いの無いものであったことは、演奏後の生徒たちの晴れやかな笑顔が物語っていました。



高みを目指して ~中学県総体観戦記~

 今年も夏休みに入って、各競技の県大会がたけなわです。教頭先生と手分けして、各会場を回りました。私は、競泳、バドミントン、弓道の応援に行って参りました。

競泳(男子・女子)
   7月26日と27日、県南体育館の隣にある県立温水プール館にて競泳の県大会が開催されました。本校からは、男子50m、100m、200m、400m、1500mフリーと女子100m背泳ぎに、4選手がエントリーしました。
  それぞれに懸命な泳ぎを見せ、その中で3年生男子が、1500mフリー3位、400mフリでー4位で関東大会出場を決めました。関東大会本番でのベスト更新を期待したいと思います。


バドミントン女子(シングルス)
 7月26日清原体育館にて、県大会が開かれました。本校から出場の2年女子は、1回戦を勝ち、2回戦、強豪選手相手に健闘しましたが残念ながら敗退しました。
 附属中学校にはバドミントン部はありません。3年の男子選手とともに特例的に宇東高のバドミントン部に所属しており、したがって高校生と練習する機会もありますが、実質的には地域のクラブでの活動に頼っています。その環境の中で、自らを鍛えて頑張ってくれました。


弓道女子
 7月29日、屋板の宇都宮市弓道場で開催された県大会に応援に行って参りました。県下の強豪が集う中、トーナメントに残ることはできませんでしたが、一人一人が「この一射」に心を込めて競技に臨んでくれたことと思います。
 
 

逆境において ~夏の高校野球2回戦~


 1回戦を延長13回タイブレークで勝ち上がった本校野球部は、7月17日(水)、栃木市営球場にて、矢板東高等学校と2回戦を戦いました。奇しくも同じ県立中高一貫教育校同士の戦いとなりました。
 この試合には、映画研究部、吹奏楽部、そして応援団の生徒たちが駆けつけ、スタンドで選手たちのプレーを見守り、鼓舞し続けました。今年度も応援団長は女子生徒で、男子校以来の伝統の学ラン姿による応援です。
 試合の序盤は、再三の美技でピンチを救った守備陣の頑張りもあり、攻撃でも先制するなど押し気味に進めましたが、5回、エースの利き腕をライナーが襲うという不運に見舞われました。一時治療のためにベンチに下ったものの、続投し、かろうじて満塁のピンチを切り抜けました。しかし、それでなくても前回の試合で2試合分投げていたエースのボールに、球威は戻ってきませんでした。
 ただ、そうした不運もあれば逆に幸運も巡ってくるのが「野球」であり、大きく言えば人生です。大切なのは、逆境にあっても雄々しく戦い続けることです。最後まで少しも試合をあきらめようとしなかった選手たちの心の強さを、心から称えたいと思います。

中学総体宇河地区大会観戦記

 今年度も、教頭先生と手分けして、宇河地区大会の各会場を回って声援を送りました。私は、ソフトテニス、弓道、剣道の試合会場に赴きました。各会場での中学生たちの姿をレポートします。

熱闘5連戦 ~男子ソフトテニス~


 高校生がすぐ隣の清原球場で戦っているとき、中学校男子ソフトテニスは、スタジアムから流れる校歌にも励まされながら団体戦に臨みました。見事シード校を破ってベスト8を決めましたが、宇河地区の出場枠は7校です。順位決定戦まで含めると5連戦に及び、足を痙る選手が何人も出るほどの過酷なサバイバルでした。
 残念ながら、結果は8位に終わりました。しかし、この熱い連戦を戦い抜いたことは誇りに思っていいはずです。
 スタジアムから流れる校歌は、皆さんの健闘も称えていたのだと思います。


この一射に賭けて ~女子弓道 県大会出場~

 女子団体は、13中に5チームが並び、そこに県大会出場ラインも、そして準々決勝進出ラインも設定されるという大接戦となりました。その5チームの一つが宇東Aチームであり、順位を決めるための競射に臨みました。
 結局、準々決勝進出はなりませんでしたが、一方で何とか県大会出場権を手にしました。
もし、あの一射を的中させていたら・・・準々決勝に進出できたはずです。逆に、あの一射を外していたら・・・県大会への道は閉ざされていたはずです。
 見事準優勝を果たした選手を中心に、皆の力で獲得した県大会への権利です。一射への思いをかみしめ、県大会に臨んで欲しいと思います。


