日誌

2019年2月の記事一覧

学習リレバンスを高める ~中大連携教養講座 Ⅲ~

 本年度も、宇都宮大学の先生方を講師にお迎えして、中大連携教養講座が、1年・2年・3年の各学年毎に3回ずつ開催されました。
 生徒たちは、目の前で起きる不思議な現象に手をたたき、歓声を上げ、そして、深く考えていました。科学の実生活における意義、さらには、日々の学習の有意味性(リレバンス)を十分に実感したことと思います。理科系に進む生徒は言うまでもなく、すべての生徒にとっての学習動機へとつながる「学問体験」でした。

スマホの充電から、電気の学びを深める。。

結晶の形ってこんな感じ?

「すごい!!  浮いてる!」「いや、これは浮いているんじゃなく・・・」

性を通じて生命・人生・生活を考える ~中1・中3・高3 性教育~


 本年度も、それぞれ別日程にて、中1・中3・高3生を対象に、助産師の相田先生をお招きしての性教育の講義が行われました。
 中学校・高校という時期は、生徒自身の性も、それを受け入れる心とともに大きく変化する時期です。中学生は、「性」が、生命そのもの、生きることそのもの、生き方そのものと深く関わるものであることを学びます。もうすぐ社会に出る高校生は、「性」への関わり方によって人生や現実生活が大きく左右されることを具体的に学びます。
 この一連の性教育の学習を概観してみて、(あたりまえのことなのですが)生徒の発達段階に応じたカリキュラムの階梯性があるのだということを、改めて実感させられました。


(写真は中3「いのちの授業」の中での性教育より)

生徒会役員とPTA役員との話し合い

 先日、高校及び附属中学校の生徒会役員と、PTA役員の方々との話し合いが行われました。テーマは「交通マナー」と「体育祭」です。忌憚の無い意見交換がなされました。

体験を伝えるということ ~中3 修学旅行/中2 社会体験学習~

 中学校3年生による修学旅行発表会と、中学2年生による社会体験学習発表会が、それぞれ終了しました。後輩たちだけでなく、保護者の皆様、そして、社会体験学習を受け入れてくださった事業所の方々も発表を聞きに御来校くださいました。
  「体験を伝える」ということは、自分の過去の時間を再構築し、その意味や意義を抽出し普遍化するということです。そうしないと、他者にとっては興味・関心を呼び起こされない退屈な時間となるでしょう。
 そしてその普遍化の作業は、「文化とは?」「歴史とは?」「自律とは?」「仲間とは?」「働くとは?」「社会とは?」といった本質的(エッセンシャル)な問いを引き起こすはずです。

修学旅行で学んだことを寸劇などで再現。

仕事の内容などをわかりやすく伝えます。

発表後、生徒にお声がけくださる各事業所の方々