日誌

2018年10月の記事一覧

附属中学校へ 県教育委員会学校訪問

 10月17日(水)、指導担当の柳田主幹をはじめ学校教育課を中心に県教育委員会から18名の先生方、佐野、矢板東の両県立高校附属中から5名の先生方にご来校いただく「学校訪問」がありました。この行事は、1時間目の教育課程実施状況説明から始まり、2・3・4時間目の研究授業と5・6時間目の教科別分科会をメインとして、放課後の全体会まで丸一日がかりの大規模なもので、3年に1度実施されています。
 研究授業・教科別分科会は、一部に高校籍の先生方の授業も含め、中学校の先生方全員の授業が研究の対象となります。それぞれに工夫を凝らした授業が展開され、指導主事の先生方からの貴重なご指導・ご助言もいただき、価値ある一日となりました。高等学校の多数の先生方も熱心に中学校の授業を参観していました。
 こうした成果を活かして、本校のスローガンである「授業第一」を一層推進していきたいと思います。
 
鉄球を自由落下させて・・・測ってエクセルに入力。 (理科)
 

さっきは簡単に折れた同じ材料が・・・ 今度はどうだろう?(技術・家庭)
 
人物になりきって演じて・・・どんな思いだったかを考える。(道徳)
 
相似形を切り抜いて・・・重ねて、比べて、考える。(数学)
 
その職業の魅力を付箋紙に・・・のぞきに来た他班の皆に説明。(総合的な学習の時間)
 
北方領土について勉強し・・・未来の在るべき姿を考える。(社会)

北方領土は、地理、歴史、公民を包括する社会科としての総合的なテーマ。廊下にも、高校や他教科の先生方の姿。
 
おなかに手を当てて歌う。 ピアノを減らしていくと・・・アカペラに近づく。(音楽)

 

それぞれの出汁はどんな香りと味わいだろう・・・合わせてみるとどうだった? (技術・家庭)

 
一点透視図法は難しくない。でも・・・立方体が移動しちゃうとどうなる?(美術)

ベゴニア・ブルーサルビアから、パンジーの季節へ

  整備委員による花壇の植え替えがありました。体育館と昇降口の間にある校章をかたどった花壇です。夏の間、整備委員の草取りや水やりによって美しく保たれてきたベゴニアやブルーサルビアも、季節の変わり目を迎え、冬から春の花壇を飾るパンジーへと植え替えられます。

「防災」ということを知っています

  「ベスビオス火山の噴火以来、私たち人類は、常に自然の驚異にさらされてきました。それは今も同じです。しかし、昔と違って私たちは『防災』ということを知っています。」
  本校防災委員長(高3)の言葉です。防災避難訓練後の、宇都宮市東消防署の消防士の皆様への謝辞でした。経験則から判断し、正常性バイアスにとらわれがちな私たちに、防災の意味を再認識させてくれました。
  

武道で競う女子中学生 ~中学校県新人大会観戦記~

 
 私が観戦した弓道女子団体で宇東附属中はベスト16の成績を残しました。予選の序盤は不調でしたが、次第に調子を上げ、6射目から7射目は全員的中。団体戦の持っている個の力を引き出す「流れ」を感じました。
 県北体育館で開かれた女子剣道も観戦しました。県大会出場の二人は、残念ながら2回戦に進めませんでしたが、「攻め」の姿勢での敗戦だったことが必ず今後の糧となると思います。

先生は高校生 ~教育実習体験

 教育実習をしているのは、本校の卒業生・・・ではなく、本校の高校3年生です。中高一貫教育校ならではの風景です。

オールイングリッシュで英語の授業。

解剖実習の支援もします。

道徳の話し合いで意見を引き出します。本職の教師のよう。

宇東高附属中授業風景

 9月中旬から、教頭先生と二人で、附属中学校の授業を参観しました。それぞれの教室には、主体的に取り組む生徒たちの学びの姿と、知的好奇心や思考力等を育もうと工夫を凝らす先生方の姿がありました。


同じ正解 t=2 に至る3通りの解き方。18人の少人数授業ならではの「考える数学」。

デジタル機器の活用、グループワーク。これなら気兼ねなく「英語で」話せます。

社会科でも、積極的に自分の「解釈」を発言します。


構造的な板書で、文章の構造を読む(国語)

 
二人が横を向くだけですぐに始まれる凸字のグループ(国語)

オリジナルのパワーポイント教材は効率化のため? いいえ、「理科的に考えるため」です。

互いに英語でインタビュー


どこかに、この文に合う「to 不定詞」はない? みんなで言葉の宝探し。

話し合って発表。 さっきの試合をメタ認知。

習ったフェイクで抜き去って、シュート! 外れても、さっき練習したリバウンドでもう一回。 習得した技術が積極的なシュートへの意識を生む。

「劇的」に変貌する/海をイメージして ~うつのみやジュニア芸術祭

    第20回うつのみやジュニア芸術祭に参加した、本校中学生たちの演技・演奏を鑑賞しました。場所はともに宇都宮市文化会館です。

「劇的」に変貌する   ~学校演劇祭

 宇都宮東高校演劇部の中学生たちは、「皆殺しのレイチェル」を演じました。これまで高校生とともに活動して来た中学生たちでしたが、今回は、中学だけによるコンクールへの挑戦です。
 3週間前の宇東祭で見た劇と同じものだとは思えないほど、文字通り「劇的」に変貌していた劇が舞台上にありました。稽古の中で、そして同時に稽古場の外でも成長を続ける中学生たちの可能性の大きさを実感させられた舞台でした。


海をイメージして   ~学校音楽祭

 学校音楽祭には、合奏部門に宇東高附属中の音楽部が参加しました。曲目は、吹奏楽のための音詩「輝きの海へ」です。波の音から始まったその演奏は、しっかりと海をイメージして奏でられていたことを感じさせてくれました。

心を引き継ぐ  ~JRC 高校県役員会


 自然災害の多かったこの夏でしたが、ようやくJRCも新しい体制でスタートしました。第1回の県役員会にあたり、旧役員から新役員への引き継ぎが行われました。それぞれが、不慣れな役員としての仕事に臨んだときの体験、JRC活動を通じての関係性の大切さなどを語る中で、共通して語られたのが、自らの成長の軌跡に対する自覚でした。

  副議長の役職を全うした宇都宮東高校社会部の3年生も、新役員の後輩たちに心を込めて思いを伝えていました。

日がな一日球と戯る  ~高校球技大会~


 9月7日、高等学校の球技大会が開催され、生徒たちは、日がな一日、サッカー、バスケットボール、バレーボール、卓球の各競技でで競い合いました。それぞれのクラスの団結も強まったことと思います。
 総合順位は、さすが3年生が上位を占めました。3年生の皆さんにとっては、卒業式を除くとこれが高校生活最後の大きな学校行事であり、いよいよ本格的な受験モードに入ります。受験もこの団結力で乗り切って欲しいと思います。