先手先手と  ~剣道 県大会出場~


  本校の剣道部は、男子も女子も、先手先手と攻める果敢な剣道を見せてくれます。今回も男子個人戦を観戦し、その感を強くしました。
 剣道は、男子団体と女子個人・男子個人で1名ずつが県大会出場を決めました。県大会でも攻めの姿勢を忘れすに戦って欲しいと思います。


励まし合って ~女子ソフトテニス~

  屋板の運動公園で女子団体戦が行われました。本校チームは2回戦で敗退しましたが、1回戦では勝利を収めることができました。日頃の鍛錬を怠らなかったこと、そしていつも励まし合って戦ってきたことの成果がここに表れたのだと思います。

被害者にも加害者にも ~法律教室~

  7月17日、本校で法律教室が開かれました。
 SNS上に安易にアップしてしまった画像・・・それがどういう結果になるのか。
 被害者になる危険性だけではなく、加害者になってしまう危険性にも目を向けなければなりません。それが今の情報化社会に生きる生徒諸君に必要な心構えだと思います。

知的好奇心に導かれ ~中大連携講座~

 
今年も宇都宮大学の先方のお力添えを得て、中大連携講座が順調に展開しています。演示実験に身を乗り出すその姿からは、中学生たちの知的好奇心が存分にかき立てられていることが感じられます。
  

水しぶきの向こう ~水球ジュニアオリンピック関東大会 本校開催~

 
関東全域からの強豪18チームが本校プールに集い、全国ジュニアオリンピックカップ水球競技関東予選会が開催されました。宇東高附属中学校の生徒を中心メンバーとする栃木水連の水球チームは、3勝1敗ながら1位でブロックを勝ち抜けて、見事、全国大会の切符を手にしました。
 ホームグラウンドのチームとしてのプレッシャーもあったと思いますが、それに打ち克ちよく頑張りました。全国大会でも、互いの個性を生かし合いながら練り上げたチーム力を信じて、高みを目指して欲しいと思います。

延長13回タイブレークの末の勝利 ~全国高校野球選手権県予選~




 13日(土)清原球場にて、那須拓陽高校を対戦相手に1回戦が行われました。
 押され気味の展開の中2点を先制された本校でしたが、1点を返し、接戦に持ち込みました。そしてもう後のない9回裏の土壇場で追いつき、延長戦。10回から12回は両校とも無得点のヒリヒリするような守り会いが続き、ついに延長13回、夏の大会では初となる無死1・2塁からのタイブレーク方式となりました。
 表の攻撃を無得点で押さえ、13回裏、1死満塁から、ここまで力投を続けてきたエース佐藤の適時打で劇的なサヨナラ勝ちを収めました。
 最後まであきらめなかった両校の高校生に、私はいつまでも、いつまでも惜しみない拍手を送り続けていました。

真剣にまたアクティブに ~県立中高一貫校連絡協議会授業参観~

 7月11日、本校を会場として中高一貫校連絡協議会が開かれ、県教育委員会事務局の先生方、佐野高等学校・同附属中学校の先生方、矢板東高等学校・同附属中学校の先生方がご来校になり、中高一貫教育校の教育について様々な角度から協議され、活発な情報交換がなされました。
  その際に、本校の授業参観があり、本校高校生、中学生の授業の様子を見ていただきました。特に研究授業として準備されたものではなく、日常の授業風景でしたが、そこには、本校生が真剣に学ぶ姿や、ALの視点に立った活発な交流的授業が展開されていました。

大会運営を支えた生徒たち ~全日本VSハンガリー



 韓国で開催される水球の世界選手権に向けて小山市で直前合宿中だったハンガリー水球チームと、全日本水球チームの試合が、7月8日、小山市の県立温水プール館で行われました。ハンガリーは水泳の最強国の一つであり、このチームはサッカーで言えばブラジルのナショナルチームのようなものです。
 合宿の準備から、試合の運営、片付けに至るまで、本校水球部の生徒たちが陰で支えました。生徒たちにとっても、世界水準の試合が間近で見られたことは貴重な経験になったと思います。11日には、ハンガリーナショナルチームのヘッドコーチから直接ご指導もいただきました。